582 / 604
噴水広場を飾るもの
しおりを挟む
オーガ達の居住区が完成し、今日越してくる。少しずつだが城下町が完成に近付いていく気配がして心が弾む。
俺は早朝から彼らへの挨拶のため準備を進めた。オーガは大柄な種族だから全体への挨拶には台が必須だ、ネメスィに頼んでいたが一晩で完成させられたのだろうか?
「完成したぞ」
部屋の扉を叩くと寝間着姿のネメスィが目を擦りながら出てきてそう言った。
「え、したの? マジで? 寝てたの? 寝る時間あったの?」
人が立つ台なんて木材を切り出すだけでも一日以上かかりそうだと考えていたから混乱してしまった。
「見るか?」
「うん、見る見る。すっごい興味、あ、る……」
ネメスィの部屋に入ると巨大な太ったアメンボのような黒い奇妙な生き物が床を歩き回っていた。
「なっ……なっ!? なにっ、何っ!? 使徒!?」
「台だ」
「動いてるけど!? 木製じゃないの!?」
「木製の台を一晩で作れると思うか? 現実的に考えろ」
生きた台を用意したヤツに現実的とか言われたくない。だがまぁ材質の指定をしなかった俺にも責任が……ないだろ、俺は悪くない。
「何これ、分裂したの?」
ネメスィは人間の姿をしているが、その正体はショゴス。分裂し続けあらゆる細胞に変質出来る万能細胞の塊──つまり強くて応用が効くスライムだ。
「あぁ、足を伸ばせるから高さの調節は自在だし……少し乗ってみてくれ」
「抵抗あるんだけど……痛くないよね?」
「台に痛覚や脳を作るような真似はしない」
黒くぬらっとした見た目に反し、踏む面は板のように固く乾いていて沈みも滑りもしない。アメンボのような足の生え方をしているから不安だったが、バランスに問題はないようだ。
「そのまま乗っていろよ」
「え? え……ちょっ、ネメスィ!? 何をっ……」
台に乗った俺の正面に立ったネメスィが突然俺に向かって拳を振るった。しかしその拳は俺には当たらず、台から新たに生えた触手によって弾かれた。
「わ、すご……」
すごいと言うよりも前に二本目の触手が生え、ネメスィの腹を殴って数メートル吹っ飛ばした。
「ネメスィっ!?」
俺は慌てて台から降りてネメスィに駆け寄る。彼は怪我どころか痛みも対して感じていなかったようで、手を貸すまでもなく立ち上がった。
「お前の旦那が……アルマが柵を作れと言っていただろう。だがお前は柵はいらないと言う。アルマは安全性を求め、お前は閉塞感を嫌っている。なら、危険人物を排除するようにすればいい」
「うーん……? なるほど」
「乗ると電磁波の膜が張られ、一定以上のスピードで近付いてきたものや尖ったものを拒絶する。危険物はもちろん、鳥のフンにすら当たることもないぞ」
「へぇ……」
「だがこの台の力では弾き切れない力での攻撃には弱い。オーガの腕力には負けないから今日のところは心配するな」
俺はただオーガ達を見下ろせる位置に立ちたかっただけなのに、どうしてこんなものが完成してしまったのだろう。
「声に反応するようにしてあるから乗ったまま移動できるぞ」
「オーバースペックだよ……」
と言いつつも俺は結構好奇心旺盛なようで、ワクワクが止まらない。立ったまま動かれるのは怖いので座って移動させてみよう。
「じゃあ部屋から出てくれる?」
「サク、脳を作った訳じゃないからそんな複雑な言葉には反応しない。前、後ろ、左、右、止まれ……この五つのみだ」
「あ、あぁそう……機械っぽいなぁ。ま、いいや。前! おおっ、動いた、すごいすごい」
台はザカザカと虫のような気持ち悪い足の動かし方をして前に進む。四本足での移動なのに不思議と揺れがなく、滑っているように移動し──
「えっちょっ、止まって! 止まっ……痛っ!?」
──扉にぶち当たった。台の手前に足を垂らしていたから扉と台に足を挟まれてしまい、立つ気を失う程度の痛みに襲われた。
「サク! 大丈夫か? 怪我は? ぶつかりそうになったら勝手に止まる機能も必要だな……すぐに改良する」
