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怪しい人
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昨日は大学をサボってまでキョウヤの気持ちを確かめてしまったが、今日は真面目に大学に行ったし教授に税理士になるためにはどうするべきか質問までした。
父のことさえなければ、俺は今日を境に真面目でまともな人間になるのだと意気込むことも出来ただろう。しかし現実は甘くない。
「あ、まさかこの家の子?」
大学が終わったらまっすぐキョウヤの事務所に来いと言われていたが、歯ブラシや着替えなど持っていきたいものもあったので一度自宅に帰ろうと判断した。その判断は失敗だったようだ、家の前に明らかに堅気ではない男がタバコを咥えて立っていた。
「は、はい……どちら様でしょうか」
まず俺が思い出したのは今まで俺を抱いてきた客の顔だ、だが俺の予想に反して彼は俺の客ではなかった。
「えーとね……レイン君だよね?」
「はい……レインです」
「お父さんに用事があってね」
「え、ぁ、あぁ……父の。なるほど……」
俺は、父は俺から毎月三十万も毟り取っていたくせに闇金から借金までしていたのだと勝手に結論付けた。
「……父はいくら借りているんですか? 俺もあまり手持ちがありませんが……少しなら出せます」
「ゃ、俺借金取りじゃ……あぁいや、そう、借金取りなんだけど、別に君から取ろうとは思ってねぇよ。えとね、お父さんの現住所とよく行く場所、教えてもらえる?」
父は金を借りる際に俺の情報を掴ませたのだろうか、だとしたら彼を父の元へ行かせたら父の怒りの矛先は俺に向く。
「父はお金もう持ってないと思います、俺が返しますから、いくら出せばいいか教えてくださいっ」
俺は闇金よりも父が怖い。
「あー……ごめん! 俺借金取りじゃない。ただの反社。君の親父さんと面識はないけど、恩人の依頼で君の親父さんについてちょっと調べなきゃならなくて……君にも親父さんにも何にもしないから、ねっ、教えて?」
借金取り以外の反社会的勢力にどうして父が狙われているのか、それが分からないことには何も言えない。父の怒りの矛先が俺に向かないなら、俺のハメ撮りが夜に出ないなら、住所を教えてもいいけれど。
「本当に……何もしないんですか?」
「しないしない」
「……父を、殺したり……しませんか?」
「もしかして、して欲しい? して欲しくないから言ってるだけ?」
俺と父の関係が世に出ないなら、キョウヤに俺が幼い頃から父が俺を犯していたことを知られないなら、死んだっていい……いや、死んで欲しい。
「あらら、黙っちゃった。それじゃして欲しいみたいだよ? お父さんに死んで欲しいなんて遅めの反抗期だね、それとも何か理由があるのかな?」
コツン、と男が扉を叩き、その音で俺は我に返った。
「立ち話もなんだし、お部屋入ろうか」
見ず知らずの反社の人間を家に上げるなんてありえない。けれど、今逃げてもしつこく付きまとわれるかもしれないし、そうなったらキョウヤに迷惑がかかる。
「どうぞ……」
キョウヤには俺が抱える問題を一つも知って欲しくなかったから、俺は扉を開けて男を招き入れ、喉が渇いたという彼に麦茶を与えた。
「ふー……生き返る。ありがとねレイン君」
「……いえ」
「おにーさんね、パピーって言うの。もちろんあだ名ね。犬の子飼い、子犬のパピー。これでも優秀な調査員で口が硬いから何でも話してくれちゃっていいよ」
「何でもって……」
「何でも」
汚い染髪、偽ブランド品の靴、ジャラジャラと着けた安っぽいシルバーアクセサリーもどき……そんな男に何でも話すヤツがどこに居る。
「お父さんのこと嫌い?」
「…………」
「俺心理学齧ってるから目線とか手の動きとかでYESかNOかはふんわり分かるよん」
「……アンタ反社じゃないだろ」
「裏社会の人間であることは確かかな。でもただの下請け、下っ端も下っ端よ」
個人で体を売っている以上、俺は社会の闇に属していると思っていたが、思い上がりだったようだ。
「……どうして父を探しているんですか?」
「俺下請けだから理由は分かんない」
「…………父を殺すんですか?」
「俺の報告を聞いた上の人の判断次第では、死んじゃうかもね。その場合は俺が更に下請け使うよ」
分からない。父は一体何をしでかしたんだ?
