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きっと話すべきことはあったけれど
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子犬を名乗る男に見つめられ、俺は頷いた。すると彼は父の猿轡を外した。
「俺ボスに連絡するね、近くに居るはずだからすぐ来ると思うよ」
男はスマホ片手にバックヤードを出ていった。残されたのは俺と、キョウヤと、パイプ椅子に縛り付けられた父、なんだか現実感がない。
「お前……!」
「……父さん、久しぶり」
猿轡で隠れて見えていなかったが、右頬の皮を少し剥がされたようで赤黒くなっていた。右耳がちぎれた跡があるのもグロテスクだ、あまり見たくない。左側から話しかけよう。
「お前この前俺を……! いや、今はそれより金だ、金を出せ!」
この期に及んで金の話か、いや、事態を認識出来ていないのか?
「父さん……なんでこんなことになってるか分かる?」
「はぁ? ぁー……多分、パチンコで負けた後にまずいところから金を借りたんだろ。だから払ってくれ」
「借りた覚えないの?」
「知ってるだろ、俺は酔い潰れないと眠れないんだ。お前のせいでめぐみが死んだからな……だから自分の記憶には確証が持てないんだよ!」
偉そうに言うことではないだろう。父の前に居るのに冷静で居られるのは父が拘束されているからだろうか、キョウヤが傍に居るからだろうか、きっと両方だ。
「……ア、アンタが責任者か? コイツは俺の息子だ、知ってるよな、だから連れてきたんだよなっ? コイツは結構金を持ってる、それでも足りなかったらコイツが稼いでくる。すごいんだぞコイツは、援交で月に六十万稼げるんだ。アンタらがちゃんと売らせたらもっと行くかも……ビデオでも店でも何でもやらせてくれ、それで俺の借金をチャラに出来るはずだ」
父はキョウヤを闇金のボスか何かと勘違いしているようだ。弁護士とはいえ裏との関わりがあり、買春の常習犯であるキョウヤに犯罪者の気配があるのは当然だ。だが、キョウヤをそんな下劣なものと同列に扱われるのは腹が立つ。
「まず、説明をさせてください。私は借金取りなどではありませんし、あなたは誰かから金を借りたからこうなった訳でもありません」
「え……? じゃ、じゃあ……なんで」
「私が知人に依頼して誘拐監禁させました、これから虐待の後殺害させます」
「…………なんでっ! なんでだって聞いてんだよ! 俺が……俺が何をした……あっ、アンタらのシマで売らせたからか? 悪かったよ、ショバ代払う、いくら欲しいんだよ!」
ギャンブルと酒とタバコでボロボロの身体とはいえ、中年男性が暴れても解けない拘束とは素晴らしい。パイプ椅子と麻縄よ拘束なんてすぐに抜け出せてしまいそうなのに。
「説明をさせてください……つまり、私が話している間は黙れ、と言っているのですよ」
「……わ、分かった、ちゃんと聞く、聞くよ……聞きゃいいんだろ」
父の小声なんて初めて聞いた。性格はともかく頭はそこまで悪くはないから、命の危機が迫れば指示に従うくらいは出来るらしい。
「私は弁護士の鬱金 香弥、数週間前にレインを買いました。一晩六十万で若い身体をたっぷり弄ばせていただきました。それが初日で、次は……九十万、だったかな? レイン」
「ぁ、うん、多分……」
「…………随分と太客見つけたんだな、弁護士か……売女の血はえげつないな」
「私とレインは初めは金と欲で繋がった薄汚い関係でしたが、すぐに恋と愛という新たな繋がりが生まれました。年齢差は重々承知の上で言います、私はレインに恋愛感情を抱いています。庇護欲や性欲だけではありません、明確な恋心があります」
「キョウヤさんそれ本当っ? 嬉しい……」
父を眺めるのをやめてキョウヤに抱きつくと、彼は俺の頭を優しく撫でてくれた。父がしてくれなかったことだ、少しくらい俺自身を可愛がってくれていたら殺害依頼までの悪化はなかっただろうにと自業自得の父を哀れむ。
「私はこの子が欲しい。もう他の男に抱かせたくはない。だから、この子を暴力で支配し、身体を売らせるあなたはとても邪魔です」
「………………ぇ、だ、だから殺すってのか!? ふざけんな、交渉しに来いよ! 売春は別にやめさせたっていい、俺が生活出来るだけの金くらいは欲しいが……お、俺を、人を一人を殺すなんてっ、相当なリスクだろ! 弁護士先生がそれを分かってねぇ訳はねぇよな、よく考えろよリスクとリターンを!」
殺されまいと必死に頭と口を回す父をキョウヤの腕の中から見下ろし、俺は「こんなに喋れる人だったんだな」と他人事のように思った。
「そんっな母親殺しの売女一匹手に入れるのに、人一人殺す!? 正気じゃねぇよアンタ、よく考えろよ、そこまでして欲しがるようなもんじゃないだろうよ!」
