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結婚祝いは
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査定士から奪い取ったシャルと頬擦りをし合って十分は経っただろうか。ようやくネメスィとカタラの喧嘩が落ち着いた。
「サークぅー、ちょっと聞いてくれよこのピカピカクソサイコ野郎さぁ」
カタラが抱きついてくるとシャルは無言で離れ、査定士の膝に座った。入れ替わりにネメスィがやってきて俺は二人に挟まれる。
「んっ……ちょっと、ネメスィ」
愚痴を言うカタラとは正反対にネメスィは何も話さず、俺の首に唇を吸いつかせた。首の皮が僅かに引っ張られ、チョーカーの気配が大きくなる。
「この新しい服、色気が足りないな」
ダメージ加工もされていないジーンズに、腰羽を出す穴も切れ込みレベルのチェックシャツ。頭羽を出す穴が空いた黒と白のキャップ。
アウトドア用にと思ってシャルに作ってもらったこの服は、確かに色気はないかもしれない。
「家族でピクニックなんだから……そんなの、いらないだろ」
「……いや、必要だ」
「ちょっ……!」
ネメスィは俺に無断で俺のシャツのボタンを外す。肌着は着ていない、チェック柄の生地の隙間から素肌が顕になる。
「や、やめろよっ! 今日はそんなつもりじゃっ……ん、んむっ、んんんーっ!」
開いた口に舌をねじ込まれる。両腕で頭をがっしりと掴まれて逃げられず、上顎や頬の内側を舐め回される。
「んっ、んんぅっ……!」
唾液の味と口腔の快感、軽度の酸欠、それらが重なってインキュバスの本能が疼き始める。そんなネメスィのキスだけでも蕩けさせられ始めたのに、中途半端にはだけたシャツの内側にカタラの手が入ってきた。
「ん、ぅうっ……!?」
口腔に響くぐちゅぐちゅという淫らな音、後孔を弄られている時と同じ音。細い指にこりこりと転がされる乳首、すぐに硬く尖って指に甘える素直な乳首。
「んっ……ふぁっ、ぁ、あぁ……」
ネメスィの口とカタラの指が同時に離れ、切なさを覚える。
「そんなつもりじゃ……何だって?」
ネメスィの手がジーンズの上から太腿を撫でる。カタラの手がシャツの中から下腹をぐっと押す。
「そんなつもりってどんなつもりだ?」
「サク、次……どうされたい?」
腹の奥が熱くなってきた。ジンジンと痺れるような感覚が満ちてきた。
「ど、うって……んんっ! んっ、ぅ……子供っ、すぐそこに居るんだからっ、えっちなことなんか……して欲しいわけっ、なぃいっ!?」
ネメスィに太腿を叩かれた。じぃんと痛みが広がり、腹の疼きが酷くなる。
「すぐ叩くなよネメスィ。なぁサク、俺ら結婚祝い欲しいなー?」
「……お前らが、俺に何させたいか言えよっ」
ジーンズの下で陰茎が窮屈そうにしている。男根が欲しいと後孔がヨダレを垂らしている。それでも俺は生意気に振る舞った、俺を発情させてしまえば同意が引き出せると思っている二人に腹が立ったからだ。
「お前のここに突っ込みたい」
厚く硬い生地なのにジーンズの上から俺の尻を鷲掴みにしたネメスィの手の大きさがはっきり分かる。
「……おい、二人とも気付け、サクは嫌がってる」
ネメスィの筋張った大きな手よりもずっと大きな赤い手が俺の腹を掴み、持ち上げる。人形のような持たれ方をしたかと思えば、赤子のように大切そうに抱かれる。
「アルマ……」
来るのが遅い。俺はもうその気になってしまった。太い腕に抱かれても肉欲が膨らむだけだ。
「サクは嫌だとは言ってない」
「言わせなかったの間違いだ」
「じゃあ今聞けよ! サク返せ!」
「返せ? モノ扱いか、俺の妻だぞ」
三人はじっと睨み合う。このまま時間を浪費させてたまるか、俺は身体が疼いてるんだ。
