379 / 604
爪先からじっくりと
しおりを挟む
査定士は俺の正面に屈んだが、鏡に映る俺の身体が隠れてしまうことに気付いてか横に移動した。
「サクは鏡を見ているんだよ、いいね?」
「……うん」
査定士の手が脛を撫でる。皮膚のハリが減り骨と筋肉の動きが見えやすくなり、くっきりと血管が浮いた手には他の男達にはない色気がある。
「ん……」
左手でふくらはぎを揉みながら足を持ち上げ、右手で脛を撫で回す。ただ足に触れられているだけなのに呼吸が不規則になっていく。
「……っ、ふ……ぅ……ぁ…………はぁっ、はぁ……」
ちゅ、と音を立てて査定士の唇が膝に触れる。左手が膝の裏をくすぐる。皮膚の薄い膝の裏はふくらはぎよりも敏感で、足をピクピクと跳ねさせてしまう。
「サク、君が見るのは鏡だよ」
鏡の中の自分を観察する。足を撫で回されているだけなのに唇を噛んでまで声を押さえ、切なげな瞳をする黒髪のインキュバスは酷く情けない男に思えた。
「…………っ、お、おじさん……? 何してるんだよっ、そこ……汚い」
査定士の唇はいつの間にか足の甲に移動していた。
「……ん? 大丈夫だよ、サク。君は裸足で外を走り回ったりしていないんだから」
「さっきまでブーツ履いてたから口つけないで! そういうことするなら、ちゃんと洗って消毒して、それから……!」
「あのブーツは魔力を実態化させたものだ、埃が溜まったりなんてしないんだよ」
査定士の唇は足の甲の上をゆっくりと滑って足の指にたどり着く。
「あ、汗かいたからっ……」
「……そのようだね、少し蒸れていたみたいだ。ブーツの素晴らしいところだねよ」
汗をかいたと伝えたのに、蒸れていると査定士自身も気付いたのに、彼の舌は俺の足の指の間を舐めた。
「ひぁっ……!? な、何してるんだよぉっ、そんなとこ絶対ダメ……ゃ、あっ」
足の小指をぱくっと咥えられ、慌てて足を引くがしっかりと掴まれていて逃がせられない。ぎゅうっと掴まれた太腿とふくらはぎがじんわりと快感を覚え、足の力を抜いた。
「は、ぁっ……足、舐めるなんてぇ……」
ぬるぬると足の裏を這い回る査定士の舌。はむはむと小指を挟む査定士の唇。爪先全体を温める査定士の吐息。
「…………足を舐められて君はどんな顔をしているのかな? 私の顔なんて見ずにもっと可愛い顔を見ていなさい」
査定士に言われて鏡を見る。
頬は欲情して赤く染まり、瞳はとろけて次の快感を期待し続け、口は呼吸のためにだらしなく開いていた。
「自分の顔なんか見てたくないよぉ……おじさんの顔のが見てて楽しい」
「こんなおじさん見てどうするの」
査定士はクスッと困ったように笑う。
「……おじさん、綺麗な顔してる。鼻高いし……目綺麗だし、歳の分……なんか、色気とか包容力あって、甘えたくなるし」
「…………ふふふっ、なら甘えてごらん」
土踏まずをれろんと舐められ、くすぐったさで指が反る。
「んぁっ……お、おじさん…………指の方、して欲しい」
指を吸われると爪が浮く感覚があるのだが、それをもう一度味わいたくなった。
「どの指を吸って欲しいんだい?」
ちゅ、ちゅっと足の親指の先端を軽く吸いながら上目遣いで尋ねられ、彼の口の器用さを思い返し、陰茎が疼く。
「ゆ、指の間がいいな……」
指を吸って欲しかったはずなのに、いつの間にか数秒前の欲望すら忘れている。
「舐めるのかい? いいよ、どこだい?」
「親指と、親指の間……」
「親指と親指の間……?」
親指は足の内側に、左右に一本ずつある。つまり親指の内側とは足の間のこと、性器のことだ。
「……な、舐めて? おじさん……吸って欲しいし、舐めて欲しい……ダメ?」
鏡の中の俺を見る。
下品に開脚してぷるんと陰茎を揺らし、査定士がしゃぶってくれる未来を愚直に信じてニヤニヤと笑っている。
「もちろんいいよ、可愛いサクの頼みならなんだって聞いてあげたくなる。私に出来ることならね」
査定士は俺の足の間に挟まり、正座のような体勢で手を使わずに俺の陰茎を舐めた。その姿勢は非常に支配欲をくすぐるもので、落ち着いた中年である査定士でなければ俺は頭を掴んでしまっていただろう。
「ぁ……んっ……んぁ……すごい、れろれろって、裏のとこ……ひっ、ゃ、ぁあ……や、ばっ」
舌先がくすぐるように裏筋を撫でている。小さな快感が積み重なっていく感覚もとても尊いものなのだが、やはり査定士の頭を鷲掴みにして喉奥までしゃぶらせてやりたくなる。
「ん、んっ……ぁあ……はぁっ…………おじ、さんっ……もっと強くぅ……」