「……名前に流産の意味を込めるようなあなたにとってはそうなのでしょう。どんなものでも価値には個人差があります、子供のオモチャでもマニアが高値を付けることはしばしばありますし、逆に子供は宝石とガラス細工に差を感じないでしょう」
「わ、分かった、欲しいんだな? じゃあくれてやるよ! もう会わねぇようにすりゃいいんだろ、俺を殺す必要なんかないだろ!?」
「買春の件で私を脅したり、レインを脅迫して私の金を盗ませたり、ストレス解消の道具として暴力を振るい肉欲をぶつけたり……色々と想定出来ますよ、あなたを生かしておくと起こる不利益は。何より、レインの殺人未遂が世に出るのは避けたい」
「殺人未遂……こ、こないだのか? アレなら黙っとくし、脅迫なんかやらねぇ! 頼むよ、思い直してくれよ、弁護士ってのは犯罪者の味方するもんだろ!? アンタが弁護してきたのに比べりゃ俺なんか可愛いもんだろうが、見逃してくれよ!」
「…………もしかして、あなたは……殺されないように交渉しようとしているのですか? でしたら一つ大きな思い違いをしていますね」
キョウヤはやれやれとでも言いたげにため息をついた後、静かに言った。
「人を一人誘拐監禁させておいて、弁護士の鬱金 香弥です……なんてしっかり自己紹介する時点で、あなたを生きて返すつもりなんてないと少し考えれば分かるものだと思いますが」
父の顔色が変わる。
「今日ここに来たのはレインが会いたいと言ったからです。では、どうぞ、遺言を。レイン、お父さんとお話したかったんだろう? ほら、前に出て」
キョウヤに軽く背を押され、父の前に立つ。
「…………と、父さんのこと殺させたりしないだろ? 怖くて逆らえなかったんだよな? 大丈夫だぞ、割と話が通じるタイプだと思う、交渉してくれ」
「父さん……父さんさぁ、今日……俺の名前一回も呼ばなかったね」
「呼んで欲しかったのか? 悪かったよレイン、助けてくれレイン」
久しぶりに名前を呼ばれた。少しは嬉しくなると思っていたけれど、何の感情も湧かなかった。
「……ぃ、今まで悪かったよ。色々と……心を入れ替える。もう二度と殴らない、金寄越せなんか言わないから……頼む、レイン、レイン……たった二人きりの親子じゃないか」
「父さん、それ、もっと早くに聞きたかったな。父さんの言うことなんか信用出来ない。俺はキョウヤさんと幸せに暮らしたいんだ、何するか分かんない父さんが生きてちゃ怖いんだよ、幸せになれない」
「ふ……ふっ、ふざけんなっ! てめぇここまで育ててやった恩を忘れたか! 誰のおかげで生きてこれたと思ってんだ!」
幼い日、お腹を空かしてソースやマヨネーズを舐め、啜っていた。
小学校高学年の頃、俺の身体を弄んでいた担任教師に食事をねだった。
援交をやらされるようになったら客に食事をさせてもらったり、稼いだ金を父に全て渡さず生活費に回すことを覚えた。
「施設にでも入ってた方がマシな生活出来てたと思うしさ…………父さんのこと養ってたのは俺だよね。お酒代も、タバコ代も、パチンコ代も、生活費も、全部稼いであげたよね。その恩、ない?」
生きるためでも俺に礼を言うのは嫌なのか、父はギリギリと音が鳴るほど歯を食いしばった。
「いいじゃん別に……父さん毎日楽しくなさそうだし、母さんのこと大好きだし……死んで母さんのとこ行けばいいじゃん。なんでそんなに死にたくないのさ」
「…………お前への復讐が終わってねぇからだよ。めぐみを殺したてめぇがっ、金持ちのおっさんに拾われていい暮らしだぁ!? ふざけんな、許されるわけねぇだろ、この人殺しが!」
「母さんは俺に幸せになって欲しがってたんだよ、俺達に仲良くして欲しがってた……ごめんね母さん、父さんが居たら俺幸せになれないから、殺しちゃうね」
めぐみを殺したくせにと馬鹿の一つ覚えな父を見下ろし、ふと気付く。
「……そっか、俺……両方殺すんだ、親」
直接的ではないにせよ、母も父も殺してしまうなんてとんでもない人生を送っているんだな──と他人事のように考える。
「…………なんで父さんと話そうと思ったんだっけ。まぁ、もういいや、キョウヤさん、もういいよ」
父の謝罪に誠意がないなんて分かっていた、たとえ誠意があったって殺害の覚悟は揺るがなかっただろう。最後に聞いておきたいことも話したいこともない、会う必要はなかったな、キョウヤに変な手間をかけてしまっただけだ。
「俺ボスに連絡するね、近くに居るはずだからすぐ来ると思うよ」
男はスマホ片手にバックヤードを出ていった。残されたのは俺と、キョウヤと、パイプ椅子に縛り付けられた父、なんだか現実感がない。
「お前……!」
「……父さん、久しぶり」
猿轡で隠れて見えていなかったが、右頬の皮を少し剥がされたようで赤黒くなっていた。右耳がちぎれた跡があるのもグロテスクだ、あまり見たくない。左側から話しかけよう。
「お前この前俺を……! いや、今はそれより金だ、金を出せ!」
この期に及んで金の話か、いや、事態を認識出来ていないのか?
