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後輩の病室で酒盛りしてみた
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センパイと謝り合う、周りの人間には鬱陶しかっただろう時間が終わる。互いの不備を明かして、認めて、許し合って、俺達はまた恋人の階段を一つ上った。
「センパイは入院してなくていいんですね」
「……爪が剥がれただけだからな」
ベッド脇に椅子が四つ増えた。しかしそのうちの一つは使われていない、センパイはベッドに腰掛けている。俺は従兄に拘束具を外してもらってセンパイの膝の上に座らせてもらい、幸せを貪る。
「先輩は……その、腕。確か……俺を庇ってくれた時のヤツですよね」
「あれ、ヤクでトンでたのに覚えてんだ。そだよ、ヒビいった」
「ごめんなさいっ……!」
先輩三人組のうちの一人は腕にギプスを巻いている。バットだったか鉄パイプだったかは覚えていないが、俺を庇ったせいで負った傷だ。
「いいよいいよ謝んなくて。お嬢無事じゃないと俺らがクニちゃんに殺されるし」
「ありがとうございます……本当に」
「いいって。しっかしクニちゃんのフィジカルやっぱイカれてんだな」
センパイも彼がしたように凶器を何発も腕で受け止めていたが、アザすらない。
「……俺だって痛かった」
「普通の人間は痛いで終わんねぇのよクニちゃん」
あの時はクスリで頭が働いていなくて、センパイがどこにどんな暴力を受けたのか正確には覚えていない。だからとりあえず、腹に巻かれているたくましい腕を撫でた。
「よしよし……痛いの痛いの飛んでけー」
「いや流石にキツい、あざと過ぎますって」
従兄に言われて正気に戻り、自分でも歳にも見た目にも不相応だと気付き、顔が熱くなる。
「……………………可愛い」
しかしセンパイは天を仰ぎ、小さな声で独り言のように褒めてくれた。
「お嬢俺も腕痛い! あー腕痛い! 痛いなぁ!」
「俺頭! めっちゃ頭痛い撫でられたら治る!」
「じゃあ俺股間! ちんこ痛い!」
センパイは俺を抱えたまま立ち上がり、パイプ椅子に座っていた先輩を一人蹴り倒した。
「いってぇ……冗談じゃん。後頭部打ってたら死んでたって今の」
「センパイ、やり過ぎですよ。喧嘩とか暴力とかもうやめるって俺と約束してくれたじゃないですか」
「……暴力でなければ守れないこともある。お前のためにだけは許してくれないか?」
否定したかったが、俺は事実暴力によって暴力から救われた。その上しゅんとした顔で見つめられては、もう俺は首を横に振れなくなる。
「仕方ないですね……極力、人を殴っちゃダメですよ」
「幼女にほだされて丸くなるタイプのチンピラと男を丸くする魔性の幼女」
「兄さん的確過ぎますわ」
「洋画とかでたまに見るヤツ」
「丸くなった結果チンピラ死ぬヤツ」
好き勝手言ってくれるじゃないか。誰が幼女だふざけるな。
「幼女とかお嬢とかやめてくださいよ! 俺男なんですよ、立派な男!」
「童貞非処女がなんか言ってますよ」
「せんぱぁい! お兄さんと先輩達がいじめる!」
「……兄ちゃん、あまりノゾムをからかわないで欲しい」
「はーい、可愛い従弟に言われちゃ仕方ねぇなぁ」
数分後にはまた俺をからかっていそうな緩い返事だ。
「…………ノゾム。ノゾムのためにノゾムの好きなお菓子を色々と持ってきたんだ。機嫌を治してくれ」
「べ、別にそんな、本気で不機嫌なわけじゃ……でも、ありがとうございます」
「……あぁ。おい、寄越せ」
先輩が持っていたコンビニのロゴ入りビニール袋がセンパイに手渡される。中にはクリームパン、シュークリーム、ロールケーキ、などなど俺の好きなものばかりだ。
「…………生クリームが入ってそうなものを片っ端から買ってこさせた」
「わ……! ありがとうございますセンパイ! 先輩達!」
甘みのない病院食に飽き飽きしていた頃だ、これは嬉しい。やはり人間は生クリームがなければ生きていけない。
「フライドチキンもあるぜ!」
「冷めないうちに食おうぜ」
「酒もいっぱいあるからなー」
壁の白さに似合わないフライドチキンの匂いが病室に広がる。レモンの絵が描かれた缶が渡され、アルコール度数の表記に身体が強ばる。
