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幼馴染に本音言ってみた
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鶏肉を一口大に切っているとミチがレンを連れてやってきた。
「あぁ、ミチおかえり。おはよう、レン」
赤いチェックのミニスカートに黒いシャツ、下手くそなピッグテール、そして「おはようございます」と高い声。今のレンは女の子だ。
「あのさ、レン」
「……ハスミンって呼んでください」
「レン、話があるんだ。今でいいかな」
ガタガタと食器棚の扉にはめ込まれたガラスが震え出す。地震にしては局所的過ぎるし、風も吹いていない。霊障を疑ったが、ガラスの震えはすぐに止まった。
「……はい、今で構いませんよ。でもその前にお願いがあります」
「何だ?」
「洗濯機、回してきてください」
簡単なお願いに安堵し、包丁を置いて脱衣所にある洗濯機を弄った。昼食を食べ終わる頃には脱水まで完了するだろう。
「回してきたぞ」
ミチはソファに移動して映画を見ている、すっかりサブスクが気に入ったようだ。微笑ましく思いつつ、包丁を持つ。
「肉切りながらでもいいよな?」
「……危なっかしいですね」
「え、そうかな……じゃなくて、話すぞ」
キッチンの電灯が明滅する。しかしすぐに収まったので、おそらく電球の寿命が近いだけだ。
「レン、俺はレンのことが大好きだ。男でも女でもどっちでもいい、レンが女の子扱いされたい日は俺も女の子扱い頑張るし、今日は男で行こうって日には俺合わせるよ」
「……何の話ですか、いきなり」
「だからっ、えっと……長ズボン履いてたっていいし、髪結んでないレンも好きだよ。そもそも俺は! 男扱いも女扱いもよく分からない、性別なんか関係ないんだよ、レンっていう人間が好きなんだ。服なんて気にしなくていい、髪型だってそうだよ。話し方も声も気にしなくていいから」
「…………嘘つき」
目を逸らすレンの顔を挟むように両手で頬を撫で、顔を上げさせる。
「なんで嘘だなんて言うんだよ」
本心を言葉に変えたのに、少ない語彙で頑張ったのに、それを否定された俺の声は震えていた。
「ノゾムさん……女の子はね、男の人の視線に敏感なんですよ。いやらしい視線がどこに向いてるか分かるんです……ノゾムさんは太腿ばかり見て、足出してなかったら私のことなんて対してみないじゃないですか」
「そっ、そんなことない! はず……」
俺はレンの髪や瞳が太腿よりも好きなんだ。視線を向ける回数が減るなんてあるはずない。多分。
「可愛い女の子の服着てたら褒めてくれるじゃないですか。デニムにパーカーなら何も言わないのに、スカート履いてたらすぐ褒めるじゃないですか」
「それは……普段着とオシャレ着の違いみたいな感じで、別に女装にこだわってるわけじゃ……」
むしろ女装にこだわっているのはレンじゃないのか? 男の格好の時は明らかに手を抜いているのだから、それを褒めるのは不自然だろう。
「中学の時、文化祭で女装した時……ノゾムさん言いましたよね。喋ると男だって分かるから喋るなって」
「……っ! それは……文化祭でテンション上がってて、ノリみたいなもので……レン可愛かったし、混乱してて」
あの時は女装したレンへのときめきを認めたくなくて、酷い暴言を笑いながらいくつも言った。しかもほとんど覚えていない。今の言葉だってレンに言われて初めて思い出した。
「性別関係ないなんて嘘だっ! 俺が男だってこと否定しまくったくせに! 形州に掘られてアナルセックスにどハマりしてるだけのくせにっ! 俺には女であって欲しいけどチンコが惜しいからって綺麗事吐いてんじゃねぇよクソビッチ!」
違うと叫びたいのに声が出ない。レンの言葉に図星なことが多過ぎるせいだ。
「はぁ、はぁ……クソっ、何とか言えよこのビッチ!」
「…………じゃあどうして欲しいんだよ俺にっ! 男扱いされたくねぇから女装したんだろ!? お嫁さん扱いしろって言ったくせに嫌がって! 俺はどうすればいいんだよ! 俺だって分かんないよ、綺麗事かもしんないよ性別関係ないなんて! 男が好きなのかやっぱり女がいいのか自分でも分かんない! でもレンが好きなのは絶対なんだ、幸せにしたいんだよぉ! どうすればレンが幸せになれるのか教えてくれよ!」
