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後輩をピアスホールのケアのついでに抱いてみた

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色々と考えた結果、俺は膝立ちになって浴室の鏡に手をつき、腰を突き出す姿勢を取った。自分の顔がよく見えるのは嫌だけれど、初体験の時もこんな感じだったし、センパイは俺を鏡に向かわせるのが好きだと思う。

「お願いします、國行センパイ」

「……あぁ、まずは目で確認するぞ」

親指が割れ目に入り込み、大きな手が尻肉を鷲掴みにして後孔を拡げる。

「ゃん……恥ずかしい、です……センパイ」

「…………よく拡がるな」

かぷ、と尻に歯が優しく押し当てられた。

「ひゃうっ……!? 何噛んでるんですかぁっ、もぉ……んゃ、あっ、そんな、奥まで見ないで……恥ずかしい」

親指が少しずつ後孔の奥へと進み、とうとう指の根元まで突っ込まれた。そのまま後孔を拡げられ、先程よりも深い場所を観察されてしまう。

「ゃ、だっ……ひぁっ!? 吹かないでぇっ! うぅ……」

根野にクスコとかいう器具を挿入され、後孔を照らして覗かれ撮影までされたことを思い出す。後に見せられた自分の後孔の中の写真が脳裏に浮かび、顔が熱くなる。

「……ヒクヒク震えてる……濡れてきたな。見られて興奮してるのか?」

濡れた穴は敏感で、センパイの吐息すらも感じ取る。彼の指に腸壁が吸い付いてしまう。

「…………綺麗なものだ、洗う必要なんてないように思えるな」

笑いが混じった意地悪な声。俺が黙ってしまったから再びねだらせたくて言っているのだろう。

「じゃあ……もう洗わなくていいです」

「……っ、拗ねるな。俺が悪かった」

「洗わなくていいから……俺とここでセックスしてください」

「…………ふ」

尻を鷲掴みにしていた手が離れる。振り返るべきかと考える俺の後孔に指が二本挿入された。中指と薬指だ、親指より奥まで届いている。今まで刺激がなかった部分に触れられて下腹の疼きが酷くなった。

