237 / 604
鳩に手紙を食べさせて
しおりを挟む
先輩と二人一組で使っている寝床で目を覚ます。先輩は居らず、手紙が置かれていた。どうやら俺は接客中に気を失ってしまったらしい。
「……ネメスィジュニア、居るか?」
通気口から鳩が落ちてくる。ポッポッと鳴きながら俺の前まで走ってきた。
「軍関係者を見つけた。あのおっさんから聞き出せるかもなんだけど……王様が崇めてる神様ってのにも新情報があるから、そっちも伝えたい。手紙書かせてくれ」
いつもはトイレで一日一回、無事ですの四文字を書いた紙を渡している。今日も鳩は頭を花のようにパックリと割ってペンと紙を吐き出した。
「ひぃっ!? き、寄生じゅっ……びっくりした。毎度のことながらさぁ……なんとかなんないのホント」
割れた頭の真ん中から突き出した紙とペンはまるで花の雌しべと雄しべのようだ。鳩の内側は黒いだけでグロくはない。
「えっと、なんて書けばいいんだろ。王様が崇めてる神様は……えっと」
気絶する前に客に聞いたことをそのまま書いた。
王が崇めている邪神らしきモノは人間の体を自由に変える力を持ち、その客は陰茎を肥大化させていた──と。
「……デカけりゃいいってもんじゃないよな。俺はインキュバスだから無理がきくけど、人間には程よいサイズってのがあると思うんだよ」
鳩に言っても仕方ないか。
「あ、そうそう……懐にハンカチ入れてたんだ。これシャルに渡してやってくれないか? そろそろ泣き出す頃だと思うんだよ」
バニースーツと腹の間に挟んでいたハンカチを鳩に渡す……おしぼりのように丸めて口に突っ込む。
「ハメスィト……大丈夫か? パンパンだぞ」
ペンと手紙も飲み込ませた鳩はまるっこく膨らんでいた。冬になるとこんなふうに膨らんだ鳩を見かけたなと前世を懐かしく思い、あの鳩を見かけた時の激務を思い出し、転生してよかったなとしみじみする。
「と、飛べるか? よし……気を付けろよ、ばいばーい」
鳩は通気口を通って出ていった。樹液集めは順調だろうか? あまりこの店に長く滞在していては俺が家に居ないことがバレてしまう、一週間が限度だろうか。
「明日から二階でセックスかぁ……」
俺の経験人数は今何人だろう。不意にそんなことを考えた。
黒服に夕飯を差し入れられたが当然食べられず、ちょうど帰ってきた鳩にあげた。夜明け頃になると先輩が寝床に戻ってきて俺の隣に寝転がり、次の瞬間には寝息をたてた。
朝食の時間になったが俺は「昨日の夜にたくさん食べさせてもらった」と嘘をついて食堂には行かず、着替えて二階に向かった。ピンヒールではまだ歩けないのでブーツは手で持って歩いている。
「よぉ、サク。まだ早いぞ」
「……朝ごはん食べに来ました」
見覚えのある顔だったことを幸運に思い、口の前に人差し指と親指で輪を作ってその輪に舌を通す。黒服は個室の鍵を開け、俺を中に入れるとすぐにベルトを外し始めた。
「とんでもねぇ誘い方しやがって……今日は口でやれよ」
男の前に膝立ちになり、ズボンを下着ごとずり下ろして陰茎を根元まで咥え込む。
「当たり前みてぇな顔して喉使いやがって、ぅあっ……クソ、気持ちいい……やばいな」
長い舌に気付かれないよう注意しつつ陰茎を舐めしゃぶり、雄の匂いに食欲をそそられ、口淫を激しく変えていく。
「はぁっ……なぁ、お前……そんなインキュバスみてぇな真似するならよ、髪染めちまえ。アイツみたいに……ほら、お前の教育係みたいに」
インキュバスみたいと言われてドキッとしたが、朝ごはんなんて言ったせいだと理解してひとまず安心する。先輩はやはり髪を染めていたのか。他の従業員にも髪をピンク色にしている者は多かった。
「ん、むっ……ほかの人と、同じじゃ……ぁめ、れしょ。こへい、らしていかないと」
「咥えたまんま喋んなっ……! もう出るっ!」
