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風呂上がりの身体 (〃)
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浴室、俺はリュウの背後に座り、腕を前に回して陰茎を握る。
「ぁ、んっ……」
「髪洗ってろよ」
「はぁい……」
軽く濡らした髪を洗い始めたら、俺も手を動かす。自分のものよりも小さな陰茎は俺の手の中で熱く固く膨らみ、とろとろと先走りの汁を溢れさせる。
「んっ、ふぅんっ……! みつきぃ、もっと……」
とくとくと脈打っているのが手のひらに伝わってくる。裏筋を意識して扱いてやるとリュウは身体をぴくぴく跳ねさせて丸まった。
「おい、体丸めるなよ、やりにくい」
「そんなん言われても……ひぁんっ!? ゃ、ぁああんっ! あかんっ、そこあかんんっ! あかんねんって、先っちょあかんってぇっ!」
爪を立てずに人差し指で鈴口をほじくってやるとリュウの身体は勝手に開いた。俺にもたれるようになったから泡まみれの金髪が少し鬱陶しいけれど、手は動かしやすくなった。
「先はダメなのか? じゃあこっちだな」
鈴口を弄る指は止めず、もう片方の手で陰嚢を優しく持ち上げる。手のひらに陰嚢を乗せ、四本の指先で陰嚢の根元を軽くくすぐりながら、親指で揉んでやる。
「ひっ……!? ぁ、ぁああっ……! あかんってぇっ! 堪忍してやぁっ……!」
「そんな大声出すなよ、母さんに聞こえるぞ?」
「……っ、ほんま、いけずやなぁ……」
リュウは髪を洗うのをすっかり忘れて泡まみれの手で俺の腕を掴み、口を硬くとざした。
「そんな可愛い方言使いまくって煽ってるくせして、嫌がってるフリなんてしても説得力ねぇんだよ」
「んっ、んんぅうぅ……!」
「根っからドMなお前と違って俺はSって訳じゃない、だから虐めてやるのはあんまり上手くない……でも、そこまで易しいヒントもらわなくても大丈夫だぞ?」
「んぅうっ、んぅうーっ! んっ、ふぅうんっ!」
透明の蜜を溢れさせる鈴口に指を押し当て、ぐちぐちと掻き混ぜるように愛撫しながら、陰嚢を持っていた手で裏筋を擦る。そうしてやるとリュウは足をピンと伸ばして暴れ、快楽に悶えた。
「ちょっと感じ過ぎじゃないか? 自分でやる時もこうだったら結構引くけど?」
「んっ、んぅうっ! 水月っ、水月にぃっ、しゃわっ、られ……とるっ、からぁっ!」
「……俺に触られてるから普通より感じるって? 可愛いこと言うな……ご褒美だ、イかせてやるよ。ほら、イけ、リュウ……イけ」
手のひらで亀頭を包んで擦りながら幹部分を激しく扱いてやると、手の中の陰茎がビクビクと震えるのが分かった。
「ぁ、あぁっ、ぁあああっ! 出るっ! 出る出る出るっ……! 出てまうぅっ……!」
俺の手のひらに勢いを弱められた精液が浴室の床にちょろちょろと零れていく。
「は、ぁ……出てもうた……水月の手ぇ気持ちええわぁ」
「……リュウ、お前頭洗えたか?」
「あぁ……忘れてたわ。水月が気持ちようし過ぎてくれはったからやで」
「俺のせいって言いたいのか?」
リュウの精液にまみれた手でリュウの頬をつまみ、むにむにと弄ぶ。
「ぁ……嫌や、これ俺のん……」
「リュウが感じ過ぎなんだよ、淫乱」
「そんなん言わんといてーやぁ、ほんっまいけずな男やわぁ」
鼻の下や口元に重点的に精液を塗りつけてやり、最後には髪で手を拭いてやった。
「……しっかり洗えよ」
ちょっとやり過ぎたか、いくらドMなリュウでも流石に怒るかな。
「…………はぁい」
大丈夫だった。
その後、俺達は各々身体を洗い、最後に湯船に浸かった時にまたリュウの乳首を弄ってやり、ついつい夢中になってのぼせそうになりながら脱衣所に出た。
「ふーっ……顔あっつ……なんか冷たいもん欲しなるなぁ」
「アイス買ってあるぞ、バビゴ」
「あの二本繋がっとるやつ? ええのん? 片っぽおかんのんちゃうん」
「俺が買ったやつだからいいよ、一人で食べるつもりだったし」
「バビゴを……? 寂しいやっちゃなぁ……」
「…………やっぱ一人で食べる」
「冗談やぁん……拗ねんといてーな水月ぃ、べっぴんさんなお顔は笑っとるとこが好きやなぁ、笑顔見せて欲しいわぁ」