「んぁあっ!?」

「……一瞬焦ったぞ。復讐といこう、俺が辛抱出来なくなるまで指でイかせてやる。早くヤりたかったらせいぜい喘いで俺を煽るんだな」

「しょんなっ、あぁんっ! ん、ぁっ、あぁっ! はげ、しっ……ひぃんっ!」

ぐちゅぐちゅという淫猥な水音が体内で鳴っている、振動が指が届いていない腸の奥まで伝わってくる。じんわりと身体の芯が熱くなり、吐息で鏡が曇る。

「……浅いところを擦るだけでも随分喘ぐな」

「ひっ、んっ、んゃあっ、ひろげにゃいれっ!」

センパイは二本の指で俺の穴を横長に伸ばし、縦長に伸ばし、弄ぶ。くつくつと笑う楽しそうな顔が鏡越しに見える。

「……もう少し奥は……どうだ?」

「んぅうっ……! ふぁっ、あぁああ……!」

腸壁のひだや粒を確かめるように指の腹がじっくりと撫で回す。

「……腰を引くな」

「んゃあんっ!」

ゾワゾワと焦れったい快感から無意識に逃げようとしていたらしく、センパイの左腕が腰に回った。もう二度と逃げられないだろう。

「んっ、ぁ、あぁっ! ん、ふっ、くぅぅっ……! ん、ゃあぁっ……! ぁ、ひっ……いじわるしないでぇっ、せんぱい……」

センパイの指は前立腺を裂けてその周りをぐるぐると撫で回す。腸壁全体が性感帯な俺にはそれでも十分な快感だけれど、絶頂には程遠い。

「ぁ、はっ……あぁあっ! センパイっ、んんっ、ん、くぅうっ……ふ、ぅうんっ……! 國行、せんぱぁいっ……おねがいぃ……俺の一番弱いとこっ、はやくいじめてぇ……」

弄って欲しくてぷくんと膨れた前立腺の疼きは、無視される時間に比例して大きくなる。足を無意識にバタバタと振ってしまい、足の甲を床に打ち付けて痛む。

「お願いせんぱぁいっ、イきたい、イかせてくれるって言ったじゃないですかぁっ……國行センパイの嘘つきっ!」

「…………お前も大概堪え性がないな」

「あゔぅんっ!?」

疼いていた前立腺を突然押さえられ、勢いよく吹き出した精液が床を汚す。

「……もうイったのか? 本当に堪え性がないな」

「んひぃいっ!? イったばっかのぐりぐりやだぁっ!」

「…………いじわるだの嘘つきだの散々言ったくせに何だ。お望み通り、お前の一番弱いところを虐めてやる、喜べ」

「ぁ、あ……せんぱぁいっ、んんんぅっ……!」

低い声にときめいて無意識にセンパイの指をきゅうっと締め付ける。骨張った太い指の形を腸壁が覚えてしまう、いや、もうとっくに覚えている。

「……喜んでるのか? 可愛いな」

「んゔぅんっ!?」

俺の意思に関係なく俺の穴は一生懸命にセンパイの指を締め付けてしまう、そんな状態で前立腺をえぐられてはもう二度目の絶頂は回避しようがない。

「…………またイったな。敏感に育ったものだ」

「ん、ひっ……ゃああっ!? すり潰すのやばいぃっ、イくっ、またイっちゃうぅっ!」

前立腺を強く押し、ぐりゅぐりゅとこね回し、センパイは早々に三度目の絶頂を俺に求めた。

「……イけ」

「イぎましゅぅうっ……!」

ちょろちょろと垂れ流した生温かい液体が失禁なのか射精なのか自分でも分からない。情けなく揺れる陰茎に更に快楽が送られる、裏から無理矢理勃たされる。

「ひゔっ! ぅああぁっ!? イったっ、イっだのにぃっ! ひっ、あぁああっ! またイぐっ! ぅ、うっ、うぅーっ……!」

「……締め付けて、震えて……電動オナホなんて目じゃないな?」

鏡に額をぶつけると近過ぎて焦点が合わず、涙を流してよがる情けない顔を見ずに済む。

「イぐっ、イぐぅうっ! ふぅっ、ひぃいっ……! もぉイったのにぃっ、ひっ、じゅっとイぐぅぅっ……!」

「…………もうイくのは嫌か?」

「イぐのしゅきっ、くにゆきしぇんぱいにイかしゃれんのっ、だいしゅきぃっ! 指太くてっ、ごりごりぎもぢぃのっ」

「……………………ふふ」

もう口を閉じることが出来ない、鏡を舐めたい訳でもないのに勝手に舌が伸びてしまう、へっへっと走り回った犬のような呼吸が改められない。

「んっ、ゔぅっ、イぐぅぅっ……! ぅ、あっ、あぁぁ……もっと奥欲しいっ、奥でイきたいぃ……しぇんぱいもっと奥ぅ……ぅあっ!? ぁひぃいっ! イぎゅっ、イっ、ゔぅぅうぅーっ! ぅあんっ!?」

下腹全体がビリビリと痺れるような前立腺での深い絶頂の後、センパイの指は抜かれてしまった。

「…………もう無理だ」

俺の腸液でぬめる手が俺の腰を掴む。骨盤を意識しているだろう固定するような掴み方にないはずの子宮が反応する、根野の教えが生きているようだ。教え子の鏡だな、なんて。

「んっ、ぅ、あっ、くる、くるっ、きちゃうっ、きた、きっ、あぁああーっ! ぁ、は、あぁんっ……おっきぃのきたぁ……ぁ、あぁ……おっき、おなかぱんぱん……」

「……まだだ、奥に欲しいんだろ?」

「おくほしぃ……ひぃんっ!?」

結腸口まで一気に押し込まれた陰茎が更に奥へ進もうとしている。亀頭がぐりぐりと押し付けられ、疼いていた結腸口はあっさりとこじ開けられ、結腸にセンパイの陰茎が入ってしまった。

「ん、ぉっ……お、ぉ…………奥、きたぁ……ぁは、えへへ……しぇんぱい、俺ここしゅきぃ……」

入れちゃダメなところまで入れられてしまった、そんなふうに感じる結腸責めが大好きだ。

「しぇんぱい……奥、ここ……ぐぽ、ぐぽ、いっぱい出入りしてぇ……俺のこと、ダメにしてぇ……?」

「…………無理な話だ。今まで何度もやってきたがお前はちっともダメにならない」

「なってる……もぉ入れられてないと寂しいもん、俺もぉダメダメなの……」

「……そうか。もっとダメになりたいんだな? いいだろう……責任も取ってやる、一生をかけてな」

プロポーズよりも重たい愛の告白に俺はヘラヘラとだらしない笑顔を浮かべ、それを鏡越しに見たセンパイは呆れたように笑って腰振りを始めた。
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