「お父さん殺して欲しいの?」
「…………もう、関わりたくないです」
「どうして?」
「……小学生の頃から、オナホ兼サンドバッグで……体売れるようになったって分かったら、金を産むオナホ扱いされて、もう嫌……初めて好きな人出来たんだ、一緒に住めそうなんだ、その人とずっと一緒に生きていくにはアイツが邪魔っ! アイツが持ってるハメ撮りが邪魔ぁっ! アレ晒されたら俺生きていけないっ、ハメ撮りキョウヤさんに見られたら、俺、俺もう、もう……もぉ、しぬ……」
「…………そっか」
会ったばかりの男に俺は何を話しているんだ。この発言を録音されていたら、それで脅されたら、厄介事が増えるだけなのに、どうして俺は全部話してしまったんだ。
「お父さんの現住所とよく行く場所、教えてくれるね?」
うずくまってすすり泣いて、何もかもどうでもいいという気分になってしまった俺は父の現住所と彼がパチンコ狂いだということを話した。子犬を名乗った怪しい男はそれをメモすると手を振って俺の部屋を去った。
「うっ……ぅう……ふっ、うぅ……キョウヤさん、キョウヤさん……」
厄介事を増やしてしまった。不安と後悔と恐怖と罪悪感と──その他諸々の負の感情に襲われた俺は癒しを求め、荷物をまとめるという本来の目的を忘れてキョウヤの事務所へ向かった。
「おかえり、レイン」
キョウヤは仕事場に居たが依頼者はおらず、パソコンで何らかの作業をしていた。
「……レイン? どうしたんだい?」
「…………抱いて。全部……頭の中、何もかも吹っ飛ぶくらいに、めちゃくちゃにして欲しい……キョウヤさん、お願い……俺を抱いて」
鞄を床に落とし、服を脱ぎながらキョウヤの元へと歩む。
「おや、おや……」
パソコンが置かれた机の影に下着を落とし、座り心地の良さそうな椅子に腰掛けているキョウヤに裸で抱きつく。
「この部屋ではダメだよレイン、ベッドに行こうね」
「…………うん」
「熱烈なお誘い嬉しいよ、立つから膝から降りてくれるかい?」
「……うん」
キョウヤの腕に絡みついたまま、全裸のまま仕事場を出てベッドルームに向かう。これから抱かれるのだと意識すると下腹が疼き、歩くことによる振動すらも快感になった。
「んっ……ん、んんっ……」
歳の割には筋肉のある腕に身体を擦り付ける。
「着いたよ、入って……あぁすまない、電話だ。すぐ終わらせるからちょっとだけ待っていてね」
キョウヤの腕を離してベッドルームに入り、扉の前で立ち止まって電話に応対するキョウヤを見て寂しさを覚える。
「……上手くいったかい? うん、うん……え、家に?」
早く抱かれたい。キョウヤも俺を抱きたいと思ってくれているのか、チラリと俺を見た。
「いや、こちらの不手際だ……すまない、もっとしっかり言うべきだったよ。あぁ……まぁ、予定より情報が多く入ったなら怪我の功名と言うべきだ。忙しいから続きは後で、あぁ、分かった。くれぐれも……あぁ、じゃあ」
電話を切った直後のキョウヤの瞳は冷たい色をしていたが、俺に視線を移すと同時に温かさと優しさを取り戻した。
「すまないねレイン、仕事柄電話が多くて……でももう電源を切っておくから邪魔される心配はないよ」
「……いいの? 切っちゃって。裁判所とか、依頼者さんから色々来ない?」
「君より大切な電話はないよ。さぁ、ベッドに……」
優しくベッドに押し倒され、俺に覆い被さるキョウヤを見上げる。服を着込んだ彼を見ていると早く抱かれたいあまりに全裸になったことが恥ずかしくなってきた。
「キョウヤさんも脱いでよ、俺ばっか裸なのやだ」
「おや、気付かなくてすまない」
柔らかい微笑みと共に歳の割には鍛えられた身体が晒される。腹筋に奪われた瞳はすぐに男性器に目移りし、勃ち始めているそれを見ているだけで俺の下腹はきゅんとときめいた。
父のことさえなければ、俺は今日を境に真面目でまともな人間になるのだと意気込むことも出来ただろう。しかし現実は甘くない。
