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久しぶりだから優しくしたい
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辿り着いた宿はあの日泊まった宿よりも数段良い宿だった。きっと宿泊費も高いのだろう。
「まず風呂でも入るか。ネメスィは……ぁー、ほっとくか」
先に部屋に入ったネメスィはもうベッドに転がっていた。泥と汗まみれのまま寝るなんて……とは思うけれど、疲れているのなら仕方ない。
「……ネメスィ何で疲れてるんだ?」
「お前の弟とやり合ったからだろ」
シャルは偽物と戦って……勝ったのか? あの黒い粘液は壁や床に飛び散っていたのにカタラと共に来た時にはどこにもなかった。偽物と戦って疲弊したシャルがネメスィに倒されたのか? それならあんなに疲れるなんて彼らしくない、それだけシャルが強かったということだろうか。
「いいから風呂だ風呂。一緒に入るぞ、サク」
「ぁ、うん……アルマどうしよう」
「とりあえず布に包んで俺の荷物の中に隠しとこうか、ネメスィに見つかったら絶っっ対壊されるからな」
説得力があるのは「絶対」の言い方のせいだろうか、幼馴染という関係故だろうか。
風呂は屋敷ほどではないものの二人で入るのに苦労するほどの狭さではなく、まずは身体を洗おうということで俺はカタラと向かい合って木箱に座った。カタラは床に膝をついている。
「とりあえず湯で流して、石鹸……サク、ほら」
泡まみれにした手をこちらに伸ばしてくる。
「手はあるから自分で洗える」
石鹸を寄越せという意味で伸ばした手に手が絡み、指の先端から少しずつカタラの手が登ってくる。
「……大丈夫だって」
「下心十割だから気にすんな」
善意より気にする。しかしマッサージのようにも感じられて心地いい、腕だからそう思うだけだろうか。
「足……これ、再生進んでるのか?」
「ちょっと前までは足の付け根からちょっとしかなかったし」
「そうか……」
悲しそうに歪む青い瞳を見ていると彼の優しさが伝わってくる。見つめられるのに耐えられず俯けば彼が性器を大きく膨らませているのが目に入り、彼の俺への欲が伝わってくる。
「……大丈夫、もう痛い目には遭わせないからな」
微笑んだ彼の手は脇腹に進む。擽ったさと快感にピクリと身体を跳ねさせればカタラの表情も僅かに変わる。
「………………カタラ」
甘く淫らに変わっていく空気に流されそうになり、目を固く閉じる。しかし「流されて何が悪い」と欲望が開き直った。死んだアルマに操を立てたいなんてシャルには言ったけれど、結局そのシャルと昼夜問わずヤりまくった。シャルを助けるためにも足は欲しいし……あぁもう開き直ったなら言い訳なんて探すな。
観念して彼の首に腕を回して引き寄せる。カタラは何も言わずに唇を重ね、優しく舌を絡ませながら背中を洗ってくれた。
「もうちょっと待ってくれな」
すっかり淫魔のスイッチが入ってしまった俺を前に、血管まで浮くほどに勃起しながら、カタラは俺を普通に洗った。俺に手桶を渡して自分で泡を流すように言い、カタラは自分の身体を洗い始めた。
「カタラ……怪我、増えた?」
前に見た時よりも傷跡が増えていた。刺傷に切り傷に打撲に、もう見ていられない。
「ん? あぁ、王都に来る途中にゴブリンの群れに襲われてさ。ま、一晩の入院で治っちまったんだけどな」
「へぇ……すごいな。でも痛かっただろ? ごめんな……俺が攫われたりなんかしたから、無駄に移動させて、それで襲われて」
「気にすんなって、流せたか? 桶貸してくれ」
体を洗い終えたカタラは泡を流し終えた俺から手桶を受け取り、自身の泡を流し、俺を抱えて浴槽に入った。
「ま、助けに来てやった見返りは欲しいかな」