「……サワーはあるんだろうな」
「クニちゃんホント舌がお子様」
「クニちゃんもビールにしねぇ?」
「…………ビールの苦味を好む意味が分からん」
高校三年生達が平気で酒盛りをしている中、俺は缶を開けることすら出来ないでいる。流石に注意するべきなのか、俺も周りに合わせて飲むべきなのか、常識と雰囲気の狭間で揺れている。
「兄さんも飲みます?」
「俺一応勤務中なんですけど……」
唯一の成人が未成年達の飲酒を見逃している。いや、センパイが普段から喫煙している時点で従兄に頼るのは間違いだと分かっていたことだ。
「いいじゃないっすか飲みましょうよ」
「飲んじゃおっかぁ! 可愛い従弟の友達に勧められちゃ仕方ねぇですよねー」
この人やっぱりダメだった。
「セ、センパイ……あの、俺……アルコール入ってないのがいいです」
「……アルコール、苦手だったか?」
普段優しい面ばかり見ているから意外に思ってしまうが、センパイは筋金入りの不良だ。飲酒を当然のように行う姿を見て、それを実感している。
「……おい、普通のジュースないか? ノゾムはアルコールがダメらしい」
「えー、お嬢飲めないクチ?」
「普通のあったかなー……」
「これとか飲みやすいけどダメ?」
「…………ないのか。じゃあ買ってこい、自販機あっただろ。ノゾム、何が飲みたい?」
「えっ、ぁ……た、炭酸なら、何でも」
先輩のうち一人が小走りで病室を出ていった。気まずさを誤魔化すようにチキンを齧り、微妙な居心地の悪さに親戚の家を思い出す。
「……兄ちゃん? どうした」
缶を一本飲み干した従兄がセンパイの前に立った。つまり俺の目の前でもある。
「國行……」
「……あぁ、國行だが、何だ?」
「國行……くーにーゆーきぃー! お兄ちゃんも抱っこしてくれよぉー」
「……なんだ、もう酔ったのか? やめろ……来るな、ノゾムが潰れる、乗るな」
従兄はセンパイの膝に乗ろうとして押し返されると意外にもあっさりと諦めて椅子に戻った。
「なんだよお前最近マセちゃってさぁ、お兄ちゃん寂しいなぁー。にーたんちゅきちゅき~言ってたくせにさぁー」
「……そんなことノゾムに聞かせるな」
照れた様子で俺の耳を塞ごうとするセンパイには可愛さを感じた。
「にーたんと結婚するーって言ってただろー?」
「………………それは言ってない」
「えぇ? 言ってなかったっけ……あぁ、ぁー、そや、そうやったそうやった、言うちょらんかった」
「ちゅきちゅきは言ってたんですか? センパイ」
「……お前には関係ない」
頬を赤くしながら顔を逸らすなんて、言いましたと白状したようなものだ。
「昔はお兄ちゃんよう膝に乗せちくれちょったんに」
「……兄ちゃんもう何言ってるか分からない、相当酔ってるな……何本飲ませたんだ」
「一本しか渡してねぇよ」
「兄さん酒弱いんだな、可愛い」
「いや、色気は増してる……」
「…………悪い、ノゾム、一旦降りてくれ」
センパイは俺を一旦ベッドに座らせると、従兄を軽々と抱き上げてベッドに投げた。すると彼はすぐに寝息を立て始め、センパイは慣れた手つきで靴を脱がした。
「……こんなに酒に弱くなかったと思うんだが」
「センパイが居たからはしゃいじゃったとかじゃないですか?」
「…………なら、少し嬉しいな」
センパイは片手で簡単に空き缶を握り潰し、空になったビニール袋に入れた。何も言わずとも先輩が新しい缶をセンパイに渡す。阿吽の呼吸もどきに少し嫉妬した。
「……ノゾム、美味いか?」
「チキンですか? 美味しいですよ」
「…………お前がものを食ってると頬を突いてやりたくなる」
「えぇ……? なんですかそれ。わ、やめてくださいよぉ、もぉ……」
咀嚼中で微かに膨らんだ頬をつんつんと優しくつつかれ、甘えた声で嫌がってみる。当然センパイはやめてくれず、俺もそれを喜ぶ。
「……もぐもぐ食べて……可愛いな、本当に可愛い……一緒に住みたい」
「もぉ……そういうことはシラフで言って欲しいです」
「……酔った勢いもあるが、それだけじゃない。本気で可愛いと思ってるし同棲したいと思ってる」
酒のせいで普段のロマンチックな語彙がなくなっているくせに、酔っているくせに、随分ハッキリ口説いてくれるじゃないか。
