いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました

ムーン

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霊体のまま幼馴染とイチャついてみた

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蛇などの爬虫類には陰茎を二本持つモノも居る、半陰茎……ヘミペニスと呼ぶらしい。それを知った当時の俺は「ヘミペニス? ヘビペニスじゃねぇのかよHAHAHA」とかバカなことを考えていたと思う。

「なんで増えてんの!? えっ、何、どうなってんの……全身蛇になっちゃってんの!? あっお腹すべすべ……人間の肌だこれ」

『…………もち』

「一回全部脱がしていいか? レンの身体がどうなってるのか調べておかないと……なんか変な不具合とか出たら嫌だろ?」

不具合という言い方はどうなんだと自分でも思いつつ、不安げな顔をしているレンの白装束を優しく脱がす。

「……髪伸びたな」

服を脱がしても床に引きずる長さに伸びた茶髪が裸体を隠す。

『雖後>縺具シ�』

「頑張って俺に聞き取れる言葉で喋って」

『……き、らい……か?』

「嫌い? レンのことか? 長髪? 嫌いじゃないよ、レンはどんな髪型でも似合う。ほら、何か……塔に幽閉されてるお姫様みたいで可愛いぞ。お姫様扱いは嫌か?」

レンは首を横に振った。本音で喧嘩まがいの話し合いをした記憶が新しい今、嘘はつかないだろう。今のレンはお姫様扱いも楽しめる精神状態なのだ。

「ふふっ……それじゃあ俺のお姫様、身体を見たいから髪をまとめてくれないか?」

『……もち、えっち』

「頑張ってしっかり発音しやがって……! 可愛い! この帯とかで適当にポニテとかにしてだな」

さっき脱がした白装束から帯を拾い、渡そうと立ち上がるとレンは重力を無視していた。長い茶髪が天井に向かって広がっていた。

「わぁ……ホラー映画みたい……」

『……こわ、い?』

「怖くない怖くない、いや絵面は正直怖いけどレンだもん。ほら、部屋の中に人間の幽霊が立ってたら怖いけど、黒猫が大量発生する怪奇現象は怖くないじゃん?」

縦長に変わってしまった瞳孔が僅かに膨らむ。

「……えっと、検査するぞ。レンの身体をじっくり調べてやる……ふへへへっ」

蛇のような瞳から目を逸らし、まずは右手をきゅっと握った。ゆっくりと持ち上げて表裏を確認し、肘の辺りで鱗が途切れていることを発見した。二の腕にも鱗はあるが、二~三枚の固まりがぽつぽつとまばらに生えている感じだ。

「太腿にも鱗がまばらに……膝から下は完全に覆われちゃってて、手足以外に鱗はなし……あ、角の生え際にちょっと生えてるな」

鋭い爪と角は以前よりも長く鋭くなっているように見える。

「口開けて……舌出して……長いなぁ、蛇の舌だよなやっぱり。牙もすごいなこれ、犬歯が特に……歯は蛇っぽくないな、鬼って感じかな? 鬼がどんなのかよく分かんないけど、角と牙はイメージあるもんな」

『ぁー……』

「なんかさぁ……口の中見てるとエロい気分になってくるんだよなぁ」

あまり感情を感じさせなかった蛇のような瞳がジロっと俺を睨む。冗談だと言ってみるもレンは口を閉じてしまった。

『も……い?』

「もういいかって? いや、一番気になるのがまだだから……もうちょっとだけな」

汚い床に膝立ちになり、レンの股間を見つめる。髪を重力に従わせ、照れくさそうに目を逸らすレンは可愛らしい。

「二本生えてるなぁ……でも、蛇のとは違う気がする。蛇のってさ、収納式なんだよ。ポケットひっくり返すみたいな感じで膨らんで出てきて、交尾」

『……詳しい』

「蛇とかワニにもパニック映画は多いからな。んで、えっと……普通に玉あるし、レンのは本当にただ単に竿が増えただけって感じ? なんで? なんでこんなことになんの? だから変なもん食べちゃダメなんだよ」

陰嚢の数は二つのままだ。陰茎だけが増えている。ちなみに陰茎は横並びで、左右のサイズに違いはない。

「……太さも変わってないよなぁ、長さも多分こんなもんだった……単純に二倍かぁ。味は……んっ、んん…………我慢汁の味も一緒だぞ」

『覚えてんの……? 繧ュ繝「窶ヲ窶ヲ』

「今悪口言っただろ! 聞き取れなくても分かるぞ!」

左右の亀頭をそれぞれ一瞬ずつしゃぶり、味覚の記憶を引っ張り出して確かめる。これまで何本もしゃぶってきたけれど、最愛の幼馴染の味だけは絶対に忘れない。あと忘れたら面倒臭そうな根野と、イラマをさせると人が変わるミチと、顎が外れそうになるセンパイの味も忘れない。