「父さん……なんでこんなことになってるか分かる?」
「はぁ? ぁー……多分、パチンコで負けた後にまずいところから金を借りたんだろ。だから払ってくれ」
「借りた覚えないの?」
「知ってるだろ、俺は酔い潰れないと眠れないんだ。お前のせいでめぐみが死んだからな……だから自分の記憶には確証が持てないんだよ!」
偉そうに言うことではないだろう。父の前に居るのに冷静で居られるのは父が拘束されているからだろうか、キョウヤが傍に居るからだろうか、きっと両方だ。
「……ア、アンタが責任者か? コイツは俺の息子だ、知ってるよな、だから連れてきたんだよなっ? コイツは結構金を持ってる、それでも足りなかったらコイツが稼いでくる。すごいんだぞコイツは、援交で月に六十万稼げるんだ。アンタらがちゃんと売らせたらもっと行くかも……ビデオでも店でも何でもやらせてくれ、それで俺の借金をチャラに出来るはずだ」
父はキョウヤを闇金のボスか何かと勘違いしているようだ。弁護士とはいえ裏との関わりがあり、買春の常習犯であるキョウヤに犯罪者の気配があるのは当然だ。だが、キョウヤをそんな下劣なものと同列に扱われるのは腹が立つ。
「まず、説明をさせてください。私は借金取りなどではありませんし、あなたは誰かから金を借りたからこうなった訳でもありません」
「え……? じゃ、じゃあ……なんで」
「私が知人に依頼して誘拐監禁させました、これから虐待の後殺害させます」
「…………なんでっ! なんでだって聞いてんだよ! 俺が……俺が何をした……あっ、アンタらのシマで売らせたからか? 悪かったよ、ショバ代払う、いくら欲しいんだよ!」
ギャンブルと酒とタバコでボロボロの身体とはいえ、中年男性が暴れても解けない拘束とは素晴らしい。パイプ椅子と麻縄よ拘束なんてすぐに抜け出せてしまいそうなのに。
「説明をさせてください……つまり、私が話している間は黙れ、と言っているのですよ」
「……わ、分かった、ちゃんと聞く、聞くよ……聞きゃいいんだろ」
父の小声なんて初めて聞いた。性格はともかく頭はそこまで悪くはないから、命の危機が迫れば指示に従うくらいは出来るらしい。
「私は弁護士の鬱金 香弥、数週間前にレインを買いました。一晩六十万で若い身体をたっぷり弄ばせていただきました。それが初日で、次は……九十万、だったかな? レイン」
「ぁ、うん、多分……」
「…………随分と太客見つけたんだな、弁護士か……売女の血はえげつないな」
「私とレインは初めは金と欲で繋がった薄汚い関係でしたが、すぐに恋と愛という新たな繋がりが生まれました。年齢差は重々承知の上で言います、私はレインに恋愛感情を抱いています。庇護欲や性欲だけではありません、明確な恋心があります」
「キョウヤさんそれ本当っ? 嬉しい……」
父を眺めるのをやめてキョウヤに抱きつくと、彼は俺の頭を優しく撫でてくれた。父がしてくれなかったことだ、少しくらい俺自身を可愛がってくれていたら殺害依頼までの悪化はなかっただろうにと自業自得の父を哀れむ。
「私はこの子が欲しい。もう他の男に抱かせたくはない。だから、この子を暴力で支配し、身体を売らせるあなたはとても邪魔です」
「………………ぇ、だ、だから殺すってのか!? ふざけんな、交渉しに来いよ! 売春は別にやめさせたっていい、俺が生活出来るだけの金くらいは欲しいが……お、俺を、人を一人を殺すなんてっ、相当なリスクだろ! 弁護士先生がそれを分かってねぇ訳はねぇよな、よく考えろよリスクとリターンを!」
殺されまいと必死に頭と口を回す父をキョウヤの腕の中から見下ろし、俺は「こんなに喋れる人だったんだな」と他人事のように思った。
「そんっな母親殺しの売女一匹手に入れるのに、人一人殺す!? 正気じゃねぇよアンタ、よく考えろよ、そこまでして欲しがるようなもんじゃないだろうよ!」
「……名前に流産の意味を込めるようなあなたにとってはそうなのでしょう。どんなものでも価値には個人差があります、子供のオモチャでもマニアが高値を付けることはしばしばありますし、逆に子供は宝石とガラス細工に差を感じないでしょう」