「あ、まさかこの家の子?」
大学が終わったらまっすぐキョウヤの事務所に来いと言われていたが、歯ブラシや着替えなど持っていきたいものもあったので一度自宅に帰ろうと判断した。その判断は失敗だったようだ、家の前に明らかに堅気ではない男がタバコを咥えて立っていた。
「は、はい……どちら様でしょうか」
まず俺が思い出したのは今まで俺を抱いてきた客の顔だ、だが俺の予想に反して彼は俺の客ではなかった。
「えーとね……レイン君だよね?」
「はい……レインです」
「お父さんに用事があってね」
「え、ぁ、あぁ……父の。なるほど……」
俺は、父は俺から毎月三十万も毟り取っていたくせに闇金から借金までしていたのだと勝手に結論付けた。
「……父はいくら借りているんですか? 俺もあまり手持ちがありませんが……少しなら出せます」
「ゃ、俺借金取りじゃ……あぁいや、そう、借金取りなんだけど、別に君から取ろうとは思ってねぇよ。えとね、お父さんの現住所とよく行く場所、教えてもらえる?」
父は金を借りる際に俺の情報を掴ませたのだろうか、だとしたら彼を父の元へ行かせたら父の怒りの矛先は俺に向く。
「父はお金もう持ってないと思います、俺が返しますから、いくら出せばいいか教えてくださいっ」
俺は闇金よりも父が怖い。
「あー……ごめん! 俺借金取りじゃない。ただの反社。君の親父さんと面識はないけど、恩人の依頼で君の親父さんについてちょっと調べなきゃならなくて……君にも親父さんにも何にもしないから、ねっ、教えて?」
借金取り以外の反社会的勢力にどうして父が狙われているのか、それが分からないことには何も言えない。父の怒りの矛先が俺に向かないなら、俺のハメ撮りが夜に出ないなら、住所を教えてもいいけれど。
「本当に……何もしないんですか?」
「しないしない」
「……父を、殺したり……しませんか?」
「もしかして、して欲しい? して欲しくないから言ってるだけ?」
俺と父の関係が世に出ないなら、キョウヤに俺が幼い頃から父が俺を犯していたことを知られないなら、死んだっていい……いや、死んで欲しい。
「あらら、黙っちゃった。それじゃして欲しいみたいだよ? お父さんに死んで欲しいなんて遅めの反抗期だね、それとも何か理由があるのかな?」
コツン、と男が扉を叩き、その音で俺は我に返った。
「立ち話もなんだし、お部屋入ろうか」
見ず知らずの反社の人間を家に上げるなんてありえない。けれど、今逃げてもしつこく付きまとわれるかもしれないし、そうなったらキョウヤに迷惑がかかる。
「どうぞ……」
キョウヤには俺が抱える問題を一つも知って欲しくなかったから、俺は扉を開けて男を招き入れ、喉が渇いたという彼に麦茶を与えた。
「ふー……生き返る。ありがとねレイン君」
「……いえ」
「おにーさんね、パピーって言うの。もちろんあだ名ね。犬の子飼い、子犬のパピー。これでも優秀な調査員で口が硬いから何でも話してくれちゃっていいよ」
「何でもって……」
「何でも」
汚い染髪、偽ブランド品の靴、ジャラジャラと着けた安っぽいシルバーアクセサリーもどき……そんな男に何でも話すヤツがどこに居る。
「お父さんのこと嫌い?」
「…………」
「俺心理学齧ってるから目線とか手の動きとかでYESかNOかはふんわり分かるよん」
「……アンタ反社じゃないだろ」
「裏社会の人間であることは確かかな。でもただの下請け、下っ端も下っ端よ」
個人で体を売っている以上、俺は社会の闇に属していると思っていたが、思い上がりだったようだ。
「……どうして父を探しているんですか?」
「俺下請けだから理由は分かんない」
「…………父を殺すんですか?」
「俺の報告を聞いた上の人の判断次第では、死んじゃうかもね。その場合は俺が更に下請け使うよ」
分からない。父は一体何をしでかしたんだ?
