277 / 604
淫魔は回復し続ける
しおりを挟む
ベッドに四つん這いになり、後ろで膝立ちをしているアルマの陰茎に尻尾を巻き付けて引っ張る。それでもアルマは動いてくれないので、膝を伸ばして腰を持ち上げ、亀頭を後孔の縁で擦る。
「ん、んんっ……アルマ、アルマぁ……早く、入れて……?」
精液と先走りの汁と腸液が混ざり、くちゅくちゅ、ぬちぬち、恥ずかしい音がする。
「は、ぁ……アルマ?」
淫魔という蔑称の通り、後孔はアルマの亀頭に情熱的なキスをしている。吸盤のようにきゅうっと吸い付いて離さない。俺の意思ではどうしようもない本能的な雄への媚び売りは、アルマを興奮させるに足りるはずだ。
「アルマぁ……? なんで入れてくれないの? 早く欲しい……」
「……ドラゴンに孕まされたかもしれないと話していたよな?」
「う、うん……今んとこ体なんともないし、平気だと思うけど」
「…………サク、本気でなくともいい。オーガの俺には不可能だからな」
何が? とは聞かなくても説明してくれるだろう。
「俺に孕まされたいと言ってみてくれ」
「なんだ……そんなこと」
意を決して言うから何事かと思った、今更そんなことで照れなくてもいいのに。やはりアルマは性格が可愛らしい。
「旦那様、お嫁さんのここにたっくさん精液流し込んで、孕ませて?」
アルマの陰茎に巻き付けていた尻尾をほどき、ハート型の先端で自分の穴を拡げた。消化器官を上から下まで埋め尽くす大量の精液がコポッと音を立て、トロトロと溢れる。
「そろそろ子作りしてもいい時期だと思うんだ、二人っきりの時間はもう少し欲しい感じもあるけどさぁ」
本能を解放されたおかげで羞恥心がかなり薄まっているようだ。アルマの目の前で精液を溢れさせる後孔を拡げているのに興奮が勝っている。それどころか見られるのを楽しく思って頭羽と腰羽が勝手にパタパタと揺れている。
「アルマぁ……俺、アルマに孕まされたいなぁ……ぁっ、ひぅんんっ!? やぁんっ、尻尾ぉっ……」
後孔を拡げていた尻尾を掴まれ、大きな手に繊細な愛撫を受ける。ハート型の先端と細いコード状の部分との境目、少し皮が薄くなったそこを大きな指でぐりぐりと押さえられる。
「ひぅんっ! ぅうんっ、んんぅううっ!」
尻尾と足をピンと伸ばし、持ち上げた腰を揺らしながら喘ぐ。酷く下品なその様子をネメスィもシャルも楽しそうに眺めている。
「はぁっ、あぁあんっ! しっぽ、しっぽぉっ……きもちぃっ、きもひぃいっ……!」
尻尾にアルマの親指が押し付けられる度、ピリッと快楽の電流が脊椎を遡る。
「あぁんっ……! しっぽだけでぇっ、イっちゃう……!」
きゅっと力を込められる度に背を反らし、腰羽までピンと伸ばす。アルマはもう片方の手で腰羽の付け根を撫で始め、覚えのない快楽が与えられる。
「ひぅんんっ! ア、アルマぁっ……? 羽、は……」
腰羽は脊椎から伸びている、関節だとかがどうなっているのかは俺にもよく分からないが、腰羽の骨部分をトンっと叩かれると脊椎に電流の快感がやってくる。
「ア、アルマぁ……羽、もっと……ひぅっ、ぁあっ、ん、んぅうっ……!」
左右まばらにトントントンとアルマの人差し指が俺の羽の骨を叩く。生え際に近い方ほど敏感だ。
羽自体に感覚はほとんどないので、羽そのものは性感帯ではない。アルマもそれを直感的に分かっているのか薄桃色の皮膜部分には触れてこない。