「……アルマ。俺……その、もう、そういう気分になっちゃったから……離して? 俺のこと気にしてくれたのはありがとうだけど、お尻もお腹もうずうずしてるの……」
「………………そうか」
アルマは大人しく俺を砂浜に下ろすと敷物の上に戻った。
「いいタイミングで奪えたけど、格好付け過ぎたね。あれじゃサクを抱く順番までは奪えないよ」
「……ふん」
「結婚祝いって言うなら僕達が先にもらうべきですよ」
「外でするのはいいけど、砂浜はね……砂が粘膜に入ると痛いし面倒だから、ここは引こうねシャル」
アルマとシャルはむすっとして俺達を見つめている、アルマは俺の視線に気付くと目を逸らしたが、シャルは変わらない。
しかし、アルマ……来るのが妙に遅いと思ったら計算だったとは。あのまま二人と口喧嘩せずに俺を連れ去っていたら、アルマにねだったかもしれないな。
「……ネメスィ、カタラ。その……子供達、居るから……」
「分かってるって、よさげな岩場見つけてるから」
「こっちだ」
ネメスィに先導され、カタラと手を繋ぎ、秘密の場所じみた美しい入り江に着いた。
「本当に見えないかな……ちょっと回り込んだら見えないか?」
「アイツら一ヶ所に固まって遊んでるから平気だって、回り込んでこねぇよ」
「そうかなぁ……」
周囲は背の高い岩場に囲まれているが、入り江なので海からは見える。しかし、ここから見える海にドラゴンの姿は見えない。
「……見られそうになったらすぐやめてくれよ?」
「分かってる。ほら、脱げ脱げ」
「待て、新しい服だ。着せたままにしたい」
「はぁ? ったく、仕方ねぇな」
着たままとは言ってもシャツのボタンは全開だ。ベルトも緩められ、ファスナーも下げられ、陰茎も外気に触れた。
「ちょっ……ネメスィ、それは無茶じゃ、ぁっ……」
俺の正面に立っているネメスィは下ろしたファスナーのところからジーンズの中に手を入れ、俺の股を通って後孔を弄ろうとしている。尻尾を通す穴がベルトを通すところにあったからジーンズがずり落ちることはなく、ネメスィの腕が通る隙間がないと俺は思っていたが、あっさり通った。
「……何が無茶だって?」
「なんでもない……んっ、んん……」
中指で会陰を強く押され、甘えた声が漏れる。ジーンズの中に入り込んでいない方の手は俺を押さえるのも兼ねてジーンズ越しに尻を揉んでいる。
「ぁ、んっ……ネメスィ、はやくぅ……ひぁっ!?」
「ネメスィばっかに気ぃ取られんなよ、俺も居るんだから」
俺の背後に立っているカタラは俺が倒れないよう腋の下に腕を通して支えつつ、俺の胸をまさぐった。
「おっ、さっき弄ったからか右の方がちょっと硬いな」
「んゃ、言わないでぇっ……!」
両乳首をつままれてぐにぐにと揉まれ、その硬度を高めさせられる。
「ひぁ、ぁあっ! 乳首、きもち……ぃぃんっ!」
俺の意識がカタラに寄ったのが気に入らなかったのか、ネメスィは中指を挿入してきた。少し前から期待で濡れていた後孔はあっさりとその指を受け入れ、きゅうきゅうと締め付けて歓迎した。
「ん、ぁあっ! ぁ、んっ……ネメスィ、はやく……もっと、くちゅくちゅ……んゃあっ! ぁ、あっ、ぁああっ! カタラぁ、もっと乳首いじめてぇっ!」
腸壁の凹凸やひだを確かめるように、普段以上に丁寧に腸壁を擦るネメスィの中指。乳輪ごとつまみ、乳頭をぷるぷると揺らすカタラの両手。
「サク、口を開けろ」
「んぁ……? んんんっ! んっ、んんぅっ! んっ、くっ、ぅうぅんっ!」
再びネメスィの舌に口内を蹂躙された。しかも同時に前立腺をこりこりと転がされ、口を犯されながら絶頂してしまった。
「サークっ、俺とも」
「ふ、ぇ……? んむっ! んっ、んんぅっ、んっ、ん、んんんーっ!」
ネメスィとのキスが終わるとすぐに振り返らされ、カタラとも舌を絡める。やはり同時に乳首をカリカリと引っ掻かれ、また絶頂した。