「お父さん殺して欲しいの?」
「…………もう、関わりたくないです」
「どうして?」
「……小学生の頃から、オナホ兼サンドバッグで……体売れるようになったって分かったら、金を産むオナホ扱いされて、もう嫌……初めて好きな人出来たんだ、一緒に住めそうなんだ、その人とずっと一緒に生きていくにはアイツが邪魔っ! アイツが持ってるハメ撮りが邪魔ぁっ! アレ晒されたら俺生きていけないっ、ハメ撮りキョウヤさんに見られたら、俺、俺もう、もう……もぉ、しぬ……」
「…………そっか」
会ったばかりの男に俺は何を話しているんだ。この発言を録音されていたら、それで脅されたら、厄介事が増えるだけなのに、どうして俺は全部話してしまったんだ。
「お父さんの現住所とよく行く場所、教えてくれるね?」
うずくまってすすり泣いて、何もかもどうでもいいという気分になってしまった俺は父の現住所と彼がパチンコ狂いだということを話した。子犬を名乗った怪しい男はそれをメモすると手を振って俺の部屋を去った。
「うっ……ぅう……ふっ、うぅ……キョウヤさん、キョウヤさん……」
厄介事を増やしてしまった。不安と後悔と恐怖と罪悪感と──その他諸々の負の感情に襲われた俺は癒しを求め、荷物をまとめるという本来の目的を忘れてキョウヤの事務所へ向かった。
「おかえり、レイン」
キョウヤは仕事場に居たが依頼者はおらず、パソコンで何らかの作業をしていた。
「……レイン? どうしたんだい?」
「…………抱いて。全部……頭の中、何もかも吹っ飛ぶくらいに、めちゃくちゃにして欲しい……キョウヤさん、お願い……俺を抱いて」
鞄を床に落とし、服を脱ぎながらキョウヤの元へと歩む。
「おや、おや……」
パソコンが置かれた机の影に下着を落とし、座り心地の良さそうな椅子に腰掛けているキョウヤに裸で抱きつく。
「この部屋ではダメだよレイン、ベッドに行こうね」
「…………うん」
「熱烈なお誘い嬉しいよ、立つから膝から降りてくれるかい?」
「……うん」
キョウヤの腕に絡みついたまま、全裸のまま仕事場を出てベッドルームに向かう。これから抱かれるのだと意識すると下腹が疼き、歩くことによる振動すらも快感になった。
「んっ……ん、んんっ……」
歳の割には筋肉のある腕に身体を擦り付ける。
「着いたよ、入って……あぁすまない、電話だ。すぐ終わらせるからちょっとだけ待っていてね」
キョウヤの腕を離してベッドルームに入り、扉の前で立ち止まって電話に応対するキョウヤを見て寂しさを覚える。
「……上手くいったかい? うん、うん……え、家に?」
早く抱かれたい。キョウヤも俺を抱きたいと思ってくれているのか、チラリと俺を見た。
「いや、こちらの不手際だ……すまない、もっとしっかり言うべきだったよ。あぁ……まぁ、予定より情報が多く入ったなら怪我の功名と言うべきだ。忙しいから続きは後で、あぁ、分かった。くれぐれも……あぁ、じゃあ」
電話を切った直後のキョウヤの瞳は冷たい色をしていたが、俺に視線を移すと同時に温かさと優しさを取り戻した。
「すまないねレイン、仕事柄電話が多くて……でももう電源を切っておくから邪魔される心配はないよ」
「……いいの? 切っちゃって。裁判所とか、依頼者さんから色々来ない?」
「君より大切な電話はないよ。さぁ、ベッドに……」
優しくベッドに押し倒され、俺に覆い被さるキョウヤを見上げる。服を着込んだ彼を見ていると早く抱かれたいあまりに全裸になったことが恥ずかしくなってきた。
「キョウヤさんも脱いでよ、俺ばっか裸なのやだ」
「おや、気付かなくてすまない」
柔らかい微笑みと共に歳の割には鍛えられた身体が晒される。腹筋に奪われた瞳はすぐに男性器に目移りし、勃ち始めているそれを見ているだけで俺の下腹はきゅんとときめいた。
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