「サク、羽や尻尾に触れるのはとても楽しくて時間を忘れてしまうよ。やはり自分にない部位だから珍しいのかな」
俺もアルマの角や牙が好きだ。鋭く尖っていて触れるのは恐ろしいが、見ているとついつい手を伸ばしてしまう。
「……とりあえず、サクだけにしかないところでイってみようか」
しかし、長い爪はあまり好きではない。怪我させないよう気を使って触れてくるのは優しさを感じて好きなのだが、あの太い指を見ていると前立腺をすり潰すように愛撫して欲しいという思いがどうも湧き上がってしまう。
「はぁっ、はふぅんっ……ぅうんっ……」
アルマの手は尻尾を親指で責めるのをやめた。しゅっ……しゅっ……と陰茎を扱く時と同じようにしている。しかし俺の指程度の太さの尻尾をアルマが握るのは難しいので、指でつまんでいるのだろう。
「んんぅっ……アルマぁっ、ごしごしじゃなくて、ぎゅっぎゅってして欲しい……んんっ!」
扱かれる尻尾は確かに気持ちいいのだが、アルマが過剰な力加減をしているのもあって絶頂には届かない。
「はぁ、ぁあ……ひぅっ! ん、んん……ん……あぁっ! ぁ、ふぁぁっ……」
腰羽を叩く頻度も絶妙で、昇り詰めるほどの快感がギリギリ溜まらない。いっそのことシーツに乳首や陰茎を擦り付けてしまおうか。
「アルマぁっ……俺にしかないとこでっ……んんぅっ! イっ、イかせてくれるんじゃないのぉっ? 背中ずっとゾワゾワしっぱなしで、お腹じくじくしてきたぁっ……」
絶妙に調整された快楽に浸された俺の脊椎は常にピリピリと快感の電流を帯び、ほんの僅かな刺激を求めている。
「あぁ、サクにしかないところでイかせる」
キッパリと答えられ、自慰をしようという企みが消えた。
「ならっ、ぁあっ……はや、くぅっ……んん、んんぅっ……んっ! ん、んん……?」
膝を曲げさせられ、足を伸ばして尻を持ち上げた情けない姿勢から普通の四つん這いに戻る。俺はこちらの方が楽だが、アルマは弄りにくくはないだろうか? そう思っていると後孔から離れていた陰茎が押し付けられた。
「あっ……! はやく、はやくぅっ、アルマぁ、はやくぅ……!」
羽と尻尾からアルマの手が離れた。間違いない、アルマは挿入で俺を絶頂させる気だ。俺にしかない部分、つまり男根を咥え込む性器と成り果てた後孔のことだ。
「あぁあぁぁっ……想像だけでお腹きゅんきゅんするっ……! 旦那様ぁっ……早くっ、お嫁さん孕ませてぇっ!」
「挿入はまだ。サクにしかない部位でイかせてからだよ」
「へ……? ここじゃないの?」
後孔だと思い込んでいた俺は呆然としてしまう。そんな俺の頭の方へアルマの手が伸びてくる。何をする気か考える暇もなく、尖った耳の先端がピンッと弾かれた。
「ぁひぃいいんっ!?」
羽と尻尾に次ぐインキュバスの身体的特徴、エルフ耳。敏感な耳の、それも先端を強く弾かれてぶるぶると揺らされ、俺は絶叫と共に絶頂してベッドに手足を放り出した。
「ぁ……はぁあぁぁっ……耳イきしちゃったぁ……」
手足を曲げて四つん這いになる気力すらない。ピクピクと跳ねる身体をそのままに、情けないうつ伏せで時間を浪費する。
「サク、さぁ……夫婦の子作りをしようか」
「え……? あっ、ぉあぁあああっ!? ぁひっ、ひっ、ひぐっ……!」
腰を掴まれたと認識すると同時に根元まで一気に挿入される。ごぢゅっと突き上げられた衝撃は体全体に伝わった。
「はぁっ……もう十何回もした後だから、ナカはトロトロ……いや、ドロドロだね。俺のによく絡みついてくれるよ」
