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彼氏にローター入れたまま抱いてみた

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頭の横に適当に落としていた手をミチに握られる。指を絡めて手を繋いだまま正常位でするつもりなのだろう。

「ん……きて、ミチ」

ぎゅっとミチの手を握り返し、男のプライドなんてないM字開脚を続ける。後孔には既にローターが入っているが電源は切られたままなので小さな異物感しかなく、ミチの巨根を欲しがって下腹全体がヒクヒクと震えていた。

「ノ、ノ、ノノゾムくんっ……」

重たい前髪がめくれて爛々とした目が見えている。大きくて丸っこい黒目がちの可愛い瞳は雄の欲望に満ちており、小さな唇から漏れる熱い吐息と共にミチのギャップを作っていた。

「はやく……入れてっ、んっ、そぉっ、入れてぇっ! んっ、あっ、ぁ、あぁっ! おっき……ひっ、んんっ!」

後孔の縁をこねるように押し当てられていた巨根がとうとう俺をぶち抜いた。ずぶずぶと腹の奥に熱が沈んでいく快感は凄まじく、俺はミチの手を強く握って腰をくねらせた。

「ん、ぅっ、ゔぅうっ! み、ひぃっ……!」

「はぁっ……狭…………ノゾムくん、気持ちぃ?」

「きもちぃ……もっと奥まで入れてぇ? そんでいっぱい動いて、俺ん中ぐちゃぐちゃにして欲しいの……」

猫なで声でねだるとミチは中性的な童顔に似合わない嗜虐的な笑みを貼り付け、結腸口まで力任せに挿入した。

「んひぃんっ! んっ、ぉ……? にゃんかっ、ちっちゃいのぉ……あるっ」

「た、多分これ……かな?」

ミチは俺の左手を離し、ローターのリモコンを拾った。ローター本体と繋がっているコードは俺の後孔から伸びている。

「ちゃんと入れてあげるからねっ」

右手で俺の腰をぐっと掴み、結腸口を越える。ぐぷんっと結腸の奥へ入ったのはミチの陰茎だけでなくローターも同じだ、今まで物が触れた覚えのない深い場所まで侵入されている。

「んっ、入ったぁ……ぇへ、先っぽ吸われんの気持ちぃなぁ……ノゾムくんの奥、ぷにぷにしてて気持ちいいんだよ」

ミチは俺の結腸の感触を楽しむため、腰を振ることなく回して俺の最奥をぐりゅぐりゅと撫で回した。

「おっ……んっ! ぐっ、ふぐゔぅぅうっ! 奥っ、にゃでんにゃぁあっ……!」

結腸の奥はもはや性器と化している直腸よりも内臓という感覚が強く、刺激されると腹全体にそれが伝わって苦痛になる。それが快感でもあるのだが、醜い声が漏れてしまうのであまり聞いて欲しくはない。

「んっ、ん、んんんゔぅーっ……! み、ちぃっ……てっ、てぇっ!」

「ん……? 何?」

「手ぇ……!」

「手? あ、繋いでて欲しいの? 何それ可愛い……繋いでたら乳首とか弄ってあげらんないよ?」

シーツや枕しか掴むもののない左手が寂しくて、ミチの左手を握れている右手との格差が悔しくて、ひたすらにミチの右手を求めて手を伸ばしてしまう。

「い、いいの? 可愛いなぁ……あっ、ローターの電源入れておくね」

両手とも繋いでしまったらリモコンを弄れないからと、ミチは俺の手よりも先にローターのリモコンを拾い上げ、スイッチを入れて振動の強さを最強まで引き上げ、ベッドの上に置いて俺の手を握った。

「僕の手だよっ、ノゾムくん」

ぎゅっと俺の手を握って微笑むミチに可愛いという感情を抱くことも、ようやく手を繋いでもらえた達成感もなかった。

「あぁあぁあああっ!?」

全て腹の奥深くで震えるローターからの快楽に上塗りされた。

「ひっ、ぃいっ! イっ、ぎぃっ……! は、らっ……はりゃっ、ぶるぶるしゅるっ、ぶるぶるしてりゅゔぅゔぅううっ! ゔぅっ、あぁああぁああーっ!? ミチっ、みぢぃっ! らめっ、こりぇらめぇええっ!」

「ローター嬉しい? 僕も動くよ」

「待っ……んぉおっ!? おっ……ほぉんっ! んっ、ぐっ……イぐゔぅっ! 奥、奥もぉイっだ、イっだってぇっ! ぃひっ!? ひぎっ、ィぐゔぅうんっ!」

最強の振動に設定され、結腸の奥深くまで突っ込まれたローターは当然ミチの腰振りに合わせて動いたりはしない。ローターは最奥に留まり、ミチの陰茎だけが俺の後孔を激しく犯す。

