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どうか、きっと、いつまでも
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幸せだ。幸せ過ぎて怖いなんて話す芸能人が嫌いだったけれど、今ならその気持ちが分かる。幸せ過ぎると怖くなる。
産まれてからずっと、いや、産まれる前から幸福から程遠い人生だったせいだろうか。今ある幸せがいつ崩れてしまうか怖くて、いつか壊れる幸せなら幸福の絶頂である今のうちに自ら終わらせてしまった方がいいんじゃないかなんて思えてくる。
「……ただいま」
父を殺してから、キョウヤの事務所に住み着いてから、大学に通いながら会計士の勉強を始めてから、かなりの月日が流れて行った。
充実したキャンパスライフが続き、キョウヤも俺も風邪ひとつ引かない健康体のまま、ヤり過ぎて腰や太腿を痛める程度で、事故に遭うこともなく、幸せがずっと続いている。
そろそろ安心してもいいんじゃないか、そう思ってはいるのに一度心に芽吹いた不安は何度毟っても生えてくる。
「おかえり、レイン。おや……浮かない顔だね、何かあったのかい?」
「……いつもの」
俺は定期的に不安に襲われる。
今までの幸福で運を使い果たしたから事故に遭うんじゃないかと外に出られなくなったり、父を殺したことがバレて警察が来るんじゃないかと訪問者に怯えて泣いてしまったり、眠っている間にキョウヤが死んでしまったらどうしようと一晩中彼の呼吸を確認し続けて寝不足になったり……俺は本当に面倒くさい男だ。
「また不安になってしまったのかい? 今度はどんなことを考え過ぎてしまったのかな?」
そんな面倒臭い俺をキョウヤは愛し続けてくれている。俺が外出を嫌がった時も、涙を止められなくなった時も、寝顔を見つめ続けた時だって、いつも俺の不安を無理矢理取り除いてくれた。
「いつどうなるか分かんなくて、怖くて……また昔みたいな日が来るかもしれないって思ったら、もう……今、幸せなうちに死んじゃいたいって」
「具体的なことじゃないんだね? よしよし……よく帰ってきたね、えらいよ」
「ん……終わる時はキョウヤさんとがいいから」
「そうかい、光栄だね。さ、おいで……終わる気なんて、不安なんて……全部消してあげようね」
不安を取り除く方法は至ってシンプル、俺が失神するまで、いや、失神しても快楽を注ぎ続けるだけだ。
腰や太腿の筋肉痛は明日に響くけれど、その痛みに伴う多幸感でふわふわして不安を呼び起こす妄想が出来なくなる。筋肉痛が消えてもすぐに不安は膨らまない、またじっくりと時間をかけて熟成されていく。
だから日常的なセックスとは別で、定期的にキョウヤに激しく抱かれなければいけない。
「……っ、あ……ん、ぅっ……」
「ふぅ……こんなところかな。どうだいレイン、気分は?」
「ぁ……きょ、や……しゃん…………ふへっ」
「……嬉しそうだね。もう大丈夫かな? よしよし、また怖くなったらいつでも言いなさい。忘れさせてあげるからね」
胸に溜まった煮こごりのような不安が溶けて、代わりに下腹に痙攣を伴う熱が与えられた。今日も俺は幸せだ。
まだ失踪届は出せないけれど、もうほとぼりが冷めただろうとキョウヤは前々から二人で「いいかも」と話していた家を買った。
一軒家で寝室は一つ、母の形見を保管しておくために収納は多め。事務所は事務所として使い続けるつもりのようで、新しい家は事務所に近く、周りの景色などに新鮮味はなかった。
「空調の効きが違う……!」
「あの事務所は古いからねぇ、夏は蒸し風呂冬は底冷え……依頼人が来る日以外は仕事もこっちでしようかな」
「じゃあもう何階もいらないじゃん、お金もったいないし売っちゃえば? 相談室は別でどっか借りるとか」
「そうだねぇ……考えておくよ。今はそれよりご馳走を食べよう。ステーキ、焼いてくるね」
「えっ? あ……うん!」
今日は俺の誕生日と引越し祝いを兼ねたパーティだ。一週間前にキョウヤにどんなご馳走とケーキにしようかと尋ねられたのに忘れてしまっていた。
「誕生日おめでとう、レイン。もうお酒を飲めるよね? 上等なワインを手に入れてきたんだ」