「もぉ、センパイずるい……そんなこと言われたら、胸もお腹もきゅんきゅんしちゃいますよ」
酒盛りの雰囲気にでも酔ってしまったのか、普段よりも可愛こぶって甘えることが出来た。
「センパイは入院してなくていいんですね」
「……爪が剥がれただけだからな」
ベッド脇に椅子が四つ増えた。しかしそのうちの一つは使われていない、センパイはベッドに腰掛けている。俺は従兄に拘束具を外してもらってセンパイの膝の上に座らせてもらい、幸せを貪る。
「先輩は……その、腕。確か……俺を庇ってくれた時のヤツですよね」
「あれ、ヤクでトンでたのに覚えてんだ。そだよ、ヒビいった」
「ごめんなさいっ……!」
先輩三人組のうちの一人は腕にギプスを巻いている。バットだったか鉄パイプだったかは覚えていないが、俺を庇ったせいで負った傷だ。
「いいよいいよ謝んなくて。お嬢無事じゃないと俺らがクニちゃんに殺されるし」
「ありがとうございます……本当に」
「いいって。しっかしクニちゃんのフィジカルやっぱイカれてんだな」
センパイも彼がしたように凶器を何発も腕で受け止めていたが、アザすらない。
「……俺だって痛かった」
「普通の人間は痛いで終わんねぇのよクニちゃん」
あの時はクスリで頭が働いていなくて、センパイがどこにどんな暴力を受けたのか正確には覚えていない。だからとりあえず、腹に巻かれているたくましい腕を撫でた。
「よしよし……痛いの痛いの飛んでけー」
「いや流石にキツい、あざと過ぎますって」
従兄に言われて正気に戻り、自分でも歳にも見た目にも不相応だと気付き、顔が熱くなる。
「……………………可愛い」
しかしセンパイは天を仰ぎ、小さな声で独り言のように褒めてくれた。
「お嬢俺も腕痛い! あー腕痛い! 痛いなぁ!」
「俺頭! めっちゃ頭痛い撫でられたら治る!」
「じゃあ俺股間! ちんこ痛い!」
センパイは俺を抱えたまま立ち上がり、パイプ椅子に座っていた先輩を一人蹴り倒した。
「いってぇ……冗談じゃん。後頭部打ってたら死んでたって今の」
「センパイ、やり過ぎですよ。喧嘩とか暴力とかもうやめるって俺と約束してくれたじゃないですか」
「……暴力でなければ守れないこともある。お前のためにだけは許してくれないか?」
否定したかったが、俺は事実暴力によって暴力から救われた。その上しゅんとした顔で見つめられては、もう俺は首を横に振れなくなる。
「仕方ないですね……極力、人を殴っちゃダメですよ」
「幼女にほだされて丸くなるタイプのチンピラと男を丸くする魔性の幼女」
「兄さん的確過ぎますわ」
「洋画とかでたまに見るヤツ」
「丸くなった結果チンピラ死ぬヤツ」
好き勝手言ってくれるじゃないか。誰が幼女だふざけるな。
「幼女とかお嬢とかやめてくださいよ! 俺男なんですよ、立派な男!」
「童貞非処女がなんか言ってますよ」
「せんぱぁい! お兄さんと先輩達がいじめる!」
「……兄ちゃん、あまりノゾムをからかわないで欲しい」
「はーい、可愛い従弟に言われちゃ仕方ねぇなぁ」
数分後にはまた俺をからかっていそうな緩い返事だ。
「…………ノゾム。ノゾムのためにノゾムの好きなお菓子を色々と持ってきたんだ。機嫌を治してくれ」
「べ、別にそんな、本気で不機嫌なわけじゃ……でも、ありがとうございます」
「……あぁ。おい、寄越せ」
先輩が持っていたコンビニのロゴ入りビニール袋がセンパイに手渡される。中にはクリームパン、シュークリーム、ロールケーキ、などなど俺の好きなものばかりだ。
「…………生クリームが入ってそうなものを片っ端から買ってこさせた」
「わ……! ありがとうございますセンパイ! 先輩達!」
甘みのない病院食に飽き飽きしていた頃だ、これは嬉しい。やはり人間は生クリームがなければ生きていけない。
「フライドチキンもあるぜ!」
「冷めないうちに食おうぜ」
「酒もいっぱいあるからなー」
壁の白さに似合わないフライドチキンの匂いが病室に広がる。レモンの絵が描かれた缶が渡され、アルコール度数の表記に身体が強ばる。
「……サワーはあるんだろうな」
「クニちゃんホント舌がお子様」
「クニちゃんもビールにしねぇ?」
「…………ビールの苦味を好む意味が分からん」
