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彼氏に優しくされてドキドキしちゃった
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せっかくレンが女物ではなく男物の水着を着てくれたのに、ライフジャケットのせいで裸のはずの上半身が見えない。
ライフジャケットの大切さは分かっているが、俺はレンがあの水着を買ってくれた時から波飛沫を浴びながら満面の笑みを浮かべ、半裸で遊ぶレンを想像していたのだから、しばらくショックを受けている権利はあるはずだ。
「はー……泣きそうなもっちー超可愛かった。ゃ、今も可愛いな。しかしそれだけに残念だよなぁ」
「そんなに可愛い可愛い言うなよ……何が残念なんだ?」
「水着だよ。せっかく俺が選んだ水着着てくれてんのに、ライフジャケットのせいでもちの可愛い乳首が見えねぇ」
「ち、乳首……まぁ、俺も似たようなこと考えてたけどさ」
レンが俺の身体を見たがっていたことが嬉しい。今すぐライフジャケットを脱いでしまいたくなる。
「なぁ、今日の夜ヤるだろ? 水着でするか、着衣だよ、どうだ?」
「へっ? ぁ……う、うん。する……したい」
「形州とは水着でしたんだもんなぁ? レンくんとも水着でヤってくんなきゃな」
「したけどさ……あんまり、言わないでよ」
レンの手首にある数珠の水晶玉が少しずつ濁っている、自分でセンパイのことを話しながら思い出して嫉妬しているのだ。自分が嫌な気分になってまで軽口なんて叩かなければいいのにと思うけれど、俺が四股なんてしているからだと当然の罪悪感を抱いて何も言えなくなる。
「ノ、ノノ、ノゾムくんっ、見て見て、乗れてるよっ」
サメ型フロートに乗ってミチが戻ってきた。いや、センパイにライフジャケットを掴まれて運ばれてきたと正確に言うべきかな。
「親子みたいだな……」
「なななっ、何言ってるんだよ如月くんっ! そそ、そんなふうに見えるわけないじゃんっ、に、にに、二歳差なのにっ」
「いや、扱い? って言うのかな、なぁ、もち分かんねぇ?」
「ちょっと分かる……」
見た目の印象ではなく、運ぶという行為にレンの言う「親子らしさ」を感じる。まぁ、父親の居ない俺が感じる親子らしさなんて、創作物で見たものから得た経験のない感覚でしかないのだが。
「ノ、ノ、ノゾムくんまで!」
「ふふっ、いいじゃん、可愛いってことだぞ?」
「ここっ、子供っぽいって意味の方だろ! ぼ、ぼ、僕は、ノゾムくんが僕しか見なくなるくらいっ、男らしくなるんだ! い、い、今に見てろよ、そろそろ成長期が来るんだからなっ……」
「来るかなぁ」
「くくくっ、来るよぉ! きっ、き、如月くんの鬼ぃ! ノゾムくんより大きくなって、抱っこしてやるんだから!」
ミチは童顔だから低身長なのが似合っているし、俺より背が低いところも可愛いのに……いや、でも、背が高くなったらそれはそれでカッコよくなるのかな? そうなったら俺よりもいい相手を見つけられそうなものだが。
「あっ、ノノ、ノゾムくんにサメさん返さなきゃだねっ。か、かかっ、か、か形州、下ろして」
「…………形州、先輩」
「へ……? あっ、せせ、せん、せんぱい? ごごごっ、ごめ、ごめんなさいっ……」
サメ型フロートから下ろしてもらったミチは半泣きで俺の元にフロートを持ってきた。尾びれを片手で掴んで受け取り、もう片方の手でミチの頭を撫でてやる。
「泣くなよ、センパイ怒ってないって。そんな怖くもないから」
優しい声色を意識して話しかけてみると、何とか堪えていただろうに本格的に泣き出してしまった。安心してくれたのだろうか? ミチを慰めるのは当然、ミチに泣かれて落ち込んでいるセンパイも後で慰めなければ。
「日頃の行いと顔だぜ、自業自得だな」
「…………うるさい」
「あんまり言うなよレン」
「ミチはずっと虐められてたせいでこんな臆病で泣き虫なんだよ、誰に虐められてたと思う? 形州、お前の手下共だよ。お前の横に立ってるだけでも震えが止まらなくて当然だよなぁ?」
「レン! やめろよ……本当に。ミチのために言ってくれてるんだろうとは思うけど、ミチもそういうの思い出したくないだろうし……今は海で楽しく遊ぼ? な?」
センパイは二年生や一年生のグループのメンツは覚えていても、そいつらに何かをやらせている訳でも、行動を制限している訳でもなかった。ミチへのイジメには無関係だし、無知だったと思う。
ミチを直接虐めていたのは俺だ。殴って、蹴って、髪を切って、金を脅し取っては気まぐれに返して、中途半端に情けをかけて罪悪感を誤魔化そうとしていた一番のクズだ。
「ノ、ノ、ノゾムくん……ごめ、ぼくっ、泣いちゃ、て……だだっ、大丈夫、だから……如月くんもっ、か、かか、形州……せんぱい、も、ごめんなさい……大丈夫、です」
不幸な日々を送ってきたミチにはもう嫌な思いはして欲しくない。罪滅ぼしというただの自己満足……いや、愛情の皮を被った独占欲かもしれない、ミチのこれからの幸福は俺によるものであって欲しいなんて願いは。
「お前は悪くないよ、ミチ。遊ぼう、ほら……えーっと、サメ気に入ったか? 一緒に使おうか」
「い、い、いいのっ? うんっ! ぼぼっ、ぼく、ノゾムくんと一緒に……えへへ」
ミチはサメ型フロートではなく、俺の腕にぎゅっと抱きついてきた。期待と恋心を孕んで輝くまるっこい瞳をちゃんと二つとも見たくて、俺は彼の前髪を後ろ側へ撫で付けた。
「うん、おでこ出してても可愛いな」
「ちょ、ちょ、ちょっと恥ずかしいけど……ノ、ノ、ノゾムくんがこれ好きなら、うん、このままで……」
「そういえばちゃんと言ってなかったな、新しい髪型似合ってるぞ。可愛い」
「い、いいっ、今濡れて崩れてるのにぃっ……そん、な、かかっか、可愛いって、なななな何回もぉっ!」
綺麗に切り揃えられた髪の先端を撫で、ミチの髪を雑に工作用のハサミで切った時のことを思い出す。俺は押さえ付ける役だったから直接切ったのは別のヤツだけれど、ミチの泣き声とハサミの音はよく覚えている。俺が躊躇って上手く押さえられなかったせいで余計にバラバラの長さに切られたのも、耳や頭皮に刃が当たって怪我をしていたのも、昨日のことのように思い出せる。
「あ、ノ、ノゾムくん? ぅ、うぅ、嬉しいよっ? か、可愛いって、言ってくれるの……ててっ、照れちゃっただけっ! だから、そんな……つ、つ、辛そうな顔、しないで?」
「え……ぁ、そんな顔してたか? ごめんごめん。ミチは悪くない、関係ないよ、ちょっと足つって」
「たたっ、た、たた、大変じゃないかっ! ぉお、おぼおぼおぼっ、溺れちゃう! ち、ちち、力抜いて!」
ミチは俺の後ろに回ってライフジャケットを掴むと浜に向かって引っ張り始めた。俺の嘘を信用して俺を水から上げようとしているのだろう。
「大丈夫だってミチ! もう治ったから、おい、ミチ? 聞こえてんのか? ミチってば!」
「おーいもっちー」
「あ、レン、ミチ止めてくれ! 波の向きと合ってるからかめっちゃ引っ張られる!」
「次ミチか。どうせしばらく帰ってこねぇんだろ? サメ借りるぜ、波乗りキメてやる」
「えっ、ちょ」
レンにサメ型フロートを奪われてしまった。しばらく帰ってこないと言うのは、センパイの時と同じようにミチと……ということか?
「おい、ミチ! 俺もう足治ったって! ちょっとつっただけだから!」
「ぅ、う、うん……きき、きこ、聞こえてた。ごごっ、ごめんね」
海面が臍の辺りに来る頃、ミチはようやく足を止めて俺のライフジャケットから手を離した。
「ぁ、ああの、あのっ、あの、あのねっ、ぼぼ、ぼく、僕……あの」
「なんだよ、落ち着いて言え、ゆっくりでいいから」
「ノノっ、ノゾムくんが悪いんだぁ! 僕の頭撫でたりっ、抱きつかせてくれたりっ、可愛い可愛い褒めてくれるからぁ! ド、ドドキドキしてっ、ふふ、ふ、二人に……なりたくなって! ぁ、ああ、足つったとか言うから、僕、チャンスだって……!」
「ミチ……」
「ぁ……ご、ごめっ、ごめんなさい、ちち、ちがうよねっ! ノゾムくんは悪くなくて、ぼぼ、僕が!」
「ミチ、足やっぱり痛いからさ……ちょっと日陰で休みたいな。テント戻らないか? ずっと海に居たんだし、ミチも休憩しないとな」
そっと腰を撫でながら言うと俺の意図を察したらしいミチは笑顔になり、何度も何度も首を縦に大きく振った。
ライフジャケットの大切さは分かっているが、俺はレンがあの水着を買ってくれた時から波飛沫を浴びながら満面の笑みを浮かべ、半裸で遊ぶレンを想像していたのだから、しばらくショックを受けている権利はあるはずだ。
「はー……泣きそうなもっちー超可愛かった。ゃ、今も可愛いな。しかしそれだけに残念だよなぁ」
「そんなに可愛い可愛い言うなよ……何が残念なんだ?」
「水着だよ。せっかく俺が選んだ水着着てくれてんのに、ライフジャケットのせいでもちの可愛い乳首が見えねぇ」
「ち、乳首……まぁ、俺も似たようなこと考えてたけどさ」
レンが俺の身体を見たがっていたことが嬉しい。今すぐライフジャケットを脱いでしまいたくなる。
「なぁ、今日の夜ヤるだろ? 水着でするか、着衣だよ、どうだ?」
「へっ? ぁ……う、うん。する……したい」
「形州とは水着でしたんだもんなぁ? レンくんとも水着でヤってくんなきゃな」
「したけどさ……あんまり、言わないでよ」
レンの手首にある数珠の水晶玉が少しずつ濁っている、自分でセンパイのことを話しながら思い出して嫉妬しているのだ。自分が嫌な気分になってまで軽口なんて叩かなければいいのにと思うけれど、俺が四股なんてしているからだと当然の罪悪感を抱いて何も言えなくなる。
「ノ、ノノ、ノゾムくんっ、見て見て、乗れてるよっ」
サメ型フロートに乗ってミチが戻ってきた。いや、センパイにライフジャケットを掴まれて運ばれてきたと正確に言うべきかな。
「親子みたいだな……」
「なななっ、何言ってるんだよ如月くんっ! そそ、そんなふうに見えるわけないじゃんっ、に、にに、二歳差なのにっ」
「いや、扱い? って言うのかな、なぁ、もち分かんねぇ?」
「ちょっと分かる……」
見た目の印象ではなく、運ぶという行為にレンの言う「親子らしさ」を感じる。まぁ、父親の居ない俺が感じる親子らしさなんて、創作物で見たものから得た経験のない感覚でしかないのだが。
「ノ、ノ、ノゾムくんまで!」
「ふふっ、いいじゃん、可愛いってことだぞ?」
「ここっ、子供っぽいって意味の方だろ! ぼ、ぼ、僕は、ノゾムくんが僕しか見なくなるくらいっ、男らしくなるんだ! い、い、今に見てろよ、そろそろ成長期が来るんだからなっ……」
「来るかなぁ」
「くくくっ、来るよぉ! きっ、き、如月くんの鬼ぃ! ノゾムくんより大きくなって、抱っこしてやるんだから!」
ミチは童顔だから低身長なのが似合っているし、俺より背が低いところも可愛いのに……いや、でも、背が高くなったらそれはそれでカッコよくなるのかな? そうなったら俺よりもいい相手を見つけられそうなものだが。
「あっ、ノノ、ノゾムくんにサメさん返さなきゃだねっ。か、かかっ、か、か形州、下ろして」
「…………形州、先輩」
「へ……? あっ、せせ、せん、せんぱい? ごごごっ、ごめ、ごめんなさいっ……」
サメ型フロートから下ろしてもらったミチは半泣きで俺の元にフロートを持ってきた。尾びれを片手で掴んで受け取り、もう片方の手でミチの頭を撫でてやる。
「泣くなよ、センパイ怒ってないって。そんな怖くもないから」
優しい声色を意識して話しかけてみると、何とか堪えていただろうに本格的に泣き出してしまった。安心してくれたのだろうか? ミチを慰めるのは当然、ミチに泣かれて落ち込んでいるセンパイも後で慰めなければ。