ひょこ、とレンの肩越しにミチが顔を出す。怒鳴り合いが心配になったのだろう、でも今彼に気を配る余裕はない。
「女の子になりたいも、お嫁さんになりたいも……俺がそうして欲しいって言ったからそう願ってるだけなんだろ? レン自身は何がしたいんだよ……レンの本当のお願いはなんなんだよ、叶えさせてくれよ……大好きなんだよ」
「俺の、本当の夢? 俺がしたいこと? ははっ……知りたいか? 教えてやるよ」
「あぁ教えろよ、旦那さんが叶えてやるよ」
「お前を嫌いになりたい」
喧嘩腰だった態度が崩れてしまう。自然と涙が目に溜まって視界がぼやける。
「え……? レン……俺のこと、嫌いなの……?」
「好きだよ。嫌いになりたいって言っただろ、頭だけじゃなく耳まで悪いのか? お前のこと嫌いになれりゃ俺は楽になれるんだよ」
それには俺も同意だ。俺のことさえ好きにならなければレンはきっと幸せだっただろうと思ったことが何度もある。
「頭は悪いし、浮気はするし、嘘はつくし、料理は出来ないし、察しは悪いし靴下は脱ぎ散らかすしひっくり返った服そのまま洗濯機に突っ込むし……俺が男だって知っただけで大泣きして熱出して幼稚園休みやがったし、いじめっ子に目ぇつけられて俺に泣きつくし、俺が男だってことに文句言いまくるし……そのくせいっぺん掘られただけで男でもいいとかぬかしやがる。なんでてめぇなんざこのレンくんが嫌いになれねぇんだよ」
「……俺、いいとこないな」
「ねぇよ。その点レンくんはいいとこばっかだ、頭脳明晰成績優秀文武両道、男にも女にもなれる美少年、その上オカルトな才能まである。家事全般得意だし、一ミリの興味もないゲームもすぐに上達する」
「うん……レンはすごいよ」
「でも俺はお前が好きだし、俺が嫌いだ。なんでだよ、なんで逆じゃねぇんだよ。なんでお前みたいな落ちこぼれが好きでっ! 万能なレンくんが大っ嫌いなんだよ! 性格だよクソッタレ! クソみてぇな性格してるから嫌いなんだよクソ野郎! あの時死ねばよかった、お前に取り憑いてた怪異に腹破られて死にゃよかったんだそうすりゃ優しいお前は罪悪感煽られて一生俺を引きずったのに!」
泣きながら喉を潰すように叫ぶレンを抱き締める。
「…………好きなヤツに、嫌いなヤツが好かれてんのもムカつくんだよぉ……クソ、クソっ、ちくしょう……もうやだ、もう嫌だぁ……」
「うん……話してくれてありがとう」
レンの言う通り頭の悪い俺には解決策は思い付けないけれど、レンの本心を聞かせてもらえたのは本心から嬉しい。
「……レンは自分のこと好きになりたいんだよな。その上で、俺と一生に居たいんだよな」
「分かんねぇよぉ……」
「うん、分かんないよな、自分のこと……俺も自分の気持ち正しくは分かんないもん。でも、俺がレンのこと好きなのは変わんないよ」
「スペック高ぇもんなぁ、俺……高級取りも間違いねぇし」
「……レンの性格、俺好きだよ。その汚い喋り方も好き、可愛い顔とギャップあっていいよ」
「趣味悪ぃ……」
「俺を好きなレンに言われたくないよ」
抱き締めたままレンをソファに連れて行き、座らせる。落ち着いてきたようなのでハンカチで涙を拭ってやり、唇を重ねた。
「自己肯定感ってヤツ高めないとだな」
「お前もな」
「うん……周りに居ないかな、参考になる人。あ、お兄さんとかどうかな、自分のこと好きそう」
「……あの人にアドバイスされたんだよ、今の自分が嫌なら別の自分作ればいいって。だからハスミン使ってたんだけど……なんか、悪化したっぽい」
原因従兄なのかよ。
「何そのアドバイス……まさかあの犬ムーブそういうことなのか? まぁそれはいいや。えっと……早めに爆発してむしろよかったよ。初めてレンと本音で話せた気がした」
「……本音全然知らなかったのに、よく仲良くヤってたよなぁ」
「建前は綺麗だからなぁ……」
「あ、あぁ、あのっ! ちょっといい?」
ミチが小さく手を挙げて可愛らしく尋ねた。こういうのになりたいんだよなとレンがボヤいている。
「ぼ、ぼ、僕も自分のこと嫌いでさ……だだ、だからそのっ、三人で……じ、じじ、じぶ、自分を好きになり隊! 結成しよう」
「発想が可愛い……ミチになりてぇ」
「ぼ、僕は如月くんになりたい! 吃音とドジとバカが一気に治る……!」