「止まってって言ったのにぃ……」
「特定の音に反応させているだけだから「止まれ」じゃないと止まらない。サクが咄嗟に言うのが「止まって」ならそっちに変更しておこう」
「お願い……」
「試運転は大切だな、改良点がすぐに見つかる」
ネメスィは右腕を溶かして黒いスライム状の触手に変え、台と繋げ、目を閉じた。
「……ネメスィ?」
「集中したい」
「…………うん」
目を閉じているネメスィを見つめる。目元に力は入っておらず、眉間にシワはない。こうして見ているだけだと綺麗な顔だ。肌が白くて髪も眉も金色で、まつ毛だって透き通るような美しさだ。
俺が寝ている間、台を作っている最中、ずっとこの顔をしていたのだろうか。人間味のない人形のような寝顔にも似た美しい顔を俺は見逃して呑気に眠っていたのか、もったいないことをした。
「…………よし、終わったぞ」
「……お疲れ様。お疲れ様のキス、いる?」
「もらおう」
髪を鷲掴みにするように後頭部に手を添え、強引に唇を奪われる。もっとご褒美らしいキスがしたかったなと残念がりつつ、彼の首に腕を回す。
「んっ……! ん、んんぅっ……! ん、はぁっ…………ネメスィ」
唾液をいただこうと伸ばした舌をちゅうぅっと吸われてしまい、逆に蕩けさせられた文句を言おうとネメスィを睨む。しかし俺だけを映した金色の瞳の真っ直ぐさに気圧されてしまう。
「……だ、台ありがとう。早く行かなきゃいけないから、もう行くなっ。じゃ、また後で!」
このままでは早朝から『食事』をねだってしまいそうだ。もちろんそんな時間はないのでそそくさとネメスィの部屋から離れた。
台を連れて城を出る。城の正面玄関から伸びるタイルが敷かれた道の脇を飾る花や、庭の各所のトピアリーが可愛らしい。
「すごいなぁ……カタラがやったのかな。あ、これはシャルが作ったヤツだな」
うさぎや猫などの小動物の彫刻を見つけて微笑ましくなりつつも、急がなければと思い直して鉄柵門を開く。
「ここからは扉ないし……楽しちゃお」
台に腰を下ろし、前へと指示すると蜘蛛のようにザカザカと歩き始める。自分で歩くのよりは速い、走るのよりは遅い、ちょうどいい速度だ。
「左ー……えっ、直角に曲がるの? 後ろ後ろ、右……使いにくいなぁ」
動きにやや不満はあるものの、歩かなくていいというのは素晴らしい。インキュバスだから太ることもない、活用させてもらおう。
「みんな~! おはよう!」
「おぅおはよ……って何だその気っ持ち悪いの!」
「ネメスィが作ってくれた台」
「……動くのか」
訝しげな目で台を見つめるアルマに柵替わりの防衛機能を説明すると、気に入ったのか台に「サクを頼むぞ」と話しかけながら撫でていた。
「この噴水の前で挨拶か、この広場何人くらい入る? 全員入るか?」
広場を見渡して台の位置を調整し、一旦台に乗って振り返り、噴水を見る。壊れていた元々の物を修理するついでに彫刻を足して整えたようだ、出来はいい。出来はいいのだが──
「シャル! 俺の像ここに飾るなって言ってたよな俺!」
──俺の1.5倍のサイズの俺の彫刻が立っているのは無視出来ない。
「ご、ごめんなさい……でも服は着せました」
沐浴場にある俺の像とは違い、噴水に立てられた像は服を着ている。俺の普段着だから露出度は高いものの、布の表現の見事さには一瞬怒りを忘れた。
「シャルを怒ってやるなよサク、ここに置きたいから作ってくれって頼んだのは俺なんだからよ」
「カタラ……なんでそんなことしたんだよ」
「景観の問題、かな。魔王なんだから目立つところに一個くらい置いてなきゃダメだろうし、別にいいだろ?」
「俺の像飾って景観よくなるかなぁ……?」
首を傾げていると三人口を揃えて「よくなる」と自信たっぷりに言われ、押し負けた俺は像を飾り続ける許可を出してしまった。
俺は早朝から彼らへの挨拶のため準備を進めた。オーガは大柄な種族だから全体への挨拶には台が必須だ、ネメスィに頼んでいたが一晩で完成させられたのだろうか?
