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幼馴染の彼氏を脅してみた
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号泣するミチに抱き締められ、腹にベッドの柵が食い込む。ミチに突き飛ばされたレンはため息をついて俺の足首の拘束具を外した。先程従兄に鍵を渡されていたようだ。
「ぅ、ううぅっ……ぅわあぁんっ、ノゾムくんっ、ノノっ、ノ、ノゾムくぅんっ……!」
「ミチ……お前は怪我なかったか?」
「く、くくっ、首に火傷ぉっ、だけっ」
ミチはセンパイに関係がないと思われていたようで、目立った暴力は振るわれていなかった。首の火傷はスタンガンが原因だろうか。
「ノ、ノノ、ノゾムくんもっ、首火傷したのっ?」
俺の胸から顔を離して鼻を啜ったミチは俺の首に巻かれた包帯に恐る恐る触れた。
「あー……いや、これは……うん、まぁ、そうだよ」
根野が噛んだ跡や首絞めの跡を隠すための包帯だが、正直には言いたくなかった。
「か、か、顔にアザあるしぃ……ほ、ほほ、ほっぺたちょっと腫れてる……」
「殴られたのと歯折れたのだな」
「は、鼻も……何? どうしたの?」
「折れてはないんだけど、怪我してるから……触るな、ちょっと痛いんだよ」
鼻に貼られたガーゼに触れたミチは慌てて謝る。泣きながらの必死の謝罪はこちらの方が悪いと思わせる力があった。
「いいっていいって、そんな謝んなよ。それよりミチ、その格好どうしたんだ? 髪も綺麗にして……レンにやってもらったのか?」
シンプルな白い髪留めによって前髪が分けられ、普段隠れている目が見えている。襟や袖口にレースがあしらわれた白いブラウスに、膝丈の淡い黒のスカート……活発セクシーなレンの服装とは違って大人しく上品な服装だ。
「う、ぅう、うんっ! ノ、ノ、ノゾムくん元気付けようって、き、如月くんと話してっ」
「レンと……そっか」
「ノ、ノゾムくんが好きなっ、好きな……なな、なんだっけ、なんだっけ、えとっ、えとっ……これっ!」
何かを忘れたらしく焦ったミチは自身のスカートをめくり上げた。上品な服装での下品な行動は衝撃的で、一瞬固まってしまった。
「こ、ここ、これ……好き、でしょ」
膝丈のスカートだったから分からなかったが、ミチは黒いニーハイソックスを履いていた。その靴下は黒レースのガーターベルトによって吊られており、白い肌との差が素晴らしかった。
「ミチ、スカートめくり上げるなんてはしたないぞ」
「で、でもっ、如月くんは見えてるけどっ、僕見えてないし」
レンのスカート丈はとても短く、靴下との隙間に太腿が数センチ見えている。スカートも靴下もガーターベルトも白いからすぐには分からなかったが、彼もミチと同じくレースのガーターベルトを着けていた。
「バカだな、好きなのがあるとか喜ばせたいとか適当に言って、もちにめくらせるんだよ」
「な、なな、なるほどっ! 流石、ずる賢い」
「一言余計なんだよこの野郎」
「ぅあ、ぁうぅ……つっ、つつ、つつかないでぇ……」
ぷにぷにと頬をつつくレンにも、つつかれるミチにも、似たような可愛さを感じる。彼らの絡みはもはや女子の戯れだ、見ていて癒される。
「で、どうなんだよもち、お前の好きなカッコしてきてやったぜ? ミチにもさせた」
「あっ……す、すごくいいよ、めちゃくちゃいい……」
「元気出たか?」
「うん。っていうか、そんな心配されるほど俺ヘコんでないよ」
輪姦も強姦も暴力も慣れている──と、センパイにも言ったことを二人にも伝えた。すると彼らは微妙な表情をして俺を見つめた。
「……ミチ、もちは何されたんだっけ?」
「……は、は、話したじゃんっ。僕ロッカーに入れられたりっ、気絶させられたりで、あんまり見てないって……なな、殴られたりっ、蹴られたり、その、無理矢理されたりっ……とか」
「…………はぁ」
ミチとのヒソヒソ話の後、深いため息をついたレンは靴を脱いでベッドに乗り、俺の太腿に跨った。
「もち……本当に、何ともないのか?」
「な、なんだよ……平気だよ。そりゃクスリ盛られたのはやばかったみたいだけど、別に」
「…………自殺するかもって、拘束具なんかつけられてたんだろ? 窓に柵あるような部屋に入れられてさ」