「カタラ…………ぁ、んっ……あぁっ……!」
カタラの太腿の上に座るように入り、彼の首に腕を回し、肩に顎を置き、指で後孔を掻き回されて甘い声を上げる。湯船の中で三本の指に穴を拡げられては腸壁は湯に晒されてしまう。
「後で弟も助けてやるんだから、その分の礼もしろよ?」
「お湯っ……入ってくるぅ……ねぇカタラぁ、早く栓して……指じゃなくて、もっとイイの、欲しいな……」
「なんだよ、ノリノリだな」
「だって……シャル、助けるのにっ、早く足治さないと……」
カタラの腹に性器を擦り付けると更に奥を目指した指に前立腺を小突かれる。そのままぐりぐりと捏ねられてそれっぽいおねだりもできなくなる。
「あぁあんっ! んぁあっ……! カタラっ、カタラぁっ……そこ、そこイイけどぉっ……指じゃやだぁ、もっと太いの欲しいっ……」
「まだ慣らさないと危ないだろ?」
「もういいっ、もう十分だからぁっ! 早く精液欲しい、早くっ……ん、んんぅっ! 早く、ちょうだい……」
「いやいや、まだまだ」
「やぁっ、やらぁっ……もぉ指やだっ、指でイっちゃうっ……! イくっ、イっ……! ちゃっ、た」
「……じゃ、そろそろいいかな」
絶頂した直後、指が引き抜かれて陰茎を挿入される。散々こねくり回されて敏感になった腸壁をごりごりと擦られ、湯の中に精液を漏らした。
「あーぁ出しちゃって、詰まるぞ? 悪い子だなサクは」
「カタラのせいだろっ……! 足、治さないといけないのに……」
「人のせいにするなよ」
背中と腰に腕が回り、ぴったりと身体がくっつく。湯も相まった温かさに心まで満たされていく。
「カタラっ……カタラぁ、温かい……カタラっ、はぁあっ……きもちぃっ、すきぃ……カタラ好きっ……!」
「温かいのは風呂のおかげだって」
腰を振る度に湯船の水面でぱちゃぱちゃと水音が鳴り、腸内に侵入したお湯も俺の中で水音を鳴らす。
「……それにな、旦那居るなら俺なんかに好きとか言っちゃダメだろ」
「ぁ……あっ、アルマ……? ある、まっ……」
大丈夫、アルマは許してくれる。生きるためなんだ、シャルを助けるためなんだ、これは浮気なんかじゃない。
そう自分に言い聞かせたって「自分勝手な淫乱め」と自分に罵られるだけだ。
「あ、あぁごめん、ごめんな? 泣くなよ……意地悪だったな、ごめん……俺お前のことすっごい好きで……ちょっとイラついてさ、ごめんな……」
ちょっと優しくされただけで簡単に惚れてしまう俺は、きっと結婚なんてすべきじゃなかった。
「好き……カタラぁ、カタラも好きなのぉ……優しくしてくれるからっ、好きなのぉ……」
「……嬉しいよ、俺も好きだ、サク」
「ごめんっ、ごめんね、カタラぁ……俺アルマと結婚したの……」
「…………うん、俺の方こそ、知ってるのに」
脊椎に電撃のような快楽が走る。恐る恐る後ろを見てみればカタラの手が尻尾の先端を掴んでいた。
「お前が好きで、お前が欲しくて……弱ってるところにつけ込むような真似してる」
「あ、ぁっ、あぁんっ! しっぽ、しっぽぉっ、ひっぽりゃめぇえっ! すぐイくっ、すぐイくのぉっ! しっぽイくぅうっ!」
「……ちょっと困ったらイかせて誤魔化して……ははっ、本当……最低。でもっ……これは食事なんだから、浮気にはならないんだよ、サク。いやそもそもサクは未亡人なんだから……浮気なんか出来ないんだ」
どぷどぷと精液を流し込まれ、弟に慣れた俺の身体はその量と質に若干の物足りなさを感じたが、吸収されれば多幸感を覚えてどうでもよくなる。
「はぁっ……はぁ、おい……し……」
「風呂ん中で飯食ったらのぼせちまうな、ほら、上がるぞ」
カタラに抱きかかえられて風呂を後にし、布に包まれベッド横の床に置かれる。
「俺ちょっと買い物行ってくるからな、何かあったらネメスィ叩き起こせよ」
「うん……」
