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もう(俺・私)が何なのかよく分か(らない・りません)
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時折振り返り、後ろ歩きで浴室へ向かう。レンと両手を繋いで向かい合って見つめ合って、幸せ過ぎて頬が緩みっぱなしだ。
「……嬉しそうですね」
茶色いタレ目がじとっと俺を見つめる。
「嬉しいよ。レンがすっごい可愛いからさ、そんなレンと幼馴染で、恋人で、今なんて両手とも繋いでて……すごく幸せで、嬉しい」
少しは微笑み返してくれると思ったのに、レンの表情は暗くなった。
「レン……?」
「ハスミンですってば」
「あっ、ご、ごめん……ハスミン」
「……私と手を繋ぐの、そんなに好きなんですか?」
当然だ。レンの体温が手のひらから伝わってくるし、レンの手の雄らしさも感じられる。すべすべな肌やささくれのない指先からはレンの手入れの丁寧さが伺える。しかも見つめ合えるんだ、好きにならない理由がない。
「当たり前だよ! レンは俺と手繋ぐの嬉しくない?」
「…………何も感じません。引っ張られてるなって、二の腕と肩が思うだけで……ノゾムさんの手の温かさも、握る強さも、何も分からないんです」
「えっ……感覚もないのか? 痛いって言ってるから感覚はあるんだと思ってた」
「ほとんどありません。めちゃくちゃ痺れた時を想像してください。強く押されたら分かりますけど、ちよっと触られたくらいじゃほとんど分からないでしょう?」
自然と口角が持ち上がっていたのにレンの状態を聞いて神妙な顔になった俺が面白かったようで、俺と入れ替わりにレンは笑顔を少しだけ見せてくれた。
「……それくらいあなたが優しく握ってくれてるってことですよね」
「あ、うん……強く握った方がいい?」
「…………女の子には優しくしないといけませんよ」
優しくしろということだよな? 服装どころか声色や口調まで変えて、名前まで別の呼び方をさせているのだから、女の子扱いして欲しいんだろうし。
「うん、とびきり優しくするよ」
「……私を女の子扱いするの、楽しいですか?」
「うん、レンは俺のお嫁さんなんだなって感じがする」
「……っ、ですよね。楽しい、ですよね…………悲願が叶ったようなものなんですから」
脱衣所に着いたら手を離し、服を脱いだ。レンの服も俺が脱がさなければいけない。まずはワンピースだ。
「あ、ブラはしてないんだな」
「肩紐が隠れなくてダサいので……家の中ならブラしないって女の子も多いんですよ」
「へー、夢が広がるなぁ」
「ふふっ、ノゾムさんは女の子好きですね」
裸にしたら次は髪をほどく。不器用なミチがレンの髪を縛ったヘアゴムには茶髪が何本も絡まっており、無理に外せば髪がちぎれてしまいそうだった。
「ご、ごめん……ちよっと外しにくくて」
「……いえ」
「綺麗な髪、一本もちぎらないし抜かないから……!」
「…………ありがとうございます。髪は女の命ですから、頑張ってください」
ヘアゴムくらい簡単に外せるだろうと思っていたから先に全裸になってしまっていた。十分以上かけてようやく片方外れて、先に服を脱ぐべきではなかったなと思いながらくしゃみをした。
「もう片方も外すぞ」
今度は少し早く外せた。慣れたのか、ミチが少し上手くなっていたのか──きっとどっちもだ。
「……ありがとうございました」
「変な形ついちゃってるな。しっかり洗ってやるからな~」
「…………はい、丁寧にお願いします。乙女の髪と肌は繊細なんですから」
「亜麻色の髪の乙女~」
「……亜麻色よりは濃くて鮮やかだと思いますよ」
浴室に入り、軽くシャワーを浴びたらまずは洗髪だ。俺の傷んだ染髪とは違い、レンの天然の茶色い髪は柔らかく細く指通りがいい素晴らしい髪だ。
「何回も言うけどさ、俺、レンの髪本当に好きなんだ」
「……へぇ」
「黒以外の髪をレンで初めて見たんだよ。なんて綺麗なんだって近寄ったらすごく可愛い女の子だったから惚れちゃって……」
「……っ!」