「お兄さんが心配性なだけだよ、俺そんな……ほのめかすとかしてないし。メンタルはマジで平気!」
誘拐の一件については何ともない、むしろみんなが心配してくれて嬉しい。入院してから夜中一人で眠る方が精神的ダメージが大きい、寂しくて泣いてしまう。
「それよりさ、その、レン……俺があの日、家出る前のことなんだけど」
「……………………なんだ?」
瞳の表情と声色が変わる。躊躇ったが、あの日共に家を出たミチの顔を見て勇気を湧かせた。
「あの日っ、俺が家を勝手に出てったのは……そのっ、レンがセンパイと言い争ってて、それ聞いてるのが嫌だったから……なんだ」
「……それで?」
「レンが……レンが、センパイに……し、死ねとか、言ってて……腕折れとかっ、脊椎がどうとか、そんなこと言ってて…………で、でもっ! レンがそんなこと言うわけない、特にセンパイにはっ! 俺が大切に思ってるってレンも分かってる人だからっ、レンがセンパイにそんなこと言うわけない……と、思ってて……アレ、俺の幻聴だったのかなって」
「もち……」
レンの手が頬に添えられる。顔をきゅっと両手で挟むようにされると、あの日のレンの暴言を思い出し、怖くなって少し震えた。
「……あの日、形州が家に謝りに来た。確かに俺は怒ったよ、感情任せに声を荒らげちまった。でもなぁもち、俺はどんなに怒っても、死ねとか殺すとか、そんな言葉は使わない。もちが一番分かってくれてるよな?」
「う、ん……うんっ、分かってるっ、でもあの時っ」
「ミチも聞いてたんだよな、もちと一緒に。なぁミチ、俺……そこまで酷いこと形州に言ったかな。声と口調は多少乱暴だったかもしれないけど、これからは気を付けようって、二人でもちを守っていこうって、そう話してただけだよな……なぁ? ミチ?」
じっとレンに見つめられたミチは微かに震えながら頷いた。
「う、うんっ……き、き、きき、如月くんはっ、死ねなんて言ってないよ……きっきっきっ、気のせい、じゃないかなっ。ノゾム、くんの……気のせい」
隣で一緒に言い争いを聞いていたミチがそう言うのなら、そうなのだろう。
「…………もち、お前が思ってる通りだ。それは幻聴だったんだよ。形州は恋のライバルではあるけど、アイツが落ち込んでたらお前も落ち込むんだ。そんなヤツに暴言なんて吐かないし、俺は死ねなんて言葉絶対に使わない」
「だよ、な……俺、俺っ……幻聴で、家出て、ミチまで危険な目に遭わせて……何してんだよ、俺」
「ふふ…………ごめんな、もち。俺が怒鳴ってる声が嫌だったんだよな。怖くて、嫌で……もっと怖くて嫌な幻聴まで聞くほど酷いストレスだったんだよな。お前は悪くないよ、お前に聞こえるところで言い争っちまった俺が悪いんだ」
「レンは悪くないよ……」
俺の頭の中にしか存在しない声に嫌気が差してミチを連れて逃げ出したなんて滑稽にもほどがある。けれど、レンが本当に言っていただなんて結末よりも俺がバカだったという結果の方が俺は気が楽だ。
落ち込みはするが、幻聴だとハッキリしてスッキリした。
「……っ、でも、よかった! レン……レンはレンだったんだ。優しいレンがあんなこと言う幻聴聞くなんて、俺どうかしてるよ」
「…………そうだぞー、酷いじゃねぇかもちぃ」
「えへへ……ホントにごめん。ミチも……ごめんな、俺の幻聴なんかに付き合わせて怖い目に遭わせちまって」
「う、うぅ、ううんっ……大丈夫」
「……どうしたミチー、顔色悪いぞ? ん?」
レンは一旦ベッドから降りてミチの様子を見に行った。やはりレンは優しい、ライバルのはずのミチのことも気遣っている。アレは幻聴だったのだ、もう忘れよう。
「…………ぅ、う、ぅ、嘘つきっ……君、あの時本当にっ」
「……お前も「気のせいだ」つったろ。共犯だ」
「…………君が、睨むからっ……!」
「………………本当のこともちに言ったら殺す。いいな。ま……お前が本当のこと言ったところで、バカで可愛い俺のもちが信用するかは……なぁ? 自分の耳すら信じてねぇバカだからなぁ」
「さ、さ、最低っ……」
随分長く話しているようだが、その声は小さくて聞こえない。
「なぁ、ミチ大丈夫か?」
「あぁ……大丈夫だぞ、もっちー。お前が元気そうなの見て気ぃ抜けたみたいだな」
「そっか。あんまり二人で仲良さそうにされると嫉妬しちゃうよ」
「悪い悪い。でももう親友だからなー。なー、みっちー」