絶頂に次ぐ絶頂でほぐれ切った穴にアルマと俺自身の体液が混じり合い、俺の腸内は蜜壷と呼ぶに相応しいほど出来上がっていた。
「あひぃいいっ! イぐっ、イぐぅぅっ! あぁあっ!? イっで、りゅぅううっ!」
「ずっと、痙攣してるね……もうイくのは嫌になったり……?」
「しにゃいぃっ! もっと、もっひょぉっ、いっぱいイぐのぉぉっ! ありゅまのぉっ、本気の種付けくるまれっ、じゅっとイぐぅっ!」
アルマの優位に立つことは出来なくなってしまったが、体力的には俺の方が勝っている。精神的にもまだまだ余裕がある、欲望が止まらない。
「イくぅっ! はっ、ぁ、あっ、ぁああんっ! うつ伏せのとこっ、潰されりゅみたいにしゃれるとぉっ、お腹しゅっごいごりごりひてぎもぢぃいっ!」
今の体位は寝バックだ。しばらくの間アルマは俺の腰を掴んでいたが、腰振りの角度が安定すると俺の手首をそれぞれ掴んで顔の横に優しく押さえつけた。アルマの体の下に完全に隠された俺は、もう孕むまで解放してもらえないのだ。
「あっ、はぁああんっ……! お臍のうらしゅきっ……あっ、そこっ、そこぉっ、ごりごりっ、イぃいいっ! アルマしゅきぃいっ……」
巨体にのしかかられて腰を叩きつけるようにして抱かれているのに、アルマの絶妙な力加減のおかげで俺に苦痛は一切ない。その愛情が嬉しくて、俺も彼への愛を叫んだ。
「ん、んんっ……アルマ、アルマぁ……早く、入れて……?」
精液と先走りの汁と腸液が混ざり、くちゅくちゅ、ぬちぬち、恥ずかしい音がする。
「は、ぁ……アルマ?」
淫魔という蔑称の通り、後孔はアルマの亀頭に情熱的なキスをしている。吸盤のようにきゅうっと吸い付いて離さない。俺の意思ではどうしようもない本能的な雄への媚び売りは、アルマを興奮させるに足りるはずだ。
「アルマぁ……? なんで入れてくれないの? 早く欲しい……」
「……ドラゴンに孕まされたかもしれないと話していたよな?」
「う、うん……今んとこ体なんともないし、平気だと思うけど」
「…………サク、本気でなくともいい。オーガの俺には不可能だからな」
何が? とは聞かなくても説明してくれるだろう。
「俺に孕まされたいと言ってみてくれ」
「なんだ……そんなこと」
意を決して言うから何事かと思った、今更そんなことで照れなくてもいいのに。やはりアルマは性格が可愛らしい。
「旦那様、お嫁さんのここにたっくさん精液流し込んで、孕ませて?」
アルマの陰茎に巻き付けていた尻尾をほどき、ハート型の先端で自分の穴を拡げた。消化器官を上から下まで埋め尽くす大量の精液がコポッと音を立て、トロトロと溢れる。
「そろそろ子作りしてもいい時期だと思うんだ、二人っきりの時間はもう少し欲しい感じもあるけどさぁ」
本能を解放されたおかげで羞恥心がかなり薄まっているようだ。アルマの目の前で精液を溢れさせる後孔を拡げているのに興奮が勝っている。それどころか見られるのを楽しく思って頭羽と腰羽が勝手にパタパタと揺れている。
「アルマぁ……俺、アルマに孕まされたいなぁ……ぁっ、ひぅんんっ!? やぁんっ、尻尾ぉっ……」
後孔を拡げていた尻尾を掴まれ、大きな手に繊細な愛撫を受ける。ハート型の先端と細いコード状の部分との境目、少し皮が薄くなったそこを大きな指でぐりぐりと押さえられる。
「ひぅんっ! ぅうんっ、んんぅううっ!」
尻尾と足をピンと伸ばし、持ち上げた腰を揺らしながら喘ぐ。酷く下品なその様子をネメスィもシャルも楽しそうに眺めている。