息の合った行為に、いや競い合うような俺への責めに、気付けば夢中になっていた。
「サークぅー、ちょっと聞いてくれよこのピカピカクソサイコ野郎さぁ」
カタラが抱きついてくるとシャルは無言で離れ、査定士の膝に座った。入れ替わりにネメスィがやってきて俺は二人に挟まれる。
「んっ……ちょっと、ネメスィ」
愚痴を言うカタラとは正反対にネメスィは何も話さず、俺の首に唇を吸いつかせた。首の皮が僅かに引っ張られ、チョーカーの気配が大きくなる。
「この新しい服、色気が足りないな」
ダメージ加工もされていないジーンズに、腰羽を出す穴も切れ込みレベルのチェックシャツ。頭羽を出す穴が空いた黒と白のキャップ。
アウトドア用にと思ってシャルに作ってもらったこの服は、確かに色気はないかもしれない。
「家族でピクニックなんだから……そんなの、いらないだろ」
「……いや、必要だ」
「ちょっ……!」
ネメスィは俺に無断で俺のシャツのボタンを外す。肌着は着ていない、チェック柄の生地の隙間から素肌が顕になる。
「や、やめろよっ! 今日はそんなつもりじゃっ……ん、んむっ、んんんーっ!」
開いた口に舌をねじ込まれる。両腕で頭をがっしりと掴まれて逃げられず、上顎や頬の内側を舐め回される。
「んっ、んんぅっ……!」
唾液の味と口腔の快感、軽度の酸欠、それらが重なってインキュバスの本能が疼き始める。そんなネメスィのキスだけでも蕩けさせられ始めたのに、中途半端にはだけたシャツの内側にカタラの手が入ってきた。
「ん、ぅうっ……!?」
口腔に響くぐちゅぐちゅという淫らな音、後孔を弄られている時と同じ音。細い指にこりこりと転がされる乳首、すぐに硬く尖って指に甘える素直な乳首。
「んっ……ふぁっ、ぁ、あぁ……」
ネメスィの口とカタラの指が同時に離れ、切なさを覚える。
「そんなつもりじゃ……何だって?」
ネメスィの手がジーンズの上から太腿を撫でる。カタラの手がシャツの中から下腹をぐっと押す。
「そんなつもりってどんなつもりだ?」
「サク、次……どうされたい?」
腹の奥が熱くなってきた。ジンジンと痺れるような感覚が満ちてきた。
「ど、うって……んんっ! んっ、ぅ……子供っ、すぐそこに居るんだからっ、えっちなことなんか……して欲しいわけっ、なぃいっ!?」
ネメスィに太腿を叩かれた。じぃんと痛みが広がり、腹の疼きが酷くなる。
「すぐ叩くなよネメスィ。なぁサク、俺ら結婚祝い欲しいなー?」
「……お前らが、俺に何させたいか言えよっ」
ジーンズの下で陰茎が窮屈そうにしている。男根が欲しいと後孔がヨダレを垂らしている。それでも俺は生意気に振る舞った、俺を発情させてしまえば同意が引き出せると思っている二人に腹が立ったからだ。
「お前のここに突っ込みたい」
厚く硬い生地なのにジーンズの上から俺の尻を鷲掴みにしたネメスィの手の大きさがはっきり分かる。
「……おい、二人とも気付け、サクは嫌がってる」
ネメスィの筋張った大きな手よりもずっと大きな赤い手が俺の腹を掴み、持ち上げる。人形のような持たれ方をしたかと思えば、赤子のように大切そうに抱かれる。
「アルマ……」
来るのが遅い。俺はもうその気になってしまった。太い腕に抱かれても肉欲が膨らむだけだ。
「サクは嫌だとは言ってない」
「言わせなかったの間違いだ」
「じゃあ今聞けよ! サク返せ!」
「返せ? モノ扱いか、俺の妻だぞ」
三人はじっと睨み合う。このまま時間を浪費させてたまるか、俺は身体が疼いてるんだ。
「……アルマ。俺……その、もう、そういう気分になっちゃったから……離して? 俺のこと気にしてくれたのはありがとうだけど、お尻もお腹もうずうずしてるの……」
「………………そうか」
アルマは大人しく俺を砂浜に下ろすと敷物の上に戻った。
