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後輩を鏡の前で抱いてみた

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当たり前のように結腸口を越えられて、入る限界まで犯される。センパイにときめいて締め付けて、俺の腹はすっかりセンパイの形になった。

「…………慣れてきたな」

「ふえ……? けっこーまえから、慣れてますけど」

「……違う、今、お前の腹が……だ。指でほぐすのにも限界はあるからな、入れた後しばらく慣らさなければ……そろそろ抵抗なく動けそうだ、動くぞ、いいな?」

俺が頷くまで動かないのだろうか、いつまで待ってくれるのだろう──センパイの根気を試したい好奇心が沸いたが、腹を満たす巨根に俺の根気が持たなかった。

「は、はやくぅっ、はやく突いてっ、いっぱい奥いじめてっ、國行センパイっ……!」

腰を掴む手の力が強くなり、腹を満たしていた巨根がゆっくりと抜け始める。腹がめくれていくような感覚がたまらない。

「ぅ、あっ……あぁあっ! 抜け、ちゃっ……ぁあっ、あぅっ、ぅうう……!」

「……ん、あぁ、そうだな……抜けそうだ、どうする?」

適当なところで突いてくれると思ったのに、センパイは抜ける寸前まで腰を引いた。もう亀頭しか入っていない、大きなカリのおかげで何とか抜けずに済んでいるだけだ、でももう出てしまいそうだ。

「……っ、く……先だけ吸われるの、キツいな……ノゾム、ほら、抜けてしまうぞ? 何とかしてみろ」

「ゃ、やだっ、抜いちゃやだっ、奥突いてよぉっ! 抜けちゃやらぁっ!」

「…………ねだるだけか? ほら、抜けるぞ。しかしお前の尻ここまで盛り上がるとはな」

「抜いちゃやだってばぁっ……ぁっ!? んひぃんっ!? しょこつついちゃやらぁっ!」

センパイの陰茎に吸い付いて引きずり出された俺の後孔は、口だったならひょっとこ顔なんて笑われただろう。盛り上がった後孔の縁をつつかれ、皺を伸ばすように擦られ、陰茎が抜けないように頑張って締め付けているのに力が抜けてしまう。

「んっ、んんーっ……! うぅっ!」

「……? 俺の手を離して……どうする?」

鏡に手をつくのをやめて顔を押し付け、センパイの手首を掴んで俺の腰から離す。センパイの手があっさり離れたことについて何も考えることなく、俺は欲望のままに行動した。

「ぅ、あっ、あぁあーっ! ぁ、ひっ、イくっ、ひぃっ、ひぁああっ! ぁゔぅんっ!」

掴んだセンパイの手を引っ張り、腕の力で自分の身体を後ろへ押し、腰を突き出してセンパイの陰茎を結腸口の手前まで咥え込んだ。

「んっ、んんん……! はい、たぁ……ぇへへ、しぇんぱいの気持ちぃ……抜けちゃやらぁ……」

「…………ふふ、悪かったな意地悪をして。ノゾム、抜かずにまずは二発出してやる。風呂を出たらピアスをつけろ、日が暮れるまで抱き続けてやる」

「ほん……と? うれ、し……いっぱいしてぇ、センパイ……」

センパイは俺の手を振りほどくと今度は腰ではなく俺の太腿をそれぞれ掴み、俺の足をガバッと開いて持ち上げた。頭の上に足首が来て、鏡には情けない顔も結合部も全て映っていた。

「んっ、あっあっぁ……ひぃいんっ!? ィ、ひっ、イくっ、イぐぅうっ!? ぅあっ、あぁっ、どちゅって、ひっ、おもたいのっ、イぐぅぅっ!」

「……重たい? それはお前の体重だなっ……俺には、軽いぞ? ゃ、本当に軽い……ちゃんと食ってるか?」

俺の身体を真っ二つに折って持ち上げたセンパイは膝立ちのまま俺を鏡に映して楽しそうに犯した。力任せに持ち上げられては落とされ、センパイにしか出来ない俺自身の体重を使った突き上げで下腹が膨れる。

「俺っ、普通ぅっ、うゔぅうっ! イぐぅぅっ……! ふぅうーっ……! しぇんぱいがデカくて重いのぉ……ぉっ、ほ……イぐっ、イぐぅぅっ、イぐの止まんないぃ……」

「……まぁ俺は、一応っ……三桁あるが。お前、兄ちゃんとっ、大して、背変わらないだろっ……それで、この軽さはっ……不安になる」

「イっ、ぐっ……! イぐぅうっ! ぅあっ、あぁあーっ! しゅきっ、ずぼずぼ好きぃいっ! じゅぼじゅぼっ、ぉっ、ほぉおっ……!」

「…………もう会話は難しいか? あぁ……ストロークは長い方が好きか?」

抜ける寸前まで引いては結腸まで突き上げる。腹の奥深くを強く突かれる快感はもちろん、その道中で腸壁をめちゃくちゃに引っ掻き回されるのも、前立腺が押し潰されて擦られているのも、俺の瞼の裏に火花が散る原因だ。