たぱたぱっ……と喉の奥に精液を零される。アルマやシャルと比べると少ないし、ネメスィやカタラと比べると味が薄い。早く彼らとヤりた──いや、会いたい。
「ふぅーっ……よかった……サク、あと一時間後に予約が入ってる。一階と同じで教育係と一緒だから困ったらそいつに丸投げしろよ。あ、でも……ちょっと待て」
男は俺に服を整えるよう言って鞄から書類を取り出した。俺は陰茎に付着した精液や中に残っている分を吸い取ってから下着を履かせ、ズボンも履かせてベルトを留めさせた。
「一発目からパフォーマンスの予約だ。この客……昨日も接客したな? 分かるか?」
「パフォーマンス……あぁ、百合営業やらせる人ですか?」
「ゆり……?」
「あ、いや……男の子同士の絡み見せるやつですよね?」
「そうそう、しっかりやれよ」
じゃあ先輩とするのかな? それとも先輩とキスしながら……とか? 百合に挟まる男は消されるぞ、俺と先輩じゃあ百合にはならないけれど。
「一時間かぁ……暇そうだな」
ベッドに寝転がり、ぼうっとこれからのことを考える。ここで軍人と寝て、査定士の居場所を聞き出して、鳩を通じてネメスィに知らせ、ここから逃げ出して──
「その後はみんなでおっさん助けて……その後は」
平和に暮らせるだろうか? 六人で俺を取り合いながらも仲良く、ずっとずっと幸せに……
「…………おとぎ話かよ」
幸せな未来を思い描きつつも俺は心のどこかで作戦の失敗を確信していた。これまでの経験からか、ひねくれた性格のせいか、どうせまた酷い目に逢うんだと半ば諦めている。
「……大丈夫だといいなぁ」
自分の予感が外れることを祈って目を閉じる。眠ってしまったようで、先輩に仕事時間だと起こされた。
「部屋に入る前から絡んどけとか注文入ってるから今からやるぞ」
「はぁ……俺、全然教わってないのでセンパイがやる通りにやりますけど、それでいいですか?」
「大丈夫大丈夫、むしろ片方は不慣れな方がいいらしいから」
ベッドに仰向けに寝ている俺の上にセンパイが覆い被さる。俗に言う恋人繋ぎを両手でして、胸や腹をぴったりとつけたら腰を擦り付ける。
「んっ……こ、これでいいんですか?」
「あぁ、多分……」
バニースーツの下で硬く膨らみ、先走りの汁を垂らしているそれを擦り付け合う。バニースーツの下では乳首も同じように硬く尖っているが、こちらは擦れない。
「ぁ……ドア、開いた?」
「お客さん来たみたいだな。気付かないふりしろよ」
「はい……」
静かに扉を開けてこっそりと入ってきた客は足音を立てないようにしてベッドの横に移動し、その場に座り込んだ。俺は客に気付かないふりをするために目を閉じた。
「サク……俺のこと呼べ」
耳元で囁かれて身体をビクッと跳ねさせ、先輩の背に腕を回す。
「先輩……先輩っ、先輩……」
「サク、サクっ、気持ちいいよ……サク」
押し殺した激しい呼吸音が聞こえる。先輩と絡み合いながら横を見てみると床に座り込んだ客が性器を扱いていた。
「んっ……せんぱいっ、もう、イっちゃう……!」
性的嗜好の奥深さを感じながら、自分の周りには特殊な奴が居なくてよかったと幸運に感謝する。
「あぁ……俺も、そろそろ」
バニースーツ越しに性器を擦り合わせ、バニースーツの中に射精する。二人揃ってぐったりとした俺達に客はようやく重い腰を上げた。
「……ネメスィジュニア、居るか?」
通気口から鳩が落ちてくる。ポッポッと鳴きながら俺の前まで走ってきた。
「軍関係者を見つけた。あのおっさんから聞き出せるかもなんだけど……王様が崇めてる神様ってのにも新情報があるから、そっちも伝えたい。手紙書かせてくれ」
いつもはトイレで一日一回、無事ですの四文字を書いた紙を渡している。今日も鳩は頭を花のようにパックリと割ってペンと紙を吐き出した。