なんで二人してこっちを見るんだ。誰になりたいか言えと? 俺は別にレンにもミチにもなりたくないしなぁ……あ。
「俺はお兄さんになりたい。腕っぷし強くて金と権力まであるとか最高じゃん? レンもミチも守ってやれるぞ」
「俺あの人苦手だ。もちにはああなって欲しくねぇ」
「ぼ、ぼ、僕も! ノノ、ノ、ノゾムくんはノゾムくんがいいな……」
なんで俺だけ二人がかりで否定されるんだよ。
「あぁ、ミチおかえり。おはよう、レン」
赤いチェックのミニスカートに黒いシャツ、下手くそなピッグテール、そして「おはようございます」と高い声。今のレンは女の子だ。
「あのさ、レン」
「……ハスミンって呼んでください」
「レン、話があるんだ。今でいいかな」
ガタガタと食器棚の扉にはめ込まれたガラスが震え出す。地震にしては局所的過ぎるし、風も吹いていない。霊障を疑ったが、ガラスの震えはすぐに止まった。
「……はい、今で構いませんよ。でもその前にお願いがあります」
「何だ?」
「洗濯機、回してきてください」
簡単なお願いに安堵し、包丁を置いて脱衣所にある洗濯機を弄った。昼食を食べ終わる頃には脱水まで完了するだろう。
「回してきたぞ」
ミチはソファに移動して映画を見ている、すっかりサブスクが気に入ったようだ。微笑ましく思いつつ、包丁を持つ。
「肉切りながらでもいいよな?」
「……危なっかしいですね」
「え、そうかな……じゃなくて、話すぞ」
キッチンの電灯が明滅する。しかしすぐに収まったので、おそらく電球の寿命が近いだけだ。
「レン、俺はレンのことが大好きだ。男でも女でもどっちでもいい、レンが女の子扱いされたい日は俺も女の子扱い頑張るし、今日は男で行こうって日には俺合わせるよ」
「……何の話ですか、いきなり」
「だからっ、えっと……長ズボン履いてたっていいし、髪結んでないレンも好きだよ。そもそも俺は! 男扱いも女扱いもよく分からない、性別なんか関係ないんだよ、レンっていう人間が好きなんだ。服なんて気にしなくていい、髪型だってそうだよ。話し方も声も気にしなくていいから」
「…………嘘つき」
目を逸らすレンの顔を挟むように両手で頬を撫で、顔を上げさせる。
「なんで嘘だなんて言うんだよ」
本心を言葉に変えたのに、少ない語彙で頑張ったのに、それを否定された俺の声は震えていた。
「ノゾムさん……女の子はね、男の人の視線に敏感なんですよ。いやらしい視線がどこに向いてるか分かるんです……ノゾムさんは太腿ばかり見て、足出してなかったら私のことなんて対してみないじゃないですか」
「そっ、そんなことない! はず……」
俺はレンの髪や瞳が太腿よりも好きなんだ。視線を向ける回数が減るなんてあるはずない。多分。
「可愛い女の子の服着てたら褒めてくれるじゃないですか。デニムにパーカーなら何も言わないのに、スカート履いてたらすぐ褒めるじゃないですか」
「それは……普段着とオシャレ着の違いみたいな感じで、別に女装にこだわってるわけじゃ……」
むしろ女装にこだわっているのはレンじゃないのか? 男の格好の時は明らかに手を抜いているのだから、それを褒めるのは不自然だろう。
「中学の時、文化祭で女装した時……ノゾムさん言いましたよね。喋ると男だって分かるから喋るなって」
「……っ! それは……文化祭でテンション上がってて、ノリみたいなもので……レン可愛かったし、混乱してて」
あの時は女装したレンへのときめきを認めたくなくて、酷い暴言を笑いながらいくつも言った。しかもほとんど覚えていない。今の言葉だってレンに言われて初めて思い出した。
「性別関係ないなんて嘘だっ! 俺が男だってこと否定しまくったくせに! 形州に掘られてアナルセックスにどハマりしてるだけのくせにっ! 俺には女であって欲しいけどチンコが惜しいからって綺麗事吐いてんじゃねぇよクソビッチ!」
違うと叫びたいのに声が出ない。レンの言葉に図星なことが多過ぎるせいだ。
「はぁ、はぁ……クソっ、何とか言えよこのビッチ!」
「…………じゃあどうして欲しいんだよ俺にっ! 男扱いされたくねぇから女装したんだろ!? お嫁さん扱いしろって言ったくせに嫌がって! 俺はどうすればいいんだよ! 俺だって分かんないよ、綺麗事かもしんないよ性別関係ないなんて! 男が好きなのかやっぱり女がいいのか自分でも分かんない! でもレンが好きなのは絶対なんだ、幸せにしたいんだよぉ! どうすればレンが幸せになれるのか教えてくれよ!」
