いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました

ムーン

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幼馴染に痴漢してみた

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出発直後の無人の電車内、誰もいないのをいいことに俺はスマホを弄っていた。昨日のうちにセンパイとミチからメッセージが届いていたのだ。

『昼飯食べに行った』

と、ミチがハンバーグ定食を食べている写真。
どうやらセンパイは俺が根野に抱かれていた日曜日、ミチをファミレスに連れて行ったようだ。

「ふふ……」

センパイはミチへの虐待を彼にしか出来ない方法でやめさせた、俺の彼氏同士仲良くなってくれるのは嬉しい。嫉妬が全くないとは言わないけれど。

「ミチのは……?」

メッセージ一件と画像一枚だけの淡白なセンパイのページを閉じ、ミチからのメッセージを見てみる。

『形州家に来たんだけど!』
『明日の昼に来るって昨日言ってたけど』
『まさか本当に来るなんて!』
『どうしよう助けて月乃宮くん!』

ミチはまだセンパイを怖がっているようだ。センパイは純粋にミチを心配しているだろうから、そんなに怯えてはセンパイが可哀想だ。

『ファミレス連れてこられた』
『返事してよ月乃宮くん僕死んじゃう』
『ハンバーグ奢ってくれた美味しかった』
『家に帰された何なの』

その後しばらくミチは俺からの返事をねだるメッセージを送ってきていたが、夕方頃には諦めたらしかった。
ミチからのメッセージを見るにセンパイは「約束通り迎えに来た」「飯を奢ってやる」「家まで送る」くらいしか言っていないんだろう。センパイはそういう人だと俺が一番分かっている──と優越感にひたってみたり。



何度目かの停車。都会に近付いて来たようで人がまばらに増えていく。俺はスマホをポケットに戻し、電車の隅へ移動した。アナルパールを入れっぱなしにしている今、他人に尻を当てるのはもちろん座ることも出来ない。

「混んできたな……」

月曜日の朝だ、混むのは仕方ない。むしろ大した用事でもないのに電車に乗っているのが申し訳ない。

「……ん?」

誰かに尻を撫でられた気がする。だが、ありえない。俺はアナルパールの持ち手に何も触れないよう、角に背を向けている。俺の背後に人の立つスペースは存在しない。

「気のせいか…………ひっ!? んっ、んん……!」

気のせいだと無理矢理結論付けた直後、アナルパールの持ち手であるリングを何者かに引っ張られた。慌てて口を押さえ、抱えた鞄を少し下ろして股間を隠す。

「ん……んっ! んぅっ、ん、んんっ……!」

くぷっ、くぷっ、と一番リングに近い玉一つを出し入れされる。くぱくぱと後孔を開閉させられ、腸壁をごりごりと擦られ、頭が蕩けてくる。

「ん、ぅうっ……! ゃ、めっ……んんっ! だめ、やめてっ、やだ、ぁんっ……やめて、くだ、さっ……!」

口を押さえたまま必死にアナルパールを弄っている何者かに懇願する。きっと幽霊だ、俺はまた色情霊に目を付けられたのだ。
早く俺が降りる駅に着け、早く帰って塩を撒くんだ、あの大量の手首のような強い怪異はそうそういないらしいし、きっとこの霊はただエロいことで頭がいっぱいなだけの雑魚だ。

『そんな可愛い声でヤダヤダ言って、やめる男がいると思うか?』

「……っ!?」

『いいもんもらってきたなぁ。ったく、変態教師の汁で腹いっぱいにしやがって……帰ったら全部出させてやるからな』

「その声……まさか、レン……?」

『気付いてなかったみたいだな、怖かったか? ごめんなぁもちぃ、気付いてると思ってたよ』

アナルパールを弄るのをやめた手が俺の腹を直接撫でる。服を着ているのに、服の中に手を入れられている感覚もないのに、確かにレンの手が俺の腹を撫でている。

「い、生霊……か?」

『あぁ、ず~っと見てたぜ、もち。昨日痴漢をやったのも、スマホに電波引いてやったのも、変態教師が投げてくるもん逸らしてやったのも、ぜ~んぶっ、俺!』

「え……ぁ、そ、そうだったんだ、なんか変だと思ってた」

『ホッとしちゃって、もちは呑気だなぁ?』

呑気? 電車の窓が割れたのを筆頭に、不可解な現象の理由が分かって安心するのの何がおかしいんだ? 電車の窓を割ったことや痴漢に怪我を負わせたことを責めるべきだと言いたいのか? 自分でやったくせに?
頭に「?」を浮かべまくっていると、耳元でクスッとイタズラっ子のような笑い声。

