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幼馴染とキス三番勝負してみた
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社長が居る間、俺達は金縛りにあったように動けなかった。小柄で童顔なのにセンパイよりもずっとプレッシャーが強い、霊力のなせる技だろうか? 恐ろしい人だ。
「お兄さん、大丈夫ですか?」
従兄の傍に屈んで声をかける。社長を追おうとしているようだが、立ち上がることもままならないようだ。
「んっ……ぉ、きっ……遣い、なく……」
しょっちゅう腰が抜けるほど絶頂させられる俺には分かる、他人に下手に触られると絶頂の余韻が消えていくのの邪魔になる。今なら従兄を喘がせられるのでは……? と邪な考えも浮かんでしまうが、今のところ理性と良心が勝っている。
「すい、ません……すぐ出ていきますので」
「い、いえ、しっかり休憩してください。水とかいりますか?」
「もちぃ、これ使わせてくれよ」
目の前に揺らされた奇妙な形の細長い小さな棒……プロステートチップだ。
「え……いや、今お兄さんに……」
鈴口から挿入して尿道を通り、前立腺を内側から刺激するらしいそれの威力は従兄を見て分かっている。使われる時を期待してはいたが、従兄の様子を見ていると怖くなってしまう。
「ほっとかれた方がマシだろ。ですよね秘書さん」
従兄は相変わらず虚ろな目をしていたが、その目は微かに潤んでいて、焦点が合っていない特徴がセクシーさを増している。褐色の肌は汗ばんでいて、頬はほんのりと赤い。彼を見ているうちに俺はゴクリと唾を飲んだ。
「は、い……すいません」
「だってよもち、ほら、こっち来て下脱ごうな」
「ま、待って……そういうのは夜に……」
「師匠が言ってただろ? 普段から仕込んどくのがいいって」
「あんなドSのアドバイス参考にするなよぉ!」
「虐めたくなるんだよなぁ、お前めちゃくちゃ可愛いからさ」
俺が可愛いかどうかはともかく、レンに褒められるのは嬉しいしレンが喜ぶなら虐められたくなってしまう。
「秘書さんみたいにぶっ倒れるまではやんねぇよ、そこんとこはレンくんを信用してくれや。な、もち、もじもじしてるエロいお前が見たいんだよ」
「ぅ……」
「前立腺直接触られるの好きだろ? 俺が手だけ幽体離脱して触ってやったらめちゃくちゃ悦んでたもんな」
「そん、な……ことは」
レンの手が下腹を撫で回す。霊体の手で前立腺を握られた時の快感が蘇り、体内で熱が膨らむような錯覚が起こった。
「脱げよ、もち。師匠にもらったもん使わねぇのは失礼だろ? それとも玩具なんかより俺の手がいいなんて可愛いこと言ってくれんのか? なぁ、もち……ふふっ、エロい顔してんな。覚えてるか? ここに来た時……形州と着替えて事後みてぇな顔して出てきただろ、そん時と似た顔してる」
遠回しに少し撫でられただけで行為中のような表情を浮かべていると教えられ、恥ずかしさと情けなさで声が出なくなる。
「なぁ、もーちぃ……」
ズボンをくいくいと引っ張られ、もうレンの望み通りに脱いでしまおうかと自分でもズボンに手をかけたその時、シャワーを終えたセンパイが戻ってきた。
「……ただいま」
「ぁ、かか、形州ぅっ……ぼ、ぼ、僕とそんな時間変わらなかったぞっ、表面積の話取り消せ!」
「…………洗う手の面積も違うし、お前の方が髪が長い」
「あっ、ぁ、あああ言えばこう言うぅ!」
「……兄ちゃん? 兄ちゃん、どうした?」