最も美しい記憶を反芻して語りながらレンの髪を洗っていると、突然ピシィッと大きな音がして鏡にヒビが入った。
「え……? な、何、割れた……? なんで……」
まさか怪奇現象か? 社長がこの家には結界を張ったと言っていたのに、俺の霊媒体質の方が強かったのか? 混乱と恐怖に陥ろうとする俺への追撃のように浴室の電灯が明滅し始めた。
「……っ!? やばい、アレが割れたら……!」
電灯が鏡のように割れると予想した俺は降り注ぐだろう破片やその他からレンを守るため、彼に覆い被さった。
「ノ、ノゾムさんっ……? 何、して」
「じっとしてて! レンは絶対俺が守るから!」
「ノゾムさん……嬉しい」
電灯の明滅が終わった。霊の気が収まったのかと安心した矢先、再び先程以上に明滅し始めた。
「………………何が、守るだ……女扱いしやがって……!」
パァンッ! と嫌な音が浴室に響く。俺は盾になれるよう必死にレンを庇った。その結果、破片は俺達の上には落ちず、上手い具合に避けて床に散らばってくれた。
「……っ、レン、レン無事か? 怪我は? ない……か? 俺もないんだよ、よかったぁ……運がよかったのかなぁ」
脅かすだけで人を傷付ける勇気はない霊だったのかな? 安堵のため息と共にレンに笑いかけると、彼はポロポロと涙を零した。
「ごめんなさい……」
「へっ? レ、レンっ……どうしたんだよ、怖かったのか? 怖かったよな……大丈夫だぞ、多分もう終わったから」
「ごめんっ、もちぃ……ごめん、ごめんなさいっ……」
何に対しての「ごめん」だ? 考えろ、レンはこういう時なかなか本心を語らない、推測しなければ。今負傷しているから霊を追い払うことが出来ず不甲斐ないとか、そんなことだろうか?
「腕動かないんだもんな、そりゃ怖いよ……謝らなくていいぞ。御札とか数珠とか社長さんにもらったから、アレ使おうか。風呂場の扉に貼っとけばいいかなぁ、レンは両手両足に数珠つけような」
電灯の破片が散らばる浴室に、霊がまだ居るかもしれない浴室に、普通の顔して入っているなんて出来やしない。レンの頭の泡を流したらすぐに脱衣所へ出た。
「御札と数珠持ってくるからちよっと待っててくれ」
泣き止みはしたが落ち込んでいるレンを脱衣所で待たせ、リビングに置いておいた御札と数珠を持って戻った。
「ただいま! ほら、つけとけ」
レンの手足首に計四つの数珠を巻き、浴室の扉に御札を貼り付けた。
「…………ノゾム、さん」
「ん?」
「……守ってくれて、ありがとうございました……とても頼もしくて、嬉しくて……ドキドキしました」
「ホントっ? そっか……ぇへへ~、レンは俺が守るぞ! 旦那さんとして、男として! どんどん俺を頼ってくれよ!」
「………………はい」
「まずは俺がふきふきしてやるぞ~」
腕が動かないレンは俺が髪も身体も拭いてやらなきゃいけないし、服を着せてやらなきゃいけない。俺が世話をするのは普段とは反対だ、とても楽しい。
「……この服嫌です」
「えっ? いつも着てる部屋着だけど」
「嫌……髪型も、変えたい。メイクも直したい。ミチ呼んでください」
「別にそのままでいい……」
「よくないっ! これじゃ男じゃねぇかよぉ! 長ズボンなんかダメなんだっ、短パンかミニスカじゃねぇとっ、太腿出さねぇと俺を見てくれねぇじゃねぇか!」
普段の口調と声色に戻ったかと思えば、様子が普段と違う。
「髪もこんなのじゃダメだ! こんな半端なボブダメだ、ツインテかツーサイドアップじゃないとっ……! 女の子に見えない!」
「わ、分かった、分かったから! ミチ呼んでくるから落ち着いてくれ」
「…………ぁ……ごめん、ごめんっ、違う……ごめん、違うんだ、俺、違うっ! こんなこと言うつもりじゃなくて!」
「落ち着けって! 後でちゃんと話聞くから……な? ミチ呼んでくるから、大人しく待っててくれるか?」
頭を撫でながら尋ねるとレンはゆっくりと頷いた。リビングまで小走りで向かい、ソファでくつろいでいるミチに声をかける。
「ささ、さっきから何裸でバタバタしてるの……さ、さっきは声かける暇もなかったけど……」