レンの笑顔に頷くミチの笑顔は酷くぎこちないものだ、初めての友情に混乱しているのだろうか? あぁもう、ミチもレンも可愛すぎる。俺は裏表のない二人が大好きだ。
「ぅ、ううぅっ……ぅわあぁんっ、ノゾムくんっ、ノノっ、ノ、ノゾムくぅんっ……!」
「ミチ……お前は怪我なかったか?」
「く、くくっ、首に火傷ぉっ、だけっ」
ミチはセンパイに関係がないと思われていたようで、目立った暴力は振るわれていなかった。首の火傷はスタンガンが原因だろうか。
「ノ、ノノ、ノゾムくんもっ、首火傷したのっ?」
俺の胸から顔を離して鼻を啜ったミチは俺の首に巻かれた包帯に恐る恐る触れた。
「あー……いや、これは……うん、まぁ、そうだよ」
根野が噛んだ跡や首絞めの跡を隠すための包帯だが、正直には言いたくなかった。
「か、か、顔にアザあるしぃ……ほ、ほほ、ほっぺたちょっと腫れてる……」
「殴られたのと歯折れたのだな」
「は、鼻も……何? どうしたの?」
「折れてはないんだけど、怪我してるから……触るな、ちょっと痛いんだよ」
鼻に貼られたガーゼに触れたミチは慌てて謝る。泣きながらの必死の謝罪はこちらの方が悪いと思わせる力があった。
「いいっていいって、そんな謝んなよ。それよりミチ、その格好どうしたんだ? 髪も綺麗にして……レンにやってもらったのか?」
シンプルな白い髪留めによって前髪が分けられ、普段隠れている目が見えている。襟や袖口にレースがあしらわれた白いブラウスに、膝丈の淡い黒のスカート……活発セクシーなレンの服装とは違って大人しく上品な服装だ。
「う、ぅう、うんっ! ノ、ノ、ノゾムくん元気付けようって、き、如月くんと話してっ」
「レンと……そっか」
「ノ、ノゾムくんが好きなっ、好きな……なな、なんだっけ、なんだっけ、えとっ、えとっ……これっ!」
何かを忘れたらしく焦ったミチは自身のスカートをめくり上げた。上品な服装での下品な行動は衝撃的で、一瞬固まってしまった。
「こ、ここ、これ……好き、でしょ」
膝丈のスカートだったから分からなかったが、ミチは黒いニーハイソックスを履いていた。その靴下は黒レースのガーターベルトによって吊られており、白い肌との差が素晴らしかった。
「ミチ、スカートめくり上げるなんてはしたないぞ」
「で、でもっ、如月くんは見えてるけどっ、僕見えてないし」
レンのスカート丈はとても短く、靴下との隙間に太腿が数センチ見えている。スカートも靴下もガーターベルトも白いからすぐには分からなかったが、彼もミチと同じくレースのガーターベルトを着けていた。
「バカだな、好きなのがあるとか喜ばせたいとか適当に言って、もちにめくらせるんだよ」
「な、なな、なるほどっ! 流石、ずる賢い」
「一言余計なんだよこの野郎」
「ぅあ、ぁうぅ……つっ、つつ、つつかないでぇ……」
ぷにぷにと頬をつつくレンにも、つつかれるミチにも、似たような可愛さを感じる。彼らの絡みはもはや女子の戯れだ、見ていて癒される。
「で、どうなんだよもち、お前の好きなカッコしてきてやったぜ? ミチにもさせた」
「あっ……す、すごくいいよ、めちゃくちゃいい……」
「元気出たか?」
「うん。っていうか、そんな心配されるほど俺ヘコんでないよ」
輪姦も強姦も暴力も慣れている──と、センパイにも言ったことを二人にも伝えた。すると彼らは微妙な表情をして俺を見つめた。
「……ミチ、もちは何されたんだっけ?」
「……は、は、話したじゃんっ。僕ロッカーに入れられたりっ、気絶させられたりで、あんまり見てないって……なな、殴られたりっ、蹴られたり、その、無理矢理されたりっ……とか」
「…………はぁ」
ミチとのヒソヒソ話の後、深いため息をついたレンは靴を脱いでベッドに乗り、俺の太腿に跨った。
「もち……本当に、何ともないのか?」
「な、なんだよ……平気だよ。そりゃクスリ盛られたのはやばかったみたいだけど、別に」
「…………自殺するかもって、拘束具なんかつけられてたんだろ? 窓に柵あるような部屋に入れられてさ」
「お兄さんが心配性なだけだよ、俺そんな……ほのめかすとかしてないし。メンタルはマジで平気!」
誘拐の一件については何ともない、むしろみんなが心配してくれて嬉しい。入院してから夜中一人で眠る方が精神的ダメージが大きい、寂しくて泣いてしまう。
「それよりさ、その、レン……俺があの日、家出る前のことなんだけど」