「今イっでりゅゔぅううっ! ぅあっ、あぁあーっ! イぐの終わんにゃいっ、ひぃいっ、しぬっ、ひにゅうゔっ!」

最奥はローターで刺激し続け、結腸口を亀頭で素早く往復してぐぽぐぽと音を立て、連続絶頂で敏感になっている腸壁を血管の浮いた陰茎で擦り上げる。そんな苛烈な責めで理性が飛ばない方がおかしい。

「んっ……なんか、やりにくい……ノゾムくん、ちょっといい?」

「ぅあっ……? ぁあぁあっ! ぶるぶる止めへぇっ! むりっ、こりぇずっとイっちゃうやづぅっ! やらっ、やらぁっ、奥イくのつらいのぉおっ!」

ミチは何故か中途半端に挿入したまま腰振りを止めた。掘削の快感はなくなったが、ローターの振動は止まらず俺の絶頂も終わらない。半端な位置で止まっているミチの陰茎を強く締め、失禁のように精液を漏らしてしまう。

「ごめんね、一回手を……離して、うん、離してね、すぐ繋ぐから」

一旦手を繋ぐのをやめさせたミチは俺に自分の手で膝を抱えさせ、腕に足を引っ掛けさせたまま再び手を繋いだ。

「これなら足邪魔にならないねっ」

手も足も封じられて無防備な後孔を晒す体勢になり、その後孔をまた激しく犯される。強過ぎる快感に泣き叫んでもミチは興奮するばかりで腰振りを止めてはくれないし、俺もきっと本心ではやめて欲しくないと思っている。

「イぐっ! イゔぅっ! んっ、ぉおっ……!? ほっ、ぉおんっ! んゔぅっ! ぅ、あぅっ! イぐゔぅっ!」

「あはっ……突く度にっ、ぴゅっぴゅって、せーえきっ、出しちゃってるよ、ノゾムくんっ!」

「あぁあっ! ぁひっ……ひぎぃっ! ィぐゔっ! ぅ、ぐっ……うぁあっ!? ぁひっ、ひぃいっ……しぬっ、しんじゃうぅ……」

「あぁ泣いちゃったぁ? 可愛いっ、可愛いよ、可愛いよノゾムくんっ! 好きっ、好き好きっ、大好きぃっ!」

どぢゅっ、どぢゆっ……と力強く俺を犯す音が部屋に響く。

「はぁあっ……可愛いっ、もう出ちゃうっ、出すよ、ノゾムくんっ! 大好きっ!」

「んぁあっ!? ぁ、ひっ、あちゅいのっ、きたっ……?」

ローターに責められ続けている腸壁を慰めるように粘っこい精液が流し込まれた。

「ぁ、あーっ……あぁあぁ……なかだし、すきぃ……ィっ、くぅううっ! ふっ、うぅうっ……ろーたぁっ、はやく止めてぇっ!」

腹に精液が溜められる快感に酔って目を閉じ、震え続けるローターによる刺激を敏感に拾ってしまった。

「ま、待って、今抜くからっ……」

「ん、あっ、あぁああっ! おしりっ、めくれちゃうぅっ……!」

穴をひっくり返されるような、後孔を内側から盛り上げられるような不思議な感覚と共に萎えても大きいミチの陰茎が抜けていった。

「ふぅ……」

ちゅぽんっと淫らな音を立てて俺の穴がミチの陰茎を離した後、ミチは俺の手を離した。

「…………終わったか?」

「ぅわぁああっ!? かかかかかっ、かた、かた、かっ…………ななな、なんだよっ!」

「……名前を呼ぶのを諦めないで欲しかったな。風呂掃除が終わったから呼びに来たんだ、そうしたらヤってたから待ってた」

一息ついた直後にセンパイに話しかけられたミチは腰を抜かし、センパイの説明を聞いたのか聞いていなかったのかとにかく喚いていた。

「イっ……くぅうっ! ぅあっ、あぁーっ……ぶるぶるもぉやらっ、とめてっ、奥イくのもぉやらぁあぁっ……!」

「…………ローターか」

褐色の大きな手がローターのリモコンを拾い、コードを引く。最強の振動は止まらないまま腸壁をゆっくりと撫でてローターが抜けていく。

「んぁあぁああっ!? イくっ! イっくぅうっ! イっ、んんっ、んぁああっ! あっ、はぁっ、はぁっ……ぁあぁ……」

「……どろどろだな」

「みみみっ、見るなぁ!」

ミチの精液にまみれて白濁に染まったピンク色のローター。それを抜かれた俺は快楽の余韻でビクビクと痙攣し、センパイはローターを眺め、ミチはそれを妨害した。

「……さっさと風呂に入れ、俺はもう入ってきたが……ノゾムを入れるのを変わってやってもいい」

「や、やや、やだ! 僕が入れる!」

「……なら早くしろ。さっさと晩飯を食いたい」

「か、勝手に食えよぉ……な、な、なんで待つんだよ」

「…………運ぶのは手伝おう」

大きな身体に軽々と持ち上げられ、甲高い声がギャンギャン文句を言っているのが聞こえて、何故か安心した俺は意識を失ってしまった。
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