295 / 604
全員に愛されているのに嫉妬するなんて
しおりを挟む
ネメスィの腕枕で眠った俺は、最初は彼の胸に顔を押し付けていた。けれど、目を覚ますと反対を向いており、力の抜けたネメスィの手が一番に目に入った。
「……おっきい」
何となくネメスィと手の大きさを比べる。俺とネメスィの身長差はおそらく二十センチ少し、俺達の間に三十はないと思う。
「……男の手だなぁ」
柔らかくすべすべの俺の皮膚とは違う、剣を握ってきた硬い皮膚。滑らかに動く俺の細い指とは違う、太い無骨な指。
「…………かっこいい」
指を絡めてきゅっと握り、一度目を閉じて二度寝するかどうか考える。シャルと約束があるけれど、眠たいままするのは不誠実だ。
「……いや、別に眠くはないかな」
でも、どうしようかな。今、あんまりしたくない。どうせ始めたら夢中になるだろうけど。
「サクはまだ起きないのかい?」
足音と声が近付いてきて思わず目を閉じる。
「そうみたいです……」
「あれ、そういえば銀髪の彼は」
「浴室じゃないですか? 水の音しますよ」
「おや、そうかい。君は耳がいいねぇ」
カタラは起きて風呂に入っているのか。アルマはまだ眠っているのかな? カタラが浴室に行ったかどうか知らないなんて、二人はどこへ行っていたのだろう。
「しかし、シャル……この服は私には少し若いんじゃないかな?」
「よく似合ってますよ」
ウォークインクローゼットで服を物色していたのか、確かにあの場所ならカタラの動きは見えない。
「そうかな……でも、ニットと言うのは」
「この部屋、案外冷えますし……それにこの服は触り心地がいいので」
薄目を開けるとグレーのニットに身を包んだ査定士と彼に擦り寄るシャルが居た。楽そうなスウェットを履いた足に尻尾を絡ませ、ニットの柔らかさを堪能するように寄り添い、上機嫌に羽を揺らしている。
「ふふ、そっちが目的かい?」
「はい、いけませんか?」
「もちろん構わないよ」
査定士は左腕をシャルに見せながらシャルの腰を抱き、同じように右手もゆっくりと動かしてシャルの頭を撫でた。急に動けば驚いたシャルに攻撃されかねないと言っていたが──嬉しそうに目を閉じるシャルはきっと、そんなことはしない。
「……温かいです」
「寒いのかい?」
寒くて当然だ。腰羽を出すために腰も腹も出ているし、ダメージジーンズからは太腿が露出している。それでなくともタイトな服の布は薄い。
「はい、少し。魔力で作ったとはいえ今はただの布なので見た目通り寒いです。人間はいいですよね、物を食べるからでしょうか……体温が高くて心地いいんです」
じゃあ、同種の俺と抱き合っても心地よくないの?
「君から人間の長所が聞けるとはね。人間嫌いは治ったのかな?」
「……人間は嫌いです。頭が良くて、残酷で……僕のこと自然発生する魔物だからって馬鹿にして、僕に痛いこといっぱいしました」
「よしよし……ごめんね、辛いことを思い出させたね。本当に……可哀想に。ごめんね、人間が……」
嫌なことを思い出して垂れた羽達も査定士がしばらく撫でればまたパタパタと揺れ始める。
「…………でも、シャルは人間を何人も殺してきたんだよね?」
「ええ……それが何か?」
「……シャルは、痛いって言った人間をどうしたんだい?」
羽が止まる。けれど、またすぐ揺れ始める。
「兄さんを傷付けた屑共が何を言ったかなんて一々聞きませんよ。兄さんについての情報でもない限り……人間の身体構造を勉強したこともありますけど、別に痛覚が正常に働いているかどうかなんて僕は興味がありませんし」
「………………シャルの方こそ、人間を生き物とは思っていないよね?」
「へ? いえ……人間は生き物ですよ?」
「……でも殺したよね? それも、とびきり残酷に」
「何が言いたいんですか? おじさん……今のおじさん、何だか怒ってるみたいで嫌です。兄さんを傷付けたんだから当然の末路じゃないですか……」
シャルの頭を撫でている査定士の手の動きがぎこちなくなった。
「ぁ……おじさん、同種でしたね。だから色々聞いてくるんですね? 安心してください、僕おじさんのこと好きですから」
にっこり微笑んだシャルは自身の頭を撫でる査定士の手に手を重ね、可愛い笑顔のまま擦り寄った。
「僕、僕と兄さんに優しいおじさんが大好きです。だから……同種のうちの屑が死んだからって僕のこと怒らないでくださいよ、僕は同種だって兄さんを傷付けるなら殺しましたから……僕が人間嫌いなのと僕が人間を殺したのは関係ありませんよ? ね、おじさん……もっと撫でてください」
「……あぁ、撫でられるの好きかい? 可愛いね」
俺はシャルの発言に査定士がもっと怯えると思っていた。けれど、彼はそんな素振りは見せずにシャルの頭を撫で続ける……怯えているように見えたのは俺の気のせいだったのだろうか。