「レンが呼んでるんだ。髪とか服とか整えてやってくれ」
「ノ、ノ、ノゾムくんがした方が喜ぶんじゃ……?」
「ミチがいいってさ」
拗ねたような言い方になってしまった。ミチはそんな俺を笑い、浴室へ走った。
「……嬉しそうですね」
茶色いタレ目がじとっと俺を見つめる。
「嬉しいよ。レンがすっごい可愛いからさ、そんなレンと幼馴染で、恋人で、今なんて両手とも繋いでて……すごく幸せで、嬉しい」
少しは微笑み返してくれると思ったのに、レンの表情は暗くなった。
「レン……?」
「ハスミンですってば」
「あっ、ご、ごめん……ハスミン」
「……私と手を繋ぐの、そんなに好きなんですか?」
当然だ。レンの体温が手のひらから伝わってくるし、レンの手の雄らしさも感じられる。すべすべな肌やささくれのない指先からはレンの手入れの丁寧さが伺える。しかも見つめ合えるんだ、好きにならない理由がない。
「当たり前だよ! レンは俺と手繋ぐの嬉しくない?」
「…………何も感じません。引っ張られてるなって、二の腕と肩が思うだけで……ノゾムさんの手の温かさも、握る強さも、何も分からないんです」
「えっ……感覚もないのか? 痛いって言ってるから感覚はあるんだと思ってた」
「ほとんどありません。めちゃくちゃ痺れた時を想像してください。強く押されたら分かりますけど、ちよっと触られたくらいじゃほとんど分からないでしょう?」
自然と口角が持ち上がっていたのにレンの状態を聞いて神妙な顔になった俺が面白かったようで、俺と入れ替わりにレンは笑顔を少しだけ見せてくれた。
「……それくらいあなたが優しく握ってくれてるってことですよね」
「あ、うん……強く握った方がいい?」
「…………女の子には優しくしないといけませんよ」
優しくしろということだよな? 服装どころか声色や口調まで変えて、名前まで別の呼び方をさせているのだから、女の子扱いして欲しいんだろうし。
「うん、とびきり優しくするよ」
「……私を女の子扱いするの、楽しいですか?」
「うん、レンは俺のお嫁さんなんだなって感じがする」
「……っ、ですよね。楽しい、ですよね…………悲願が叶ったようなものなんですから」
脱衣所に着いたら手を離し、服を脱いだ。レンの服も俺が脱がさなければいけない。まずはワンピースだ。
「あ、ブラはしてないんだな」
「肩紐が隠れなくてダサいので……家の中ならブラしないって女の子も多いんですよ」
「へー、夢が広がるなぁ」
「ふふっ、ノゾムさんは女の子好きですね」
裸にしたら次は髪をほどく。不器用なミチがレンの髪を縛ったヘアゴムには茶髪が何本も絡まっており、無理に外せば髪がちぎれてしまいそうだった。
「ご、ごめん……ちよっと外しにくくて」
「……いえ」
「綺麗な髪、一本もちぎらないし抜かないから……!」
「…………ありがとうございます。髪は女の命ですから、頑張ってください」
ヘアゴムくらい簡単に外せるだろうと思っていたから先に全裸になってしまっていた。十分以上かけてようやく片方外れて、先に服を脱ぐべきではなかったなと思いながらくしゃみをした。
「もう片方も外すぞ」
今度は少し早く外せた。慣れたのか、ミチが少し上手くなっていたのか──きっとどっちもだ。
「……ありがとうございました」
「変な形ついちゃってるな。しっかり洗ってやるからな~」
「…………はい、丁寧にお願いします。乙女の髪と肌は繊細なんですから」
「亜麻色の髪の乙女~」
「……亜麻色よりは濃くて鮮やかだと思いますよ」
浴室に入り、軽くシャワーを浴びたらまずは洗髪だ。俺の傷んだ染髪とは違い、レンの天然の茶色い髪は柔らかく細く指通りがいい素晴らしい髪だ。
「何回も言うけどさ、俺、レンの髪本当に好きなんだ」
「……へぇ」
「黒以外の髪をレンで初めて見たんだよ。なんて綺麗なんだって近寄ったらすごく可愛い女の子だったから惚れちゃって……」
「……っ!」
最も美しい記憶を反芻して語りながらレンの髪を洗っていると、突然ピシィッと大きな音がして鏡にヒビが入った。
「え……? な、何、割れた……? なんで……」
