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幼馴染と彼氏が勝手にベッドで盛ってた

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ナポリタンはとても美味しかった。小さな口いっぱいに頬張るリスのようなミチは可愛かったし、上品に少しずつ食べていたレンは美しかった。

「ごちそうさまでした……」

大柄なセンパイにはフォークが小さく見えて面白かったし、従兄の食べ方が綺麗だったことや人外じみた美しさの社長がものを普通に食べている光景は意外だった。
楽しい夕飯だったのに、皿洗いもさせてもらえなかった俺の心にはしこりが残っている。

「……ノゾム、ノゾム、聞こえているのか? ノゾム」

「あっ、セ、センパイ……すいません、ボーっとしてて……何ですか?」

「…………俺はそろそろ帰る。またな」

「はい、お見送りします」

皿洗いの手伝いを終えたセンパイを玄関まで見送る。大きなバイクのエンジン音が遠ざかって消えていくのに言いようのない寂しさを覚えた。

「國行もう帰りました? ふーん……俺達もそろそろ帰りましょう、社長」

「ナポリタン美味しかったです、ありがとうございました」

玄関から離れる前に従兄達も帰っていった。無意味に様子を伺ってから鍵を閉め、レンの部屋に向かった。

「ミチ……レンは?」

「お、おぉ、おふ、お風呂だってさ」

「風呂か……」

今朝はレンが風呂に入ったら覗いてやろうと思っていたが、今はそんな気分じゃない。ミチの隣に座り、彼がドギマギする様子を楽しむ。

「なぁ、ミチ。俺って頼りないかな」

「へっ? た、たた、頼れるよっ? つつ、月乃宮くん優しいし大好き……えへへ、ぼ、僕のこと助けてくれたことは忘れないよっ、いじめたこともだけど」

「包丁とか持たせたくないって思うか? あ、料理の話な」

「べ、別に……つつ、月乃宮くんが料理してたら応援するよ?」

レンが俺に何もさせてくれないのは俺の問題かと思っていたが、ミチはレンと同じ意見ではないらしい。

「な、なな、何かあったの?」

「いや……」

一度ちゃんと料理を作ろう、美味しいものを無傷で用意できればレンも俺を認めるだろう。

「ミチは俺の料理食べたいって思うか? 何食べたい?」

「へっ? ぇ、え、えっとね……に、にに、肉じゃが!」

「肉じゃが? 分かった。今度作るよ」

「ほ、ほほっ、ほんとっ? やったぁ!」

無邪気に笑うミチを見ていると癒される。怪異も根野も、全ての問題が解決されたのに何を癒されたがっているのかとも思うけれど。

「その寝間着レンに借りたのか?」

「う、ぅ、うんっ、ど、どうかな?」

パステルカラーのもこもことした寝間着は、短パンとはいえ夏には合わない。冷房の効いた部屋だから快適に過ごせているだろうけど、季節感はない。

「可愛い、触っていいか?」

「う、ぅんっ! すす、すごく手触りよくて……へっ?」

もこもことした短パンから伸びる足は白く、細い。手を添えるように太腿を掴み、骨の感触の近さに驚く。筋肉も脂肪もない。

「あ、ぁ、足? パパッ、パジャマじゃないんだ……ぁ、す、すす、好きにして……もちろん、君の、好きに……して欲しい」

「ミチ……お前また痩せてないか?」

「ふぇっ? ま、まま、まさかぁ……やや、痩せる理由ないよ」

「肌もちょっと荒れてる。ちゃんと飯食わせるからな、しっかり肉つけろよ」

太腿を撫でながらもう片方の手で寝間着をめくり、脇腹を撫で上げると肋骨の形がハッキリと分かった。ミチを愛撫すれば人間の骨の仕組みに詳しくなれそうだ。

「ふ、ふふ、太るのはやだぁ……」

「肥満になれとは言ってねぇよ」

肋骨の下端を手の甲でスリスリと撫でながら、もう片方の手は内腿へ滑らせる。膝が触れ合うまで足を閉じても太腿には隙間が出来る。俺は手や顔を太腿で挟んでもらうのが好きなのだが、ミチにしてもらうには足を交差させるしかなさそうだ。

「つ、つつ、月乃宮くん……ベッドがいいな」

丸いクッションに座っていたミチを抱き上げ、ベッドに乗せる。非力な俺でも持ち上げられるなんて、ミチの体重は一体何キロだ?