「ひぃっ!? き、寄生じゅっ……びっくりした。毎度のことながらさぁ……なんとかなんないのホント」
割れた頭の真ん中から突き出した紙とペンはまるで花の雌しべと雄しべのようだ。鳩の内側は黒いだけでグロくはない。
「えっと、なんて書けばいいんだろ。王様が崇めてる神様は……えっと」
気絶する前に客に聞いたことをそのまま書いた。
王が崇めている邪神らしきモノは人間の体を自由に変える力を持ち、その客は陰茎を肥大化させていた──と。
「……デカけりゃいいってもんじゃないよな。俺はインキュバスだから無理がきくけど、人間には程よいサイズってのがあると思うんだよ」
鳩に言っても仕方ないか。
「あ、そうそう……懐にハンカチ入れてたんだ。これシャルに渡してやってくれないか? そろそろ泣き出す頃だと思うんだよ」
バニースーツと腹の間に挟んでいたハンカチを鳩に渡す……おしぼりのように丸めて口に突っ込む。
「ハメスィト……大丈夫か? パンパンだぞ」
ペンと手紙も飲み込ませた鳩はまるっこく膨らんでいた。冬になるとこんなふうに膨らんだ鳩を見かけたなと前世を懐かしく思い、あの鳩を見かけた時の激務を思い出し、転生してよかったなとしみじみする。
「と、飛べるか? よし……気を付けろよ、ばいばーい」
鳩は通気口を通って出ていった。樹液集めは順調だろうか? あまりこの店に長く滞在していては俺が家に居ないことがバレてしまう、一週間が限度だろうか。
「明日から二階でセックスかぁ……」
俺の経験人数は今何人だろう。不意にそんなことを考えた。
黒服に夕飯を差し入れられたが当然食べられず、ちょうど帰ってきた鳩にあげた。夜明け頃になると先輩が寝床に戻ってきて俺の隣に寝転がり、次の瞬間には寝息をたてた。
朝食の時間になったが俺は「昨日の夜にたくさん食べさせてもらった」と嘘をついて食堂には行かず、着替えて二階に向かった。ピンヒールではまだ歩けないのでブーツは手で持って歩いている。
「よぉ、サク。まだ早いぞ」
「……朝ごはん食べに来ました」
見覚えのある顔だったことを幸運に思い、口の前に人差し指と親指で輪を作ってその輪に舌を通す。黒服は個室の鍵を開け、俺を中に入れるとすぐにベルトを外し始めた。
「とんでもねぇ誘い方しやがって……今日は口でやれよ」
男の前に膝立ちになり、ズボンを下着ごとずり下ろして陰茎を根元まで咥え込む。
「当たり前みてぇな顔して喉使いやがって、ぅあっ……クソ、気持ちいい……やばいな」
長い舌に気付かれないよう注意しつつ陰茎を舐めしゃぶり、雄の匂いに食欲をそそられ、口淫を激しく変えていく。
「はぁっ……なぁ、お前……そんなインキュバスみてぇな真似するならよ、髪染めちまえ。アイツみたいに……ほら、お前の教育係みたいに」
インキュバスみたいと言われてドキッとしたが、朝ごはんなんて言ったせいだと理解してひとまず安心する。先輩はやはり髪を染めていたのか。他の従業員にも髪をピンク色にしている者は多かった。
「ん、むっ……ほかの人と、同じじゃ……ぁめ、れしょ。こへい、らしていかないと」
「咥えたまんま喋んなっ……! もう出るっ!」
たぱたぱっ……と喉の奥に精液を零される。アルマやシャルと比べると少ないし、ネメスィやカタラと比べると味が薄い。早く彼らとヤりた──いや、会いたい。
「ふぅーっ……よかった……サク、あと一時間後に予約が入ってる。一階と同じで教育係と一緒だから困ったらそいつに丸投げしろよ。あ、でも……ちょっと待て」
男は俺に服を整えるよう言って鞄から書類を取り出した。俺は陰茎に付着した精液や中に残っている分を吸い取ってから下着を履かせ、ズボンも履かせてベルトを留めさせた。
「一発目からパフォーマンスの予約だ。この客……昨日も接客したな? 分かるか?」