「日頃の行いと顔だぜ、自業自得だな」
「…………うるさい」
「あんまり言うなよレン」
「ミチはずっと虐められてたせいでこんな臆病で泣き虫なんだよ、誰に虐められてたと思う? 形州、お前の手下共だよ。お前の横に立ってるだけでも震えが止まらなくて当然だよなぁ?」
「レン! やめろよ……本当に。ミチのために言ってくれてるんだろうとは思うけど、ミチもそういうの思い出したくないだろうし……今は海で楽しく遊ぼ? な?」
センパイは二年生や一年生のグループのメンツは覚えていても、そいつらに何かをやらせている訳でも、行動を制限している訳でもなかった。ミチへのイジメには無関係だし、無知だったと思う。
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「お前は悪くないよ、ミチ。遊ぼう、ほら……えーっと、サメ気に入ったか? 一緒に使おうか」
「い、い、いいのっ? うんっ! ぼぼっ、ぼく、ノゾムくんと一緒に……えへへ」
ミチはサメ型フロートではなく、俺の腕にぎゅっと抱きついてきた。期待と恋心を孕んで輝くまるっこい瞳をちゃんと二つとも見たくて、俺は彼の前髪を後ろ側へ撫で付けた。
「うん、おでこ出してても可愛いな」
「ちょ、ちょ、ちょっと恥ずかしいけど……ノ、ノ、ノゾムくんがこれ好きなら、うん、このままで……」
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「い、いいっ、今濡れて崩れてるのにぃっ……そん、な、かかっか、可愛いって、なななな何回もぉっ!」
綺麗に切り揃えられた髪の先端を撫で、ミチの髪を雑に工作用のハサミで切った時のことを思い出す。俺は押さえ付ける役だったから直接切ったのは別のヤツだけれど、ミチの泣き声とハサミの音はよく覚えている。俺が躊躇って上手く押さえられなかったせいで余計にバラバラの長さに切られたのも、耳や頭皮に刃が当たって怪我をしていたのも、昨日のことのように思い出せる。
「あ、ノ、ノゾムくん? ぅ、うぅ、嬉しいよっ? か、可愛いって、言ってくれるの……ててっ、照れちゃっただけっ! だから、そんな……つ、つ、辛そうな顔、しないで?」
「え……ぁ、そんな顔してたか? ごめんごめん。ミチは悪くない、関係ないよ、ちょっと足つって」
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ミチは俺の後ろに回ってライフジャケットを掴むと浜に向かって引っ張り始めた。俺の嘘を信用して俺を水から上げようとしているのだろう。
「大丈夫だってミチ! もう治ったから、おい、ミチ? 聞こえてんのか? ミチってば!」
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「えっ、ちょ」
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「おい、ミチ! 俺もう足治ったって! ちょっとつっただけだから!」
「ぅ、う、うん……きき、きこ、聞こえてた。ごごっ、ごめんね」
海面が臍の辺りに来る頃、ミチはようやく足を止めて俺のライフジャケットから手を離した。
「ぁ、ああの、あのっ、あの、あのねっ、ぼぼ、ぼく、僕……あの」
「なんだよ、落ち着いて言え、ゆっくりでいいから」
「ノノっ、ノゾムくんが悪いんだぁ! 僕の頭撫でたりっ、抱きつかせてくれたりっ、可愛い可愛い褒めてくれるからぁ! ド、ドドキドキしてっ、ふふ、ふ、二人に……なりたくなって! ぁ、ああ、足つったとか言うから、僕、チャンスだって……!」
「ミチ……」
「ぁ……ご、ごめっ、ごめんなさい、ちち、ちがうよねっ! ノゾムくんは悪くなくて、ぼぼ、僕が!」
「ミチ、足やっぱり痛いからさ……ちょっと日陰で休みたいな。テント戻らないか? ずっと海に居たんだし、ミチも休憩しないとな」
そっと腰を撫でながら言うと俺の意図を察したらしいミチは笑顔になり、何度も何度も首を縦に大きく振った。
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