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幼馴染とカラオケでイチャついてみた
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カーディガンを羽織ったまま、レンはワンピースの肩紐をほどいて胸を露出させた。つけているところを見たかったレースが可愛い白のブラジャーは俺の首にかけられている。
「どっちがいいですか? 好きな方吸ってください」
顔の前に胸が突き出される。真っ平らだ、俺と変わらない。俺の方が乳首は膨らんでいると思う。けれどまだふにゃふにゃだろう薄桃色の乳首は俺よりずっと魅力的だ。
「ほ、本当に……いいのか?」
「いいですよ」
レンの背に腕を回したくなったが、約束を思い出して後ろで組んだ手に力を込めた。
「あ、体勢分かりませんか? 可愛い……お膝にどうぞ」
ぽんと膝を叩かれても、膝に何を乗せればいいのか分からない。頭を乗せたら胸に届かないし……考え込む俺の肩をレンが掴んだ。
「ほら、仰向けになって……私の膝に背中を、そう……上手です」
誘導されるままに仰向けになり、後ろ手のままレンの膝に背を乗せる。顔を突き出して右乳首にしゃぶりつくと、レンは右腕で俺の頭を支え、左手で俺の陰茎を扱き始めた。
「ん、んっ……ん、んんっ……」
「必死に吸ってますね。ふふ……ミルクなんて出ませんよ? 可愛いです、私の赤ちゃん」
裏筋をつうっと撫で、カリ首を擦り、亀頭を弾き、鈴口をつつき、きゅっと握って手を上下させ全体を刺激して──手慣れている、長時間耐えられる責めではない。
「ん、んぅっ、ふぅっ、んんぅっ!」
「腰、カクカクしてます……ふふっ、気持ちいいですか? 私、上手いですか?」
上手過ぎる。気持ちいい、乳首を吸って興奮しているのもあってもう射精しそうだ。
「んっ、んぅうぅっ……! んんっ!」
「そろそろ出ちゃいますか? いいですよ、私のおっぱい吸いながらたくさん出しちゃってください。私の手にびゅーって、ふふ……」
「んっ……ん、くぅっ……!」
射精を果たすと自然と口から力が抜ける。レンの右腕に頭を支えるのを任せると、白濁液まみれの左手を見せられた。
「たっくさん出ましたね。いい子いい子。ふふ、ふふふっ……ぽーっとちゃって、可愛い」
右手でぎこちなく俺の頭を撫でながら、レンは俺に見せつけるように俺の精液を舐め取った。赤い舌まで白濁で汚れていく様に興奮して、俺の陰茎は再び硬くなり始めた。
「んっ、ん……精液の味って、不思議ですよね……ちょっと苦いし不味いのに、好きな人のものだと……ん……舐めたく、なっちゃいます」
レン自身の手のひらを舐める赤い舌。濡れたそれの動きは遅く、妖艶だ。指先をしゃぶる尖った唇を見ていると陰茎が疼いたし、ちゅぽんっという音を聞くと腰が浮いた。
「ん、んっ……はぁ……」
精液を舐める際、口に溜まった精液を飲む際、わざとらしく可愛い声を出している。鼻から漏れているようなその声は、俺の聴覚を夢中にさせた。
「どうしたんですか? ノゾムさん。そんなに私をじぃっと見つめて……照れちゃいますよ」
ぽっと赤らんだ顔、揺れるツーサイドアップの茶髪、それらを見ているとケダモノのように飛びかかりたくなった。
「ぁ、や……えっと」
「あれ、また大きくしちゃったんですか?」
「レンの……せいだっ、レンがエロい手の舐め方するからぁっ……!」
「やだぁ、ノゾムさんったら……私のせいにしないでくださいよ」
くすくすと挑発的に笑うレン。彼の手は俺の陰茎に向かおうとはしない。すぐにまた扱いてくれると思っていたのに。おねだりの言葉は恥ずかしくて、それでも正直な身体は勝手に腰を浮かせてしまう。
「ふふ……歌わないともったいないですよね。さ、ノゾムさん、降りてください」
「へっ?」
俺を膝から降ろしたレンはワンピースの肩紐を結び直し、マイクを手に取ると音量を元に戻した。また女声を作ったまま少し苦しそうに歌い始める。
「レ、レン……ほっとかないでくれよぉ。手もう前に回していいよな? ちょっと喉乾いたし……」
流し目に見られて心臓がきゅうっと縮まるような感覚に襲われる。落ち着こうと無理矢理変な深呼吸をしながら、そっとジュースを手に取った。陰茎を丸出しにしたままジュースを一口飲んで、レンの歌に目を閉じる。
「あー……ほんと、めちゃくちゃ可愛いなぁ……」
声を作る方に集中して歌は下手になってしまっているけれど、それもまた可愛い。もう声をオカズに自分で慰めてしまうかと陰茎に手を伸ばしながら呟くと、レンの声が裏返った。
「レン……?」
目を開けてみれば、頬を真っ赤に染めて歌詞を追えなくなっているレンが居た。
「……レン。なぁ、レン、レンってば」
名前を呼んでも目線すらくれない。頑なに俺の方を向かない彼の肩をそっと抱くとビクッと震えていた。乙女らしい反応に罪悪感を覚えつつ、俺から触ってはいけないという約束を破ったことに焦りつつ、どうにか誤魔化せないかと無言でキスを要求した。
「……っ」
唇を一瞬だけ触れさせ、少し顔を離す。潤んだ茶色い瞳を見て我慢の限界に至り、俺は立ち上がってレンの真正面から彼の肩を掴み、片膝をシートに乗せてレンに覆いかぶさった。
「可愛い……」
いつもと違うツーサイドアップという髪型も相まって、真正面から改めて見つめたレンの可愛さに俺は感嘆した。
「……またそんなこと言って~、ノゾムさんったら。やだ、もぉ……画面見させてくださいよ、この歌の歌詞よく覚えてないんですから」
レンの様子がおかしい。余裕をなくしている……のか? 何故? あぁ、そうか。レンは俺を好きでいてくれているんだ、俺が褒めれば照れてくれるんだ、俺はもっと積極的でも大丈夫なんだ。
「あ、あのさ……レン」
「……何ですか? ノゾムさん」
自惚れていないことを祈りながらレンの頬をそっと撫でる。熱い。レンは僅かに口角を上げて目を伏せ、俺の手の方へ微かに首を傾けた。
「さっきめちゃくちゃ照れてくれたよな、あれ……結構嬉しかった」
「……私、つい言っちゃったみたいに褒められると弱いみたいですね」
「俺のこと好きなんだよな、レン……こ、こういうことしても、嫌がらない……よな?」
俺は恐る恐る頬から首へと手を下ろしていき、鎖骨をなぞって肩を優しく掴み、深呼吸をしてから胸に触れた。ワンピース越しの胸は平たく、硬い。
「当たり前じゃないですか、さっき吸わせたんですよ?」
「だ、だよなー……へへ、よかった……」
「……ねぇノゾムさん、それ、どうにかしたいんじゃないですか?」
視線は俺の目に、指差すのは俺の陰茎。
「それこそ、当たり前だろ……どうにかしたいよ、レンにして欲しい」
「私に? ふふ……今度は太腿に挟ませろなんて言う気ですか?」
「……ダメ、か?」
「そんな言い方萌えません……私はあなたが好きなんですよ? 好きな人にどんな風におねだりされたら、してあげようって気になるか……考えてみてください」
「どんな風にって……」
陰茎から滴る先走りの汁は一足先にレンの太腿を汚している。透明の雫はその正体に反してレンの太腿を美しく引き立たせる。
「ほーらっ、勇気出して」
「ぅ、うぅっ……! レ、レンっ……レンの、その……むちむちな太腿でっ、俺のっ……ぉ、お……おち、ぅう……ぉ、ちん、ち…………は、挟んでっ、扱かせてください……」
「……ノゾムさんってそういう風におねだりされたいんですかぁ?」
「へっ? ち、ちがっ……ちがう…………この言い方じゃダメなのか……?」
「ふふっ、まさか。ノゾムさんの真っ赤なお顔が見られただけで、私満足しましたよ」