「ついでにお前の弟がどこに連れてかれたかも軽く探ってみるから、そんな落ち込んだ顔すんなよ」
「ん……」
素早く着替えを終えたカタラは俺の前にも着替えを置いて部屋を出ていった。
「まず風呂でも入るか。ネメスィは……ぁー、ほっとくか」
先に部屋に入ったネメスィはもうベッドに転がっていた。泥と汗まみれのまま寝るなんて……とは思うけれど、疲れているのなら仕方ない。
「……ネメスィ何で疲れてるんだ?」
「お前の弟とやり合ったからだろ」
シャルは偽物と戦って……勝ったのか? あの黒い粘液は壁や床に飛び散っていたのにカタラと共に来た時にはどこにもなかった。偽物と戦って疲弊したシャルがネメスィに倒されたのか? それならあんなに疲れるなんて彼らしくない、それだけシャルが強かったということだろうか。
「いいから風呂だ風呂。一緒に入るぞ、サク」
「ぁ、うん……アルマどうしよう」
「とりあえず布に包んで俺の荷物の中に隠しとこうか、ネメスィに見つかったら絶っっ対壊されるからな」
説得力があるのは「絶対」の言い方のせいだろうか、幼馴染という関係故だろうか。
風呂は屋敷ほどではないものの二人で入るのに苦労するほどの狭さではなく、まずは身体を洗おうということで俺はカタラと向かい合って木箱に座った。カタラは床に膝をついている。
「とりあえず湯で流して、石鹸……サク、ほら」
泡まみれにした手をこちらに伸ばしてくる。
「手はあるから自分で洗える」
石鹸を寄越せという意味で伸ばした手に手が絡み、指の先端から少しずつカタラの手が登ってくる。
「……大丈夫だって」
「下心十割だから気にすんな」
善意より気にする。しかしマッサージのようにも感じられて心地いい、腕だからそう思うだけだろうか。
「足……これ、再生進んでるのか?」
「ちょっと前までは足の付け根からちょっとしかなかったし」
「そうか……」
悲しそうに歪む青い瞳を見ていると彼の優しさが伝わってくる。見つめられるのに耐えられず俯けば彼が性器を大きく膨らませているのが目に入り、彼の俺への欲が伝わってくる。
「……大丈夫、もう痛い目には遭わせないからな」
微笑んだ彼の手は脇腹に進む。擽ったさと快感にピクリと身体を跳ねさせればカタラの表情も僅かに変わる。
「………………カタラ」
甘く淫らに変わっていく空気に流されそうになり、目を固く閉じる。しかし「流されて何が悪い」と欲望が開き直った。死んだアルマに操を立てたいなんてシャルには言ったけれど、結局そのシャルと昼夜問わずヤりまくった。シャルを助けるためにも足は欲しいし……あぁもう開き直ったなら言い訳なんて探すな。
観念して彼の首に腕を回して引き寄せる。カタラは何も言わずに唇を重ね、優しく舌を絡ませながら背中を洗ってくれた。
「もうちょっと待ってくれな」
すっかり淫魔のスイッチが入ってしまった俺を前に、血管まで浮くほどに勃起しながら、カタラは俺を普通に洗った。俺に手桶を渡して自分で泡を流すように言い、カタラは自分の身体を洗い始めた。
「カタラ……怪我、増えた?」
前に見た時よりも傷跡が増えていた。刺傷に切り傷に打撲に、もう見ていられない。
「ん? あぁ、王都に来る途中にゴブリンの群れに襲われてさ。ま、一晩の入院で治っちまったんだけどな」
「へぇ……すごいな。でも痛かっただろ? ごめんな……俺が攫われたりなんかしたから、無駄に移動させて、それで襲われて」
「気にすんなって、流せたか? 桶貸してくれ」
体を洗い終えたカタラは泡を流し終えた俺から手桶を受け取り、自身の泡を流し、俺を抱えて浴槽に入った。
「ま、助けに来てやった見返りは欲しいかな」
「カタラ…………ぁ、んっ……あぁっ……!」
カタラの太腿の上に座るように入り、彼の首に腕を回し、肩に顎を置き、指で後孔を掻き回されて甘い声を上げる。湯船の中で三本の指に穴を拡げられては腸壁は湯に晒されてしまう。