『変態教師とのアレコレばっちり全部見られてたってとこ、気にしなくていいのか?』

「へ……? あ……!」

途端に顔が熱くなるのを感じ、赤い顔を不特定多数の人に見られないように俯いた。不審な俺を誰も見ていない、満員電車はそういう場所だ。

『もちには子宮があるんだってな、それも子種欲しいのーって言っちまうような食いしん坊なのがよ。知らなかったぜ、それじゃお前が嫁になるか?』

「ち、ちが……ぁ、あれは、センセ用のっ……」

『相手の男によっておねだりセリフ使い分けるとか器用だな、すっかり淫売だぜ。俺の可愛い幼馴染がこーんなちんぽ狂いになるとか誰が予想したよ。十歳は歳上の男のパンツ嗅ぎながらオナるなんてなぁ?』

「そ、それ、は……だって……」

ぐずりながらも俺は反論を探す。
根野とは十も離れていないはずだ──これは違う、的外れだ。
レンがちんぽって言った! レンが──はしゃぐなバカ、中学生か。でも覚えておいて後でオカズにしよう。
可愛いって言ってくれて嬉しい──そんなの言ったらまたチョロいビッチとからかわれる。

「そんなっ、いじわる言わないでよぉ……」

『あぁ……もち、ごめんな? 悪かったよ、でもイラつくんだよ、好きな子が他の男にヤられて喜んでるとこも、他の男ネタにオナってるとこも、ばっちり見ちまったからさぁ』

レンはきっと今、俺の目の前に立っているのだろう。何も見えないけれど、両頬をレンの手が覆い、額にレンの額が押し当てられているのは分かる。
レンが意地悪を言うのは嫉妬だと分かった、彼の言い分もよく分かった、言うべきなのは反論ではないとも分かった。

「お、俺っ……レンで、その……した回数の方が、多い」

『は……? あははっ! 気にするとこそこかよ、マジかそれ、結構嬉しいな』

「うん……ハスミンでもだいぶ抜いたし」

『…………ん? ちょっと待て、ハスミン? 待て、なんでその名前が出る』

それは当然レンが裏アカ女子に見せかけた裏アカ女装男子ハスミンだから──あ、これ俺がレンのスマホを勝手に使って知ったんだった。レンは俺が知ってることを知らないんだった。忘れていた。

『………………気付いてたのか?』

「……ごめん、言わなくて」

『………………………………いつからだ?』

他人のスマホを勝手に見るようなヤツだと思われたくない、いや、正直に言おう。レンは素直な俺の方が好きなはずだ、正直に謝ったらレンは許してくれる、レンは俺のママなのだから。

「──って感じに、知った」

俺はレンが寝ている隙にレンのスマホを使い、ハスミンとして活動しているアカウントを覗いたことを正直に伝えた。

『へ、ぇ……そうか、お前が入院した時、あの時…………その時から知ってたのにずっと黙ってたのか』

「ご、ごめんっ……隠してるみたいだったし、その……レン、自分で言うかなって、思って」

俺がハスミンのアカウントをフォローしているのは知っていたはずなのに、ハスミンだとは言わずに女装グッズを見せ始めた時はどうしたことかと焦った。

『……謝んな、最初に隠しごとしたのは俺だ。フォロワーが一万越えたら本物の女の子だって勝手に自分で条件付けてさ、そうなったらお前に言うつもりだったんだ』

「あ……そ、そうだったのか……ごめん、なんか……雑に言っちゃって」

レンの顔は見えないし、俺からはレンに触れられない。何も分からないし出来ないのは、とても歯がゆい。

『……嬉しいな。お前、俺だって分かってない頃から俺で抜いてたんだろ? ははは……ウケるな、クソ……本当にお前俺のこと好きなんだなぁ、すげぇよ、嬉しいよぉ……もち』

涙混じりの声と共に小柄な身体に抱き締められる感触があった。抱き返そうとしても、俺の手は俺の手にしか触れない。

『もち、また今度改めてハスミンだってことカミングアウトさせてくれないか?』

「うん、でも……一万越えたらとかは嫌だ、俺のお嫁さん……他の奴らにエロい目で見て欲しくない」

『てめぇは浮気しまくってるくせに、旦那様は横暴だな』

「ご、ごめんっ……ハスミンのアカウントは、レンの好きにしていい……」

『そうさせてもらうよ』

ちゅっと額に唇を押し付けられた感触。その愛情を感じる行為に俺は「なんだかんだあのアカウントは消すか停止させるかしてくれるんだろうな」と自己中心的に思い込んだ。
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