「いいタイミングで奪えたけど、格好付け過ぎたね。あれじゃサクを抱く順番までは奪えないよ」
「……ふん」
「結婚祝いって言うなら僕達が先にもらうべきですよ」
「外でするのはいいけど、砂浜はね……砂が粘膜に入ると痛いし面倒だから、ここは引こうねシャル」
アルマとシャルはむすっとして俺達を見つめている、アルマは俺の視線に気付くと目を逸らしたが、シャルは変わらない。
しかし、アルマ……来るのが妙に遅いと思ったら計算だったとは。あのまま二人と口喧嘩せずに俺を連れ去っていたら、アルマにねだったかもしれないな。
「……ネメスィ、カタラ。その……子供達、居るから……」
「分かってるって、よさげな岩場見つけてるから」
「こっちだ」
ネメスィに先導され、カタラと手を繋ぎ、秘密の場所じみた美しい入り江に着いた。
「本当に見えないかな……ちょっと回り込んだら見えないか?」
「アイツら一ヶ所に固まって遊んでるから平気だって、回り込んでこねぇよ」
「そうかなぁ……」
周囲は背の高い岩場に囲まれているが、入り江なので海からは見える。しかし、ここから見える海にドラゴンの姿は見えない。
「……見られそうになったらすぐやめてくれよ?」
「分かってる。ほら、脱げ脱げ」
「待て、新しい服だ。着せたままにしたい」
「はぁ? ったく、仕方ねぇな」
着たままとは言ってもシャツのボタンは全開だ。ベルトも緩められ、ファスナーも下げられ、陰茎も外気に触れた。
「ちょっ……ネメスィ、それは無茶じゃ、ぁっ……」
俺の正面に立っているネメスィは下ろしたファスナーのところからジーンズの中に手を入れ、俺の股を通って後孔を弄ろうとしている。尻尾を通す穴がベルトを通すところにあったからジーンズがずり落ちることはなく、ネメスィの腕が通る隙間がないと俺は思っていたが、あっさり通った。
「……何が無茶だって?」
「なんでもない……んっ、んん……」
中指で会陰を強く押され、甘えた声が漏れる。ジーンズの中に入り込んでいない方の手は俺を押さえるのも兼ねてジーンズ越しに尻を揉んでいる。
「ぁ、んっ……ネメスィ、はやくぅ……ひぁっ!?」
「ネメスィばっかに気ぃ取られんなよ、俺も居るんだから」
俺の背後に立っているカタラは俺が倒れないよう腋の下に腕を通して支えつつ、俺の胸をまさぐった。
「おっ、さっき弄ったからか右の方がちょっと硬いな」
「んゃ、言わないでぇっ……!」
両乳首をつままれてぐにぐにと揉まれ、その硬度を高めさせられる。
「ひぁ、ぁあっ! 乳首、きもち……ぃぃんっ!」
俺の意識がカタラに寄ったのが気に入らなかったのか、ネメスィは中指を挿入してきた。少し前から期待で濡れていた後孔はあっさりとその指を受け入れ、きゅうきゅうと締め付けて歓迎した。
「ん、ぁあっ! ぁ、んっ……ネメスィ、はやく……もっと、くちゅくちゅ……んゃあっ! ぁ、あっ、ぁああっ! カタラぁ、もっと乳首いじめてぇっ!」
腸壁の凹凸やひだを確かめるように、普段以上に丁寧に腸壁を擦るネメスィの中指。乳輪ごとつまみ、乳頭をぷるぷると揺らすカタラの両手。
「サク、口を開けろ」
「んぁ……? んんんっ! んっ、んんぅっ! んっ、くっ、ぅうぅんっ!」
再びネメスィの舌に口内を蹂躙された。しかも同時に前立腺をこりこりと転がされ、口を犯されながら絶頂してしまった。
「サークっ、俺とも」
「ふ、ぇ……? んむっ! んっ、んんぅっ、んっ、ん、んんんーっ!」
ネメスィとのキスが終わるとすぐに振り返らされ、カタラとも舌を絡める。やはり同時に乳首をカリカリと引っ掻かれ、また絶頂した。
息の合った行為に、いや競い合うような俺への責めに、気付けば夢中になっていた。
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