髪を拭きながらミチと話していたセンパイは、従兄を見つけると頭にタオルを被ったまま従兄の傍に屈んだ。
「あぁ……國行、社長が如月様と月乃宮様に失礼したからな、ちょっと話に……俺は昼間遊んで疲れたから休んでるだけだ」
「…………社長さんは?」
「社長は仕事に戻った」
「……そうか」
かなり回復してきた様子の従兄は詰まることなく話しているが、相変わらず息が荒いし顔も赤い。
「……熱中症とかじゃないのか? 水持ってくる」
「いや、あっ……あぁ、ほんっと……いい子だな」
センパイは従兄の返事を聞かずに冷蔵庫に向かい、レンはプロステートチップとやらをポケットに突っ込んで俺の服を整えた。
「ありがとよ國行」
「…………ベッドかソファに行くか?」
「いや……一階に用事がある。悪いけどよ國行、連れてってくれるか? お兄ちゃんよく運んでくれたろ」
「……あぁ」
軽々と抱えられた従兄は体勢の微妙な変化で快感を覚えたのか小さく喘ぎ、足を跳ねさせた。黒い着流しは僅かにはだけて褐色の足の内側が膝まで見えている。俺は扇情的な従兄に目を奪われると同時に、センパイにお姫様抱っこをされる彼に嫉妬した。
「…………兄ちゃんまた軽くなったか?」
「お前の筋肉の成長が止まってねぇだけだ」
「……ノゾム、兄ちゃんを一階に送ってくる。すぐ戻るからな」
「あ、はい……行ってらっしゃい」
手を振ったが、手を振り返してくれたのは従兄だった。そんな顔はしていないはずなのに、俺には従兄が勝ち誇った顔をしていたような気がしていた。
「俺ってホント……」
落ち込んで俯くとレンの手首にはめられた数珠が見えた。黒い濁りが急速に増している。
「レ、レンっ、あの」
「ん? どうしたもっちー」
俺が玩具を入れさせなかったから苛立っているのか? いや、水晶の黒い濁りはレンが嫉妬によって生産した霊力が溜まっている証だから、単なる苛立ちだけなら濁らないはずだ。
「なんか、ムカついてる?」
嫉妬の原因が全く分からない。俺はずっとレンの隣に居た。まさかセンパイに「行ってらっしゃい」と言ったからか? その程度でそんなに濁るほど嫉妬するか?
「お、分かる? んー、レンくんの機嫌バレるようになっちゃったか。はは、もちもちちゃんの成長が嬉しいぜ」
表情や声色からは全く察せなかった。数珠の便利さを噛み締めるようにレンの手を握り、茶色いタレ目を見つめる。
「そんなに深刻そうな顔すんなよ。ほら、形州が「すぐ戻るから」とか言ったろ? てめぇが留守にしただけでもちがそんな寂しがるとでも!? てめぇの嫁ヅラしてんじゃねぇぞ俺の旦那様だぞクソが! って思っただけだからよ」
「そ、そっか……」
「もちがエロ顔晒してるからだぜ、そんな顔で見つめるから勘違いしやがるんだ。お前にその顔させてんのは俺なのにな」
「うん、レンのせいだよ」
自慢げな顔をしたレンの瞳から数珠に視線を移す。水晶が黒く濁る速度はかなり落ち着いていて、俺はほっと胸を撫で下ろした。
「…………ただいま。夕飯はだいたい三十分後……俺達だけだと」
「ぼ、ぼ、僕達だけ? きき、気楽でいいけど……なな、な、なんだろ、豪華なの食べるのかなっ」
「……酒かもな」
センパイが戻ってきた。レンは俺の手を離し、ソファにもたれ、センパイに見せつけるように俺の肩を抱いた。
「おかえり形州、ご苦労さん」
「……あぁ、ただいま。酌でご機嫌取りの作戦は使えなさそうだな」
「そ。残念」
レンとの会話が終わるとセンパイは俺の頭を大きな手で撫でた。
「…………寂しがらせたな」
「えっ、ぁ……そんな、レンとミチが居ましたし」
「……そんな意地悪を言うな」
センパイの手がソファの背もたれを掴む。レンが俺の肩を抱いているのなんて気にせずに、いや、気にしているからこそレンの腕の上から俺達の間に腕を割り込ませ、屈んで俺の唇を奪った。
「んぅっ……ん、んん……」
もう片方の手で俺の顎を支え、分厚く長い舌で俺の口内を犯す。大きな手で顔を捕まえらる安心感が舌ピアスを弄り回される快感を補助し、くぐもった喘ぎ声を上げさせる。
「んっ、ん……ぷはっ、はぁ……センパイ」
「…………お前は本当に可愛いな」
「ん……」
頬にキスをしてセンパイは脱衣所に引っ込んだ。しっとりと濡れた髪を乾かしたり、首にかけていたタオルを洗濯機に入れたりするのだろう。
「んっ……とにムカつくなぁアイツ!」
「わ、わわ、分かる! 分かるよ如月くん! ノノっ、ノ、ノゾムくんっ、僕ともキス!」
「形州とミチならミチと間接キスのがマシか……よし行けミチ!」
小さな手が俺の顔を挟み、必死なキスが始められる。唇ではむはむと唇を噛み、俺の舌をちゅうっと吸うミチは可愛らしく、俺はほとんど無意識に彼の背に腕を回して後頭部を撫でていた。
「ノゾムくんっ、ノゾム……く、んっ、ん……!」
吸い疲れたのか舌がミチの口内で開放された。俺は舌ピアスをミチの上顎に押し付け、ぐりぐりと舌を揺らしてみた。
「んんっ!? んっ……はぁっ……はぁ……は、はは、反撃されちゃったぁ」
「よっしゃ次俺の番な。よくやったぜ次鋒。ほーらもっちーちゃん大将戦でちゅよ~、いい子で喉イキしましょうね~」
流石にキスくらいじゃイかないぞと思いながらレンのキスを受け入れる。彼は俺の頭を右腕でしっかり抱き、左腕をだらんと垂らして……ん?
「んっ!? んんっ、ん、んんんゔぅーっ!?」
レンの舌は互いの口の境目で俺の舌と大人しく可愛く絡み合っていたのに、何かに喉の内側を撫でられた。それが部分的な幽体離脱をしたレンの左手だと気付く前に俺は喉の粘膜に与えられた快感で絶頂を迎え、ぐったりとソファの背もたれに身を任せた。
「お兄さん、大丈夫ですか?」
従兄の傍に屈んで声をかける。社長を追おうとしているようだが、立ち上がることもままならないようだ。
「んっ……ぉ、きっ……遣い、なく……」
しょっちゅう腰が抜けるほど絶頂させられる俺には分かる、他人に下手に触られると絶頂の余韻が消えていくのの邪魔になる。今なら従兄を喘がせられるのでは……? と邪な考えも浮かんでしまうが、今のところ理性と良心が勝っている。
「すい、ません……すぐ出ていきますので」
「い、いえ、しっかり休憩してください。水とかいりますか?」
「もちぃ、これ使わせてくれよ」
目の前に揺らされた奇妙な形の細長い小さな棒……プロステートチップだ。
「え……いや、今お兄さんに……」
鈴口から挿入して尿道を通り、前立腺を内側から刺激するらしいそれの威力は従兄を見て分かっている。使われる時を期待してはいたが、従兄の様子を見ていると怖くなってしまう。
「ほっとかれた方がマシだろ。ですよね秘書さん」
従兄は相変わらず虚ろな目をしていたが、その目は微かに潤んでいて、焦点が合っていない特徴がセクシーさを増している。褐色の肌は汗ばんでいて、頬はほんのりと赤い。彼を見ているうちに俺はゴクリと唾を飲んだ。
「は、い……すいません」
「だってよもち、ほら、こっち来て下脱ごうな」
「ま、待って……そういうのは夜に……」
「師匠が言ってただろ? 普段から仕込んどくのがいいって」
「あんなドSのアドバイス参考にするなよぉ!」
「虐めたくなるんだよなぁ、お前めちゃくちゃ可愛いからさ」