学校での荒々しい口調もいいが、やはり二人きりの時のゆったりとした方言がたまらなく好きだ。もう少し拗ねていようかな、なんて考えてしまう。
「ぁ、んっ……」
「髪洗ってろよ」
「はぁい……」
軽く濡らした髪を洗い始めたら、俺も手を動かす。自分のものよりも小さな陰茎は俺の手の中で熱く固く膨らみ、とろとろと先走りの汁を溢れさせる。
「んっ、ふぅんっ……! みつきぃ、もっと……」
とくとくと脈打っているのが手のひらに伝わってくる。裏筋を意識して扱いてやるとリュウは身体をぴくぴく跳ねさせて丸まった。
「おい、体丸めるなよ、やりにくい」
「そんなん言われても……ひぁんっ!? ゃ、ぁああんっ! あかんっ、そこあかんんっ! あかんねんって、先っちょあかんってぇっ!」
爪を立てずに人差し指で鈴口をほじくってやるとリュウの身体は勝手に開いた。俺にもたれるようになったから泡まみれの金髪が少し鬱陶しいけれど、手は動かしやすくなった。
「先はダメなのか? じゃあこっちだな」
鈴口を弄る指は止めず、もう片方の手で陰嚢を優しく持ち上げる。手のひらに陰嚢を乗せ、四本の指先で陰嚢の根元を軽くくすぐりながら、親指で揉んでやる。
「ひっ……!? ぁ、ぁああっ……! あかんってぇっ! 堪忍してやぁっ……!」
「そんな大声出すなよ、母さんに聞こえるぞ?」
「……っ、ほんま、いけずやなぁ……」
リュウは髪を洗うのをすっかり忘れて泡まみれの手で俺の腕を掴み、口を硬くとざした。
「そんな可愛い方言使いまくって煽ってるくせして、嫌がってるフリなんてしても説得力ねぇんだよ」
「んっ、んんぅうぅ……!」
「根っからドMなお前と違って俺はSって訳じゃない、だから虐めてやるのはあんまり上手くない……でも、そこまで易しいヒントもらわなくても大丈夫だぞ?」
「んぅうっ、んぅうーっ! んっ、ふぅうんっ!」
透明の蜜を溢れさせる鈴口に指を押し当て、ぐちぐちと掻き混ぜるように愛撫しながら、陰嚢を持っていた手で裏筋を擦る。そうしてやるとリュウは足をピンと伸ばして暴れ、快楽に悶えた。
「ちょっと感じ過ぎじゃないか? 自分でやる時もこうだったら結構引くけど?」
「んっ、んぅうっ! 水月っ、水月にぃっ、しゃわっ、られ……とるっ、からぁっ!」
「……俺に触られてるから普通より感じるって? 可愛いこと言うな……ご褒美だ、イかせてやるよ。ほら、イけ、リュウ……イけ」
手のひらで亀頭を包んで擦りながら幹部分を激しく扱いてやると、手の中の陰茎がビクビクと震えるのが分かった。
「ぁ、あぁっ、ぁあああっ! 出るっ! 出る出る出るっ……! 出てまうぅっ……!」
俺の手のひらに勢いを弱められた精液が浴室の床にちょろちょろと零れていく。
「は、ぁ……出てもうた……水月の手ぇ気持ちええわぁ」
「……リュウ、お前頭洗えたか?」
「あぁ……忘れてたわ。水月が気持ちようし過ぎてくれはったからやで」
「俺のせいって言いたいのか?」
リュウの精液にまみれた手でリュウの頬をつまみ、むにむにと弄ぶ。
「ぁ……嫌や、これ俺のん……」
「リュウが感じ過ぎなんだよ、淫乱」
「そんなん言わんといてーやぁ、ほんっまいけずな男やわぁ」
鼻の下や口元に重点的に精液を塗りつけてやり、最後には髪で手を拭いてやった。
「……しっかり洗えよ」
ちょっとやり過ぎたか、いくらドMなリュウでも流石に怒るかな。
「…………はぁい」
大丈夫だった。
その後、俺達は各々身体を洗い、最後に湯船に浸かった時にまたリュウの乳首を弄ってやり、ついつい夢中になってのぼせそうになりながら脱衣所に出た。
「ふーっ……顔あっつ……なんか冷たいもん欲しなるなぁ」
「アイス買ってあるぞ、バビゴ」
「あの二本繋がっとるやつ? ええのん? 片っぽおかんのんちゃうん」
「俺が買ったやつだからいいよ、一人で食べるつもりだったし」
「バビゴを……? 寂しいやっちゃなぁ……」
「…………やっぱ一人で食べる」
「冗談やぁん……拗ねんといてーな水月ぃ、べっぴんさんなお顔は笑っとるとこが好きやなぁ、笑顔見せて欲しいわぁ」
学校での荒々しい口調もいいが、やはり二人きりの時のゆったりとした方言がたまらなく好きだ。もう少し拗ねていようかな、なんて考えてしまう。
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