初めて飲む酒はキョウヤと共にと決めていた。同じワインをお揃いのグラスに注ぎ、軽くぶつけて乾杯をしてから同時に一口含む。
「……うん、重ためだね。美味しい」
「んー、なんか渋い……ワインってもっとブドウっぽいと思ってた」
「おや、気に入らなかったかい? 甘みは白ワインの方があるけれど、肉に合うのは赤ワインだと思っているんだ。お酒を飲めるようになってもすぐにはこの良さは分からないかなぁ……」
「…………お酒嫌いなくせに」
「私は甘党だからねぇ。でもたまにいいものを飲むと美味しいよ」
初めてのお酒はあまり美味しくはなく、苦い思い出に──いや、渋い思い出になった。けれどステーキやケーキはとても美味しくて、子供時代の祝われない誕生日の思い出が消えていった。
「どうだいレイン、酔ったかい?」
「一杯飲んだだけだし……ちょっと暑いかなってくらい? キョウヤさんは? 何杯も飲んでたよね」
「私は酔わないからお酒が嫌いなんだよ。酔えないのに高い金を払ってアルコールを得るなんて何の意味もない行為だ、同じ値段のジュースを買った方が有意義だよ」
「こんな高そうなワイン買っといてそんなこと言う……」
「レインが喜んでくれるかと思ってね、名前似てるし」
「キョウヤさん自覚ないみたいだけど酔ってると思うよ」
「酔っていないよ、君が私の隣で誕生日を迎えたのが嬉しくて少しはしゃいでしまっているかもしれないけれど」
微笑むキョウヤの頬はほんのりと赤く、俺にはやはり酔っているように見えた。けれど、キョウヤが酔っていようと酔っていまいと俺には関係ない。俺はもう半年以上キョウヤに酔い続けているのだから。
会計士試験を受ける頃には定期的に訪れる不安への対応も上手くなって、前日にキョウヤに処置を頼んでおけるようになった。俺は不安になっているのだから喜んでは不謹慎だとでも思っているのか、表情や態度を誤魔化しながらウキウキそわそわ玩具などの準備を進めるキョウヤを見るのも楽しかった。
「ただいま、キョウヤさん」
家を買ってからというもの、事務所以上に帰宅が楽しくなって人付き合いの悪さが悪化した。
「おかえりレイン、試験どうだった?」
「分かんない、だいたい出来たと思うけど……論文がやっぱり不安かなぁ。キョウヤさんに勉強見てもらったけど……やっぱほら、俺頭悪いし」
「レインの頭が悪いと感じたことはないよ。それに会計士試験は地頭よりも努力が必要なものだ、勉強することはそう難しくはないけれど、勉強しなくちゃいけない量が多いからね」
「それ教授も言ってたけど……ぅー……自信なくなってきた」
「落ちていたって受かるまで受ければいいさ。ほら、もう試験は終わったんだからいくら考えても無駄だよ。今日まで頑張ってきたレインにご褒美をあげよう」
何をくれるのか聞く前に口がキョウヤの唇に塞がれた。舌を絡め合ったまま腰を抱かれて寝室へと誘導され、セミダブルのベッドに押し倒される。
「んっ……やだ、もぉ……キョウヤさんのえっち」
大学で男女関係なく交流はあるけれど、キョウヤ以上の男なんて居る訳がないし、今更女と付き合って満足出来る気もしない。
キョウヤは建前では自分から巣立って欲しそうにするけれど、行動の端々に俺を自分に依存させようとする意思が見え隠れしている。
「キョウヤさん大好き……」
共に暮らすうち俺も少し大人になって、ガキに本気で惚れ込んで解放しなければという理性と手元に置いておきたいという欲望の板挟みになっているキョウヤの可愛らしさが分かった。同時に成人した俺を未だに子供扱いし、巣立たせてやろうなんて上から目線なキョウヤに腹が立った。
だから、俺はもう大人だと、キョウヤと対等になったのだと分からせるため、貯めていた金で指輪を買った。
キョウヤに買われた時の百四十万も、父の内臓などを売った金だろう大金も、キョウヤは手をつけずに置いておいてくれたから金はあった。
「きょーぉーやぁーさんっ」
「ん? おかえりレイン、ご機嫌だね」
誕生日パーティの翌週、帰宅した俺はダイニングでスイーツを楽しんでいるキョウヤの元へ駆けた。
「……レイン?」
鞄も下ろさずに跪くとキョウヤは不思議そうな顔をして椅子を引き、背を曲げて俺の目を見つめた。