「はぁっ、あぁあんっ! しっぽ、しっぽぉっ……きもちぃっ、きもひぃいっ……!」
尻尾にアルマの親指が押し付けられる度、ピリッと快楽の電流が脊椎を遡る。
「あぁんっ……! しっぽだけでぇっ、イっちゃう……!」
きゅっと力を込められる度に背を反らし、腰羽までピンと伸ばす。アルマはもう片方の手で腰羽の付け根を撫で始め、覚えのない快楽が与えられる。
「ひぅんんっ! ア、アルマぁっ……? 羽、は……」
腰羽は脊椎から伸びている、関節だとかがどうなっているのかは俺にもよく分からないが、腰羽の骨部分をトンっと叩かれると脊椎に電流の快感がやってくる。
「ア、アルマぁ……羽、もっと……ひぅっ、ぁあっ、ん、んぅうっ……!」
左右まばらにトントントンとアルマの人差し指が俺の羽の骨を叩く。生え際に近い方ほど敏感だ。
羽自体に感覚はほとんどないので、羽そのものは性感帯ではない。アルマもそれを直感的に分かっているのか薄桃色の皮膜部分には触れてこない。
「サク、羽や尻尾に触れるのはとても楽しくて時間を忘れてしまうよ。やはり自分にない部位だから珍しいのかな」
俺もアルマの角や牙が好きだ。鋭く尖っていて触れるのは恐ろしいが、見ているとついつい手を伸ばしてしまう。
「……とりあえず、サクだけにしかないところでイってみようか」
しかし、長い爪はあまり好きではない。怪我させないよう気を使って触れてくるのは優しさを感じて好きなのだが、あの太い指を見ていると前立腺をすり潰すように愛撫して欲しいという思いがどうも湧き上がってしまう。
「はぁっ、はふぅんっ……ぅうんっ……」
アルマの手は尻尾を親指で責めるのをやめた。しゅっ……しゅっ……と陰茎を扱く時と同じようにしている。しかし俺の指程度の太さの尻尾をアルマが握るのは難しいので、指でつまんでいるのだろう。
「んんぅっ……アルマぁっ、ごしごしじゃなくて、ぎゅっぎゅってして欲しい……んんっ!」
扱かれる尻尾は確かに気持ちいいのだが、アルマが過剰な力加減をしているのもあって絶頂には届かない。
「はぁ、ぁあ……ひぅっ! ん、んん……ん……あぁっ! ぁ、ふぁぁっ……」
腰羽を叩く頻度も絶妙で、昇り詰めるほどの快感がギリギリ溜まらない。いっそのことシーツに乳首や陰茎を擦り付けてしまおうか。
「アルマぁっ……俺にしかないとこでっ……んんぅっ! イっ、イかせてくれるんじゃないのぉっ? 背中ずっとゾワゾワしっぱなしで、お腹じくじくしてきたぁっ……」
絶妙に調整された快楽に浸された俺の脊椎は常にピリピリと快感の電流を帯び、ほんの僅かな刺激を求めている。
「あぁ、サクにしかないところでイかせる」
キッパリと答えられ、自慰をしようという企みが消えた。
「ならっ、ぁあっ……はや、くぅっ……んん、んんぅっ……んっ! ん、んん……?」
膝を曲げさせられ、足を伸ばして尻を持ち上げた情けない姿勢から普通の四つん這いに戻る。俺はこちらの方が楽だが、アルマは弄りにくくはないだろうか? そう思っていると後孔から離れていた陰茎が押し付けられた。
「あっ……! はやく、はやくぅっ、アルマぁ、はやくぅ……!」
羽と尻尾からアルマの手が離れた。間違いない、アルマは挿入で俺を絶頂させる気だ。俺にしかない部分、つまり男根を咥え込む性器と成り果てた後孔のことだ。
「あぁあぁぁっ……想像だけでお腹きゅんきゅんするっ……! 旦那様ぁっ……早くっ、お嫁さん孕ませてぇっ!」