まさか怪奇現象か? 社長がこの家には結界を張ったと言っていたのに、俺の霊媒体質の方が強かったのか? 混乱と恐怖に陥ろうとする俺への追撃のように浴室の電灯が明滅し始めた。
「……っ!? やばい、アレが割れたら……!」
電灯が鏡のように割れると予想した俺は降り注ぐだろう破片やその他からレンを守るため、彼に覆い被さった。
「ノ、ノゾムさんっ……? 何、して」
「じっとしてて! レンは絶対俺が守るから!」
「ノゾムさん……嬉しい」
電灯の明滅が終わった。霊の気が収まったのかと安心した矢先、再び先程以上に明滅し始めた。
「………………何が、守るだ……女扱いしやがって……!」
パァンッ! と嫌な音が浴室に響く。俺は盾になれるよう必死にレンを庇った。その結果、破片は俺達の上には落ちず、上手い具合に避けて床に散らばってくれた。
「……っ、レン、レン無事か? 怪我は? ない……か? 俺もないんだよ、よかったぁ……運がよかったのかなぁ」
脅かすだけで人を傷付ける勇気はない霊だったのかな? 安堵のため息と共にレンに笑いかけると、彼はポロポロと涙を零した。
「ごめんなさい……」
「へっ? レ、レンっ……どうしたんだよ、怖かったのか? 怖かったよな……大丈夫だぞ、多分もう終わったから」
「ごめんっ、もちぃ……ごめん、ごめんなさいっ……」
何に対しての「ごめん」だ? 考えろ、レンはこういう時なかなか本心を語らない、推測しなければ。今負傷しているから霊を追い払うことが出来ず不甲斐ないとか、そんなことだろうか?
「腕動かないんだもんな、そりゃ怖いよ……謝らなくていいぞ。御札とか数珠とか社長さんにもらったから、アレ使おうか。風呂場の扉に貼っとけばいいかなぁ、レンは両手両足に数珠つけような」
電灯の破片が散らばる浴室に、霊がまだ居るかもしれない浴室に、普通の顔して入っているなんて出来やしない。レンの頭の泡を流したらすぐに脱衣所へ出た。
「御札と数珠持ってくるからちよっと待っててくれ」
泣き止みはしたが落ち込んでいるレンを脱衣所で待たせ、リビングに置いておいた御札と数珠を持って戻った。
「ただいま! ほら、つけとけ」
レンの手足首に計四つの数珠を巻き、浴室の扉に御札を貼り付けた。
「…………ノゾム、さん」
「ん?」
「……守ってくれて、ありがとうございました……とても頼もしくて、嬉しくて……ドキドキしました」
「ホントっ? そっか……ぇへへ~、レンは俺が守るぞ! 旦那さんとして、男として! どんどん俺を頼ってくれよ!」
「………………はい」
「まずは俺がふきふきしてやるぞ~」
腕が動かないレンは俺が髪も身体も拭いてやらなきゃいけないし、服を着せてやらなきゃいけない。俺が世話をするのは普段とは反対だ、とても楽しい。
「……この服嫌です」
「えっ? いつも着てる部屋着だけど」
「嫌……髪型も、変えたい。メイクも直したい。ミチ呼んでください」
「別にそのままでいい……」
「よくないっ! これじゃ男じゃねぇかよぉ! 長ズボンなんかダメなんだっ、短パンかミニスカじゃねぇとっ、太腿出さねぇと俺を見てくれねぇじゃねぇか!」
普段の口調と声色に戻ったかと思えば、様子が普段と違う。
「髪もこんなのじゃダメだ! こんな半端なボブダメだ、ツインテかツーサイドアップじゃないとっ……! 女の子に見えない!」
「わ、分かった、分かったから! ミチ呼んでくるから落ち着いてくれ」
「…………ぁ……ごめん、ごめんっ、違う……ごめん、違うんだ、俺、違うっ! こんなこと言うつもりじゃなくて!」
「落ち着けって! 後でちゃんと話聞くから……な? ミチ呼んでくるから、大人しく待っててくれるか?」
頭を撫でながら尋ねるとレンはゆっくりと頷いた。リビングまで小走りで向かい、ソファでくつろいでいるミチに声をかける。
「ささ、さっきから何裸でバタバタしてるの……さ、さっきは声かける暇もなかったけど……」
「レンが呼んでるんだ。髪とか服とか整えてやってくれ」
「ノ、ノ、ノゾムくんがした方が喜ぶんじゃ……?」
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