いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました

ムーン

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教え子を歯医者に連れて行ってみた

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指を絡め合って手を繋ぐと自然と笑顔になってしまう。緩んだ情けない顔のまま根野を見上げると、まだ不機嫌そうだった彼も笑顔になってくれた。

「それで? ノゾム。聞きたいことと話したいことって?」

「あ、うん……外出申請? って話してたじゃん。アレなんのこと? あの田舎から出たいってことだよな、どっか行きたいの?」

「……水族館、約束してただろ?」

根野に指輪をもらったあたりだったか、確かに俺達は夏休みに水族館に行こうと話していた。約束なんて言えるようなしっかりしたものじゃなかったと記憶しているけれど、それでも根野は守ろうとしてくれている。

「電車に乗って移動しなきゃいけない場所に行くのは申請がいるって、あのミニ形州が……だから、申請してる」

「そうなんだ……ありがとセンセ」

「……サプライズでしたかったんだけど」

「事前に言ってくんなきゃ困るよ。お家デート用の脱ぎやすい服と、お外デート用のオシャレな服は違うんだから。お出かけは事前に言ってくんないと、サンダルとか履いてったら悲惨じゃん」

「そっ……か。じゃあよかった」

すっかり機嫌を戻したようだ。こういうところは単純だから助かる。

「今のが聞きたいこと? じゃあ話したいことは?」

「あ、うん。あのさ……相談なんだけど」

「相談? ふふっ、これでも教員免許持ってるからね。何でも相談してくれていいよ」

根野の教員免許は剥奪すべきだと思う。

「あ、あのさっ、センセ……その、セックス…………したいプレイあるって言ったら、センセ……してくれる?」

「へぇ……! 今日は本当に積極的だねぇ。もちろん、出来る範囲でするよ。何して欲しいの?」

「……く、首っ、絞めて……欲しい」

恐る恐る根野の顔を見上げると、彼は目を見開いて絶句していた。当然だ、根野はしょっちゅう俺の首を絞めるけれどそれはそういう趣味なわけじゃなく、本気で怒って俺を殺そうとしているだけなのだから。

「お、俺、さっきセンセに首絞められたの気持ちよかった。その前もっ! その前も、気持ちよかった。首輪つけて引っ張ってくれるだけでもいいからっ、その、首絞めながら、抱いて欲しい」

「……分かった。やってみるよ」

「本当っ? ありがとセンセ、よかった……引かれないか怖かったんだ」

センパイにこんなこと頼んだら気に病みそうだ。
いくら無自覚鬼畜なミチでも、いや無自覚だからこそ頼んでもやってくれないだろう。
レンはどうだろう、俺を傷付けるような真似をレンは絶対にしないだろうけど、プレイとしてならやってくれそうだ。でも、そもそも首を絞められたがる変態だなんてレンに思われたくない。
だから首絞めに関しては根野以外頼れなかった。

「ノゾム、歯医者着いたよ」

「うん。センセ、しばらく暇だろうけどごめんね」

「いいよいいよ、気にしないで。君は悪くないんだから」

従兄が手配した歯医者だけあって腕がよく、ほとんど痛みはなかった。しかし折れた歯と抜けかけた歯が一本ずつの治療は当然一日では済まず、今日は口に違和感を抱えたまま帰された。

「思ってたより早かったね」

「そうかな……」

「詰め物したの?」

「うん、差し歯になるのかなぁ俺……この歳で。なんかやだなー」

慰めるように頬を撫でられ、笑みが零れる。顎を掴まれてキスを察し、唇を手で隠す。

「ごめんねセンセ、一時間くらいご飯食べないでって言ってたから、多分キスもダメ」

そもそも道端でキスしようだなんて、俺との年齢差を忘れてしまったのか? 捕まるぞ?

「……舌入れないから」

「それなら……うん、して、センセ」

ちゅっと唇を重ねるだけのキス。そんな軽い接触では満足出来ず、何度も何度も繰り返す。そのうち盛り上がってきて根野の舌を口内に導く──

「……っ、ダメ! ぁ、危なかった……つい盛り上がって…………ふぅ」

──寸前で踏みとどまることが出来た。

「ね、センセ……病室戻ったらちゃんとえっちなことしよ」

「ノゾム……! あぁもう、積極的過ぎるよ! 付き合い始めの頃はやだやだ言って大変だったのに、変わるものだね」

根野の言う「付き合い始め」はおそらく俺が根野を大嫌いだった時期なのだろう。レイプと脅迫で作られた関係を付き合っていると認識していたなんて、つくづく根野は気持ち悪い。

「あぁもう、エレベーター遅いな。我慢出来ないよ」

「ぁんっ……だめ、センセ、部屋戻ったらって言ったのにぃ……」

尻を揉もうとする根野の手を払ったり握ったりして緩く抵抗しつつ、エレベーターを使って病室に戻った。

「わ、わわっ……! もぉ、センセぇ……背中痛いよ」

ベッドに乱暴に押し倒され、根野の発情した顔を見上げて下腹が疼いた。カチャカチャと焦れったそうにベルトを外す根野を見て、ふと思い付く。

「……センセ、ちょっとベルト貸して。抜いて」

「ん? うん」

ズボンからベルトを抜いてもらい、焦げ茶色のそれを眺める。ほんのりと温かく、革の匂いがした。

「ノゾム? 何してるの?」

俺は根野のベルトを首にぐるりと巻いてみた。重なりは首の後ろに来るようにして、首の前側を満遍なく押さえられるようにしてみた。両端を自分で軽く引っ張ってみると思わず咳き込んだ。

「けほっ、けほっ……センセ、これ引っ張ってみて」

「……ドラマかアニメでこういう殺し方見た」

「死なない程度に絞めて」

「どのくらい絞めたら死ぬのから知らないしなぁ」

根野は首を傾げながらもとりあえずでベルトの両端を握ってくれる。こういう躊躇の少なさが根野の長所であり、短所だ。

「よっ……力加減このくらいかな?」

「んっ……! ゔ……ぞの、ぐりゃ……い」

絞められた喉から漏れる声は低く汚い。出来れば好きな人には聞かせたくない声だった。

「OK、後で絞めるよ。今はこっちね」

「うん……」

足を開かされながら天井を見回し、監視カメラを探した。見つけたそれに軽く手を振り、ピースサインをしてみた。これで首絞めはプレイだと分かってくれるだろう。

「さっき入れたし慣らさなくてもいいかな……ノゾムがあんまり可愛いから、僕もう我慢の限界」

「……俺も」

M字に開脚し、尻肉を自ら掴んで引っ張り、後孔を拡げる。

「来て、センセ」

自分では気持ち悪く思うくらいに可愛こぶった声でねだると、はち切れんばかりに膨れた陰茎が俺を貫く。

「ぁゔぅんっ! んっ、んんんっ……! くっ、ふ……ぅあっ! ごりってきたぁ……」

腸壁のひだを弾いた陰茎は俺の腸を真っ直ぐに変えていく。内臓に性器としての役目を押し付けられるこの瞬間が大好きだ。

「は、ぁああんっ……!」

「もうちょっとで全部入るからね。そしたら一回絞めながら動いてみるよ。腰掴んであげられないから、しっかり突けないかも」

「んっ、んんっ! ぁ、あぁんっ……! せんせぇ、せんせぇでっ、おなかぱんぱんになってく……!」

根野の気配が体内を満たしていく。腸壁を擦りながら拡げる熱い肉棒はゴリゴリと前立腺をえぐり、進み、結腸口を小突いた。その奥へは入らず、止まる。

「絞めるよ。やめて欲しかったら僕の手トントンって叩いて」

「うん……」

頭の横でシーツを掴み、足は根野の腰に絡ませ、目を閉じて息を大きく吸う。

「……っ! ぁ……がっ……」

根野がベルトの両端を掴んで引っ張ると首が絞まり、閉じていた目を見開いてしまう。当然空気を求める口はより大きく開き、魚のようにパクパクと開閉させてしまう。

「あっ……! すごい、ちょっと締まりよくなってる。ノゾム、ノゾムの身体、更に気持ちよくなってるよ」

呼吸不能の苦しさのあまり、シーツを掴んで根野の邪魔をしないように努めようとした手が勝手に移動してしまう。

「ノゾム……? これはまだ続けていいってことだよね」

ベルトを掴んでしまった。だが、根野の手を叩いたら中断という事前の決まりのおかげか、根野はベルトから手を離さず俺の首を絞め続けた。
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