「えへへへ……やや、やっぱり頼りになるよ、月乃宮くん……お、お、男の子だなって感じする」

ベッドの端に座らせたミチを片腕で抱き、もう片方の手で懲りずに太腿を撫で回す。いくら肉付きが悪くても、骨の感触がハッキリ分かっても、太腿とは太腿というだけで素晴らしいのだ。

「そそ、そんな君が……僕の……ふ、ふふ、ふへ、ぇへへへへへ」

「何考えてんだよ……いや言わなくていい、何か分かる」

「つつ、冷たいなぁ、ぼぼ、僕に中出しされたらすっごく喜ぶくせにぃ!」

「言うなって言っただろ変態!」

「へ、へっ、変態は君だろ!?」

快感に酔っていないシラフの状態で自分の雌らしさを説明されるのは嫌だ。せっかく無邪気さで癒してもらおうと思ったのに……いや、この思考はクズだな、気を付けよう。

「はぁー……」

床に膝をつき、ミチの太腿に顔をうずめる。硬く小さな膝を掴んで足を開かせ、太腿で顔を挟ませる。

「つ、つ、つ、月乃宮くん……? 怒っちゃった? ご、ご、ごめんねっ?」

「え? いや、怒ってねぇよ……」

いじめられっ子のミチに怒声は禁物だ、反省しつつ謝ろうと顔を上げると、びたんっと顔に何かが叩きつけられた。

「き、き、機嫌治して欲しいなっ……僕のこれ、好きでしょ?」

近過ぎて見えない、目で確認しなくても分かる、ミチの陰茎だ。短パンの股上は浅かったから楽に出せたのだろう。
可愛い顔にも低身長にも似合わない巨根、その硬さ、熱、凹凸、肌で感じるそれらに鼓動が早くなる。息を吸えば雄の匂いが肺を満たし、ずくん……と下腹が重くなった。

「ぁ、ほ、ほほ、ほらっ、可愛い顔……トロってしちゃったね! ぼ、ぼ、僕ね、その顔の月乃宮くんが一番好き……! いつものカッコよくて頼りがいのある月乃宮くんも好きだけど、やっぱり怖くて……僕に屈服してる君だと安心するんだ」

勝手に口が開き、吐息が熱くなる。匂いを嗅いでいると目を細めてしまう。

「つ、つ、月乃宮くん……優しいけど、なんかすぐ怒るし……だ、だ、だからね、何しても怒らない今の君のが好き」

肩を押されて陰茎から離される。もっと匂いを嗅ぎたくて抵抗すると、ミチは俺の肩を離して口を開けさせた。要求を察して亀頭を咥える。

「おっき……ん、ぅ……」

顎が外れそうだ。カリを越えれば少し楽になるから、それを目指そう──少しずつ陰茎を飲み込んでいると、ミチが俺の後頭部で手を組んだ。

「んっ、ふぐぅゔぅぅっ!? ゔ、ぅっ……ぅぐっ、ん、んんっ」

喉の奥まで無理矢理ねじ込まれて嗚咽してもミチは腰を引いてくれない。

「えへへ……う、ぅ、嬉しい? 機嫌治った? 月乃宮くんがおえってなると、ぶるぶるしてきゅってして、気持ちいいよ」

亀頭で喉奥の粘膜壁をぐりゅぐりゅと揉み、裏筋を舌に擦り付けて味を覚えさせる。喉を犯される苦痛と快感で力が抜けて、頭を押さえるミチの手に抵抗出来ない。

「ん、ゔぅ……ふぐっ、んん……!」

座っているミチの陰茎を根元まで咥えさせられているから、ミチの顔はどうやっても見えない。目玉の筋肉が痛む。

「あ、つ、つつ、つ月乃宮くん勃ってる……く、く、咥えて勃つなんてっ、やっぱり君が変態だよ。えへへ……えっちしてる時の月乃宮くんは素直で可愛くて最高だなぁ」

ミチは俺の股間を爪先で踏みつけて勃起を確認する、それだけだ。陰茎も咥えさせるだけで俺の喉で扱こうとはしない。股間も少し踏んだだけで射精するまで刺激してくれない。

「ん、ゔぅう……」

イラマチオも、股間踏みも、焦らしも、きっとミチは計算なんてしていない。無自覚鬼畜がミチの隠れた魅力だ、興奮してしまう。

「ん……? ぁ、なな、舐めてくれてる? ふふ、ふへへへ……」

ミチの陰茎が太過ぎて舌を動かすスペースがない。それでも何とか左右に揺らして刺激するが、腰を振る様子も俺の頭を振らせる様子もない。

「へいへい部屋主のおかえりだぞー、歓迎しろ居候ども。人のベッドで盛ってんじゃねぇよ」

「あ、ききき、き、如月くんおかえりっ!」

「お、あえり」

「おっ、家から動けねぇ巨人のモノマネか? 似てねぇぞ」

「ち、ぁ、う……」

レンにミチの陰茎をしゃぶらされているところを見られるなんて酷い恥辱だ、この最悪のタイミングもミチの天性の鬼畜さがあってこそ。

「レンくんこれから化粧水ぺちぺちタイムだから、終わるまでに出せよ? もちにやりたいことあるんだから」

「わ、わわ、分かった、がんばるっ」

モノ扱いに興奮しているとミチが立ち上がった。とうとう腰振りが始まるのだと思うと、何もされていないのに後孔が疼いた。
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