「…………俺にキョウヤさんの人生をください」
鞄から取り出した箱を左手に乗せて開き、小さな宝石が乗った指輪をキョウヤに差し出した。
産まれてからずっと、いや、産まれる前から幸福から程遠い人生だったせいだろうか。今ある幸せがいつ崩れてしまうか怖くて、いつか壊れる幸せなら幸福の絶頂である今のうちに自ら終わらせてしまった方がいいんじゃないかなんて思えてくる。
「……ただいま」
父を殺してから、キョウヤの事務所に住み着いてから、大学に通いながら会計士の勉強を始めてから、かなりの月日が流れて行った。
充実したキャンパスライフが続き、キョウヤも俺も風邪ひとつ引かない健康体のまま、ヤり過ぎて腰や太腿を痛める程度で、事故に遭うこともなく、幸せがずっと続いている。
そろそろ安心してもいいんじゃないか、そう思ってはいるのに一度心に芽吹いた不安は何度毟っても生えてくる。
「おかえり、レイン。おや……浮かない顔だね、何かあったのかい?」
「……いつもの」
俺は定期的に不安に襲われる。
今までの幸福で運を使い果たしたから事故に遭うんじゃないかと外に出られなくなったり、父を殺したことがバレて警察が来るんじゃないかと訪問者に怯えて泣いてしまったり、眠っている間にキョウヤが死んでしまったらどうしようと一晩中彼の呼吸を確認し続けて寝不足になったり……俺は本当に面倒くさい男だ。
「また不安になってしまったのかい? 今度はどんなことを考え過ぎてしまったのかな?」
そんな面倒臭い俺をキョウヤは愛し続けてくれている。俺が外出を嫌がった時も、涙を止められなくなった時も、寝顔を見つめ続けた時だって、いつも俺の不安を無理矢理取り除いてくれた。
「いつどうなるか分かんなくて、怖くて……また昔みたいな日が来るかもしれないって思ったら、もう……今、幸せなうちに死んじゃいたいって」
「具体的なことじゃないんだね? よしよし……よく帰ってきたね、えらいよ」
「ん……終わる時はキョウヤさんとがいいから」
「そうかい、光栄だね。さ、おいで……終わる気なんて、不安なんて……全部消してあげようね」
不安を取り除く方法は至ってシンプル、俺が失神するまで、いや、失神しても快楽を注ぎ続けるだけだ。
腰や太腿の筋肉痛は明日に響くけれど、その痛みに伴う多幸感でふわふわして不安を呼び起こす妄想が出来なくなる。筋肉痛が消えてもすぐに不安は膨らまない、またじっくりと時間をかけて熟成されていく。
だから日常的なセックスとは別で、定期的にキョウヤに激しく抱かれなければいけない。
「……っ、あ……ん、ぅっ……」
「ふぅ……こんなところかな。どうだいレイン、気分は?」
「ぁ……きょ、や……しゃん…………ふへっ」
「……嬉しそうだね。もう大丈夫かな? よしよし、また怖くなったらいつでも言いなさい。忘れさせてあげるからね」
胸に溜まった煮こごりのような不安が溶けて、代わりに下腹に痙攣を伴う熱が与えられた。今日も俺は幸せだ。
まだ失踪届は出せないけれど、もうほとぼりが冷めただろうとキョウヤは前々から二人で「いいかも」と話していた家を買った。
一軒家で寝室は一つ、母の形見を保管しておくために収納は多め。事務所は事務所として使い続けるつもりのようで、新しい家は事務所に近く、周りの景色などに新鮮味はなかった。
「空調の効きが違う……!」
「あの事務所は古いからねぇ、夏は蒸し風呂冬は底冷え……依頼人が来る日以外は仕事もこっちでしようかな」
「じゃあもう何階もいらないじゃん、お金もったいないし売っちゃえば? 相談室は別でどっか借りるとか」
「そうだねぇ……考えておくよ。今はそれよりご馳走を食べよう。ステーキ、焼いてくるね」
「えっ? あ……うん!」
今日は俺の誕生日と引越し祝いを兼ねたパーティだ。一週間前にキョウヤにどんなご馳走とケーキにしようかと尋ねられたのに忘れてしまっていた。
「誕生日おめでとう、レイン。もうお酒を飲めるよね? 上等なワインを手に入れてきたんだ」
初めて飲む酒はキョウヤと共にと決めていた。同じワインをお揃いのグラスに注ぎ、軽くぶつけて乾杯をしてから同時に一口含む。
「……うん、重ためだね。美味しい」
「んー、なんか渋い……ワインってもっとブドウっぽいと思ってた」
