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幼馴染に騎乗位させてみた

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キャミソールのような薄さと肩紐の細さの黒いワンピース、その裾を持ち上げたレンの陰茎は女性物の下着から飛び出している。

「そう、いえば……ハスミンに抱かれるのは初めてだな」

勃っている陰茎を見るだけで腸壁が疼いてしまう淫らさを悟られたくなくて、平静を装う。

「え? あぁ……そうですね。嬉しいですか?」

「そりゃ、まぁ、うん。嬉しいに決まってるよ、そう言うのちょっと恥ずかしいけど……」

顔も声も服装も口調も、何もかもを女の子のようにしてしまったレンに後孔を穿たれる背徳感はいかほどのものだろう。想像するだけで下腹部が熱を持つ。

「…………やっぱり嬉しいんですね」

特に不審な発言ではないのに、頭はスルーしているのに、心に何かが引っかかる。サンダルの左右を間違えた時のような違和感がある。

「……どうしたんですか? 早く入れてください」

「ぁ、うん……」

女の子らしい声で話してくれるのは普段と違う特別な感じがしていいのだが、敬語のせいか距離を感じてしまう。可愛い顔に似合わない男前な口調が恋しくなってしまう。

「じゃあ、えっと……脱がすぞ」

いや、ダメだそんなこと思ったら。喉に負担がかかるから稀かつ短時間の女声、せっかくなのだから楽しもう。

「うわ、超エロい」

ワンピースの裾を臍が見えない程度にめくり上げ、黒いレースの下着を下ろす。白くむちっとした太腿に留めた下着を見下ろして俺は息を忘れた。

「……こういう下着、好きですか?」

「すごく好き……」

蒸れや臭いを楽しむならトランクスだとかの方がいいが、布面積の小さい女物の下着からはみ出た男の象徴という不協和音は目に快感を与えてくれる。

「…………やっぱり、だと思いました」

「これもやっぱり? 流石、レンは俺のこと全部分かってるなぁ……あっ、ハスミンだった……ごめん、ほんと、物覚え悪くて」

「別に……あなたの頭が悪いのは今に始まった話ではありませんから」

このトゲ、普段のレンらしさがあってイイな。敬語のせいかより冷たい印象を受けるけれど。

「濡れてる……えへへ、レンも俺のナカ楽しみだった? いっぱい気持ちよくなってくれよ、頑張って動くからさ。い、入れる……ぞっ、ぉ……んんっ!」

先走りの汁に濡れた陰茎の先端と後孔の縁を触れ合わせる。ベッドを爪先で踏み締めて百八十度近く開脚し、腰をレンの頭側へ突き出し、いやらしく男根に吸い付く俺の穴の情けなさをレンに見てもらった。

「俺がレンのしゃぶるとこ見てて……」

顔が燃え上がってしまいそうな羞恥心を堪えてレンにアピールしながら腰を下ろす。

「ぁ、あっ……レン、のがぁっ、ずぶずぶ、入ってくるぅ……」

下になって入れてもらうことが多い陰茎の挿入を自らの意思で全てこなすのはもちろん、抜き挿しも俺が行わなければならない。それが騎乗位だ、何度か経験はあるが大抵は後孔の快感に負けて動けなくなって上下交代……今回はそれが出来ない、気張らなければ。

「は、ぁっ……あ、ぁんっ……!」

浅い呼吸を荒らげながら自分の足よりも後ろに手をつき、身体を少し反らして腰を下ろしていく。前後不覚にならず挿入出来そうだと油断した瞬間、前立腺をこつんと叩かれて電撃のような快楽が下腹から全身に迸った。