「可愛いシャル、それに可愛いサク……君達双子を私は心から愛しているよ。そうだね、たとえ人間だって何だって……君は君達が生きて幸せになるために動いただけだ。ごめんね、咎めるようなことを言ってしまって……生き死にに関係がないのに君を捕らえて弄んだ人間の方が邪悪に決まってる、君は純粋だよ、どこまでもね……」
査定士の発言は本気だ。俺は何故かそう悟り、当初から抱いていたシャルへの恐怖に似たものを査定士にも僅かに覚えた。
俺が人間の死に敏感過ぎるのだろう、前世の平和ボケがまだ治らないんだ、そう分かっていても価値観のズレが怖い。
「……ふふふっ、君の巻き毛はサクとはまた違った触り心地だね」
「おじさんはどっちが好きですか?」
「うーん……そうだね、私はシャ」
「兄さんに決まってますよね? 僕が兄さんに勝るところは強さだけのはずです。魅力で僕が勝るなんてありえません」
「しゃくかな……おっと、噛んでしまったね、失礼。私はサクの方が好きかな。もちろん君が嫌いというわけではないよ」
器用な人だ。
「はぁー……さっぱりした。ぁ? またイチャついてんのか……シャル、おっさんとヤっとけよ。そしたらサクが回ってくるのが一個早くなぅわあっ!?」
「椅子は投げるものじゃないよ、シャル」
シャワーを終えたカタラが帰ってきたようだ。椅子を尻尾で投げるなんて……俺には絶対に真似出来ないな。
「クソっ……おいおっさん、おっさんはそんだけベタベタされてどうともねぇのかよ」
「シャルも可愛いんだけど……別に勃ちはしないんだよね。サクが特別なんだよ」
やはり全てはスキルのせいなのか。あの邪神は憎いのに、あの邪神が居なければ俺は誰にも愛されないのか。
「僕おじさんがそういうことしてきたらびっくりして手首ちぎっちゃいますもん」
「は、ははは……怖いなぁ」
「……おじさんがそんなことするわけないんですから怖くないですよ?」
「それもそうだねぇ」
「ま、シャルじゃ勃たねぇのには同意だな。色気ねぇのかな……?」
「気持ち悪い話しないでくれません?」
「少なくとも可愛げはねぇな!」
楽しそうで羨ましいな。そろそろ起きよう、シャルを抱き締めて撫でている査定士への嫉妬で狂ってしまう前に。
「……おっきい」
何となくネメスィと手の大きさを比べる。俺とネメスィの身長差はおそらく二十センチ少し、俺達の間に三十はないと思う。
「……男の手だなぁ」
柔らかくすべすべの俺の皮膚とは違う、剣を握ってきた硬い皮膚。滑らかに動く俺の細い指とは違う、太い無骨な指。
「…………かっこいい」
指を絡めてきゅっと握り、一度目を閉じて二度寝するかどうか考える。シャルと約束があるけれど、眠たいままするのは不誠実だ。
「……いや、別に眠くはないかな」
でも、どうしようかな。今、あんまりしたくない。どうせ始めたら夢中になるだろうけど。
「サクはまだ起きないのかい?」
足音と声が近付いてきて思わず目を閉じる。
「そうみたいです……」
「あれ、そういえば銀髪の彼は」
「浴室じゃないですか? 水の音しますよ」
「おや、そうかい。君は耳がいいねぇ」
カタラは起きて風呂に入っているのか。アルマはまだ眠っているのかな? カタラが浴室に行ったかどうか知らないなんて、二人はどこへ行っていたのだろう。
「しかし、シャル……この服は私には少し若いんじゃないかな?」
「よく似合ってますよ」
ウォークインクローゼットで服を物色していたのか、確かにあの場所ならカタラの動きは見えない。
「そうかな……でも、ニットと言うのは」
「この部屋、案外冷えますし……それにこの服は触り心地がいいので」
薄目を開けるとグレーのニットに身を包んだ査定士と彼に擦り寄るシャルが居た。楽そうなスウェットを履いた足に尻尾を絡ませ、ニットの柔らかさを堪能するように寄り添い、上機嫌に羽を揺らしている。
「ふふ、そっちが目的かい?」
「はい、いけませんか?」
「もちろん構わないよ」
査定士は左腕をシャルに見せながらシャルの腰を抱き、同じように右手もゆっくりと動かしてシャルの頭を撫でた。急に動けば驚いたシャルに攻撃されかねないと言っていたが──嬉しそうに目を閉じるシャルはきっと、そんなことはしない。
「……温かいです」
「寒いのかい?」
寒くて当然だ。腰羽を出すために腰も腹も出ているし、ダメージジーンズからは太腿が露出している。それでなくともタイトな服の布は薄い。
「はい、少し。魔力で作ったとはいえ今はただの布なので見た目通り寒いです。人間はいいですよね、物を食べるからでしょうか……体温が高くて心地いいんです」
じゃあ、同種の俺と抱き合っても心地よくないの?