「……………………なんだ?」
瞳の表情と声色が変わる。躊躇ったが、あの日共に家を出たミチの顔を見て勇気を湧かせた。
「あの日っ、俺が家を勝手に出てったのは……そのっ、レンがセンパイと言い争ってて、それ聞いてるのが嫌だったから……なんだ」
「……それで?」
「レンが……レンが、センパイに……し、死ねとか、言ってて……腕折れとかっ、脊椎がどうとか、そんなこと言ってて…………で、でもっ! レンがそんなこと言うわけない、特にセンパイにはっ! 俺が大切に思ってるってレンも分かってる人だからっ、レンがセンパイにそんなこと言うわけない……と、思ってて……アレ、俺の幻聴だったのかなって」
「もち……」
レンの手が頬に添えられる。顔をきゅっと両手で挟むようにされると、あの日のレンの暴言を思い出し、怖くなって少し震えた。
「……あの日、形州が家に謝りに来た。確かに俺は怒ったよ、感情任せに声を荒らげちまった。でもなぁもち、俺はどんなに怒っても、死ねとか殺すとか、そんな言葉は使わない。もちが一番分かってくれてるよな?」
「う、ん……うんっ、分かってるっ、でもあの時っ」
「ミチも聞いてたんだよな、もちと一緒に。なぁミチ、俺……そこまで酷いこと形州に言ったかな。声と口調は多少乱暴だったかもしれないけど、これからは気を付けようって、二人でもちを守っていこうって、そう話してただけだよな……なぁ? ミチ?」
じっとレンに見つめられたミチは微かに震えながら頷いた。
「う、うんっ……き、き、きき、如月くんはっ、死ねなんて言ってないよ……きっきっきっ、気のせい、じゃないかなっ。ノゾム、くんの……気のせい」
隣で一緒に言い争いを聞いていたミチがそう言うのなら、そうなのだろう。
「…………もち、お前が思ってる通りだ。それは幻聴だったんだよ。形州は恋のライバルではあるけど、アイツが落ち込んでたらお前も落ち込むんだ。そんなヤツに暴言なんて吐かないし、俺は死ねなんて言葉絶対に使わない」
「だよ、な……俺、俺っ……幻聴で、家出て、ミチまで危険な目に遭わせて……何してんだよ、俺」
「ふふ…………ごめんな、もち。俺が怒鳴ってる声が嫌だったんだよな。怖くて、嫌で……もっと怖くて嫌な幻聴まで聞くほど酷いストレスだったんだよな。お前は悪くないよ、お前に聞こえるところで言い争っちまった俺が悪いんだ」
「レンは悪くないよ……」
俺の頭の中にしか存在しない声に嫌気が差してミチを連れて逃げ出したなんて滑稽にもほどがある。けれど、レンが本当に言っていただなんて結末よりも俺がバカだったという結果の方が俺は気が楽だ。
落ち込みはするが、幻聴だとハッキリしてスッキリした。
「……っ、でも、よかった! レン……レンはレンだったんだ。優しいレンがあんなこと言う幻聴聞くなんて、俺どうかしてるよ」
「…………そうだぞー、酷いじゃねぇかもちぃ」
「えへへ……ホントにごめん。ミチも……ごめんな、俺の幻聴なんかに付き合わせて怖い目に遭わせちまって」
「う、うぅ、ううんっ……大丈夫」
「……どうしたミチー、顔色悪いぞ? ん?」
レンは一旦ベッドから降りてミチの様子を見に行った。やはりレンは優しい、ライバルのはずのミチのことも気遣っている。アレは幻聴だったのだ、もう忘れよう。
「…………ぅ、う、ぅ、嘘つきっ……君、あの時本当にっ」
「……お前も「気のせいだ」つったろ。共犯だ」
「…………君が、睨むからっ……!」
「………………本当のこともちに言ったら殺す。いいな。ま……お前が本当のこと言ったところで、バカで可愛い俺のもちが信用するかは……なぁ? 自分の耳すら信じてねぇバカだからなぁ」
「さ、さ、最低っ……」
随分長く話しているようだが、その声は小さくて聞こえない。
「なぁ、ミチ大丈夫か?」
「あぁ……大丈夫だぞ、もっちー。お前が元気そうなの見て気ぃ抜けたみたいだな」
「そっか。あんまり二人で仲良さそうにされると嫉妬しちゃうよ」
「悪い悪い。でももう親友だからなー。なー、みっちー」
レンの笑顔に頷くミチの笑顔は酷くぎこちないものだ、初めての友情に混乱しているのだろうか? あぁもう、ミチもレンも可愛すぎる。俺は裏表のない二人が大好きだ。
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