「ちなみにレン、これどっちが主でどっちが副? 蛇とかも一本ずつ使うんだよ、出し切ったらもう一個のって感じでさ。レン右利きだからこれも右が主かな」

『……分から、ない』

「どっちから抜いて欲しい?」

レンはしばらく悩んだ後、腰を突き出して陰茎で俺の顔を挟んだ。同一人物の陰茎で顔を挟まれるなんて経験、俺以外にしたことのある人間は居るのだろうか。

『どっちも』

「えー……そっかぁ、やっぱり蛇とは違うんだろうな……そもそも手足なくなったりしてないし、牙も蛇とは違うし……やっぱり、蛇風の鬼って感じなんだろうね」

『……………………おに』

「鬼は嫌? 俺はどんなレンでも好きだよ。二本あるなんて素敵だと思う、同時に抜いてあげるのは難しいけどさ」

レンの笑顔は好きだけれど、今の耳まで裂けた口の口角を吊り上げる笑顔は怖過ぎて慣れるまでにかなりの時間を要しそうだ。

「わっ……爪気を付けてくれよ?」

立ち上がると頬に手を添えられた。撫でられるのは嬉しいが、手のひらまでびっしりと鱗が生えているし長く鋭い爪が視界の端にチラつくしで、どうしても怯えてしまう。

「……レン、息荒い。そんなに興奮してるの……? 俺のこと好きにしていいよ、何でもしてあげるから、何でも言って……あ、話しにくいんだったな、ごめんごめん……なら身振り手振りとかでいいから」

レンは頷くと俺の両手首を掴んで自身の肩に置き、離し、俺の背と後頭部に手を伸ばした。

「抱きつけってこと……?」

レンの細い首に腕を絡めると大きな口の端がニィィと吊り上がる。目を逸らし、茶髪に指を通して髪を愛でているフリをする。

「んっ……」

本数は蛇なのに、その他の特徴に蛇らしさのない二本の陰茎が俺の陰茎を挟む。独特な兜合わせだな……

「ねぇ、レン、キスしたい。その舌すっごい好きなんだよ俺、お願い……喉まで舐めて」

せっかく顔が近いのだからとキスをねだる。牙に触れないよう俺は舌を大人しくさせ、細長く薄っぺらい舌に喉をぬるりと撫でられる快感を楽しむ。

「んんんっ……!」

二股に割れた先端が喉仏の裏をくすぐると流石に嗚咽してしまうが、レンの頭を強く抱き締めるとレンは俺の無言の求めを察し、嗚咽しても構わずに舐め回してくれる。

「んっ、ゔっ……んっ、く、ふぅうっ……!」

本来食べ物や飲み物以外が触れることのない喉の奥深くを舐め回される感覚はクセになる。自然と涙が滲む程度ではやめられない。

「んん……はぁっ、ぁあ…………喉、きもちぃ……」

キスが終わるとレンは指の背で口の端から垂れた唾液を拭ってくれた。微かな所作が嬉しくて頬が緩む。

「あっ……レン……」

細長い舌で俺の喉から胸、胸から腹へと舐め下ろしながら、今度はレンが床に膝立ちになった。

「ひゃうっ!?」

俺の脇腹に手を添えたレンは蛇のような舌を俺の臍にねじ込んだ。

「そ、そんなとこっ……舐め、ちゃ……」

ちゃんと毎日洗っているし、霊体のレンには汚れなんてあまり関係ないのかもしれない。でも、恥ずかしい。

「んっ、んん……ぅっ、舌、細いのにっ……結構力強いんだな。普段よりっ、強い……」

薄く細い舌はその見た目からは考えられない強さで俺の臍をぐりぐりと押し、下腹をときめかせる。

「…………レン、あの……嫌じゃなければ、こっちも舐めて欲しいなーって……も、もちろん嫌だったらいいんだっ、全然いいから……気にしないで」

自身の喉仏を舐められるほど長い舌が器用さと力強さを併せ持っているとなれば、後孔舐めをして欲しくなる。恐る恐る片足を上げて自らの手で後孔を拡げ、遠慮しながらもレンに尋ねた。

「あ……い、いいのっ? ありがとう……ぅあ、レンっ、ダメ、やっぱダメっ、そんな綺麗な顔俺なんかの股になんてぇ……!」

怪異に犯された後孔はだらしなく緩んでいる。異形化が進んでも美しいレンにそんなところを舐めさせるのはやはり躊躇われて、直前になってやめさせようとすると上げていた足の太腿をレンに掴まれてしまった。

「……っ、あぁっ……!」

蛇のような鬼のような手の力は強い。俺は俺が望んだ通りに為す術なくレンの舌に蹂躙されるのだ──そう思うとレンの舌が触れるよりも先に後孔が勝手に震えた。
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