「挿入はまだ。サクにしかない部位でイかせてからだよ」
「へ……? ここじゃないの?」
後孔だと思い込んでいた俺は呆然としてしまう。そんな俺の頭の方へアルマの手が伸びてくる。何をする気か考える暇もなく、尖った耳の先端がピンッと弾かれた。
「ぁひぃいいんっ!?」
羽と尻尾に次ぐインキュバスの身体的特徴、エルフ耳。敏感な耳の、それも先端を強く弾かれてぶるぶると揺らされ、俺は絶叫と共に絶頂してベッドに手足を放り出した。
「ぁ……はぁあぁぁっ……耳イきしちゃったぁ……」
手足を曲げて四つん這いになる気力すらない。ピクピクと跳ねる身体をそのままに、情けないうつ伏せで時間を浪費する。
「サク、さぁ……夫婦の子作りをしようか」
「え……? あっ、ぉあぁあああっ!? ぁひっ、ひっ、ひぐっ……!」
腰を掴まれたと認識すると同時に根元まで一気に挿入される。ごぢゅっと突き上げられた衝撃は体全体に伝わった。
「はぁっ……もう十何回もした後だから、ナカはトロトロ……いや、ドロドロだね。俺のによく絡みついてくれるよ」
絶頂に次ぐ絶頂でほぐれ切った穴にアルマと俺自身の体液が混じり合い、俺の腸内は蜜壷と呼ぶに相応しいほど出来上がっていた。
「あひぃいいっ! イぐっ、イぐぅぅっ! あぁあっ!? イっで、りゅぅううっ!」
「ずっと、痙攣してるね……もうイくのは嫌になったり……?」
「しにゃいぃっ! もっと、もっひょぉっ、いっぱいイぐのぉぉっ! ありゅまのぉっ、本気の種付けくるまれっ、じゅっとイぐぅっ!」
アルマの優位に立つことは出来なくなってしまったが、体力的には俺の方が勝っている。精神的にもまだまだ余裕がある、欲望が止まらない。
「イくぅっ! はっ、ぁ、あっ、ぁああんっ! うつ伏せのとこっ、潰されりゅみたいにしゃれるとぉっ、お腹しゅっごいごりごりひてぎもぢぃいっ!」
今の体位は寝バックだ。しばらくの間アルマは俺の腰を掴んでいたが、腰振りの角度が安定すると俺の手首をそれぞれ掴んで顔の横に優しく押さえつけた。アルマの体の下に完全に隠された俺は、もう孕むまで解放してもらえないのだ。
「あっ、はぁああんっ……! お臍のうらしゅきっ……あっ、そこっ、そこぉっ、ごりごりっ、イぃいいっ! アルマしゅきぃいっ……」
巨体にのしかかられて腰を叩きつけるようにして抱かれているのに、アルマの絶妙な力加減のおかげで俺に苦痛は一切ない。その愛情が嬉しくて、俺も彼への愛を叫んだ。
10
お気に入りに追加
1,787
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
前世が飼い猫だったので、今世もちゃんと飼って下さい
夜鳥すぱり
BL
黒猫のニャリスは、騎士のラクロア(20)の家の飼い猫。とってもとっても、飼い主のラクロアのことが大好きで、いつも一緒に過ごしていました。ある寒い日、メイドが何か怪しげな液体をラクロアが飲むワインへ入れているのを見たニャリスは、ラクロアに飲まないように訴えるが……
◆明けましておめでとうございます。昨年度は色々ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。あまりめでたくない暗い話を書いていますがそのうち明るくなる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる