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二人の目を盗んで後輩にモーションかけてみた
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ホテルの外に出て、四人でビーチサンダルをぺたぺた鳴らしながら砂浜に向かう。 ミチはピンクの花柄の浮き輪を既に胴に通している。
「レンー、俺のサメは?」
「ぺったんこのまま鞄だぜ。自分で膨らませて使いな」
足が砂に沈む感覚と指先に感じる熱による真夏の海らしさ、目の前に広がる青く美しい海、今すぐに走って海に飛び込む──
「月乃宮様方ー! こちらへー!」
──ことは出来なかった。従兄がビーチの真ん中に立ったテントの横に立って手を振っている。
「……兄ちゃん」
従兄にもセンパイと同じような露出度の水着を期待していたのだが、彼はダイビングの際に使うような顔以外を全く露出しないスーツタイプの水着を着ていた。
「あなた達には渡しておく物と説明することがあるんですよ。ね、社長」
テントの中から現れた社長は水平服をモチーフとした子供っぽい水着を着ている。上下揃った水着らしくない形だ。
「ここで海難事故が多発していると説明しただろ? 盆時はどこの海でも事故が多いけれど、今年のこの場は異常だ。通常海に出没するモノとは比べ物にならないほど強い怪異が居るだろう」
「え……それ、泳いで大丈夫なんですか?」
「溺死者は今月だけで二桁」
透き通るような海を目の前にして、飛び込む以外の選択肢は選びたくない。しかし、恐怖が勝ちそうだ。
「なので安全策として、これを着用していただきます」
従兄が差し出したのはオレンジ色の……ふっくらしたベスト? 見覚えはあるが、名前が思い出せない。
「……ライフジャケットか」
「内側に御札を貼り付けております。加えて数珠をお配りしますので、足首にどうぞ」
俺達は配られたライフジャケットと数珠を身に着けた。
「もち達は遊びに来てんだからそれでいいけどさ、師匠と……一応俺はさ、仕事に来てんじゃん? そんな怪異を遠ざける真似してていいわけ?」
「ご存知の通り、社長は目を合わせることでのみ怪異を消し去ることが可能です。怪異は通常夜間にその力を増します、夜に強くなるモノが昼間に姿を晒す道理はない、活動しやすくなった夜間にイキがって海の底から現れた怪異を叩きます」
「なるほど……やっぱ俺、別に師匠の手伝いとかしなくていいんじゃ……」
「ま、それは仕事が始まってのお楽しみですね。数日は夜間も怪異は現れないでしょう。月の満ち欠けや日付けの意味……忌みによって怪異の強さというのは代わります。最も強くなるのは明後日の夜、そこで怪異が海から上がってこないようでしたら潜って迎えに行くしかありませんね……つまりお手上げです」
「こっちには月乃宮が居る。厳重に守られている美味そうなモノ……怪異は確実に捕りに来る」
首塚の件以降、重度の霊媒体質になったとは説明されて色々と後悔していたが、こんなふうに頼りにされると嬉しい気持ちも芽ばえる。
「は……? 俺にもち連れてきていいって言ったの、もちをエサにするためかよ! アンタみたいに強い人が欲しいのは俺みたいな半端な人手じゃなく、もちみてぇな怪異を引き寄せる特殊な人材だよな……クソっ! ちょっと考えれば分かったことだ、ちくしょう……」
「確かに月乃宮は欲しい。けれど如月、僕には君も必要だ。電気と親和性が高い霊質、嫉妬さえしていれば無尽蔵に霊力が湧き出る特性……まだ最大出力が低くて強い怪異の討伐は難しいみたいだけれど、君は原石なんだよ」
「うるせぇ! もちをエサ扱いするようなヤツの話なんか誰が聞くか!」
「鬼の先祖返りなんて希少な人材、愛犬以外の全財産を払ったって手に入れたいと思っている。嘘じゃないよ」
「だったら何だよ、もちをエサ扱いしてんのは変わらねぇだろ!」
俺はエサ扱いで構わない、むしろ嬉しい。軽率な行動の代償である霊媒体質を活用してくれるのなら感謝しかない。
俺の気持ちを説明しようとレンの手を握って気を引こうとしたその時、社長が深いため息をついた。
「どこに居ようとそれは怪異を引き寄せる。日常生活を送るより僕の仕事に同行する方が安全な上に、普段から君がその子を守る力を得るためには修行が必要。月乃宮の扱いの何が不満なのか理解しかねる」
「恋人をエサ扱いされて不満ねぇヤツが居るかよ!」
「僕は首塚の件を解決するために恋人に怪異を取り込ませた」
「アンタみたいな鬼畜と一緒にするな……!」
「まぁまぁまぁまぁまぁ落ち着いてください落ち着いてください。こんな素晴らしいビーチで喧嘩はやめましょうよ、ね? 仕事の不満はまた後で、夜にでも、今は遊びましょう?」
見兼ねた従兄がレンと社長の間に割って入り、レンは彼を睨みつけながらも一旦引いた。
「レン……あの、とりあえず……数珠、交換しよう?」
レンの両手首の数珠は全ての水晶玉が真っ黒に濁っている。俺の両手首の数珠の水晶玉は透明のままだ。二つとも交換し、俺は両手首の真っ黒い玉から目を逸らした。
「俺は、さ。厄介な体質を疎ましがらずに活用してくれるなら、嬉しいよ。エサ扱いなんて怒らなくていいよ、俺は満足してる。俺にしか出来ないことだもん」
「もち……お前、ろくでもない男に引っかかるタイプだな。DV系の」
「レンは最高の恋人だよ」
「はぁー……クソ、なんなんだよお前よぉ……ぜってー守ってやっからなちきしょー!」
ガバッと抱き締められ、俺よりも背が低いレンの胸に頭を寄せさせられる。
「わっ……!」
抱き締められた喜びはもちろん、ライフジャケットの隙間から覗く胸元に興奮までした。先程まで上半身裸だったレンの胸なんていくらでも見れたのに、見えにくくなってから覗いて興奮するなんて……ちょっと自己嫌悪。
「よっし! あの鬼畜とは晩飯の後に話をつける。今は遊ぼう! めいっぱい! くったくたに疲れさせて形州の相手する体力なくさせてやる!」
「……加減して遊べよ、ノゾム」
「ぼ、ぼぼ、僕とも遊んでよぉノゾムくんっ!」
レンに手を引っ張られて海へと走るとセンパイとミチも後を追ってきてくれる。俺には過ぎた恋人達だ、
「いやー……若い。眩しいですねぇ。俺達はゆっくり日向ぼっこでも……」
「向こうの方で遊ぼう。はしゃいでるとこ見られるのやだし」
「夜に向けて寝るべきでは……?」
「遊びたい。行くよ」
社長と従兄は岩陰になっている方へ歩いていった。何か調査でもするのだろう、俺達だけ遊んでいるのに罪悪感が湧いてくる。
「……ピアスが見えなくなったな。残念だ」
ボディピアスやチェーンはライフジャケットによって隠れている。
「耳のは見えてますよ」
「……あぁ、いつも通りだな」
「でもいつもつけてるヤツじゃないですよ」
「…………俺がやったピアスだな。よく似合ってる……今そのピアスをつけているのが嬉しい」
波をかき分けるようにざぶざぶと海へ入っていく道中、センパイは俺の耳に触れた。金色のピアスをいくつもぶら下げた俺の耳は指でこねるようにされるとチャリチャリと金属音を鳴らす。
「ひぁっ……」
耳に触れられると寒気に似た快感がぞわりと耳から頬や首へと広がっていく。
「んっ……ゃ、だ。センパイ……今、ちがう……」
俺がどう感じているか分かるのか、センパイの指先は広がっていく快感を追って首を撫でていく。くすぐるような愛撫に焦れて熱が溜まっていく。
「ライフジャケットくれるんなら浮き輪なくてもよかったかもな」
「は、はは、はまって、抜けなくなった……!」
「え、足側からしか浮き輪抜けねぇの? ひっくり返ったらやばくねお前」
センパイは数秒レンとミチの様子を確認し、もう片方の手で俺の腰を抱き寄せた。ライフジャケットが邪魔をして密着は出来ないし、ライフジャケット同士が擦れ合うぎゅむぎゅむという音も邪魔だけれど、真夏の太陽を背負ったセンパイの真剣な表情だけでムードは完璧なものとなっていた。
「レンー、俺のサメは?」
「ぺったんこのまま鞄だぜ。自分で膨らませて使いな」
足が砂に沈む感覚と指先に感じる熱による真夏の海らしさ、目の前に広がる青く美しい海、今すぐに走って海に飛び込む──
「月乃宮様方ー! こちらへー!」
──ことは出来なかった。従兄がビーチの真ん中に立ったテントの横に立って手を振っている。
「……兄ちゃん」
従兄にもセンパイと同じような露出度の水着を期待していたのだが、彼はダイビングの際に使うような顔以外を全く露出しないスーツタイプの水着を着ていた。
「あなた達には渡しておく物と説明することがあるんですよ。ね、社長」
テントの中から現れた社長は水平服をモチーフとした子供っぽい水着を着ている。上下揃った水着らしくない形だ。
「ここで海難事故が多発していると説明しただろ? 盆時はどこの海でも事故が多いけれど、今年のこの場は異常だ。通常海に出没するモノとは比べ物にならないほど強い怪異が居るだろう」
「え……それ、泳いで大丈夫なんですか?」
「溺死者は今月だけで二桁」
透き通るような海を目の前にして、飛び込む以外の選択肢は選びたくない。しかし、恐怖が勝ちそうだ。
「なので安全策として、これを着用していただきます」
従兄が差し出したのはオレンジ色の……ふっくらしたベスト? 見覚えはあるが、名前が思い出せない。
「……ライフジャケットか」
「内側に御札を貼り付けております。加えて数珠をお配りしますので、足首にどうぞ」
俺達は配られたライフジャケットと数珠を身に着けた。
「もち達は遊びに来てんだからそれでいいけどさ、師匠と……一応俺はさ、仕事に来てんじゃん? そんな怪異を遠ざける真似してていいわけ?」
「ご存知の通り、社長は目を合わせることでのみ怪異を消し去ることが可能です。怪異は通常夜間にその力を増します、夜に強くなるモノが昼間に姿を晒す道理はない、活動しやすくなった夜間にイキがって海の底から現れた怪異を叩きます」
「なるほど……やっぱ俺、別に師匠の手伝いとかしなくていいんじゃ……」
「ま、それは仕事が始まってのお楽しみですね。数日は夜間も怪異は現れないでしょう。月の満ち欠けや日付けの意味……忌みによって怪異の強さというのは代わります。最も強くなるのは明後日の夜、そこで怪異が海から上がってこないようでしたら潜って迎えに行くしかありませんね……つまりお手上げです」
「こっちには月乃宮が居る。厳重に守られている美味そうなモノ……怪異は確実に捕りに来る」
首塚の件以降、重度の霊媒体質になったとは説明されて色々と後悔していたが、こんなふうに頼りにされると嬉しい気持ちも芽ばえる。
「は……? 俺にもち連れてきていいって言ったの、もちをエサにするためかよ! アンタみたいに強い人が欲しいのは俺みたいな半端な人手じゃなく、もちみてぇな怪異を引き寄せる特殊な人材だよな……クソっ! ちょっと考えれば分かったことだ、ちくしょう……」
「確かに月乃宮は欲しい。けれど如月、僕には君も必要だ。電気と親和性が高い霊質、嫉妬さえしていれば無尽蔵に霊力が湧き出る特性……まだ最大出力が低くて強い怪異の討伐は難しいみたいだけれど、君は原石なんだよ」
「うるせぇ! もちをエサ扱いするようなヤツの話なんか誰が聞くか!」
「鬼の先祖返りなんて希少な人材、愛犬以外の全財産を払ったって手に入れたいと思っている。嘘じゃないよ」
「だったら何だよ、もちをエサ扱いしてんのは変わらねぇだろ!」
俺はエサ扱いで構わない、むしろ嬉しい。軽率な行動の代償である霊媒体質を活用してくれるのなら感謝しかない。
俺の気持ちを説明しようとレンの手を握って気を引こうとしたその時、社長が深いため息をついた。