「後で弟も助けてやるんだから、その分の礼もしろよ?」
「お湯っ……入ってくるぅ……ねぇカタラぁ、早く栓して……指じゃなくて、もっとイイの、欲しいな……」
「なんだよ、ノリノリだな」
「だって……シャル、助けるのにっ、早く足治さないと……」
カタラの腹に性器を擦り付けると更に奥を目指した指に前立腺を小突かれる。そのままぐりぐりと捏ねられてそれっぽいおねだりもできなくなる。
「あぁあんっ! んぁあっ……! カタラっ、カタラぁっ……そこ、そこイイけどぉっ……指じゃやだぁ、もっと太いの欲しいっ……」
「まだ慣らさないと危ないだろ?」
「もういいっ、もう十分だからぁっ! 早く精液欲しい、早くっ……ん、んんぅっ! 早く、ちょうだい……」
「いやいや、まだまだ」
「やぁっ、やらぁっ……もぉ指やだっ、指でイっちゃうっ……! イくっ、イっ……! ちゃっ、た」
「……じゃ、そろそろいいかな」
絶頂した直後、指が引き抜かれて陰茎を挿入される。散々こねくり回されて敏感になった腸壁をごりごりと擦られ、湯の中に精液を漏らした。
「あーぁ出しちゃって、詰まるぞ? 悪い子だなサクは」
「カタラのせいだろっ……! 足、治さないといけないのに……」
「人のせいにするなよ」
背中と腰に腕が回り、ぴったりと身体がくっつく。湯も相まった温かさに心まで満たされていく。
「カタラっ……カタラぁ、温かい……カタラっ、はぁあっ……きもちぃっ、すきぃ……カタラ好きっ……!」
「温かいのは風呂のおかげだって」
腰を振る度に湯船の水面でぱちゃぱちゃと水音が鳴り、腸内に侵入したお湯も俺の中で水音を鳴らす。
「……それにな、旦那居るなら俺なんかに好きとか言っちゃダメだろ」
「ぁ……あっ、アルマ……? ある、まっ……」
大丈夫、アルマは許してくれる。生きるためなんだ、シャルを助けるためなんだ、これは浮気なんかじゃない。
そう自分に言い聞かせたって「自分勝手な淫乱め」と自分に罵られるだけだ。
「あ、あぁごめん、ごめんな? 泣くなよ……意地悪だったな、ごめん……俺お前のことすっごい好きで……ちょっとイラついてさ、ごめんな……」
ちょっと優しくされただけで簡単に惚れてしまう俺は、きっと結婚なんてすべきじゃなかった。
「好き……カタラぁ、カタラも好きなのぉ……優しくしてくれるからっ、好きなのぉ……」
「……嬉しいよ、俺も好きだ、サク」
「ごめんっ、ごめんね、カタラぁ……俺アルマと結婚したの……」
「…………うん、俺の方こそ、知ってるのに」
脊椎に電撃のような快楽が走る。恐る恐る後ろを見てみればカタラの手が尻尾の先端を掴んでいた。
「お前が好きで、お前が欲しくて……弱ってるところにつけ込むような真似してる」
「あ、ぁっ、あぁんっ! しっぽ、しっぽぉっ、ひっぽりゃめぇえっ! すぐイくっ、すぐイくのぉっ! しっぽイくぅうっ!」
「……ちょっと困ったらイかせて誤魔化して……ははっ、本当……最低。でもっ……これは食事なんだから、浮気にはならないんだよ、サク。いやそもそもサクは未亡人なんだから……浮気なんか出来ないんだ」
どぷどぷと精液を流し込まれ、弟に慣れた俺の身体はその量と質に若干の物足りなさを感じたが、吸収されれば多幸感を覚えてどうでもよくなる。
「はぁっ……はぁ、おい……し……」
「風呂ん中で飯食ったらのぼせちまうな、ほら、上がるぞ」
カタラに抱きかかえられて風呂を後にし、布に包まれベッド横の床に置かれる。
「俺ちょっと買い物行ってくるからな、何かあったらネメスィ叩き起こせよ」
「うん……」
「ついでにお前の弟がどこに連れてかれたかも軽く探ってみるから、そんな落ち込んだ顔すんなよ」
「ん……」
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