「君から人間の長所が聞けるとはね。人間嫌いは治ったのかな?」
「……人間は嫌いです。頭が良くて、残酷で……僕のこと自然発生する魔物だからって馬鹿にして、僕に痛いこといっぱいしました」
「よしよし……ごめんね、辛いことを思い出させたね。本当に……可哀想に。ごめんね、人間が……」
嫌なことを思い出して垂れた羽達も査定士がしばらく撫でればまたパタパタと揺れ始める。
「…………でも、シャルは人間を何人も殺してきたんだよね?」
「ええ……それが何か?」
「……シャルは、痛いって言った人間をどうしたんだい?」
羽が止まる。けれど、またすぐ揺れ始める。
「兄さんを傷付けた屑共が何を言ったかなんて一々聞きませんよ。兄さんについての情報でもない限り……人間の身体構造を勉強したこともありますけど、別に痛覚が正常に働いているかどうかなんて僕は興味がありませんし」
「………………シャルの方こそ、人間を生き物とは思っていないよね?」
「へ? いえ……人間は生き物ですよ?」
「……でも殺したよね? それも、とびきり残酷に」
「何が言いたいんですか? おじさん……今のおじさん、何だか怒ってるみたいで嫌です。兄さんを傷付けたんだから当然の末路じゃないですか……」
シャルの頭を撫でている査定士の手の動きがぎこちなくなった。
「ぁ……おじさん、同種でしたね。だから色々聞いてくるんですね? 安心してください、僕おじさんのこと好きですから」
にっこり微笑んだシャルは自身の頭を撫でる査定士の手に手を重ね、可愛い笑顔のまま擦り寄った。
「僕、僕と兄さんに優しいおじさんが大好きです。だから……同種のうちの屑が死んだからって僕のこと怒らないでくださいよ、僕は同種だって兄さんを傷付けるなら殺しましたから……僕が人間嫌いなのと僕が人間を殺したのは関係ありませんよ? ね、おじさん……もっと撫でてください」
「……あぁ、撫でられるの好きかい? 可愛いね」
俺はシャルの発言に査定士がもっと怯えると思っていた。けれど、彼はそんな素振りは見せずにシャルの頭を撫で続ける……怯えているように見えたのは俺の気のせいだったのだろうか。
「可愛いシャル、それに可愛いサク……君達双子を私は心から愛しているよ。そうだね、たとえ人間だって何だって……君は君達が生きて幸せになるために動いただけだ。ごめんね、咎めるようなことを言ってしまって……生き死にに関係がないのに君を捕らえて弄んだ人間の方が邪悪に決まってる、君は純粋だよ、どこまでもね……」
査定士の発言は本気だ。俺は何故かそう悟り、当初から抱いていたシャルへの恐怖に似たものを査定士にも僅かに覚えた。
俺が人間の死に敏感過ぎるのだろう、前世の平和ボケがまだ治らないんだ、そう分かっていても価値観のズレが怖い。
「……ふふふっ、君の巻き毛はサクとはまた違った触り心地だね」
「おじさんはどっちが好きですか?」
「うーん……そうだね、私はシャ」
「兄さんに決まってますよね? 僕が兄さんに勝るところは強さだけのはずです。魅力で僕が勝るなんてありえません」
「しゃくかな……おっと、噛んでしまったね、失礼。私はサクの方が好きかな。もちろん君が嫌いというわけではないよ」
器用な人だ。
「はぁー……さっぱりした。ぁ? またイチャついてんのか……シャル、おっさんとヤっとけよ。そしたらサクが回ってくるのが一個早くなぅわあっ!?」
「椅子は投げるものじゃないよ、シャル」
シャワーを終えたカタラが帰ってきたようだ。椅子を尻尾で投げるなんて……俺には絶対に真似出来ないな。
「クソっ……おいおっさん、おっさんはそんだけベタベタされてどうともねぇのかよ」
「シャルも可愛いんだけど……別に勃ちはしないんだよね。サクが特別なんだよ」
やはり全てはスキルのせいなのか。あの邪神は憎いのに、あの邪神が居なければ俺は誰にも愛されないのか。
「僕おじさんがそういうことしてきたらびっくりして手首ちぎっちゃいますもん」
「は、ははは……怖いなぁ」
「……おじさんがそんなことするわけないんですから怖くないですよ?」
「それもそうだねぇ」
「ま、シャルじゃ勃たねぇのには同意だな。色気ねぇのかな……?」
「気持ち悪い話しないでくれません?」
「少なくとも可愛げはねぇな!」
楽しそうで羨ましいな。そろそろ起きよう、シャルを抱き締めて撫でている査定士への嫉妬で狂ってしまう前に。
10
お気に入りに追加
1,787
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる