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第二回からの結腸責め (〃)
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図書室の机に手をついたシュカの腰を掴み、探り探り腰を振る。絡みつく腸壁を擦って柔らかさを楽しみつつも、シュカの要望を忘れないよう結腸責めを行う。
(抱きついてきたり、バックでヤらせたり、シュカ殿まさか顔見られるの嫌なんでしょうか)
直腸から結腸、陰茎が入れないはずの曲がり始めの部分に無理矢理ねじ込む。曲がった腸を真っ直ぐにするような気概で強く突く。
「……っ、ぐゔぅっ! ふ、ぅんっ、ぁゔぅっ!」
ぐぽっ、ぐぽっ、と体内で音が鳴ってているような感覚がある。結腸口を超えては引き返し、内臓を掻き回す際のものだ。結腸にねじ込んだ時の亀頭を強く吸われる快感も、圧迫と開放が繰り返される快感も、俺にとってはいいものなのだが──
「ぁぐっ! ゔ、ぅ……はぁあゔっ! んっ、んぐっ、んゔぅっ!」
──シュカ、大丈夫か? 内臓を揺さぶるようにしてくれと頼まれたからそうしているが、喘ぎ声はとても苦しそうに聞こえる。
「シュカ、聞こえるか? どうだ?」
一旦腰を止めてシュカに覆いかぶさり、耳の真後ろで尋ねる。
「ん、んんっ……ぎも、ぢぃ」
「本当に? 苦しそうだぞ、腹大丈夫か?」
腰を掴むのをやめて下腹を軽く撫でる。それだけでシュカは快感を覚えたようで、俺の陰茎を強く締め付けて痙攣した。絶頂させてしまったかな。
「シュカ? シュカ、聞こえてるか?」
「は、あぁ、あ……やっぱ、せっくすすきぃ……もっと、もっとしろっ……ぁ、んっ、んぅっ……!」
俺が動かなくてもシュカが動く。ぐいぐいと押し付けられる小ぶりな尻にいつまでも我慢していられるわけもなく、再びその尻に腰を打ち付けてしまう。
「はぐぅゔっ! うぁっ、ぁああっ! は、ぁうぅんっ、イくっ……! ゔ、んんぅっ!」
柔らかく蕩けた肉がローションとさっき出した精液を利用して絡みついてくる。そんな快感に長時間耐えられるほど遅漏ではない。
「シュカ、シュカっ……そろそろ、出すぞっ……!」
再びシュカの中へ精液を放った。萎えた陰茎を引き抜く際にも彼の穴はしつこく絡みつき、情けなくぢゅぽんっと音を立てた。名残惜しそうにヒクヒクと震えながら開き、精液を垂らす様には生唾を飲んだ。
「シュカ……? 大丈夫か?」
机に上半身を預けたままぐったりと動かないシュカの肩を揺らす。
「ん、ぅ……もぉ、抜い、た……のか?」
「あぁ、そろそろ帰らないと流石にまずいぞ」
とりあえずシュカを机から下ろし、床に寝かせた。図書室の床を掃除して換気もしておけばいいかと立ち上がったが、まずシュカの腹の中も綺麗にしなければと思い立って屈む。
「シュカ、今から精液掻き出すからな」
「ん、ぅ……? ぅああっ!?」
ほぐれきった後孔の中に指を入れ、穴の中で指を開いて穴をより大きく拡げてみる。
「……押したら出ないかな」
シュカの下腹を押すと後孔から射精のように精液が飛び出したが、それは何回も続かなかった。何よりシュカが苦しそうなので、俺は精液が絡んだ腸壁を指の腹で引っ掻く方のやり方を選んだ。
「ひ、ぁあぁぁっ……! ぁ、うっ、んん、うぅんっ……」
腹の奥まで流れた精液は指では難しい。
「シュカ……悪いけどこれ無理だ、家でシャワーとかで頑張ってくれ」
きゅうきゅうと締め付ける後孔から指を抜き、指に絡んだ精液とローションが糸を引いているのを見て興奮する。
「掃除は俺がやるからゆっくり休んでてくれ」
二回分の二人の精液はかなりの量だ。自分のものだと思うと不快で仕方ないので全てシュカのものだと思うことでやる気を持続させた。
(ふーっ、あらかた終わりましたかな……ん? ドアの開く音が……)
音がした方に振り向くとシュカが図書室から出ていくところだった。
(ふぁーっ!? ヤった男を置いて帰るおつもり……いや、鞄は放置……あぁ、トイレですか)
慌てて追いかけたところ男子トイレに入っていったので、図書室の掃除に戻った。掃除を終えて窓を閉めていると再び物音がした。
「シュカ、おかえり。体はどうだ?」
「……問題ありません。お気遣いありがとうございます、委員長」
真面目モードに戻っている。
(この敬語が演技だったとわ。むぅ、素で敬語なキャラが欲しいですなぁ……また探しますか。メガネじゃなくてもいいので)
聞いていた時は怖くて仕方なかったが、今になると常に巻舌なガラの悪い話し方も好きだったな。
「……なぁシュカ、俺とのセックスはどうだった?」
「素人丸出しの腰使いでしたが、モノがいいので満足しましたよ」
「彼氏になってくれるか?」
「調子に乗らないでください。私はあなたの顔とブツが好きなだけ、性格も趣味もよく分からない、テクのないあなたの彼氏なんて金を積まれてもごめんです」
そこまで言わなくてもよくない?