「どこに居ようとそれは怪異を引き寄せる。日常生活を送るより僕の仕事に同行する方が安全な上に、普段から君がその子を守る力を得るためには修行が必要。月乃宮の扱いの何が不満なのか理解しかねる」
「恋人をエサ扱いされて不満ねぇヤツが居るかよ!」
「僕は首塚の件を解決するために恋人に怪異を取り込ませた」
「アンタみたいな鬼畜と一緒にするな……!」
「まぁまぁまぁまぁまぁ落ち着いてください落ち着いてください。こんな素晴らしいビーチで喧嘩はやめましょうよ、ね? 仕事の不満はまた後で、夜にでも、今は遊びましょう?」
見兼ねた従兄がレンと社長の間に割って入り、レンは彼を睨みつけながらも一旦引いた。
「レン……あの、とりあえず……数珠、交換しよう?」
レンの両手首の数珠は全ての水晶玉が真っ黒に濁っている。俺の両手首の数珠の水晶玉は透明のままだ。二つとも交換し、俺は両手首の真っ黒い玉から目を逸らした。
「俺は、さ。厄介な体質を疎ましがらずに活用してくれるなら、嬉しいよ。エサ扱いなんて怒らなくていいよ、俺は満足してる。俺にしか出来ないことだもん」
「もち……お前、ろくでもない男に引っかかるタイプだな。DV系の」
「レンは最高の恋人だよ」
「はぁー……クソ、なんなんだよお前よぉ……ぜってー守ってやっからなちきしょー!」
ガバッと抱き締められ、俺よりも背が低いレンの胸に頭を寄せさせられる。
「わっ……!」
抱き締められた喜びはもちろん、ライフジャケットの隙間から覗く胸元に興奮までした。先程まで上半身裸だったレンの胸なんていくらでも見れたのに、見えにくくなってから覗いて興奮するなんて……ちょっと自己嫌悪。
「よっし! あの鬼畜とは晩飯の後に話をつける。今は遊ぼう! めいっぱい! くったくたに疲れさせて形州の相手する体力なくさせてやる!」
「……加減して遊べよ、ノゾム」
「ぼ、ぼぼ、僕とも遊んでよぉノゾムくんっ!」
レンに手を引っ張られて海へと走るとセンパイとミチも後を追ってきてくれる。俺には過ぎた恋人達だ、
「いやー……若い。眩しいですねぇ。俺達はゆっくり日向ぼっこでも……」
「向こうの方で遊ぼう。はしゃいでるとこ見られるのやだし」
「夜に向けて寝るべきでは……?」
「遊びたい。行くよ」
社長と従兄は岩陰になっている方へ歩いていった。何か調査でもするのだろう、俺達だけ遊んでいるのに罪悪感が湧いてくる。
「……ピアスが見えなくなったな。残念だ」
ボディピアスやチェーンはライフジャケットによって隠れている。
「耳のは見えてますよ」
「……あぁ、いつも通りだな」
「でもいつもつけてるヤツじゃないですよ」
「…………俺がやったピアスだな。よく似合ってる……今そのピアスをつけているのが嬉しい」
波をかき分けるようにざぶざぶと海へ入っていく道中、センパイは俺の耳に触れた。金色のピアスをいくつもぶら下げた俺の耳は指でこねるようにされるとチャリチャリと金属音を鳴らす。
「ひぁっ……」
耳に触れられると寒気に似た快感がぞわりと耳から頬や首へと広がっていく。
「んっ……ゃ、だ。センパイ……今、ちがう……」
俺がどう感じているか分かるのか、センパイの指先は広がっていく快感を追って首を撫でていく。くすぐるような愛撫に焦れて熱が溜まっていく。
「ライフジャケットくれるんなら浮き輪なくてもよかったかもな」
「は、はは、はまって、抜けなくなった……!」
「え、足側からしか浮き輪抜けねぇの? ひっくり返ったらやばくねお前」
センパイは数秒レンとミチの様子を確認し、もう片方の手で俺の腰を抱き寄せた。ライフジャケットが邪魔をして密着は出来ないし、ライフジャケット同士が擦れ合うぎゅむぎゅむという音も邪魔だけれど、真夏の太陽を背負ったセンパイの真剣な表情だけでムードは完璧なものとなっていた。
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