「おや、気に入らなかったかい? 甘みは白ワインの方があるけれど、肉に合うのは赤ワインだと思っているんだ。お酒を飲めるようになってもすぐにはこの良さは分からないかなぁ……」
「…………お酒嫌いなくせに」
「私は甘党だからねぇ。でもたまにいいものを飲むと美味しいよ」
初めてのお酒はあまり美味しくはなく、苦い思い出に──いや、渋い思い出になった。けれどステーキやケーキはとても美味しくて、子供時代の祝われない誕生日の思い出が消えていった。
「どうだいレイン、酔ったかい?」
「一杯飲んだだけだし……ちょっと暑いかなってくらい? キョウヤさんは? 何杯も飲んでたよね」
「私は酔わないからお酒が嫌いなんだよ。酔えないのに高い金を払ってアルコールを得るなんて何の意味もない行為だ、同じ値段のジュースを買った方が有意義だよ」
「こんな高そうなワイン買っといてそんなこと言う……」
「レインが喜んでくれるかと思ってね、名前似てるし」
「キョウヤさん自覚ないみたいだけど酔ってると思うよ」
「酔っていないよ、君が私の隣で誕生日を迎えたのが嬉しくて少しはしゃいでしまっているかもしれないけれど」
微笑むキョウヤの頬はほんのりと赤く、俺にはやはり酔っているように見えた。けれど、キョウヤが酔っていようと酔っていまいと俺には関係ない。俺はもう半年以上キョウヤに酔い続けているのだから。
会計士試験を受ける頃には定期的に訪れる不安への対応も上手くなって、前日にキョウヤに処置を頼んでおけるようになった。俺は不安になっているのだから喜んでは不謹慎だとでも思っているのか、表情や態度を誤魔化しながらウキウキそわそわ玩具などの準備を進めるキョウヤを見るのも楽しかった。
「ただいま、キョウヤさん」
家を買ってからというもの、事務所以上に帰宅が楽しくなって人付き合いの悪さが悪化した。
「おかえりレイン、試験どうだった?」
「分かんない、だいたい出来たと思うけど……論文がやっぱり不安かなぁ。キョウヤさんに勉強見てもらったけど……やっぱほら、俺頭悪いし」
「レインの頭が悪いと感じたことはないよ。それに会計士試験は地頭よりも努力が必要なものだ、勉強することはそう難しくはないけれど、勉強しなくちゃいけない量が多いからね」
「それ教授も言ってたけど……ぅー……自信なくなってきた」
「落ちていたって受かるまで受ければいいさ。ほら、もう試験は終わったんだからいくら考えても無駄だよ。今日まで頑張ってきたレインにご褒美をあげよう」
何をくれるのか聞く前に口がキョウヤの唇に塞がれた。舌を絡め合ったまま腰を抱かれて寝室へと誘導され、セミダブルのベッドに押し倒される。
「んっ……やだ、もぉ……キョウヤさんのえっち」
大学で男女関係なく交流はあるけれど、キョウヤ以上の男なんて居る訳がないし、今更女と付き合って満足出来る気もしない。
キョウヤは建前では自分から巣立って欲しそうにするけれど、行動の端々に俺を自分に依存させようとする意思が見え隠れしている。
「キョウヤさん大好き……」
共に暮らすうち俺も少し大人になって、ガキに本気で惚れ込んで解放しなければという理性と手元に置いておきたいという欲望の板挟みになっているキョウヤの可愛らしさが分かった。同時に成人した俺を未だに子供扱いし、巣立たせてやろうなんて上から目線なキョウヤに腹が立った。
だから、俺はもう大人だと、キョウヤと対等になったのだと分からせるため、貯めていた金で指輪を買った。
キョウヤに買われた時の百四十万も、父の内臓などを売った金だろう大金も、キョウヤは手をつけずに置いておいてくれたから金はあった。
「きょーぉーやぁーさんっ」
「ん? おかえりレイン、ご機嫌だね」
誕生日パーティの翌週、帰宅した俺はダイニングでスイーツを楽しんでいるキョウヤの元へ駆けた。
「……レイン?」
鞄も下ろさずに跪くとキョウヤは不思議そうな顔をして椅子を引き、背を曲げて俺の目を見つめた。
「…………俺にキョウヤさんの人生をください」
鞄から取り出した箱を左手に乗せて開き、小さな宝石が乗った指輪をキョウヤに差し出した。
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