ひょこ、とレンの肩越しにミチが顔を出す。怒鳴り合いが心配になったのだろう、でも今彼に気を配る余裕はない。
「女の子になりたいも、お嫁さんになりたいも……俺がそうして欲しいって言ったからそう願ってるだけなんだろ? レン自身は何がしたいんだよ……レンの本当のお願いはなんなんだよ、叶えさせてくれよ……大好きなんだよ」
「俺の、本当の夢? 俺がしたいこと? ははっ……知りたいか? 教えてやるよ」
「あぁ教えろよ、旦那さんが叶えてやるよ」
「お前を嫌いになりたい」
喧嘩腰だった態度が崩れてしまう。自然と涙が目に溜まって視界がぼやける。
「え……? レン……俺のこと、嫌いなの……?」
「好きだよ。嫌いになりたいって言っただろ、頭だけじゃなく耳まで悪いのか? お前のこと嫌いになれりゃ俺は楽になれるんだよ」
それには俺も同意だ。俺のことさえ好きにならなければレンはきっと幸せだっただろうと思ったことが何度もある。
「頭は悪いし、浮気はするし、嘘はつくし、料理は出来ないし、察しは悪いし靴下は脱ぎ散らかすしひっくり返った服そのまま洗濯機に突っ込むし……俺が男だって知っただけで大泣きして熱出して幼稚園休みやがったし、いじめっ子に目ぇつけられて俺に泣きつくし、俺が男だってことに文句言いまくるし……そのくせいっぺん掘られただけで男でもいいとかぬかしやがる。なんでてめぇなんざこのレンくんが嫌いになれねぇんだよ」
「……俺、いいとこないな」
「ねぇよ。その点レンくんはいいとこばっかだ、頭脳明晰成績優秀文武両道、男にも女にもなれる美少年、その上オカルトな才能まである。家事全般得意だし、一ミリの興味もないゲームもすぐに上達する」
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「うん……話してくれてありがとう」
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「……レンは自分のこと好きになりたいんだよな。その上で、俺と一生に居たいんだよな」
「分かんねぇよぉ……」
「うん、分かんないよな、自分のこと……俺も自分の気持ち正しくは分かんないもん。でも、俺がレンのこと好きなのは変わんないよ」
「スペック高ぇもんなぁ、俺……高級取りも間違いねぇし」
「……レンの性格、俺好きだよ。その汚い喋り方も好き、可愛い顔とギャップあっていいよ」
「趣味悪ぃ……」
「俺を好きなレンに言われたくないよ」
抱き締めたままレンをソファに連れて行き、座らせる。落ち着いてきたようなのでハンカチで涙を拭ってやり、唇を重ねた。
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「お前もな」
「うん……周りに居ないかな、参考になる人。あ、お兄さんとかどうかな、自分のこと好きそう」
「……あの人にアドバイスされたんだよ、今の自分が嫌なら別の自分作ればいいって。だからハスミン使ってたんだけど……なんか、悪化したっぽい」
原因従兄なのかよ。
「何そのアドバイス……まさかあの犬ムーブそういうことなのか? まぁそれはいいや。えっと……早めに爆発してむしろよかったよ。初めてレンと本音で話せた気がした」
「……本音全然知らなかったのに、よく仲良くヤってたよなぁ」
「建前は綺麗だからなぁ……」
「あ、あぁ、あのっ! ちょっといい?」
ミチが小さく手を挙げて可愛らしく尋ねた。こういうのになりたいんだよなとレンがボヤいている。
「ぼ、ぼ、僕も自分のこと嫌いでさ……だだ、だからそのっ、三人で……じ、じじ、じぶ、自分を好きになり隊! 結成しよう」
「発想が可愛い……ミチになりてぇ」
「ぼ、僕は如月くんになりたい! 吃音とドジとバカが一気に治る……!」
なんで二人してこっちを見るんだ。誰になりたいか言えと? 俺は別にレンにもミチにもなりたくないしなぁ……あ。
「俺はお兄さんになりたい。腕っぷし強くて金と権力まであるとか最高じゃん? レンもミチも守ってやれるぞ」
「俺あの人苦手だ。もちにはああなって欲しくねぇ」
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