「パフォーマンス……あぁ、百合営業やらせる人ですか?」
「ゆり……?」
「あ、いや……男の子同士の絡み見せるやつですよね?」
「そうそう、しっかりやれよ」
じゃあ先輩とするのかな? それとも先輩とキスしながら……とか? 百合に挟まる男は消されるぞ、俺と先輩じゃあ百合にはならないけれど。
「一時間かぁ……暇そうだな」
ベッドに寝転がり、ぼうっとこれからのことを考える。ここで軍人と寝て、査定士の居場所を聞き出して、鳩を通じてネメスィに知らせ、ここから逃げ出して──
「その後はみんなでおっさん助けて……その後は」
平和に暮らせるだろうか? 六人で俺を取り合いながらも仲良く、ずっとずっと幸せに……
「…………おとぎ話かよ」
幸せな未来を思い描きつつも俺は心のどこかで作戦の失敗を確信していた。これまでの経験からか、ひねくれた性格のせいか、どうせまた酷い目に逢うんだと半ば諦めている。
「……大丈夫だといいなぁ」
自分の予感が外れることを祈って目を閉じる。眠ってしまったようで、先輩に仕事時間だと起こされた。
「部屋に入る前から絡んどけとか注文入ってるから今からやるぞ」
「はぁ……俺、全然教わってないのでセンパイがやる通りにやりますけど、それでいいですか?」
「大丈夫大丈夫、むしろ片方は不慣れな方がいいらしいから」
ベッドに仰向けに寝ている俺の上にセンパイが覆い被さる。俗に言う恋人繋ぎを両手でして、胸や腹をぴったりとつけたら腰を擦り付ける。
「んっ……こ、これでいいんですか?」
「あぁ、多分……」
バニースーツの下で硬く膨らみ、先走りの汁を垂らしているそれを擦り付け合う。バニースーツの下では乳首も同じように硬く尖っているが、こちらは擦れない。
「ぁ……ドア、開いた?」
「お客さん来たみたいだな。気付かないふりしろよ」
「はい……」
静かに扉を開けてこっそりと入ってきた客は足音を立てないようにしてベッドの横に移動し、その場に座り込んだ。俺は客に気付かないふりをするために目を閉じた。
「サク……俺のこと呼べ」
耳元で囁かれて身体をビクッと跳ねさせ、先輩の背に腕を回す。
「先輩……先輩っ、先輩……」
「サク、サクっ、気持ちいいよ……サク」
押し殺した激しい呼吸音が聞こえる。先輩と絡み合いながら横を見てみると床に座り込んだ客が性器を扱いていた。
「んっ……せんぱいっ、もう、イっちゃう……!」
性的嗜好の奥深さを感じながら、自分の周りには特殊な奴が居なくてよかったと幸運に感謝する。
「あぁ……俺も、そろそろ」
バニースーツ越しに性器を擦り合わせ、バニースーツの中に射精する。二人揃ってぐったりとした俺達に客はようやく重い腰を上げた。
10
お気に入りに追加
1,787
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【第1章完結】悪役令息に転生して絶望していたら王国至宝のエルフ様にヨシヨシしてもらえるので、頑張って生きたいと思います!
梻メギ
BL
「あ…もう、駄目だ」プツリと糸が切れるように限界を迎え死に至ったブラック企業に勤める主人公は、目覚めると悪役令息になっていた。どのルートを辿っても断罪確定な悪役令息に生まれ変わったことに絶望した主人公は、頑張る意欲そして生きる気力を失い床に伏してしまう。そんな、人生の何もかもに絶望した主人公の元へ王国お抱えのエルフ様がやってきて───!?
【王国至宝のエルフ様×元社畜のお疲れ悪役令息】
▼第2章2025年1月18日より投稿予定
▼この作品と出会ってくださり、ありがとうございます!初投稿になります、どうか温かい目で見守っていただけますと幸いです。
▼こちらの作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる