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不感症の俺が快楽堕ちなんて
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連続絶頂の末に意識を失った俺は椅子の上で目を覚ました。手は自由にされていたが、肘掛けに足を縛り付けられており、開いたまま固定された足の間ではキョウヤが俺の尻穴に玩具を突っ込んでいた。
「おはようレイ君、水分補給しようね」
ペットボトルにストローを挿してくれた。素直に咥え、ちゅうちゅうと吸う。
「今、少し長めのバイブを入れて君の結腸を開発中だよ。まだ結腸の奥には入れずに入口をこねているだけなんだけれど、どんな感じかな?」
「ん……おなか、おく、あつくて、おもい」
「なるほどねぇ……やっぱりもう特別な開発は必要なさそうだ。君は凡人以下だよ」
「………………は?」
キョウヤは優しく微笑みながら俺の頬を包むように撫で、ゆっくりと低い声で俺に言って聞かせた。
「レイ君は、もう、一般的な男の子よりも、ずっとずぅっと快楽に弱いんだよ。雑魚堕ちおめでとう」
「ざ、こ……って…………俺、不感症で……」
「自称不感症治ったよ、よかったね」
「ひゔんっ!?」
キョウヤの指がトンっと下腹を叩く。動かないバイブに圧迫されていた前立腺に振動が伝わり、絶頂した。
「さて、レイ君。イったら五十万から三十万に減額という約束で君を買ったわけだけれど……君何十回もイってるよね?」
「イ、イってない……イってないっ!」
「虚偽申告はよくないなぁ」
「…………んだよ、五十万くれよぉっ! おっさんどうせ稼いでんだろ、使い道ねぇから俺みたいなの買って遊んでんだろ! 十分楽しんだだろ五十万くれよっ!」
キョウヤは俺の目を見つめたまま俺の尻穴から飛び出しているバイブの持ち手を叩く。体内のバイブが傾き、結腸口をえぐる。
「ひぐぅんっ! ゔ……ぁ、あ……」
「私が五十万稼ぐのに何をするかも知らないで、全く……」
「うぅ……ぅ……くれ、よ……お金、お金ないと……」
「…………どうしてそんなにお金が欲しいんだい?」
「うるせぇ……てめぇに関係ねぇよ……」
ぐずりながら睨んで悪態をついても笑われるだけだ。
「まぁ、そうだね。関係ないよ。私は君のフルネームも知らない。君が話したくないならもう聞かないよ。休憩は終わり、結腸の奥を開発しよう」
キョウヤがバイブの持ち手を握る。しかしすぐには動かさず、ぎゅっと目を閉じて震える俺の頭を撫でた。
「一つ条件を追加しよう。基本は五十万で、イったら二十万減額……それが今の条件だよね、それは継続して新しく条件を増やす。構わないかな?」
「…………どんなの?」
「結腸の奥を責めた時にイって、素直にイったと申告したら、三十万プラス。つまり結腸でイけたら明日の朝は六十万もらえるってことだよ」
イったら二十万減るけれど、結腸でイったら三十万増える……イったと言えば報酬が十万増えるということか。
「……分かった。結腸でイけたら三十万プラスな」
「今まで一度もイっていないみたいだし、レイ君には難しい条件だね。頑張ってね」
「ん……」
キョウヤはバイブの持ち手を細かく揺らし、結腸口を開かせようとする。一応俺は結腸まで開発済みだ、陰茎が入るという意味でなら。もちろん感じたことはない、結腸責めは苦しいだけだから嫌いだ。けれど、キョウヤならきっと──
「んゔっ……ゔっ、ぁ、ああっ……!」
「おや……意外とすんなり入ったね。どう? 苦しくない?」
「おなか、おもい……」
「もう少し入れてみようか」
バイブが結腸の更に奥へと進んでいく。俺を失神させた細く歪なバイブとは違い、こちらはそれなりに太く真っ直ぐだ。
「は、ぁっ……んぉっ、ぉ、ほっ……」
「これ以上はバイブの長さが足りないね……出し入れするよ」
「ん……んぉっ!? ぉおんっ! ぉひっ! ひゔぅっ!」
くぷっ、くぷっと結腸口をバイブが細かく出入りする。当然結腸へ至るまでの腸壁も細かく擦られ、腹が快感で熱くなっていく。
「どう? 気持ちいい?」
「んっ、んゔぅっ……」
「今イったらお金増えるんだよ、覚えてる?」
「んっ、ゔぅっ……? ふっ……あぁああっ! ぁひっ! ひぐぅうっ!?」
「ほら、頑張ってイって。お金、たくさん欲しいんだろう?」
抜き挿しに回転が加わった。狭くなっている結腸口の奥の腸壁がバイブに絡められ、内臓をめちゃくちゃに掻き回される錯覚の快感を得る。
「んひぃっ! イっ……イぐっ、イぐっ、イぐぅうううっ!」
「よし、これでお金増えたよ。嬉しい?」
「ふっ、ふぅっ、うぅ……ふえ、た? おかね、ふえたの……? ぁ……うれ、しぃ……きょーやしゃん、ありがと……」
「イくのは嬉しいことだよ」
「イくの、うれしーこと……そう、らなっ……おかね、ふえたし……きもちーし……イくのうれしい」
低くて甘い声が耳元で俺に絶頂の悦びを教え、結腸の奥を掻き回すバイブが俺を次の絶頂へと導く。
「イくの嬉しいね、イくの好き?」
「イぐっ、イぐのうれしぃっ、イくのしゅきぃっ」
「うんうん、イくの好きだね。じゃあもう一回イこうか」
「ぅんっ、イぐっ……まらイぐっ、イぐぅううっ! ぁ、はひっ、ひぃっ、イった、またイったぁ……へへへ、きょーやしゃんっ、俺イったよぉ……」
今まで絶頂を告白するのを必死に耐えていたからだろうか、絶頂したと言ってもいいんだと意識してしまうと言うことそのものまで楽しくなる。
「もっとぉ、きょーやしゃん、俺もっとイくぅ」
「もっとイきたいの?」
「ぅんっ、イきたいのぉ」
「それじゃあ……」
キョウヤは俺の耳元で絶頂させて欲しい時のおねだりのやり方を囁いた。頷いて鞄を持ってきてもらい、学生証を探してもらう。
「あった、これ…………大学? レイ君、大学生なのかい? 十九歳? 十六歳の高校生って言ってなかったかい? 制服も高校のものだったよね。どういうことかな?」
「え……? ぁ……うんっ、俺大学生。高校生って言っといた方が客来るから……一回本当の歳でやったら年増なんだから値引きしろって言われたし……高校生のが便利なんだもん」
「そうだねぇ、高校生はブランド名みたいなものだからね。かく言う私も君が高校生だって聞いたから買いたくなったんだよ」
「ごめんなさい……ごめんなさい、謝るからっ、次割引するからっ、許して……イかせて。お願いキョウヤさんっ、俺早くイきたいのぉ……」
ぺち、と大学の学生証が頬に押し当てられる。
「童顔だし、制服も似合ってたよ。違和感なんてなかった。レイ君は可愛いよ。虚偽申告の癖があるのはよくないけれど、まだお酒も飲めない歳だからね、見逃してあげる」
「あ……! ありがとうキョウヤさんっ」
「それじゃあレイ君、これを持って。教えた言葉を言ってごらん」
学生証を受け取り、顔の隣に並べる。もう片方の手は顔の隣でピースをするように言われた。
キョウヤがスマホを構えている、俺のおねだりを撮影するのだろう。開脚した状態で縛られた足は当然そのまま、精液まみれの情けない性器もバイブが突っ込まれた情けない尻穴も、学生証も顔も晒した動画を撮られる。その危険性を連続絶頂で思考のとろけた俺は理解出来ない。
「無患子 流です。生意気にも不感症を自称していましたが、キョウヤおじさまに開発していただき、メスイキ大好きな雑魚ケツマンコに生まれ変わりました。キョウヤおじさま、もっともっと俺のケツほじくって、無様アクメキメさせてください……」
「…………完璧。ふふ、よく出来ました」
優しい笑顔で頭を撫でられて嬉しくなり、笑顔を返す。
「んへへへへ……キョウヤさん約束、結腸イキいっぱいさせてぇ……?」
「よしよし、可愛いね。もちろんイかせてあげるよ」
「嬉しい……俺、イくの大好き」
頭を撫でた手が顎に下り、優しく持ち上げられる。キョウヤの顔が近付いてきてキスを察する。
「……おっと、キスはしないんだったかな、レイ君は。ごめんね、こんなおじさんとなんて嫌だよね」
「…………んーん、いいよ、キョウヤさん……俺のファーストキスあげる」
「本当かい? ふふ……こんなに可愛い子のファーストキスをもらえるなんて、とても光栄だよ……本当にファーストキスなのかい? 君は虚偽申告が癖みたいだからねぇ、怪しいなぁ」
「……無理矢理されたのはノーカンでいいだろ? 俺がしたいからするキスは、キョウヤさんが初めて」
「おやおや……それはそれは、ただの初めてを捧げられるよりも嬉しいねぇ」
キョウヤの首に腕を絡めて唇を重ねる。唇を押し付け合うだけのキスを終えるとキョウヤは優しく微笑みかけてくれる。
「えへへ……きす、はじめて……おっさんだいたい口臭いのに、キョウヤさん臭くないねー……おっさんがみんなキョウヤさんみたいな紳士だったら、もうちょいエンコー楽しいのになー…………ね、もっかいキスして。キスと一緒に……お尻、して」
再び唇を重ね、俺はまたキョウヤの首に腕を絡める。キョウヤの唇にちゅうっと吸い付いていると彼の右手がバイブの持ち手を握り、スイッチを入れた。
「んんぅゔぅっ!?」
「レイ君、本当のキスは舌を使うものだっていうのは聞いたことくらいはあるかな? それ、してもいいかな」
「んっ……ゔぅっ……し、てっ……んむっ! んぅっ、ふぅっ、ゔぅぅ……ぅぅ、くぅっ……!」
キョウヤの舌が口内に入ってくる。同時にバイブも激しく抜き挿しされ、瞼の裏にチカチカと光が輝く。けれど俺はもう絶頂に悦びしか感じない。
「ふっ、ゔぅっ……んっ、ぷはっ……はぁっ、あぁあっ、イくっ、イぐっ、イっ……んんんぅうぅーっ!」
上下同時に蹂躙され、俺は三度目の快楽失神を迎えた。
「おはようレイ君、水分補給しようね」
ペットボトルにストローを挿してくれた。素直に咥え、ちゅうちゅうと吸う。
「今、少し長めのバイブを入れて君の結腸を開発中だよ。まだ結腸の奥には入れずに入口をこねているだけなんだけれど、どんな感じかな?」
「ん……おなか、おく、あつくて、おもい」
「なるほどねぇ……やっぱりもう特別な開発は必要なさそうだ。君は凡人以下だよ」
「………………は?」
キョウヤは優しく微笑みながら俺の頬を包むように撫で、ゆっくりと低い声で俺に言って聞かせた。
「レイ君は、もう、一般的な男の子よりも、ずっとずぅっと快楽に弱いんだよ。雑魚堕ちおめでとう」
「ざ、こ……って…………俺、不感症で……」
「自称不感症治ったよ、よかったね」
「ひゔんっ!?」
キョウヤの指がトンっと下腹を叩く。動かないバイブに圧迫されていた前立腺に振動が伝わり、絶頂した。
「さて、レイ君。イったら五十万から三十万に減額という約束で君を買ったわけだけれど……君何十回もイってるよね?」
「イ、イってない……イってないっ!」
「虚偽申告はよくないなぁ」
「…………んだよ、五十万くれよぉっ! おっさんどうせ稼いでんだろ、使い道ねぇから俺みたいなの買って遊んでんだろ! 十分楽しんだだろ五十万くれよっ!」
キョウヤは俺の目を見つめたまま俺の尻穴から飛び出しているバイブの持ち手を叩く。体内のバイブが傾き、結腸口をえぐる。
「ひぐぅんっ! ゔ……ぁ、あ……」
「私が五十万稼ぐのに何をするかも知らないで、全く……」
「うぅ……ぅ……くれ、よ……お金、お金ないと……」
「…………どうしてそんなにお金が欲しいんだい?」
「うるせぇ……てめぇに関係ねぇよ……」
ぐずりながら睨んで悪態をついても笑われるだけだ。
「まぁ、そうだね。関係ないよ。私は君のフルネームも知らない。君が話したくないならもう聞かないよ。休憩は終わり、結腸の奥を開発しよう」
キョウヤがバイブの持ち手を握る。しかしすぐには動かさず、ぎゅっと目を閉じて震える俺の頭を撫でた。
「一つ条件を追加しよう。基本は五十万で、イったら二十万減額……それが今の条件だよね、それは継続して新しく条件を増やす。構わないかな?」
「…………どんなの?」
「結腸の奥を責めた時にイって、素直にイったと申告したら、三十万プラス。つまり結腸でイけたら明日の朝は六十万もらえるってことだよ」
イったら二十万減るけれど、結腸でイったら三十万増える……イったと言えば報酬が十万増えるということか。
「……分かった。結腸でイけたら三十万プラスな」
「今まで一度もイっていないみたいだし、レイ君には難しい条件だね。頑張ってね」
「ん……」
キョウヤはバイブの持ち手を細かく揺らし、結腸口を開かせようとする。一応俺は結腸まで開発済みだ、陰茎が入るという意味でなら。もちろん感じたことはない、結腸責めは苦しいだけだから嫌いだ。けれど、キョウヤならきっと──
「んゔっ……ゔっ、ぁ、ああっ……!」
「おや……意外とすんなり入ったね。どう? 苦しくない?」
「おなか、おもい……」
「もう少し入れてみようか」
バイブが結腸の更に奥へと進んでいく。俺を失神させた細く歪なバイブとは違い、こちらはそれなりに太く真っ直ぐだ。
「は、ぁっ……んぉっ、ぉ、ほっ……」
「これ以上はバイブの長さが足りないね……出し入れするよ」
「ん……んぉっ!? ぉおんっ! ぉひっ! ひゔぅっ!」
くぷっ、くぷっと結腸口をバイブが細かく出入りする。当然結腸へ至るまでの腸壁も細かく擦られ、腹が快感で熱くなっていく。
「どう? 気持ちいい?」
「んっ、んゔぅっ……」
「今イったらお金増えるんだよ、覚えてる?」
「んっ、ゔぅっ……? ふっ……あぁああっ! ぁひっ! ひぐぅうっ!?」
「ほら、頑張ってイって。お金、たくさん欲しいんだろう?」
抜き挿しに回転が加わった。狭くなっている結腸口の奥の腸壁がバイブに絡められ、内臓をめちゃくちゃに掻き回される錯覚の快感を得る。
「んひぃっ! イっ……イぐっ、イぐっ、イぐぅうううっ!」
「よし、これでお金増えたよ。嬉しい?」
「ふっ、ふぅっ、うぅ……ふえ、た? おかね、ふえたの……? ぁ……うれ、しぃ……きょーやしゃん、ありがと……」
「イくのは嬉しいことだよ」
「イくの、うれしーこと……そう、らなっ……おかね、ふえたし……きもちーし……イくのうれしい」
低くて甘い声が耳元で俺に絶頂の悦びを教え、結腸の奥を掻き回すバイブが俺を次の絶頂へと導く。
「イくの嬉しいね、イくの好き?」
「イぐっ、イぐのうれしぃっ、イくのしゅきぃっ」
「うんうん、イくの好きだね。じゃあもう一回イこうか」
「ぅんっ、イぐっ……まらイぐっ、イぐぅううっ! ぁ、はひっ、ひぃっ、イった、またイったぁ……へへへ、きょーやしゃんっ、俺イったよぉ……」
今まで絶頂を告白するのを必死に耐えていたからだろうか、絶頂したと言ってもいいんだと意識してしまうと言うことそのものまで楽しくなる。
「もっとぉ、きょーやしゃん、俺もっとイくぅ」
「もっとイきたいの?」
「ぅんっ、イきたいのぉ」
「それじゃあ……」
キョウヤは俺の耳元で絶頂させて欲しい時のおねだりのやり方を囁いた。頷いて鞄を持ってきてもらい、学生証を探してもらう。
「あった、これ…………大学? レイ君、大学生なのかい? 十九歳? 十六歳の高校生って言ってなかったかい? 制服も高校のものだったよね。どういうことかな?」
「え……? ぁ……うんっ、俺大学生。高校生って言っといた方が客来るから……一回本当の歳でやったら年増なんだから値引きしろって言われたし……高校生のが便利なんだもん」
「そうだねぇ、高校生はブランド名みたいなものだからね。かく言う私も君が高校生だって聞いたから買いたくなったんだよ」
「ごめんなさい……ごめんなさい、謝るからっ、次割引するからっ、許して……イかせて。お願いキョウヤさんっ、俺早くイきたいのぉ……」
ぺち、と大学の学生証が頬に押し当てられる。
「童顔だし、制服も似合ってたよ。違和感なんてなかった。レイ君は可愛いよ。虚偽申告の癖があるのはよくないけれど、まだお酒も飲めない歳だからね、見逃してあげる」
「あ……! ありがとうキョウヤさんっ」
「それじゃあレイ君、これを持って。教えた言葉を言ってごらん」
学生証を受け取り、顔の隣に並べる。もう片方の手は顔の隣でピースをするように言われた。
キョウヤがスマホを構えている、俺のおねだりを撮影するのだろう。開脚した状態で縛られた足は当然そのまま、精液まみれの情けない性器もバイブが突っ込まれた情けない尻穴も、学生証も顔も晒した動画を撮られる。その危険性を連続絶頂で思考のとろけた俺は理解出来ない。
「無患子 流です。生意気にも不感症を自称していましたが、キョウヤおじさまに開発していただき、メスイキ大好きな雑魚ケツマンコに生まれ変わりました。キョウヤおじさま、もっともっと俺のケツほじくって、無様アクメキメさせてください……」
「…………完璧。ふふ、よく出来ました」
優しい笑顔で頭を撫でられて嬉しくなり、笑顔を返す。
「んへへへへ……キョウヤさん約束、結腸イキいっぱいさせてぇ……?」
「よしよし、可愛いね。もちろんイかせてあげるよ」
「嬉しい……俺、イくの大好き」
頭を撫でた手が顎に下り、優しく持ち上げられる。キョウヤの顔が近付いてきてキスを察する。
「……おっと、キスはしないんだったかな、レイ君は。ごめんね、こんなおじさんとなんて嫌だよね」
「…………んーん、いいよ、キョウヤさん……俺のファーストキスあげる」
「本当かい? ふふ……こんなに可愛い子のファーストキスをもらえるなんて、とても光栄だよ……本当にファーストキスなのかい? 君は虚偽申告が癖みたいだからねぇ、怪しいなぁ」
「……無理矢理されたのはノーカンでいいだろ? 俺がしたいからするキスは、キョウヤさんが初めて」
「おやおや……それはそれは、ただの初めてを捧げられるよりも嬉しいねぇ」
キョウヤの首に腕を絡めて唇を重ねる。唇を押し付け合うだけのキスを終えるとキョウヤは優しく微笑みかけてくれる。
「えへへ……きす、はじめて……おっさんだいたい口臭いのに、キョウヤさん臭くないねー……おっさんがみんなキョウヤさんみたいな紳士だったら、もうちょいエンコー楽しいのになー…………ね、もっかいキスして。キスと一緒に……お尻、して」
再び唇を重ね、俺はまたキョウヤの首に腕を絡める。キョウヤの唇にちゅうっと吸い付いていると彼の右手がバイブの持ち手を握り、スイッチを入れた。
「んんぅゔぅっ!?」
「レイ君、本当のキスは舌を使うものだっていうのは聞いたことくらいはあるかな? それ、してもいいかな」
「んっ……ゔぅっ……し、てっ……んむっ! んぅっ、ふぅっ、ゔぅぅ……ぅぅ、くぅっ……!」
キョウヤの舌が口内に入ってくる。同時にバイブも激しく抜き挿しされ、瞼の裏にチカチカと光が輝く。けれど俺はもう絶頂に悦びしか感じない。
「ふっ、ゔぅっ……んっ、ぷはっ……はぁっ、あぁあっ、イくっ、イぐっ、イっ……んんんぅうぅーっ!」
上下同時に蹂躙され、俺は三度目の快楽失神を迎えた。
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