「そ、そうか……残念だな。じゃあ連絡先の交換とかはしてくれないのか?」
「あぁ、それは構いませんよ。私が呼んだら五分以内におっ勃てて来るという約束を守ってくださるのなら」
「オナホ……いや、ディルド扱いか……分かったよ、惚れてもらえるよう努力する」
シュカは僅かに目を見開き、鼻で笑った。彼と恋人になるのはなかなか骨が折れそうだ。
(抱きついてきたり、バックでヤらせたり、シュカ殿まさか顔見られるの嫌なんでしょうか)
直腸から結腸、陰茎が入れないはずの曲がり始めの部分に無理矢理ねじ込む。曲がった腸を真っ直ぐにするような気概で強く突く。
「……っ、ぐゔぅっ! ふ、ぅんっ、ぁゔぅっ!」
ぐぽっ、ぐぽっ、と体内で音が鳴ってているような感覚がある。結腸口を超えては引き返し、内臓を掻き回す際のものだ。結腸にねじ込んだ時の亀頭を強く吸われる快感も、圧迫と開放が繰り返される快感も、俺にとってはいいものなのだが──
「ぁぐっ! ゔ、ぅ……はぁあゔっ! んっ、んぐっ、んゔぅっ!」
──シュカ、大丈夫か? 内臓を揺さぶるようにしてくれと頼まれたからそうしているが、喘ぎ声はとても苦しそうに聞こえる。
「シュカ、聞こえるか? どうだ?」
一旦腰を止めてシュカに覆いかぶさり、耳の真後ろで尋ねる。
「ん、んんっ……ぎも、ぢぃ」
「本当に? 苦しそうだぞ、腹大丈夫か?」
腰を掴むのをやめて下腹を軽く撫でる。それだけでシュカは快感を覚えたようで、俺の陰茎を強く締め付けて痙攣した。絶頂させてしまったかな。
「シュカ? シュカ、聞こえてるか?」
「は、あぁ、あ……やっぱ、せっくすすきぃ……もっと、もっとしろっ……ぁ、んっ、んぅっ……!」
俺が動かなくてもシュカが動く。ぐいぐいと押し付けられる小ぶりな尻にいつまでも我慢していられるわけもなく、再びその尻に腰を打ち付けてしまう。
「はぐぅゔっ! うぁっ、ぁああっ! は、ぁうぅんっ、イくっ……! ゔ、んんぅっ!」
柔らかく蕩けた肉がローションとさっき出した精液を利用して絡みついてくる。そんな快感に長時間耐えられるほど遅漏ではない。
「シュカ、シュカっ……そろそろ、出すぞっ……!」
再びシュカの中へ精液を放った。萎えた陰茎を引き抜く際にも彼の穴はしつこく絡みつき、情けなくぢゅぽんっと音を立てた。名残惜しそうにヒクヒクと震えながら開き、精液を垂らす様には生唾を飲んだ。
「シュカ……? 大丈夫か?」
机に上半身を預けたままぐったりと動かないシュカの肩を揺らす。
「ん、ぅ……もぉ、抜い、た……のか?」
「あぁ、そろそろ帰らないと流石にまずいぞ」
とりあえずシュカを机から下ろし、床に寝かせた。図書室の床を掃除して換気もしておけばいいかと立ち上がったが、まずシュカの腹の中も綺麗にしなければと思い立って屈む。
「シュカ、今から精液掻き出すからな」
「ん、ぅ……? ぅああっ!?」
ほぐれきった後孔の中に指を入れ、穴の中で指を開いて穴をより大きく拡げてみる。
「……押したら出ないかな」
シュカの下腹を押すと後孔から射精のように精液が飛び出したが、それは何回も続かなかった。何よりシュカが苦しそうなので、俺は精液が絡んだ腸壁を指の腹で引っ掻く方のやり方を選んだ。
「ひ、ぁあぁぁっ……! ぁ、うっ、んん、うぅんっ……」
腹の奥まで流れた精液は指では難しい。
「シュカ……悪いけどこれ無理だ、家でシャワーとかで頑張ってくれ」
きゅうきゅうと締め付ける後孔から指を抜き、指に絡んだ精液とローションが糸を引いているのを見て興奮する。
「掃除は俺がやるからゆっくり休んでてくれ」
二回分の二人の精液はかなりの量だ。自分のものだと思うと不快で仕方ないので全てシュカのものだと思うことでやる気を持続させた。
(ふーっ、あらかた終わりましたかな……ん? ドアの開く音が……)
音がした方に振り向くとシュカが図書室から出ていくところだった。
(ふぁーっ!? ヤった男を置いて帰るおつもり……いや、鞄は放置……あぁ、トイレですか)
慌てて追いかけたところ男子トイレに入っていったので、図書室の掃除に戻った。掃除を終えて窓を閉めていると再び物音がした。
「シュカ、おかえり。体はどうだ?」
「……問題ありません。お気遣いありがとうございます、委員長」
真面目モードに戻っている。
(この敬語が演技だったとわ。むぅ、素で敬語なキャラが欲しいですなぁ……また探しますか。メガネじゃなくてもいいので)
聞いていた時は怖くて仕方なかったが、今になると常に巻舌なガラの悪い話し方も好きだったな。
「……なぁシュカ、俺とのセックスはどうだった?」
「素人丸出しの腰使いでしたが、モノがいいので満足しましたよ」
「彼氏になってくれるか?」
「調子に乗らないでください。私はあなたの顔とブツが好きなだけ、性格も趣味もよく分からない、テクのないあなたの彼氏なんて金を積まれてもごめんです」
そこまで言わなくてもよくない?
「そ、そうか……残念だな。じゃあ連絡先の交換とかはしてくれないのか?」
「あぁ、それは構いませんよ。私が呼んだら五分以内におっ勃てて来るという約束を守ってくださるのなら」
「オナホ……いや、ディルド扱いか……分かったよ、惚れてもらえるよう努力する」
シュカは僅かに目を見開き、鼻で笑った。彼と恋人になるのはなかなか骨が折れそうだ。
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