終始おちょくられているような、手玉に取られているような、そんな感じだ。けれど、悪くない。レンが俺を愛してくれているのは伝わっているし、俺達の関係はきっとこれが一番なのだ。
「どっちがいいですか? 好きな方吸ってください」
顔の前に胸が突き出される。真っ平らだ、俺と変わらない。俺の方が乳首は膨らんでいると思う。けれどまだふにゃふにゃだろう薄桃色の乳首は俺よりずっと魅力的だ。
「ほ、本当に……いいのか?」
「いいですよ」
レンの背に腕を回したくなったが、約束を思い出して後ろで組んだ手に力を込めた。
「あ、体勢分かりませんか? 可愛い……お膝にどうぞ」
ぽんと膝を叩かれても、膝に何を乗せればいいのか分からない。頭を乗せたら胸に届かないし……考え込む俺の肩をレンが掴んだ。
「ほら、仰向けになって……私の膝に背中を、そう……上手です」
誘導されるままに仰向けになり、後ろ手のままレンの膝に背を乗せる。顔を突き出して右乳首にしゃぶりつくと、レンは右腕で俺の頭を支え、左手で俺の陰茎を扱き始めた。
「ん、んっ……ん、んんっ……」
「必死に吸ってますね。ふふ……ミルクなんて出ませんよ? 可愛いです、私の赤ちゃん」
裏筋をつうっと撫で、カリ首を擦り、亀頭を弾き、鈴口をつつき、きゅっと握って手を上下させ全体を刺激して──手慣れている、長時間耐えられる責めではない。
「ん、んぅっ、ふぅっ、んんぅっ!」
「腰、カクカクしてます……ふふっ、気持ちいいですか? 私、上手いですか?」
上手過ぎる。気持ちいい、乳首を吸って興奮しているのもあってもう射精しそうだ。
「んっ、んぅうぅっ……! んんっ!」
「そろそろ出ちゃいますか? いいですよ、私のおっぱい吸いながらたくさん出しちゃってください。私の手にびゅーって、ふふ……」
「んっ……ん、くぅっ……!」
射精を果たすと自然と口から力が抜ける。レンの右腕に頭を支えるのを任せると、白濁液まみれの左手を見せられた。
「たっくさん出ましたね。いい子いい子。ふふ、ふふふっ……ぽーっとちゃって、可愛い」
右手でぎこちなく俺の頭を撫でながら、レンは俺に見せつけるように俺の精液を舐め取った。赤い舌まで白濁で汚れていく様に興奮して、俺の陰茎は再び硬くなり始めた。
「んっ、ん……精液の味って、不思議ですよね……ちょっと苦いし不味いのに、好きな人のものだと……ん……舐めたく、なっちゃいます」
レン自身の手のひらを舐める赤い舌。濡れたそれの動きは遅く、妖艶だ。指先をしゃぶる尖った唇を見ていると陰茎が疼いたし、ちゅぽんっという音を聞くと腰が浮いた。
「ん、んっ……はぁ……」
精液を舐める際、口に溜まった精液を飲む際、わざとらしく可愛い声を出している。鼻から漏れているようなその声は、俺の聴覚を夢中にさせた。
「どうしたんですか? ノゾムさん。そんなに私をじぃっと見つめて……照れちゃいますよ」
ぽっと赤らんだ顔、揺れるツーサイドアップの茶髪、それらを見ているとケダモノのように飛びかかりたくなった。
「ぁ、や……えっと」
「あれ、また大きくしちゃったんですか?」
「レンの……せいだっ、レンがエロい手の舐め方するからぁっ……!」
「やだぁ、ノゾムさんったら……私のせいにしないでくださいよ」
くすくすと挑発的に笑うレン。彼の手は俺の陰茎に向かおうとはしない。すぐにまた扱いてくれると思っていたのに。おねだりの言葉は恥ずかしくて、それでも正直な身体は勝手に腰を浮かせてしまう。
「ふふ……歌わないともったいないですよね。さ、ノゾムさん、降りてください」
「へっ?」
俺を膝から降ろしたレンはワンピースの肩紐を結び直し、マイクを手に取ると音量を元に戻した。また女声を作ったまま少し苦しそうに歌い始める。
「レ、レン……ほっとかないでくれよぉ。手もう前に回していいよな? ちょっと喉乾いたし……」
