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教え子に庭で水浴びさせてみた

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軒先に風鈴が揺れている。涼しげな音を響かせて、白い札をヒラヒラと揺らすそれを見ながら、縁側に頭を預けた俺はほうっと息をつく。

「どう? ノゾム」

バニー風の卑猥な服を着て犯されて失神した俺は、根野によって彼の家に連れ帰られて目を覚ました。汗と精液を流したいと風呂をねだると、根野は庭に金ダライを置いて水を注いだ。即席のプールは粗末に思えたが、入ってみるとなかなか気持ちいい。

「……冷たくて気持ちいい」

金ダライは大した大きさではないから、足全てと肩甲骨から上は外に出ている。ちゃんと水に浸かっているのなんて尻くらいのものだ。それでも俺は満足していた。

「消毒液染みるかもしれないけど、我慢してね」

根野は救急箱を持っている。砂利道で四つん這いになって犯され、膝と手のひらを擦りむいたから手当してもらうのだ。

「うん、ありがと」

縁側の橋にタオルを置いて枕代わりにしてリラックスし、根野に傷の手当をさせるているなんて、なんだか偉くなった気分だ。と、俺の膝を消毒中の根野を見て思う。

「……っ、ん……染みる、結構痛い……」

「化膿したらもっと痛いから我慢しないと」

元教師だけあって説教は得意のようだが、誰が怪我をさせたのか覚えていないのか?

「……はい、手当終わったよ」

膝と手のひらに貼られた絆創膏などを眺めると、無意識のうちに口角が吊り上がるのが分かった。

「ノゾム? 何笑ってるの?」

「…………センセが手当してくれたの嬉しいのっ」

金ダライに入ったまま腕を広げると根野は爽やかに微笑んで俺を抱擁してくれる。こういった時には大人らしさを感じさせてくれるから困る。

「センセ……センセも水浴びしよ?」

「俺も? でも、二人も入れないよ」

「交代。センセのこと俺が洗ってあげる」

「ふぅん? じゃあお願いしようかな」

一旦根野がどいてくれないと俺は金ダライの中から出られない。彼が立ち上がるのを待っていたが、一向に立つ気配がない。

「……センセ? センセどかないと俺出れないよ」

「いや、交代って聞いて思ったんだけど……ノゾム、別に洗ってないよね?」

「う、うん……でも、水かければ砂とかは落ちたし、汗も流せたし……」

「精液、まだだよね?」

耳元で囁かれ、冷やしたはずの身体が熱を取り戻していくのを感じる。その原因の首に絡めた腕の力を強め、耳元で囁き返す。

「俺を受精させらんないダメ精子、センセの指で掻き出して」

「……よくできました。俺が言えって言わなくてもできるんだな」

根野の手が太腿を撫でる。そっと足を開き、少し腰を浮かす。根野の中指が後孔の縁を撫でる、きゅっと根野の襟首を掴んだ。

「ん、んん……やだ、センセ、焦らさないで」

「さっきはやめて止めてって喚いてたくせに」

「だって気持ちよすぎると訳分かんなくなるから……俺はセンセとゆっくりイチャイチャしながらセックスしたいのに、センセ無茶苦茶するんだもん」

「……嫌い?」

「好き……止めてって言っても腰止めてくれないの、すっごく好き。イかされまくんのめちゃくちゃ好き。センセ大好き」

耳元で何度も好意を示すと根野はくすぐったそうに身をよじった。

「……今度はどっちにしようかな」

耳が弱い彼は今反応してしまったのを俺に知られないように、気丈に俺の後孔の縁を中指で弄る。ぷにぷにと押して、皺をくすぐるように撫でて、後孔を中指に吸いつかせる。

「ノゾムがして欲しいって思ってる方か、ノゾムが好みの方か。どっちしても喜ぶんだから得だね」

「ぁ、んん……そこで遊ばないでぇ、はやく入れてよぉ」

挿入して欲しさに吸盤のように盛り上がった後孔をくにくにと揉まれ、焦れったい快感に悶えた俺は、金ダライの中でカクカクと腰を揺らした。

「ノゾムの好みにするか、ノゾムの望み通りにするか迷ってる……ふふっ、ノゾムの望み通り、ふふふっ」

まだ若いだろうにオヤジギャグがツボに入ったらしい根野を冷めた目で見つめ、ため息をつく。完全に油断していた俺の後孔に指が三本挿入された。

「ひゃぅんっ!?」

「あっつ……水冷たいのにお尻の中だけすっごく熱いね」

「んっ、んん……不意打ちずるいぃ……んゃんっ! ぁ、あぁあっ……! ひ、ぁうぅ……ゃらっ、水入っちゃうぅ……」

後孔の縁の皺を伸ばすように穴をぐにぐにと拡げられ、冷たい水の侵入を許してしまう。

「抱いたばっかりだけあって、お尻ゆるゆるだしぬるぬるだね。本当に性器って感じ」

「は、ぁっ……んんんっ、ぁ、あぁ……センセっ、女の人の……知ってんのっ?」

「ノーコメントで」

「ずるい……んぁっ、あ、ぅう……でも、初めてが俺だったら……うれ、しっ……ひぁっ!」

抱き締め合ったまま、近過ぎて互いの顔すら見えないまま、そんな状態での後孔への愛撫は俺にとって非常に嬉しいものだ。幸福感が溢れて止まらない、根野のシャツを掴んだ手を二度と離したくない。