シャルやネメシスへならイラマチオを頼んだりもしていただろう。しかし、査定士には頼みにくい。この歳の男にとって髪が抜けかねない行為はご法度なのだ、査定士が髪に困っているかどうかは知らないけれど。
「もっと強く? 物足りなかったんだね、ごめんね。どんどん言ってくれていいよ、全部や無理だろうから、かわいくおねだりしてくれた順だね。何をしたいか何をされたいか、しっかり説明するんだよ」
「ぅんっ……んんっ、あぁ……さ、先っぽの方……もっと」
舌先が亀頭へ移動し、鈴口の周りでくるくると円を描く。
「ひっあぁああっ……! ぁ、ぁあぁ……ひぅんっ!? んんんぅっ……!」
舌先が鈴口に沈む。先走りの汁を垂らしているところを塞がれ、思わず仰け反る。
「んっ、んんんぅっ……先っぽ、先っぽ吸ってぇ……!」
査定士の唇が亀頭を挟む。ちゅうっと吸われながらチロチロと亀頭を撫で回され、あっという間に絶頂へ押し上げられる。
「はぁっ、あぁあっ……出そう、おじさんっ、出ちゃいそぉっ……!」
査定士は俺の亀頭を咥えたまま頷き、ぢゅううっと先端を強く強く吸った。
「んひぁあんっ! 出る、出ちゃうっ、出るってばぉっ、ぁ、あっ……! でりゅぅっ……」
査定士の口内に勢いよく発射してしまった。しかし彼は意に介さない。ごくりと俺の精液を飲むんでしまった。
「はぁっ、はぁ……ぁひっ! ひんっ、んぁあああっ……!」
絶頂したばかりの亀頭を細かく責められて再び腰が揺れ始める。二度目の射精を迎えてベッドにぐったりと横たわるまでそう時間はかからなった。
「サクは鏡を見ているんだよ、いいね?」
「……うん」
査定士の手が脛を撫でる。皮膚のハリが減り骨と筋肉の動きが見えやすくなり、くっきりと血管が浮いた手には他の男達にはない色気がある。
「ん……」
左手でふくらはぎを揉みながら足を持ち上げ、右手で脛を撫で回す。ただ足に触れられているだけなのに呼吸が不規則になっていく。
「……っ、ふ……ぅ……ぁ…………はぁっ、はぁ……」
ちゅ、と音を立てて査定士の唇が膝に触れる。左手が膝の裏をくすぐる。皮膚の薄い膝の裏はふくらはぎよりも敏感で、足をピクピクと跳ねさせてしまう。
「サク、君が見るのは鏡だよ」
鏡の中の自分を観察する。足を撫で回されているだけなのに唇を噛んでまで声を押さえ、切なげな瞳をする黒髪のインキュバスは酷く情けない男に思えた。
「…………っ、お、おじさん……? 何してるんだよっ、そこ……汚い」
査定士の唇はいつの間にか足の甲に移動していた。
「……ん? 大丈夫だよ、サク。君は裸足で外を走り回ったりしていないんだから」
「さっきまでブーツ履いてたから口つけないで! そういうことするなら、ちゃんと洗って消毒して、それから……!」
「あのブーツは魔力を実態化させたものだ、埃が溜まったりなんてしないんだよ」
査定士の唇は足の甲の上をゆっくりと滑って足の指にたどり着く。
「あ、汗かいたからっ……」
「……そのようだね、少し蒸れていたみたいだ。ブーツの素晴らしいところだねよ」
汗をかいたと伝えたのに、蒸れていると査定士自身も気付いたのに、彼の舌は俺の足の指の間を舐めた。
「ひぁっ……!? な、何してるんだよぉっ、そんなとこ絶対ダメ……ゃ、あっ」
足の小指をぱくっと咥えられ、慌てて足を引くがしっかりと掴まれていて逃がせられない。ぎゅうっと掴まれた太腿とふくらはぎがじんわりと快感を覚え、足の力を抜いた。
「は、ぁっ……足、舐めるなんてぇ……」
ぬるぬると足の裏を這い回る査定士の舌。はむはむと小指を挟む査定士の唇。爪先全体を温める査定士の吐息。
「…………足を舐められて君はどんな顔をしているのかな? 私の顔なんて見ずにもっと可愛い顔を見ていなさい」
査定士に言われて鏡を見る。
頬は欲情して赤く染まり、瞳はとろけて次の快感を期待し続け、口は呼吸のためにだらしなく開いていた。
「自分の顔なんか見てたくないよぉ……おじさんの顔のが見てて楽しい」
「こんなおじさん見てどうするの」
査定士はクスッと困ったように笑う。
「……おじさん、綺麗な顔してる。鼻高いし……目綺麗だし、歳の分……なんか、色気とか包容力あって、甘えたくなるし」
「…………ふふふっ、なら甘えてごらん」
土踏まずをれろんと舐められ、くすぐったさで指が反る。
「んぁっ……お、おじさん…………指の方、して欲しい」
指を吸われると爪が浮く感覚があるのだが、それをもう一度味わいたくなった。
「どの指を吸って欲しいんだい?」
ちゅ、ちゅっと足の親指の先端を軽く吸いながら上目遣いで尋ねられ、彼の口の器用さを思い返し、陰茎が疼く。
「ゆ、指の間がいいな……」
指を吸って欲しかったはずなのに、いつの間にか数秒前の欲望すら忘れている。
「舐めるのかい? いいよ、どこだい?」
「親指と、親指の間……」
「親指と親指の間……?」
親指は足の内側に、左右に一本ずつある。つまり親指の内側とは足の間のこと、性器のことだ。
「……な、舐めて? おじさん……吸って欲しいし、舐めて欲しい……ダメ?」
鏡の中の俺を見る。
下品に開脚してぷるんと陰茎を揺らし、査定士がしゃぶってくれる未来を愚直に信じてニヤニヤと笑っている。
「もちろんいいよ、可愛いサクの頼みならなんだって聞いてあげたくなる。私に出来ることならね」
査定士は俺の足の間に挟まり、正座のような体勢で手を使わずに俺の陰茎を舐めた。その姿勢は非常に支配欲をくすぐるもので、落ち着いた中年である査定士でなければ俺は頭を掴んでしまっていただろう。
「ぁ……んっ……んぁ……すごい、れろれろって、裏のとこ……ひっ、ゃ、ぁあ……や、ばっ」
舌先がくすぐるように裏筋を撫でている。小さな快感が積み重なっていく感覚もとても尊いものなのだが、やはり査定士の頭を鷲掴みにして喉奥までしゃぶらせてやりたくなる。
「ん、んっ……ぁあ……はぁっ…………おじ、さんっ……もっと強くぅ……」
シャルやネメシスへならイラマチオを頼んだりもしていただろう。しかし、査定士には頼みにくい。この歳の男にとって髪が抜けかねない行為はご法度なのだ、査定士が髪に困っているかどうかは知らないけれど。
「もっと強く? 物足りなかったんだね、ごめんね。どんどん言ってくれていいよ、全部や無理だろうから、かわいくおねだりしてくれた順だね。何をしたいか何をされたいか、しっかり説明するんだよ」
「ぅんっ……んんっ、あぁ……さ、先っぽの方……もっと」
舌先が亀頭へ移動し、鈴口の周りでくるくると円を描く。
「ひっあぁああっ……! ぁ、ぁあぁ……ひぅんっ!? んんんぅっ……!」
舌先が鈴口に沈む。先走りの汁を垂らしているところを塞がれ、思わず仰け反る。
「んっ、んんんぅっ……先っぽ、先っぽ吸ってぇ……!」
査定士の唇が亀頭を挟む。ちゅうっと吸われながらチロチロと亀頭を撫で回され、あっという間に絶頂へ押し上げられる。
「はぁっ、あぁあっ……出そう、おじさんっ、出ちゃいそぉっ……!」
査定士は俺の亀頭を咥えたまま頷き、ぢゅううっと先端を強く強く吸った。
「んひぁあんっ! 出る、出ちゃうっ、出るってばぉっ、ぁ、あっ……! でりゅぅっ……」
査定士の口内に勢いよく発射してしまった。しかし彼は意に介さない。ごくりと俺の精液を飲むんでしまった。
「はぁっ、はぁ……ぁひっ! ひんっ、んぁあああっ……!」
絶頂したばかりの亀頭を細かく責められて再び腰が揺れ始める。二度目の射精を迎えてベッドにぐったりと横たわるまでそう時間はかからなった。
10
お気に入りに追加
1,787
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
前世が飼い猫だったので、今世もちゃんと飼って下さい
夜鳥すぱり
BL
黒猫のニャリスは、騎士のラクロア(20)の家の飼い猫。とってもとっても、飼い主のラクロアのことが大好きで、いつも一緒に過ごしていました。ある寒い日、メイドが何か怪しげな液体をラクロアが飲むワインへ入れているのを見たニャリスは、ラクロアに飲まないように訴えるが……
◆明けましておめでとうございます。昨年度は色々ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。あまりめでたくない暗い話を書いていますがそのうち明るくなる予定です。
完結·助けた犬は騎士団長でした
禅
BL
母を亡くしたクレムは王都を見下ろす丘の森に一人で暮らしていた。
ある日、森の中で傷を負った犬を見つけて介抱する。犬との生活は穏やかで温かく、クレムの孤独を癒していった。
しかし、犬は突然いなくなり、ふたたび孤独な日々に寂しさを覚えていると、城から迎えが現れた。
強引に連れて行かれた王城でクレムの出生の秘密が明かされ……
※完結まで毎日投稿します
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる