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ドラゴンの新居
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俺を掴んで運んだドラゴンは足を地面に擦りそうな低空飛行をし、数百メートル飛んだだけで着地してしまった。俺が産まれた魔樹とは比べ物にならないが、ドラゴンよりは大きな木の根元に俺を置いた。
「お、おい……どうしたんだ?」
長い首を曲げ、黄色い瞳をぎょろぎょろと動かし、俺の羽とは比べ物にならないほど大きな羽を気にしている。
「上手く飛べなイ……」
蝙蝠のような羽、その皮膜は薄い黄色だ。杭が打たれていたそれには幾つもの穴が空いており、破れている部分もあった。
「風を捕まえられなイ」
「再生しないのか?」
「羽が破れているのは……少し難しイ」
そういえばインキュバスは魔物の中でも再生力が高い方なんだっけ? オーガは切られても繋がる程度で、欠損部位を丸ごと再生させるのは難しいとか。
「杭と鎖さえ外れたら竜の里に帰れると思ってたけど、この羽じゃ……どっちにしろだめだっタ」
「羽ってそんなに大事なのか?」
「大切……体温調節、狩り、求愛、威嚇……色んなものに使ウ」
「ふーん……」
「…………少し休む。卵は後で。あまり遠くに行っちゃだめ、危なイ」
広い場所で羽ばたいて改めて自身の傷の深さを知り、落ち込んだドラゴンは木陰でふて寝を始めてしまった。今なら逃げられるかもしれないが、こんな草原を当てもなく歩いても仕方ない。
「よっ、と……」
俺は四枚の羽を揺らして飛び、目を閉じているドラゴンの頭に生えた毛を毟った。このドラゴンには俺の子供達とは違い、背びれではなくたてがみが生えているのだ。
「何……? 痛イ……」
「サクさんが修理してやんよ。裁縫は得意じゃねぇけど、そんな苦手でもないからな」
ドラゴンの体毛は丈夫と相場が決まっている。俺は再び飛んで木の枝を一本折り、端っこにドラゴンの毛を一本巻き付けた。
「ちょっと削って……即席縫い針の出来上がり! どうよ」
「……? さく、何をしたいノ?」
枝をドラゴンの角に擦り付けて形を整え、少し歪な縫い針に仕立てた。ドラゴンに羽を広げてもらい、破れ目の端に枝を刺した。
「お、膜はそんな固くないな。よかったよ刺さって」
「さく……何ヲ?」
破れている部分は繋ぎ合わせればいいが、穴が空いている部分には別の素材が必要だ。
「痛いか? ちょっとくらい我慢しろよ。俺の方が痛いんだからっ……!」
「さくっ……!? な、何をしているノ?」
俺は自分の腰羽の皮膜を破ってちぎり、ドラゴンの羽の穴を塞ぐのに使った。パッチワークの経験はないが、スーツの裾上げくらいは自分でやった、縫い針と糸の数倍の枝とドラゴンの毛なら簡単だ。
「俺のはいくらでも再生するから。まぁ、ドラゴンに比べりゃ脆いだろうから……一応三枚重ねくらいにしとくよ。縫い目のとこは特に頑丈に……何回も自分で破んの嫌だな」
骨と皮膜の繋ぎ目から皮膜をビリビリと破き、ちぎっていく。体の一部をちぎるのだから激痛だ、インキュバスの身体が脆いおかげで力はそれほど必要なくて助かるが。
「……っ! う……痛い。まぁでも、今まで足だの羽だの切り落とされてきたし、ナイフぐっさぐさ刺された時に比べりゃ……!」
ドラゴンは途中から何も話さなくなった。眠った訳ではない、じっと俺を見つめている。
「なんだよ、起きてんならなんか喋れよ。寝ててもいーぜ、寝れるもんならな」
羽にチクチクと枝を刺されるのも痛いだろうから、眠りにくいのだろう。俺はドラゴンの視線を無視して作業を続け、薄い黄色の皮膜の全ての穴を桃色の皮膜で塞いでやった。
「……よしっ、完璧。はは、可愛いじゃん。ハート柄じゃカッコつかないか?」
ドラゴンの顔の前に移動し、枝を投げ捨てる。ドラゴンは俺が修理してやった羽をじっと見つめている。
「…………こんな修理じゃ飛べないかな?」
「大丈夫……どらごんの浮遊は鳥とは違う、魔力を使う……風を捕まえられる形なら飛べル」
ようやく話したドラゴンは翼を広げて飛び立った。黄色に桃色の斑点があるのはカッコ悪かったが、先程よりもずっとカッコ良く飛んだ。空中で一回転をして戻ってきたドラゴンは着地をした後俺に顔を押し付けた。
「さく、ありがとウ!」
「どーいたしまして。しかし……ふふ、ハート柄似合わねぇなぁお前」
黄色に桃色が混じっているのもカッコ悪いのに、その桃色の部分をよく見ると薄いハート柄があるなんて、ドラゴンの厳つさに似合わなさ過ぎる。
「可愛い、気に入っタ」
「そうなのか? まぁ……本人が気に入ってんなら別にいいけどさ…………ごめんな? 似合わねぇとか笑っちゃってさ」
でも似合わないし、と心の中で言い訳をしてみる。
「……さく、好キ」
「おー、ありがと。じゃあ帰してくれ」
「嫌」
「……知らねぇぞ、お前本当にボコられるからな!」
俺一人で脱出できないのは分かっている。誰かが助けに来てくれるだろうとも何となく分かっている。無力感に苛まれてしまうが、それが現実だ、受け入れる他に道はない。
「この羽なら飛べル」
「へっ? おい、寝るんじゃ……」
「飛ブ」
羽を修理したことでドラゴンをやる気にさせてしまった。寝入ったのを確認してから修理を始めればよかったなとため息をつきながらも、俺はドラゴンの手の中から見る彼の下顎笑っているように見えてなんだか嬉しくなった。
十数キロの飛行の末、ドラゴンは岩山に洞穴を見つけた。岩肌にいくつもの穴がある光景を見て鳥肌が立つ、同時にこれはドラゴンの巣なのだろうと予想した。
「……ここ留守。引っ越した跡。らっきー。ここに住もウ」
「俺は住まねぇからな。俺には城もあるし旦那も弟もいるんだ!」
岩山の周りをウロウロと飛び回ったドラゴンはからっぽらしい巣穴を見つけ、そこに潜り込んだ。内壁には引っ掻いた跡のようなものが伺える、素手で掘ったのだろうか。
「快適……住んでいたのは似たさいずのどらごん。らっきー。さく、早速卵作りしよウ」
「卵料理作りなら大歓迎なんだけどな」
「大歓迎? 嬉しイ」
「嫌味だよクソったれ」
俺は巣穴の奥へと放り込まれて唯一の出入り口はドラゴンに塞がれているし、そもそも俺の足でも羽でもドラゴンからは逃げられない。力ではもちろん敵わない。大人しく抱かれるしかないだろう。
「それじゃあ勃たせて、さく、どっちでもいいかラ」
「あー……そういやお前二本あるんだっけ」
ドラゴンとのセックスにいい思い出はない、苦しいばかりだった、二度としたくないと思っていたんだがな。
「えっと……真ん中の穴と、えー……ここの間らへん? この辺? 押すんだったよな」
「……こコ」
強靭な鱗は腹だろうとも関係ない、いくら力を込めても少しも押し込まれてくれない。見かねたドラゴンは自ら俺でいう会陰のような部分を押し、陰茎を外へ出した。
「うぉっ……! あ、相変わらず心臓に悪いな。内臓出てるみたいで怖ぇんだよ」
ドラゴンの陰茎は半陰茎やヘミペニスと呼ばれるものらしく、体内に収納されている。靴下が裏返るように勃ったのが証拠だ。
「えっと……じゃあ、右な」
俺は超巨大な陰茎を抱きかかえ、その先端をぱくんと咥えた。先端にはやはり鈴口らしきものがある。イボだらけで先細りの形をしていて勃っても柔らかかろうと、本質的な構造はそう変わらないのだ。
「ん、んっ……匂い薄いから、興奮もしにくいんだよなお前……お前の表情も分かりにくいしさ」
ドラゴンには眉毛がないし、顔色も変わらない。口の開き具合や瞳孔のサイズ、首を傾げているかどうかで判断するしかないのだ。
「ちゃんと気持ちいい、さくは上手イ」
「んな「自信持って」みたいに言われてもさぁ……ぁむ、ん……まぁ、やるけど……ん、んん……味も薄い、つーかトカゲ臭い……ん、ちゅ……んん」
やはり哺乳類とは違うなと改めて思いながらも、俺はいつしか巨大な陰茎への愛撫に夢中になっていった。
「お、おい……どうしたんだ?」
長い首を曲げ、黄色い瞳をぎょろぎょろと動かし、俺の羽とは比べ物にならないほど大きな羽を気にしている。
「上手く飛べなイ……」
蝙蝠のような羽、その皮膜は薄い黄色だ。杭が打たれていたそれには幾つもの穴が空いており、破れている部分もあった。
「風を捕まえられなイ」
「再生しないのか?」
「羽が破れているのは……少し難しイ」
そういえばインキュバスは魔物の中でも再生力が高い方なんだっけ? オーガは切られても繋がる程度で、欠損部位を丸ごと再生させるのは難しいとか。
「杭と鎖さえ外れたら竜の里に帰れると思ってたけど、この羽じゃ……どっちにしろだめだっタ」
「羽ってそんなに大事なのか?」
「大切……体温調節、狩り、求愛、威嚇……色んなものに使ウ」
「ふーん……」
「…………少し休む。卵は後で。あまり遠くに行っちゃだめ、危なイ」
広い場所で羽ばたいて改めて自身の傷の深さを知り、落ち込んだドラゴンは木陰でふて寝を始めてしまった。今なら逃げられるかもしれないが、こんな草原を当てもなく歩いても仕方ない。
「よっ、と……」
俺は四枚の羽を揺らして飛び、目を閉じているドラゴンの頭に生えた毛を毟った。このドラゴンには俺の子供達とは違い、背びれではなくたてがみが生えているのだ。