「完成したぞ」
部屋の扉を叩くと寝間着姿のネメスィが目を擦りながら出てきてそう言った。
「え、したの? マジで? 寝てたの? 寝る時間あったの?」
人が立つ台なんて木材を切り出すだけでも一日以上かかりそうだと考えていたから混乱してしまった。
「見るか?」
「うん、見る見る。すっごい興味、あ、る……」
ネメスィの部屋に入ると巨大な太ったアメンボのような黒い奇妙な生き物が床を歩き回っていた。
「なっ……なっ!? なにっ、何っ!? 使徒!?」
「台だ」
「動いてるけど!? 木製じゃないの!?」
「木製の台を一晩で作れると思うか? 現実的に考えろ」
生きた台を用意したヤツに現実的とか言われたくない。だがまぁ材質の指定をしなかった俺にも責任が……ないだろ、俺は悪くない。
「何これ、分裂したの?」
ネメスィは人間の姿をしているが、その正体はショゴス。分裂し続けあらゆる細胞に変質出来る万能細胞の塊──つまり強くて応用が効くスライムだ。
「あぁ、足を伸ばせるから高さの調節は自在だし……少し乗ってみてくれ」
「抵抗あるんだけど……痛くないよね?」
「台に痛覚や脳を作るような真似はしない」
黒くぬらっとした見た目に反し、踏む面は板のように固く乾いていて沈みも滑りもしない。アメンボのような足の生え方をしているから不安だったが、バランスに問題はないようだ。
「そのまま乗っていろよ」
「え? え……ちょっ、ネメスィ!? 何をっ……」
台に乗った俺の正面に立ったネメスィが突然俺に向かって拳を振るった。しかしその拳は俺には当たらず、台から新たに生えた触手によって弾かれた。
「わ、すご……」
すごいと言うよりも前に二本目の触手が生え、ネメスィの腹を殴って数メートル吹っ飛ばした。
「ネメスィっ!?」
俺は慌てて台から降りてネメスィに駆け寄る。彼は怪我どころか痛みも対して感じていなかったようで、手を貸すまでもなく立ち上がった。
「お前の旦那が……アルマが柵を作れと言っていただろう。だがお前は柵はいらないと言う。アルマは安全性を求め、お前は閉塞感を嫌っている。なら、危険人物を排除するようにすればいい」
「うーん……? なるほど」
「乗ると電磁波の膜が張られ、一定以上のスピードで近付いてきたものや尖ったものを拒絶する。危険物はもちろん、鳥のフンにすら当たることもないぞ」
「へぇ……」
「だがこの台の力では弾き切れない力での攻撃には弱い。オーガの腕力には負けないから今日のところは心配するな」
俺はただオーガ達を見下ろせる位置に立ちたかっただけなのに、どうしてこんなものが完成してしまったのだろう。
「声に反応するようにしてあるから乗ったまま移動できるぞ」
「オーバースペックだよ……」
と言いつつも俺は結構好奇心旺盛なようで、ワクワクが止まらない。立ったまま動かれるのは怖いので座って移動させてみよう。
「じゃあ部屋から出てくれる?」
「サク、脳を作った訳じゃないからそんな複雑な言葉には反応しない。前、後ろ、左、右、止まれ……この五つのみだ」
「あ、あぁそう……機械っぽいなぁ。ま、いいや。前! おおっ、動いた、すごいすごい」
台はザカザカと虫のような気持ち悪い足の動かし方をして前に進む。四本足での移動なのに不思議と揺れがなく、滑っているように移動し──
「えっちょっ、止まって! 止まっ……痛っ!?」
──扉にぶち当たった。台の手前に足を垂らしていたから扉と台に足を挟まれてしまい、立つ気を失う程度の痛みに襲われた。
「サク! 大丈夫か? 怪我は? ぶつかりそうになったら勝手に止まる機能も必要だな……すぐに改良する」
「止まってって言ったのにぃ……」
「特定の音に反応させているだけだから「止まれ」じゃないと止まらない。サクが咄嗟に言うのが「止まって」ならそっちに変更しておこう」
「お願い……」
「試運転は大切だな、改良点がすぐに見つかる」
ネメスィは右腕を溶かして黒いスライム状の触手に変え、台と繋げ、目を閉じた。
「……ネメスィ?」
「集中したい」
「…………うん」
目を閉じているネメスィを見つめる。目元に力は入っておらず、眉間にシワはない。こうして見ているだけだと綺麗な顔だ。肌が白くて髪も眉も金色で、まつ毛だって透き通るような美しさだ。
俺が寝ている間、台を作っている最中、ずっとこの顔をしていたのだろうか。人間味のない人形のような寝顔にも似た美しい顔を俺は見逃して呑気に眠っていたのか、もったいないことをした。
「…………よし、終わったぞ」
「……お疲れ様。お疲れ様のキス、いる?」
「もらおう」
髪を鷲掴みにするように後頭部に手を添え、強引に唇を奪われる。もっとご褒美らしいキスがしたかったなと残念がりつつ、彼の首に腕を回す。