「ひぁんっ!? んぁっ……あぁああっ!?」

前立腺への快感に驚いて腰が少し跳ね、すぐに力が抜けて腰が深く下り、意図せずゴリゴリッ……と前立腺を強く抉られてしまった。

「ぁ、へっ……ごめ……俺がこんにゃ早くイっちゃらめなのにぃ……」

ぴゅっ、ぴゅるるっ……と情けなく弱々しく発射してしまった精液が黒いワンピースを汚した。

「まだ動けるからっ、服も俺が後で洗うから……ぁ、ああっ!」

体勢を整えて腰を下ろしていく。亀頭が前立腺を通り過ぎ、幹部分の特に太いところが絶頂したばかりの前立腺を圧迫し、射精したばかりの陰茎を勃たせる。

「ぁ、はぁああんっ! んっ、んんぅゔっ……! ぐ、うぅ……ふっ、ふ、ぅ……」

止まっていたら腸壁が勝手にレンの陰茎に媚びて吸い付いて絡み付いて更に動きにくくなる。俺は覚悟を決めて一気に腰を下ろし、結腸口を叩かせた。

「なん、とか……イかなかった」

「……ノゾムさん、言いにくいんですけど……休憩されたりゆっくりされたりするの、辛いです」

「わ、分かる……焦らされんのキツいよな。ごめん、すぐ動くから」

「その奥入らせてくださいよ。奥の締め付けが特に強いところに先っぽ吸われるのが好きなんです」

服も髪もメイクも声も口調も全て普段と変えて女の子になりきっている童顔の美少年が、陰茎の快感を語っている、俺の穴の楽しみ方を語っている……ゾクゾクする。

「ん……ちょっと締め付け強くなりましたね、奥の話したからですか?」

「うん……」

「可愛い……ふふっ、全部あなたにやらせるつもりでしたが、ここに入れるのは自分じゃ辛いみたいなので今回だけ手伝ってあげますね」

「へ……? んっ、ぉっ!?」

腕が動かなくても腰を跳ねさせるくらい余裕だろう、けれどレンが動かないと思い込んでいた俺は覚悟が出来ないままに結腸口を突き上げられ、醜い声を漏らした。

「んっ、入りませんでしたね。私に合わせて動かずじっとしていてください」

「ぉんっ!? んっ、んゔぅっ!」

どちゅっ、どちゅっと結腸口を小突かれる。つい腰を浮かせてしまってなかなかレンの陰茎を根元まで咥えられない。

「動かないでくださいってば」

「わ、分かってるけど……ぉおっ!? ほっ、ぉっ……イぐぅううっ!」

話しかけた直後、不意打ちの突き上げに俺の結腸口はとうとうレンの陰茎を受け入れた。ぐぽっ……と最奥に入った先端の形がよく分かる、圧倒的な異物感と快感を俺に教え込んでくれている。

「ふぅっ……やっぱり先っぽばっかりちゅうーって吸われてるの気持ちいいです。さ、動いてください。そこに出入りするのがもっと気持ちいいんですから」

「お、俺……今イったばっかで……」

「私まだ一度もイってませんよ、ノゾムさん二回もイってずるいです」

そんなこと言われても入れられる側の方が気持ちいいのだから仕方ない、なんて反発する場面ではない。そんなことレンは分かっていて言っている、俺が快楽に悶えながら腰を振る姿が見たいのだろう。レンはよく俺の連続絶頂を楽しんでいたからそのくらいの意図は読める。

「ぅ、んっ……んぁっ、あぁああっ!」

両手両足でシーツを掴んで、半ば根性で腰を振る。結腸口はもちろん、他のひだをカリが引っ掛ける度に快感の電流が走り、前立腺を弾かれた瞬間なんてまた射精した。

「んひぃいっ! イぐっ、イぐうぅっ……! ぅ、あっ、あぁあっ! ぁあんっ! んっ、おぉっ……ほっ、ぅ、うぅっ……!」

結腸口で止まる確率は三分の二程度、これではダメだと更に激しく腰を振るも、絶頂に次ぐ絶頂で腰振りの精度も落ちてくる。

「……最高の眺めですよノゾムさん。ぶるぶる揺れて、白いの撒き散らして……出し入れするところもしっかり見えるし、可愛い声も聞けていますし、何より気持ちいいです」

「ぁんっ! んぁっ、あぁあっ! イっでるぅゔっ……! もっ、お尻なくなるっ、けじゅれてっ、にゃくにゃるぅっ!」

「自分で振ってるくせに随分泣き言言いますね」

「だってレンイってなっ、ぁああっ! イくっ、またイっちゃうぅっ! やだっ、吹いちゃっ、だめレン目ぇ閉じてぇっ!」

自分の体重が加わる突き上げによる絶頂の快感に耐え、体力が続くうちにと無理矢理騎乗位を続け、とうとう潮を吹いてしまった。

「……っ、すごいですね……そろそろ出そうなのでラストスパートお願い出来ますか?」

「らすとっ……!? ぅうぅ……分かった、ぁ、あっ、ぁあんっ! んっ、ぉ、ほぉっ!? イっ、く……イくぅっ! イぐっ! も、イけにゃあぁっ……! イって! レンはやくイってよぉおっ!」

「…………可愛い」

擦れる度に脳が弾けるくらいに敏感な腸壁を自分の意思で陰茎に擦らせ続けるなんて正気の沙汰じゃない、騎乗位なんてまともにやれる体位じゃない。

「イってっ……はやくぅっ! むりっ、もぉむりぃっ! お尻こわれりゅっ、腰溶けちゃうぅっ! ぅあっ、ぁんっ、んぁあっ、ひっ、ぁあっ! あぁああーっ!」

「……っ、ん……」

一際深い絶頂を迎えてレンの陰茎を締め上げ、とうとう精液を搾り出すことに成功した。下腹の奥に熱い液体の気配を感じて達成感を得た俺はすぐに気を失ってしまい、レンの陰茎を抜かないまま後ろに倒れてしまった。
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