「何……? 痛イ……」
「サクさんが修理してやんよ。裁縫は得意じゃねぇけど、そんな苦手でもないからな」
ドラゴンの体毛は丈夫と相場が決まっている。俺は再び飛んで木の枝を一本折り、端っこにドラゴンの毛を一本巻き付けた。
「ちょっと削って……即席縫い針の出来上がり! どうよ」
「……? さく、何をしたいノ?」
枝をドラゴンの角に擦り付けて形を整え、少し歪な縫い針に仕立てた。ドラゴンに羽を広げてもらい、破れ目の端に枝を刺した。
「お、膜はそんな固くないな。よかったよ刺さって」
「さく……何ヲ?」
破れている部分は繋ぎ合わせればいいが、穴が空いている部分には別の素材が必要だ。
「痛いか? ちょっとくらい我慢しろよ。俺の方が痛いんだからっ……!」
「さくっ……!? な、何をしているノ?」
俺は自分の腰羽の皮膜を破ってちぎり、ドラゴンの羽の穴を塞ぐのに使った。パッチワークの経験はないが、スーツの裾上げくらいは自分でやった、縫い針と糸の数倍の枝とドラゴンの毛なら簡単だ。
「俺のはいくらでも再生するから。まぁ、ドラゴンに比べりゃ脆いだろうから……一応三枚重ねくらいにしとくよ。縫い目のとこは特に頑丈に……何回も自分で破んの嫌だな」
骨と皮膜の繋ぎ目から皮膜をビリビリと破き、ちぎっていく。体の一部をちぎるのだから激痛だ、インキュバスの身体が脆いおかげで力はそれほど必要なくて助かるが。
「……っ! う……痛い。まぁでも、今まで足だの羽だの切り落とされてきたし、ナイフぐっさぐさ刺された時に比べりゃ……!」
ドラゴンは途中から何も話さなくなった。眠った訳ではない、じっと俺を見つめている。
「なんだよ、起きてんならなんか喋れよ。寝ててもいーぜ、寝れるもんならな」
羽にチクチクと枝を刺されるのも痛いだろうから、眠りにくいのだろう。俺はドラゴンの視線を無視して作業を続け、薄い黄色の皮膜の全ての穴を桃色の皮膜で塞いでやった。
「……よしっ、完璧。はは、可愛いじゃん。ハート柄じゃカッコつかないか?」
ドラゴンの顔の前に移動し、枝を投げ捨てる。ドラゴンは俺が修理してやった羽をじっと見つめている。
「…………こんな修理じゃ飛べないかな?」
「大丈夫……どらごんの浮遊は鳥とは違う、魔力を使う……風を捕まえられる形なら飛べル」
ようやく話したドラゴンは翼を広げて飛び立った。黄色に桃色の斑点があるのはカッコ悪かったが、先程よりもずっとカッコ良く飛んだ。空中で一回転をして戻ってきたドラゴンは着地をした後俺に顔を押し付けた。
「さく、ありがとウ!」
「どーいたしまして。しかし……ふふ、ハート柄似合わねぇなぁお前」
黄色に桃色が混じっているのもカッコ悪いのに、その桃色の部分をよく見ると薄いハート柄があるなんて、ドラゴンの厳つさに似合わなさ過ぎる。
「可愛い、気に入っタ」
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でも似合わないし、と心の中で言い訳をしてみる。
「……さく、好キ」
「おー、ありがと。じゃあ帰してくれ」
「嫌」
「……知らねぇぞ、お前本当にボコられるからな!」
俺一人で脱出できないのは分かっている。誰かが助けに来てくれるだろうとも何となく分かっている。無力感に苛まれてしまうが、それが現実だ、受け入れる他に道はない。
「この羽なら飛べル」
「へっ? おい、寝るんじゃ……」
「飛ブ」
羽を修理したことでドラゴンをやる気にさせてしまった。寝入ったのを確認してから修理を始めればよかったなとため息をつきながらも、俺はドラゴンの手の中から見る彼の下顎笑っているように見えてなんだか嬉しくなった。
十数キロの飛行の末、ドラゴンは岩山に洞穴を見つけた。岩肌にいくつもの穴がある光景を見て鳥肌が立つ、同時にこれはドラゴンの巣なのだろうと予想した。
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岩山の周りをウロウロと飛び回ったドラゴンはからっぽらしい巣穴を見つけ、そこに潜り込んだ。内壁には引っ掻いた跡のようなものが伺える、素手で掘ったのだろうか。
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強靭な鱗は腹だろうとも関係ない、いくら力を込めても少しも押し込まれてくれない。見かねたドラゴンは自ら俺でいう会陰のような部分を押し、陰茎を外へ出した。
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