流し目に見られて心臓がきゅうっと縮まるような感覚に襲われる。落ち着こうと無理矢理変な深呼吸をしながら、そっとジュースを手に取った。陰茎を丸出しにしたままジュースを一口飲んで、レンの歌に目を閉じる。
「あー……ほんと、めちゃくちゃ可愛いなぁ……」
声を作る方に集中して歌は下手になってしまっているけれど、それもまた可愛い。もう声をオカズに自分で慰めてしまうかと陰茎に手を伸ばしながら呟くと、レンの声が裏返った。
「レン……?」
目を開けてみれば、頬を真っ赤に染めて歌詞を追えなくなっているレンが居た。
「……レン。なぁ、レン、レンってば」
名前を呼んでも目線すらくれない。頑なに俺の方を向かない彼の肩をそっと抱くとビクッと震えていた。乙女らしい反応に罪悪感を覚えつつ、俺から触ってはいけないという約束を破ったことに焦りつつ、どうにか誤魔化せないかと無言でキスを要求した。
「……っ」
唇を一瞬だけ触れさせ、少し顔を離す。潤んだ茶色い瞳を見て我慢の限界に至り、俺は立ち上がってレンの真正面から彼の肩を掴み、片膝をシートに乗せてレンに覆いかぶさった。
「可愛い……」
いつもと違うツーサイドアップという髪型も相まって、真正面から改めて見つめたレンの可愛さに俺は感嘆した。
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レンの様子がおかしい。余裕をなくしている……のか? 何故? あぁ、そうか。レンは俺を好きでいてくれているんだ、俺が褒めれば照れてくれるんだ、俺はもっと積極的でも大丈夫なんだ。
「あ、あのさ……レン」
「……何ですか? ノゾムさん」
自惚れていないことを祈りながらレンの頬をそっと撫でる。熱い。レンは僅かに口角を上げて目を伏せ、俺の手の方へ微かに首を傾けた。
「さっきめちゃくちゃ照れてくれたよな、あれ……結構嬉しかった」
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「俺のこと好きなんだよな、レン……こ、こういうことしても、嫌がらない……よな?」
俺は恐る恐る頬から首へと手を下ろしていき、鎖骨をなぞって肩を優しく掴み、深呼吸をしてから胸に触れた。ワンピース越しの胸は平たく、硬い。
「当たり前じゃないですか、さっき吸わせたんですよ?」
「だ、だよなー……へへ、よかった……」
「……ねぇノゾムさん、それ、どうにかしたいんじゃないですか?」
視線は俺の目に、指差すのは俺の陰茎。
「それこそ、当たり前だろ……どうにかしたいよ、レンにして欲しい」
「私に? ふふ……今度は太腿に挟ませろなんて言う気ですか?」
「……ダメ、か?」
「そんな言い方萌えません……私はあなたが好きなんですよ? 好きな人にどんな風におねだりされたら、してあげようって気になるか……考えてみてください」
「どんな風にって……」
陰茎から滴る先走りの汁は一足先にレンの太腿を汚している。透明の雫はその正体に反してレンの太腿を美しく引き立たせる。
「ほーらっ、勇気出して」
「ぅ、うぅっ……! レ、レンっ……レンの、その……むちむちな太腿でっ、俺のっ……ぉ、お……おち、ぅう……ぉ、ちん、ち…………は、挟んでっ、扱かせてください……」
「……ノゾムさんってそういう風におねだりされたいんですかぁ?」
「へっ? ち、ちがっ……ちがう…………この言い方じゃダメなのか……?」
「ふふっ、まさか。ノゾムさんの真っ赤なお顔が見られただけで、私満足しましたよ」
終始おちょくられているような、手玉に取られているような、そんな感じだ。けれど、悪くない。レンが俺を愛してくれているのは伝わっているし、俺達の関係はきっとこれが一番なのだ。
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