「わ、分かった、欲しいんだな? じゃあくれてやるよ! もう会わねぇようにすりゃいいんだろ、俺を殺す必要なんかないだろ!?」
「買春の件で私を脅したり、レインを脅迫して私の金を盗ませたり、ストレス解消の道具として暴力を振るい肉欲をぶつけたり……色々と想定出来ますよ、あなたを生かしておくと起こる不利益は。何より、レインの殺人未遂が世に出るのは避けたい」
「殺人未遂……こ、こないだのか? アレなら黙っとくし、脅迫なんかやらねぇ! 頼むよ、思い直してくれよ、弁護士ってのは犯罪者の味方するもんだろ!? アンタが弁護してきたのに比べりゃ俺なんか可愛いもんだろうが、見逃してくれよ!」
「…………もしかして、あなたは……殺されないように交渉しようとしているのですか? でしたら一つ大きな思い違いをしていますね」
キョウヤはやれやれとでも言いたげにため息をついた後、静かに言った。
「人を一人誘拐監禁させておいて、弁護士の鬱金 香弥です……なんてしっかり自己紹介する時点で、あなたを生きて返すつもりなんてないと少し考えれば分かるものだと思いますが」
父の顔色が変わる。
「今日ここに来たのはレインが会いたいと言ったからです。では、どうぞ、遺言を。レイン、お父さんとお話したかったんだろう? ほら、前に出て」
キョウヤに軽く背を押され、父の前に立つ。
「…………と、父さんのこと殺させたりしないだろ? 怖くて逆らえなかったんだよな? 大丈夫だぞ、割と話が通じるタイプだと思う、交渉してくれ」
「父さん……父さんさぁ、今日……俺の名前一回も呼ばなかったね」
「呼んで欲しかったのか? 悪かったよレイン、助けてくれレイン」
久しぶりに名前を呼ばれた。少しは嬉しくなると思っていたけれど、何の感情も湧かなかった。
「……ぃ、今まで悪かったよ。色々と……心を入れ替える。もう二度と殴らない、金寄越せなんか言わないから……頼む、レイン、レイン……たった二人きりの親子じゃないか」
「父さん、それ、もっと早くに聞きたかったな。父さんの言うことなんか信用出来ない。俺はキョウヤさんと幸せに暮らしたいんだ、何するか分かんない父さんが生きてちゃ怖いんだよ、幸せになれない」
「ふ……ふっ、ふざけんなっ! てめぇここまで育ててやった恩を忘れたか! 誰のおかげで生きてこれたと思ってんだ!」
幼い日、お腹を空かしてソースやマヨネーズを舐め、啜っていた。
小学校高学年の頃、俺の身体を弄んでいた担任教師に食事をねだった。
援交をやらされるようになったら客に食事をさせてもらったり、稼いだ金を父に全て渡さず生活費に回すことを覚えた。
「施設にでも入ってた方がマシな生活出来てたと思うしさ…………父さんのこと養ってたのは俺だよね。お酒代も、タバコ代も、パチンコ代も、生活費も、全部稼いであげたよね。その恩、ない?」
生きるためでも俺に礼を言うのは嫌なのか、父はギリギリと音が鳴るほど歯を食いしばった。
「いいじゃん別に……父さん毎日楽しくなさそうだし、母さんのこと大好きだし……死んで母さんのとこ行けばいいじゃん。なんでそんなに死にたくないのさ」
「…………お前への復讐が終わってねぇからだよ。めぐみを殺したてめぇがっ、金持ちのおっさんに拾われていい暮らしだぁ!? ふざけんな、許されるわけねぇだろ、この人殺しが!」
「母さんは俺に幸せになって欲しがってたんだよ、俺達に仲良くして欲しがってた……ごめんね母さん、父さんが居たら俺幸せになれないから、殺しちゃうね」
めぐみを殺したくせにと馬鹿の一つ覚えな父を見下ろし、ふと気付く。
「……そっか、俺……両方殺すんだ、親」
直接的ではないにせよ、母も父も殺してしまうなんてとんでもない人生を送っているんだな──と他人事のように考える。
「…………なんで父さんと話そうと思ったんだっけ。まぁ、もういいや、キョウヤさん、もういいよ」
父の謝罪に誠意がないなんて分かっていた、たとえ誠意があったって殺害の覚悟は揺るがなかっただろう。最後に聞いておきたいことも話したいこともない、会う必要はなかったな、キョウヤに変な手間をかけてしまっただけだ。
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