「ぅあぁああっ、イぐっ、イぎゅぅうっ! ふっ、ふぅうっ、ぅ、あっ、あぁあっ! あたまばちばちするぅっ、イぐっ、まらイっぢゃうゔっ!」

「……っ、一旦、出すぞっ……!」

「んぁあっ!? あっ、ぁ、熱……ぅ、あっ……しぇんぱいの……せーえき、きたぁ……ぇへ、嬉し……ね、國行せんぱぁい、もっと注いでぇ?」

結腸口の奥へと粘っこい精液が放たれた。その温かさに多幸感を覚えて腹をさすり、勃起したままのセンパイの陰茎を締め付ける。

「…………あぁ、回すぞ」

快楽で蕩けた頭では言葉の意味は理解出来なかったが、センパイは構わず挿入したまま俺の身体を引っくり返した。

「んぁああっ!? ねじれちゃうっ、うぅうっ……! ふ、ぅ……? ねじれてない……けどお尻じんじんするぅ……」

「…………ここでいいか」

「ひぁっ!? 冷たっ!?」

センパイは俺の太腿を離して脇腹を鷲掴みにした。自分の手だけでは支えられないと判断したのか、俺を鏡に持たれさせる。背中に冷たい鏡が触れた俺は思わず叫び、センパイの陰茎をきゅっと締め付けて思わぬ快感を得た。

「……冷たいか? 悪いな、すぐ温まるだろう、お前は今体温が高い」

誤魔化すように、謝罪代わりのキスが額に与えられた。けれど濡れて垂れた前髪のせいでセンパイの唇の感触は分からなかった。

「國行センパイ……」

センパイの太い首の後ろで手を組む。

「後ろから突かれんの獣っぽくて好きだけど、センパイの顔見えるのもいい……センパイかっこいい、國行センパイ大好き、黒目ちっちゃくて好き、顔怖いのに目線優しいの大好きぃ……ぃ、あっ、ゃらっ、締め付けちゃっ……ぁ、あっあっイくっ、イくぅぅっ……!」

整った強面を眺めてときめいて、勝手に絶頂した俺を眺めていたセンパイは目を見開いていた。

「ふぅっ、ふうぅ……ぁは、びっくりしたセンパイかわいい……俺だけですよセンパイ、俺だけ、センパイの表情読めんの俺だけ、みんな真顔だって思ってても俺だけ分かる、俺だけ、俺だけ……えへへ」

「…………あぁ、俺にはお前だけだ」

俺の脇腹を掴んでいるセンパイの手に、特に親指に力が入る。いや、ただ力を入れただけではなく、俺の腹を揉んでいる。

「んっ、くぅっ! ふ、んんんっ……!」

「……すごいな、俺のが入ってるのが分かる。触ってる感覚があるぞ」

「んっ、んんんっ……! おにゃかっ、押すのぉ……やばっ、ぁ、ああっ!」

「…………前立腺は……ここ、違う…………ここか」

力強く俺の腹を押していたセンパイの親指にとうとう前立腺が見つかった。ぐっと押し込まれてすぐに射精し、センパイの顔を汚した。

「……っ、押したら出たな。まだ出るか? 吹けるか?」

「んゔっ! ぐっ、ふぅうっ……ぅ、くぅっ、んんんっ! イぐっ、イぎましゅうっ、またイぐぅうぅっ!」

センパイの親指は俺の前立腺を腸内の彼の陰茎に押し付け、すり潰すようにぐりぐりと指を動かす。センパイの指と陰茎のサンドイッチにされた前立腺は八つ当たりのように脳に快楽の信号を送る。

「…………ドライか。可愛いが、今見たいのは射精と潮吹きだ。ほら出せ、吹け」

「んひぃっ!? 今イったぁっ、待って、ちょっと待ってよぉおっ、イっだのにぃっ、まらイっちゃゔっ! ゔっ、ぁ、あぁあーっ! イぐぅううーっ!」

「……出たな。だが少ない。ノゾム、お前は俺に精液をかけるの好きだったろう? ほら、もっと勢いよく、出せ、吹け、ノゾム、ほら出せ」

楽しげに俺を弄ぶセンパイは、挿入しているくせに自分の快楽は後回しにしている。それなのに彼が二度目の射精を果たすまで休憩がないのだと思うと、もう、それだけで絶頂しそうなほど興奮出来た。
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