俺が可愛いかどうかはともかく、レンに褒められるのは嬉しいしレンが喜ぶなら虐められたくなってしまう。
「秘書さんみたいにぶっ倒れるまではやんねぇよ、そこんとこはレンくんを信用してくれや。な、もち、もじもじしてるエロいお前が見たいんだよ」
「ぅ……」
「前立腺直接触られるの好きだろ? 俺が手だけ幽体離脱して触ってやったらめちゃくちゃ悦んでたもんな」
「そん、な……ことは」
レンの手が下腹を撫で回す。霊体の手で前立腺を握られた時の快感が蘇り、体内で熱が膨らむような錯覚が起こった。
「脱げよ、もち。師匠にもらったもん使わねぇのは失礼だろ? それとも玩具なんかより俺の手がいいなんて可愛いこと言ってくれんのか? なぁ、もち……ふふっ、エロい顔してんな。覚えてるか? ここに来た時……形州と着替えて事後みてぇな顔して出てきただろ、そん時と似た顔してる」
遠回しに少し撫でられただけで行為中のような表情を浮かべていると教えられ、恥ずかしさと情けなさで声が出なくなる。
「なぁ、もーちぃ……」
ズボンをくいくいと引っ張られ、もうレンの望み通りに脱いでしまおうかと自分でもズボンに手をかけたその時、シャワーを終えたセンパイが戻ってきた。
「……ただいま」
「ぁ、かか、形州ぅっ……ぼ、ぼ、僕とそんな時間変わらなかったぞっ、表面積の話取り消せ!」
「…………洗う手の面積も違うし、お前の方が髪が長い」
「あっ、ぁ、あああ言えばこう言うぅ!」
「……兄ちゃん? 兄ちゃん、どうした?」
髪を拭きながらミチと話していたセンパイは、従兄を見つけると頭にタオルを被ったまま従兄の傍に屈んだ。
「あぁ……國行、社長が如月様と月乃宮様に失礼したからな、ちょっと話に……俺は昼間遊んで疲れたから休んでるだけだ」
「…………社長さんは?」
「社長は仕事に戻った」
「……そうか」
かなり回復してきた様子の従兄は詰まることなく話しているが、相変わらず息が荒いし顔も赤い。
「……熱中症とかじゃないのか? 水持ってくる」
「いや、あっ……あぁ、ほんっと……いい子だな」
センパイは従兄の返事を聞かずに冷蔵庫に向かい、レンはプロステートチップとやらをポケットに突っ込んで俺の服を整えた。
「ありがとよ國行」
「…………ベッドかソファに行くか?」
「いや……一階に用事がある。悪いけどよ國行、連れてってくれるか? お兄ちゃんよく運んでくれたろ」
「……あぁ」
軽々と抱えられた従兄は体勢の微妙な変化で快感を覚えたのか小さく喘ぎ、足を跳ねさせた。黒い着流しは僅かにはだけて褐色の足の内側が膝まで見えている。俺は扇情的な従兄に目を奪われると同時に、センパイにお姫様抱っこをされる彼に嫉妬した。
「…………兄ちゃんまた軽くなったか?」
「お前の筋肉の成長が止まってねぇだけだ」
「……ノゾム、兄ちゃんを一階に送ってくる。すぐ戻るからな」
「あ、はい……行ってらっしゃい」
手を振ったが、手を振り返してくれたのは従兄だった。そんな顔はしていないはずなのに、俺には従兄が勝ち誇った顔をしていたような気がしていた。
「俺ってホント……」
落ち込んで俯くとレンの手首にはめられた数珠が見えた。黒い濁りが急速に増している。
「レ、レンっ、あの」
「ん? どうしたもっちー」
俺が玩具を入れさせなかったから苛立っているのか? いや、水晶の黒い濁りはレンが嫉妬によって生産した霊力が溜まっている証だから、単なる苛立ちだけなら濁らないはずだ。
「なんか、ムカついてる?」
嫉妬の原因が全く分からない。俺はずっとレンの隣に居た。まさかセンパイに「行ってらっしゃい」と言ったからか? その程度でそんなに濁るほど嫉妬するか?
「お、分かる? んー、レンくんの機嫌バレるようになっちゃったか。はは、もちもちちゃんの成長が嬉しいぜ」
表情や声色からは全く察せなかった。数珠の便利さを噛み締めるようにレンの手を握り、茶色いタレ目を見つめる。
「そんなに深刻そうな顔すんなよ。ほら、形州が「すぐ戻るから」とか言ったろ? てめぇが留守にしただけでもちがそんな寂しがるとでも!? てめぇの嫁ヅラしてんじゃねぇぞ俺の旦那様だぞクソが! って思っただけだからよ」
「そ、そっか……」
「もちがエロ顔晒してるからだぜ、そんな顔で見つめるから勘違いしやがるんだ。お前にその顔させてんのは俺なのにな」
「うん、レンのせいだよ」
自慢げな顔をしたレンの瞳から数珠に視線を移す。水晶が黒く濁る速度はかなり落ち着いていて、俺はほっと胸を撫で下ろした。
「…………ただいま。夕飯はだいたい三十分後……俺達だけだと」
「ぼ、ぼ、僕達だけ? きき、気楽でいいけど……なな、な、なんだろ、豪華なの食べるのかなっ」
「……酒かもな」
センパイが戻ってきた。レンは俺の手を離し、ソファにもたれ、センパイに見せつけるように俺の肩を抱いた。
「おかえり形州、ご苦労さん」
「……あぁ、ただいま。酌でご機嫌取りの作戦は使えなさそうだな」
「そ。残念」
レンとの会話が終わるとセンパイは俺の頭を大きな手で撫でた。
「…………寂しがらせたな」
「えっ、ぁ……そんな、レンとミチが居ましたし」
「……そんな意地悪を言うな」
センパイの手がソファの背もたれを掴む。レンが俺の肩を抱いているのなんて気にせずに、いや、気にしているからこそレンの腕の上から俺達の間に腕を割り込ませ、屈んで俺の唇を奪った。
「んぅっ……ん、んん……」
もう片方の手で俺の顎を支え、分厚く長い舌で俺の口内を犯す。大きな手で顔を捕まえらる安心感が舌ピアスを弄り回される快感を補助し、くぐもった喘ぎ声を上げさせる。
「んっ、ん……ぷはっ、はぁ……センパイ」
「…………お前は本当に可愛いな」
「ん……」
頬にキスをしてセンパイは脱衣所に引っ込んだ。しっとりと濡れた髪を乾かしたり、首にかけていたタオルを洗濯機に入れたりするのだろう。
「んっ……とにムカつくなぁアイツ!」
「わ、わわ、分かる! 分かるよ如月くん! ノノっ、ノ、ノゾムくんっ、僕ともキス!」
「形州とミチならミチと間接キスのがマシか……よし行けミチ!」
小さな手が俺の顔を挟み、必死なキスが始められる。唇ではむはむと唇を噛み、俺の舌をちゅうっと吸うミチは可愛らしく、俺はほとんど無意識に彼の背に腕を回して後頭部を撫でていた。
「ノゾムくんっ、ノゾム……く、んっ、ん……!」
吸い疲れたのか舌がミチの口内で開放された。俺は舌ピアスをミチの上顎に押し付け、ぐりぐりと舌を揺らしてみた。
「んんっ!? んっ……はぁっ……はぁ……は、はは、反撃されちゃったぁ」
「よっしゃ次俺の番な。よくやったぜ次鋒。ほーらもっちーちゃん大将戦でちゅよ~、いい子で喉イキしましょうね~」
流石にキスくらいじゃイかないぞと思いながらレンのキスを受け入れる。彼は俺の頭を右腕でしっかり抱き、左腕をだらんと垂らして……ん?
「んっ!? んんっ、ん、んんんゔぅーっ!?」
レンの舌は互いの口の境目で俺の舌と大人しく可愛く絡み合っていたのに、何かに喉の内側を撫でられた。それが部分的な幽体離脱をしたレンの左手だと気付く前に俺は喉の粘膜に与えられた快感で絶頂を迎え、ぐったりとソファの背もたれに身を任せた。
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