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放課後の試食タイム (水月×カンナ)

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クラス委員を決めたことで教師に褒められた。クラスメイトからの支持も、教師の信頼も、可愛いカンナも手に入れている。俺の学園生活はバラ色だ。

「何勝手に決めてくれてんねんこのクソカス!」

「居なかったから悪いんだ。早速今日から飼育小屋の掃除があるらしいから、ちゃんと行けよ」

勝手に飼育委員にしておいたリュウには当然文句を言われる。

「はぁ? そんなん行くわけあらへんやろ」

「そっか。まぁ……ニワトリとかはつついてきて痛そうだし、苦手なら仕方ないな」

「痛そう……? だ、誰が苦手や言うた! ニワトリの掃除くらいやったるわい!」

「ニワトリじゃなくて小屋を掃除しろよ」

煽りに弱いのか? いや、今痛そうと聞いて……リュウが本物のドMならプレイの幅が広がるな。まぁ、本物でなくとも本物に調教してやればいいだけだが。

「あなたみたいな乱暴者にニワトリの世話なんて出来るはずありません、私が行きます。委員長、構いませんね」

「うーん……天正てんしょうがせっかくやる気になってるんだし、真っ向から否定するのはよくない。まずは見てやってくれないか? 出来るかもしれないしさ」

「分かりました、監視して参ります。委員長はどうぞご帰宅ください、多忙でしょう」

その通りだ、今日はカンナとイチャつくので忙しい。

「ありがとう、今日は予定があったんだ。助かるよ、鳥待とりまち

鳥待の好感度もしっかり稼いでるな。リュウの好感度は──あえて上げようとしない方がいいか。

「……なぁ鳴雷なるかみ、ニワトリてホンマにつつくん」

「俺は小学校の頃つつかれたぞ」

「…………痛いん? 血ぃ出る?」

「結構痛いぞ、血はそうそう出ないと思う」

「ふーん……」

やっぱりなんかちょっと喜んでないか? ドMだと仮定して冷たく接した方がよさそうだな。方言も覚えないといけないし、面倒な奴だ。



そんなこんなで下校時間、鳥待とリュウは飼育小屋へ、俺はカンナと手を繋いでイチャつき場所探し。

「……どこでしようか? まだ学校の作りもよく分かってないし……ここでいいか?」

人通りが途切れたのを見計らって一階の階段裏に隠れ、既に顔を赤くしているカンナの頬に触れる。

「顔、熱いな……」

こくりと頷いて可愛いメカクレヘアを揺らす。

「脱がしていいんだな?」

「ん……下だけ、いい。上……は、ダメ」

ベルトを外し、チェック柄のスラックスを落とす。足首で引っかかったそれは俺にはカンナの逃亡を防ぐ枷に見えた。

「……っ!? ぁ……ゃ、やだっ……こ、なにっ、脱げちゃ……はずか、し……」

「これからもっと恥ずかしくなるんだぞ?」

スラックスを履きたいのか手を下げようとした神無を抱き締めて動きを封じ、腰に回した手で下着を掴む。

「ぁ……や、だぁっ……みぃくん」

下着をズラして尻を露出させる。位置と暗さのせいでよく見えない。

「あっ……」

尻を直接鷲掴みにする。その柔らかさと肌の滑らかさに言葉を失う。性に目覚めた時からずっと触りたかった美少年の生尻、夢想するしかなかった感触がついにこの手に!

「んっ、ぁっ、ひぁ……! みぃくんっ」

入学二日で生尻を揉みしだけるなんて……! これぞ超絶美形パワー! リバウンドには気を付けなければ、スキンケアも小顔マッサージもあらゆる美容に気を遣わなければ!

「んっ、んんっ、みぃくんっ……!」

「はぁっ……はぁっ……柔らかい、気持ちいい、柔らかい、最高……!」

「みぃくんっ……ぼく、の…………そんなにっ、いい?」

しまった、口に出ていた。いや、突っ切る。

「最高だよカンナっ……!」

「ぁんっ……! ね、みぃくん、みぃくんはっ、ぼくの前に……んぁっ! ぁ、んん……こ、こういうこと、した人……いる?」

「居ないよ、居るわけない……キスしたのも、お尻触ったのも、カンナが初めてだよ」

「ほんと? うれ、しぃ……」

いつまで揉んでいたって飽きない。いつまでだって揉んでいたい。

「み、くんっ……ぼくね、みーくんっ、すき。話しかけて、くれたのっ、うれしかった……みーくん、かっこいい、やさしい、好き、すき、みぃくんっ……! すきっ」

喘ぎながらだと結構ちゃんと話せるんだな。今度から話す時は尻を揉むか……使える状況が限定的過ぎるだろその手法。

「みぃくん、は?」

「あぁ……こんなに夢中になったのはカンナが初めてだよ」

妄想やゲームには触感がなかった。どんなにエロくても生尻のすべすべふわふわな触り心地には届かない。

「む、ちゅう……!? ぁ……! うれ、し……しんじゃう」

「はぁ……もう本当最高、可愛いよ」

「…………ね、みぃくん……前、も……して」

「前……? あぁ、硬くなってるな」

カンナは自らの性器の硬さを俺の股間に押し付けて教えてくれた。俺の膨らみも分かっただろう。

「みぃくんも……」

「あぁ、一緒にしようか」

俺はその場に胡座をかいてカンナを足の上に座らせた、向かい合うように座ってもらったから顔が近い。けれど目元は見えない、内向きカールの髪によって完璧に守られている。前髪だけはヘアスプレーか何かで固めているのかもしれない。

「俺の、出してくれるか?」

「……っ!? ぁ……ぅ、ん……」

カンナは顔を真っ赤にしながら頷き、俺のスラックスへ手を伸ばした。
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