高校三年生達が平気で酒盛りをしている中、俺は缶を開けることすら出来ないでいる。流石に注意するべきなのか、俺も周りに合わせて飲むべきなのか、常識と雰囲気の狭間で揺れている。
「兄さんも飲みます?」
「俺一応勤務中なんですけど……」
唯一の成人が未成年達の飲酒を見逃している。いや、センパイが普段から喫煙している時点で従兄に頼るのは間違いだと分かっていたことだ。
「いいじゃないっすか飲みましょうよ」
「飲んじゃおっかぁ! 可愛い従弟の友達に勧められちゃ仕方ねぇですよねー」
この人やっぱりダメだった。
「セ、センパイ……あの、俺……アルコール入ってないのがいいです」
「……アルコール、苦手だったか?」
普段優しい面ばかり見ているから意外に思ってしまうが、センパイは筋金入りの不良だ。飲酒を当然のように行う姿を見て、それを実感している。
「……おい、普通のジュースないか? ノゾムはアルコールがダメらしい」
「えー、お嬢飲めないクチ?」
「普通のあったかなー……」
「これとか飲みやすいけどダメ?」
「…………ないのか。じゃあ買ってこい、自販機あっただろ。ノゾム、何が飲みたい?」
「えっ、ぁ……た、炭酸なら、何でも」
先輩のうち一人が小走りで病室を出ていった。気まずさを誤魔化すようにチキンを齧り、微妙な居心地の悪さに親戚の家を思い出す。
「……兄ちゃん? どうした」
缶を一本飲み干した従兄がセンパイの前に立った。つまり俺の目の前でもある。
「國行……」
「……あぁ、國行だが、何だ?」
「國行……くーにーゆーきぃー! お兄ちゃんも抱っこしてくれよぉー」
「……なんだ、もう酔ったのか? やめろ……来るな、ノゾムが潰れる、乗るな」
従兄はセンパイの膝に乗ろうとして押し返されると意外にもあっさりと諦めて椅子に戻った。
「なんだよお前最近マセちゃってさぁ、お兄ちゃん寂しいなぁー。にーたんちゅきちゅき~言ってたくせにさぁー」
「……そんなことノゾムに聞かせるな」
照れた様子で俺の耳を塞ごうとするセンパイには可愛さを感じた。
「にーたんと結婚するーって言ってただろー?」
「………………それは言ってない」
「えぇ? 言ってなかったっけ……あぁ、ぁー、そや、そうやったそうやった、言うちょらんかった」
「ちゅきちゅきは言ってたんですか? センパイ」
「……お前には関係ない」
頬を赤くしながら顔を逸らすなんて、言いましたと白状したようなものだ。
「昔はお兄ちゃんよう膝に乗せちくれちょったんに」
「……兄ちゃんもう何言ってるか分からない、相当酔ってるな……何本飲ませたんだ」
「一本しか渡してねぇよ」
「兄さん酒弱いんだな、可愛い」
「いや、色気は増してる……」
「…………悪い、ノゾム、一旦降りてくれ」
センパイは俺を一旦ベッドに座らせると、従兄を軽々と抱き上げてベッドに投げた。すると彼はすぐに寝息を立て始め、センパイは慣れた手つきで靴を脱がした。
「……こんなに酒に弱くなかったと思うんだが」
「センパイが居たからはしゃいじゃったとかじゃないですか?」
「…………なら、少し嬉しいな」
センパイは片手で簡単に空き缶を握り潰し、空になったビニール袋に入れた。何も言わずとも先輩が新しい缶をセンパイに渡す。阿吽の呼吸もどきに少し嫉妬した。
「……ノゾム、美味いか?」
「チキンですか? 美味しいですよ」
「…………お前がものを食ってると頬を突いてやりたくなる」
「えぇ……? なんですかそれ。わ、やめてくださいよぉ、もぉ……」
咀嚼中で微かに膨らんだ頬をつんつんと優しくつつかれ、甘えた声で嫌がってみる。当然センパイはやめてくれず、俺もそれを喜ぶ。
「……もぐもぐ食べて……可愛いな、本当に可愛い……一緒に住みたい」
「もぉ……そういうことはシラフで言って欲しいです」
「……酔った勢いもあるが、それだけじゃない。本気で可愛いと思ってるし同棲したいと思ってる」
酒のせいで普段のロマンチックな語彙がなくなっているくせに、酔っているくせに、随分ハッキリ口説いてくれるじゃないか。
「もぉ、センパイずるい……そんなこと言われたら、胸もお腹もきゅんきゅんしちゃいますよ」
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