過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました

ムーン

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寝ている間に壊される

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深い絶頂を迎えてすぐ、抓られた乳首と尻尾の先端は指先で緩く摘むだけに戻る。抜けていった陰茎は亀頭だけが入っている状態で止まり、尻尾もハート部分だけを残して止まった。

「はっ、はっ、はぁっ……は、やくっ、シャルっ、シャルぅっ、めちゃくちゃにしてっ、イかせまくってぇっ！」

焦れったさが最大に達して泣きながらねだると陰茎が一気に奥まで挿入された。

「ああぁっ！　ぁっ……あ……？　ぁーっ、ぁ……んぁあっ！？　ぁ、ひぁっ、あぁあんっ！　ひぃっ、ひぐぅうっ！　あぁああーっ！」

余韻に浸る間もなく腰振りが始まり、内臓が引っ掻き回されるような異常な快楽が与えられる。乳首を指の腹で潰されてめちゃくちゃに引っ張られ、尻尾のハート型の先端をぐにぐにと折り曲げられる。非力そうな腰羽が腹を変形させるくらいに強く押して、尻尾は尿道の中で暴れ回る。

「あっ、んっ！　んぁあぁっ！？　死ぬっ、死ぬぅっ！　だめっ、こりぇ、らめぇっ！　ゃあぁぁああぁんっ！　シャルっ、一回、いっかい止まろっ？　俺っ、死ぬっ……一回っ、ぃいっ！」

「あぁ……兄さん、可愛い。らめ……なんて、もうっ……可愛すぎます！　今度もまたダメじゃないんでしょう？　本当はして欲しいんでしょう？　やめたら意地悪って言うんでしょう？　分かってますよ兄さん、兄さんは僕にめちゃくちゃにイかせまくって欲しいんですよね」

体内のシャルの性器が大きさと硬さを増す。前立腺と精嚢を潰しながら反り返って背骨を小突いてくる。

「イくっ、んぁあっ！　イってるぅっ！　ひぃいんっ！　ずっと、イってるのにぃっ！　ぁあっ、またっ、まらイぐぅううっ！」

「兄さん……気持ちよくなってくれてるって教えてくれるの、すごく助かります。もっと具体的に、どこがどういいのか教えてくれたら、もっともーっと気持ちよくさせてあげられるんですけど……できそうですか？　兄さん」

シャルの指の間でぐりぐりと躙られて潰され引っ張られていた乳首が今度は胸に押し付けられる。爪の先を先端に沈めて引っ掻かれる。

「ひぁぁあっ！？　やらぁっ、ちくびっ、ひぃっ、痛いっ……痛い、のにぃっ！　乳首イくぅっ！　ん、ぅうっ……ぅあっ！　あぁーっ！　もっとぉっ！　もっと強く抓ってぇえっ！」

手の中で握り潰されている尻尾も同じく痛みを覚えているのに、何故かそれが異常な快楽へと変換されてしまう。これは精液の媚薬効果なのだろうか、それとも俺の趣味がおかしくなってしまったのだろうか。

「兄さん……何されても気持ちいいでしょう？　それは兄さんが僕を好きだからです、僕も兄さんを好きだからです。好き同士だから何でも嬉しくて気持ちいいんですよ」

シャルの腰羽が俺の腹を持ち上げる。中は極太の陰茎に、外は腰羽に強く押さえられ、両側から前立腺を押し潰されていく。

「ゔっ……ぁあぁっ！？　なかっ、ごりゅごりゅしてぇっ……あっ、ぁーっ、ひっ、こわれりゅっ、こわれりゅうぅっ！　やらぁっ、しぬ、ひぬぅっ……俺っ、死んじゃ、ぁあっ！」

「大丈夫、兄さん。夢の中でどれだけ身体が壊れても、起きたら無傷です。脳だけはこの快楽を覚えていますけどね」

「あぁあああっ……！　好きっ、しゅきぃっ、ごりゅごりゅするのしゅきっ！　もっと、もっと、もっとしてぇっ！」

チカチカと瞼の裏に星が輝く。夢の中なのに意識が飛びそうだ。
俺は弟にこんなふうに抱かれたかったのか？　快楽のショックで死んでしまうくらいに、身体が壊れてしまうくらいに激しく、抱き壊されたかったのか？

「しゃるぅっ、しゃりゅ、しゃりゅうぅっ！　ひぐっ、ぁ、ゔ……イくぅうっ！　しゃるぅうっ！」

「兄さん、嬉しい……僕の名前叫んでイってくれるなんて……」

「しゃりゅ、しゃりゅっ、すきっ……しゅきぃっ……」

突かれる度に脳が蕩けていく、シャル専用の穴へと変えられていく。シャルからの刺激を全て快感として覚えて、シャルの全てが恋しくなっていく。

「……っ、兄さん！　兄さん、そんな、自分から言ってくれるなんて、そんなの！」

「ご、めんっ……ひどい、こと……いって……ごめっ、しゃるぅっ、ぅああっ！　はぁっ、ひぁあんっ……ごめんっ、んぁあっ……！」

きっと初めからこんな願望を抱いていた訳ではない。あの時泣かせてしまったことへの、泣いた彼を置いて逃げたことへの罪悪感だ。冷酷な殺人鬼の彼に残虐に犯されて殺される、無意識の内にそれが罪滅ぼしだと思い込んでいたのだ。

「……兄さん、ありがとう……兄さん…………兄さんも僕を好きになってくれたみたいで、嬉しい……兄さん、今迎えに行ったら、今度は逃げずに僕に捕まってくれますか？」

でも、現実の弟も夢のシャルも冷酷さなんて欠片もない。俺の馬鹿な勘違いだった。

「んっ、ぁあっ……！　ぅんっ！　にげ、なぁっ……はぁっ、シャルにっ、つかまるぅうっ！」

「また、動けないように縛って、目隠ししてあげたら、喜んでくれますか？」

「うんっ、ぅんっ！　よろこぶぅっ！　縛って、ぇえっ……イっ、ひ、くぅっ……！　し、縛ってぇ……いっぱい、色んなとこいじってぇ……」

現実の弟は俺に欲情しないし、俺を捕まえに来ることもないだろう。だから、次に眠った時、夢の中で身動きが取れないくらいにキツく縛って抱いて欲しい。

「兄さんっ……！　兄さんは僕のものなんですよね？　人間なんかのものになってませんよね？　人間なんかじゃ満足できませんよね？　僕が兄さんだけなのと同じで、兄さんにも僕だけなんですよね？」

再び精液を流し込まれ、口から白濁液が溢れた。体内が吸収し切れない量のシャルの精液で満たされていると悟ったその直後に意識が途絶えた。

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