「ぁ、んんっ……でもっ、センセが経験豊富でも、うれしぃ……たくさんの中から、俺、選んでくれたって……んゃっ、ぁ、はうぅっ……!」

「どっちでも嬉しいならどっちなのかは言わないことにするよ、その時の気分で楽しんで」

人差し指と薬指で腸壁を押して穴を拡げ、中指の腹で腸壁を撫でて快感を与え、同時に精液を掻き出す。

「ぁ、あぁっ……んっ、ん? センセっ?」

胸同士が密着するほどに抱き締め合っていたのに、根野の方が俺を引き剥がした。理由を考える前に悲しさが来て涙が滲む。

「結構出てきたね、タライの中の水に白いの浮いてるよ。ノゾムの子宮には入れなかったダメな俺の精子だ、もったいないなぁ……入れば孕ませられたのにね。ねぇノゾム、ノゾム? 何泣いてるの」

「離れんのやだ……」

「たかだか三十センチも離れてないだろ? ふふふ、何、もう、甘えん坊さん」

また密着してくれた。苦しいくらいの圧迫感が好きだ、体温が同じになってどこまでが自分か分からなくなる感覚が好きだ。

「……それだけ寂しかったんだね。一週間一人だったんだ、当然か……今日一日で七日分愛してあげる。ずっと気持ちよくしてあげるからね」

「んっ、ぁ、あぁっ……! センセっ、センセぇっ、もっとぉっ、くちゅくちゅ好きっ、センセの指好きっ……」

薄手のシャツ越しに根野の背中に爪を立て、タライの中の冷たい水の中、大きく開脚して快楽を欲しがる。

「俺の指好き? どういうとこが?」

「長くてっ、綺麗……骨、ばっててっ、入れられるとっ、お尻きもちぃ……あと、器用……でっ」

「器用? そうかな……まぁいいや、そろそろ精液出なくなってきたし、とりあえずイかせてあげるね」

三本の指が今までわざと避けてきた前立腺を捉える。休みなく巧みに刺激され、俺の身体は快楽に震える。

「ひぁあぁんっ!? んぁああっ! こりこりっ、しょこっ、こりこりだめぇっ! イくっ、イっちゃうからぁっ、やらっ、ゆっくりしてたいっ、ずっとしてたいのにぃっ」

「時間はたっぷりあるってば。俺も早く汗流したいんだよね、ノゾムが洗ってくれるんだろ? ほら、ここぐりぐりされるの好きだろ?」

「ひゔぅっ!? んゃああっ! イくっ、イくぅっ、センセぇっ、イっちゃうぅぅっ!」

「……ん、たくさん出たね。えらいよノゾム」

前立腺を押し回すように責められて絶頂し、自分と根野の腹を精液で汚した。根野は俺の額にキスをしてから立ち上がり、俺に手を差し伸べる。

「立てる? 交代だよ」

「ん……」

足はガクガクと震えていたけれど、差し伸べられた手に反射的に掴んでしまった。引っ張られて立たさられても自力では立っていられず、根野に支えられる。

「立てないじゃないか、嘘つき」

「ごめんなしゃい……まだ、お尻きもちよくて……」

「嘘ついたお仕置き」

「へ……? ぁ、ひゃあぁんっ!?」

ぎゅうぅっと乳首をつねられ、強い痛みと快感を同時に覚える。更に足に力が入らなくなった俺を抱き締め、根野は俺と交代に金ダライの中に腰を下ろした。

「さ、ノゾム。僕を洗ってくれるんだろう? しっかりしなよ」

「ひゃ、いっ……ひんっ! んぁあっ! ぁむりっ、乳首はなひてっ、ぁ、あっ、ぁああっ!」

先程までの俺と同じ体勢になった根野の上に乗ってしまっていた俺は、彼に乳首をつままれくりくりと弄ばれ、甲高い声を上げて彼の耳を楽しませた。

「……俺、風鈴より断然こっちの方が好きだな。後で録音させて」

「分かったっ、分かったかりゃあっ、乳首もぉいじめちゃやらぁっ!」

「虐められるの好きなくせに」

「ぁひぃんっ! んっ、んんん……」

強く弾かれて離され、ジンジンと痛みと快感が残る。余韻に浸って動けずにいると根野は乳首をつついて俺を急かし、更に声を上げさせた。
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