「んっ……! ん、んんぅっ……! ん、はぁっ…………ネメスィ」
唾液をいただこうと伸ばした舌をちゅうぅっと吸われてしまい、逆に蕩けさせられた文句を言おうとネメスィを睨む。しかし俺だけを映した金色の瞳の真っ直ぐさに気圧されてしまう。
「……だ、台ありがとう。早く行かなきゃいけないから、もう行くなっ。じゃ、また後で!」
このままでは早朝から『食事』をねだってしまいそうだ。もちろんそんな時間はないのでそそくさとネメスィの部屋から離れた。
台を連れて城を出る。城の正面玄関から伸びるタイルが敷かれた道の脇を飾る花や、庭の各所のトピアリーが可愛らしい。
「すごいなぁ……カタラがやったのかな。あ、これはシャルが作ったヤツだな」
うさぎや猫などの小動物の彫刻を見つけて微笑ましくなりつつも、急がなければと思い直して鉄柵門を開く。
「ここからは扉ないし……楽しちゃお」
台に腰を下ろし、前へと指示すると蜘蛛のようにザカザカと歩き始める。自分で歩くのよりは速い、走るのよりは遅い、ちょうどいい速度だ。
「左ー……えっ、直角に曲がるの? 後ろ後ろ、右……使いにくいなぁ」
動きにやや不満はあるものの、歩かなくていいというのは素晴らしい。インキュバスだから太ることもない、活用させてもらおう。
「みんな~! おはよう!」
「おぅおはよ……って何だその気っ持ち悪いの!」
「ネメスィが作ってくれた台」
「……動くのか」
訝しげな目で台を見つめるアルマに柵替わりの防衛機能を説明すると、気に入ったのか台に「サクを頼むぞ」と話しかけながら撫でていた。
「この噴水の前で挨拶か、この広場何人くらい入る? 全員入るか?」
広場を見渡して台の位置を調整し、一旦台に乗って振り返り、噴水を見る。壊れていた元々の物を修理するついでに彫刻を足して整えたようだ、出来はいい。出来はいいのだが──
「シャル! 俺の像ここに飾るなって言ってたよな俺!」
──俺の1.5倍のサイズの俺の彫刻が立っているのは無視出来ない。
「ご、ごめんなさい……でも服は着せました」
沐浴場にある俺の像とは違い、噴水に立てられた像は服を着ている。俺の普段着だから露出度は高いものの、布の表現の見事さには一瞬怒りを忘れた。
「シャルを怒ってやるなよサク、ここに置きたいから作ってくれって頼んだのは俺なんだからよ」
「カタラ……なんでそんなことしたんだよ」
「景観の問題、かな。魔王なんだから目立つところに一個くらい置いてなきゃダメだろうし、別にいいだろ?」
「俺の像飾って景観よくなるかなぁ……?」
首を傾げていると三人口を揃えて「よくなる」と自信たっぷりに言われ、押し負けた俺は像を飾り続ける許可を出してしまった。
10
お気に入りに追加
1,786
あなたにおすすめの小説
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
転生したけど赤ちゃんの頃から運命に囲われてて鬱陶しい
翡翠飾
BL
普通に高校生として学校に通っていたはずだが、気が付いたら雨の中道端で動けなくなっていた。寒くて死にかけていたら、通りかかった馬車から降りてきた12歳くらいの美少年に拾われ、何やら大きい屋敷に連れていかれる。
それから温かいご飯食べさせてもらったり、お風呂に入れてもらったり、柔らかいベッドで寝かせてもらったり、撫でてもらったり、ボールとかもらったり、それを投げてもらったり───ん?
「え、俺何か、犬になってない?」
豹獣人の番大好き大公子(12)×ポメラニアン獣人転生者(1)の話。
※どんどん年齢は上がっていきます。
※設定が多く感じたのでオメガバースを無くしました。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
【完結】捨てられた双子のセカンドライフ
mazecco
ファンタジー
【第14回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞作】
王家の血を引きながらも、不吉の象徴とされる双子に生まれてしまったアーサーとモニカ。
父王から疎まれ、幼くして森に捨てられた二人だったが、身体能力が高いアーサーと魔法に適性のあるモニカは、力を合わせて厳しい環境を生き延びる。
やがて成長した二人は森を出て街で生活することを決意。
これはしあわせな第二の人生を送りたいと夢見た双子の物語。
冒険あり商売あり。
さまざまなことに挑戦しながら双子が日常生活?を楽しみます。
(話の流れは基本まったりしてますが、内容がハードな時もあります)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる