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後輩をこっそり抱いてみた
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後処理をしてシャワーを浴び、レンと共にダイニングへ。そろそろ昼食の時間だ。
「形州! まだ帰ってなかったのか!」
「……見ての通りだ」
「お前の分の飯は作らねぇからな」
相変わらずソファでくつろいでいるセンパイからぷいっと顔を背け、レンはキッチンへ向かう。何となく俺も着いて行こうとすると、ミチに手を掴まれた。
「ミチ? どうした」
「せ、せせ、せんぱいに……あの人のことっ、いつ話す……?」
一瞬なんのことか分からなかったが、ミチの深刻そうな顔を見てすぐに思い出した。ミチは従兄が死んだと勘違いしたままなのだ、訂正するのを忘れていた。
「それがさ、ミチ……」
俺は従兄の死亡は俺のただの勘違いだったことを素直に伝えた。名前を教えたら死ぬと聞かされていて、本名を知らないまま死んだと思い込んだ俺も悪いが──結果的に本名だったわけだし、反則じみた方法で死亡を回避していたんだし、この勘違いは俺悪くないよな? っていうかあの人、怪異を騙すために俺ごと欺いてたよな?
「な、なな、な、な、なな……何、それぇ」
ミチはその場に膝を折って座り込んだ。力が抜けたと言いながらため息をつき、センパイを一瞥し、またため息をついた。
「な、ななんか……つ、疲れた、休んでくる」
立ち上がったかと思えば覚束無い足取りでソファに向かった。俺もレンのいるキッチンへ向かう、夫として料理を手伝うのだ。
「レン……」
レンはフライパンでベーコンを炒めていた。用意しているだけの卵はベーコンにもう少し火が通ったら追加するのだろう。
「なぁレン」
昼食がベーコンと卵だけとは考えにくい、米かパンがあるはずだ。レンは栄養バランスにうるさいから野菜もあるかもしれない。
「レン」
俺にも手伝えることがあるはず──
「あーもーうるっさいな! 料理中のお嫁さんが一番ムカつく夫の行動教えてやっただろ!?」
「な、何が出来るわけでもないのに後ろウロチョロすること……」
「覚えてるならやるな!」
「何か、手伝いたくて……帰国したばっかで時差ボケとかもあるだろうし、レンだけにさせるなんて……」
レンはため息をついて菜箸を置き、俺の肩を掴んでキッチンから押し出した。
「もち、そんなごちゃごちゃ考えなくていい。お前は何もしなくていいし、何も考えなくていい。座って待っとけ」
「うん……レンが、そう言うなら」
レンの言うことに間違いはない。座って待っているためふらふらと歩き出したが、大きな腕に捕らえられた。見上げると唇に人差し指が触れさせられ、静かにするよう無言で伝えられた。
「…………ノゾム、もう疲れはないんだな?」
キッチンとダイニングを中途半端に分ける壁のおかげで、俺達のいる場所はレンの死角だ。
「……声、聞こえたぞ。昨日俺の誘いを断ったくせに……帰ったばかりの如月には抱かれるのか」
足の間にセンパイの足が入る。服の上からでも筋肉質だと分かる足、そのくびれ、膝が俺の陰嚢を持ち上げる。
「だ、抱かれてませんっ……レンはお嫁さんだから、俺がレンを抱くんです。さっきは……指で、されたっ、だけで」
ぐっぐっとリズムをつけて股間を押されると変な気分になってくる。
「……そうか。なら、こっちはまだ疲れているのか?」
指の動きが鈍い大きな手が俺の尻を撫で回す。レンに後孔の浅いところを責められて絶頂させられまくり、深いところが欲しくなっていたところだ。
「元気……です」
真っ赤になった顔を見られたくなくて俯く。センパイは俺の股間を押すのをやめて距離を詰め、なんの躊躇もなく陰茎を露出させた。
「……さっきのお前の声で勃った」
臍に硬い陰茎が押し付けられる。先走りの汁がシャツにシミを作る。
「…………責任を取れるな? 後ろを向け」
頷いて壁の方を向くと緩いゴムのズボンと下着をずり下ろされ、期待で熱くなっている尻を露出させられた。
「……相変わらずいい尻だ」
腰に左腕を回され、口が右手に塞がれ、後孔に陰茎が擦り付けられる。
「…………嫁にバレたくなければ声を出すな」
「んっ……んゔぅゔぅぅっ!」
今日はレンの指に軽くほぐされただけの穴に巨根がねじ込まれた。みちみちと穴が埋まる感覚も、穴が裂けそうな感覚も、ごつごつとした手に口を塞がれている陵辱感も、何もかも最高だ。
「……っ、入れるぞ」
ぐり、と結腸口を押されながら言われる。当然拒否権などない。
「ひっ……ん、ぐぅぅううっ……!」
ぐぽんっ、と結腸に入られてしまった。同時にセンパイが足を伸ばし、俺は爪先すらも床から離れた。俺の体重を支えるのは壁についた手と、俺の腰に回ったセンパイの腕と、結腸深くまで犯している陰茎の三つだ。
「…………普段より締め付けてるな。すぐに出そうだ……バレたくないからか?」
単純に腹の奥深くまで犯してくれる棒を待ち焦がれていたからだろうが、俺の心にはセンパイの言葉が染み込んでいく。
「ん、んんんっ!」
レンがすぐ傍にいるのにセンパイに抱かれている。暫定的に浮気を許されているとはいえ、その背徳感は強く、快楽のスパイスになる。
「…………動くぞ」
「んっ、ぐぅうっ、んんんぅぅっ!」
ずぶずぶと後孔に抜き挿しされる巨根は抜ける際に俺の腸壁を擦り、後孔の入口をめくり上げさせている。
「……よく吸い付くな、やはり……媚びているようにしか感じられない」
反り返った陰茎は背中側の腸壁を抉るように擦る。前立腺は圧迫されるだけで射精しそうになる快感はレンに弄られた時よりは弱い。
「んゔっ! ふっ、ぅぐっ、んんんぅっ!」
だが、代わりに背骨にごりごりと振動が伝わってくる。背骨を擦りながら進んだ陰茎が結腸口を突破し、腸の曲がりを矯正するように突き上げる。
「ィぐぅぅうんっ……! んぅゔっ!」
腹の奥深くを突かれて射精のない絶頂を果たし、その直後からまた同じ場所を責められる。絶頂直後で敏感な部分を容赦なく突き上げられ、ただビクビクと痙攣する。
「んっ、んんゔっ! ん、ふぐっ、んんぅっ!」
涙と快楽で視界がボヤけてきた。
「…………ノゾム、そろそろ出すぞ、いいな?」
口を塞がれて持ち上げられて足が浮いて、背後から突きたくられて中出しを囁かれて──最高だ。
「んっ、んぅうぅっ……!」
センパイの陰茎は俺の体内でドクドクと脈打ち、結腸口よりも奥に精液を放った。陰茎を抜かれて床に降ろされ、ぽっかり開いた穴を見せつけるように尻を突き出したままぐったりと休んでも、センパイの精液はほとんど零れてこない。それだけ奥に、それほど濃いものを出したということだ。
「……もうすぐ出来上がるんじゃないか? 座って待っているといい」
センパイは俺の服を戻すとダイニングへ俺を引っ張り、椅子へ座らせた。
「…………嫁の手料理は楽しみか?」
腸壁が痙攣して上手く思考が回らない。俺に何かを尋ねているセンパイにセンパイと同じニヤリとした笑顔を返す。
「……ふ」
センパイは微かに笑うとソファへ戻った。俺はレンの調理の音に耳を澄ませながらゆっくりと目を閉じた。
「形州! まだ帰ってなかったのか!」
「……見ての通りだ」
「お前の分の飯は作らねぇからな」
相変わらずソファでくつろいでいるセンパイからぷいっと顔を背け、レンはキッチンへ向かう。何となく俺も着いて行こうとすると、ミチに手を掴まれた。
「ミチ? どうした」
「せ、せせ、せんぱいに……あの人のことっ、いつ話す……?」
一瞬なんのことか分からなかったが、ミチの深刻そうな顔を見てすぐに思い出した。ミチは従兄が死んだと勘違いしたままなのだ、訂正するのを忘れていた。
「それがさ、ミチ……」
俺は従兄の死亡は俺のただの勘違いだったことを素直に伝えた。名前を教えたら死ぬと聞かされていて、本名を知らないまま死んだと思い込んだ俺も悪いが──結果的に本名だったわけだし、反則じみた方法で死亡を回避していたんだし、この勘違いは俺悪くないよな? っていうかあの人、怪異を騙すために俺ごと欺いてたよな?
「な、なな、な、な、なな……何、それぇ」
ミチはその場に膝を折って座り込んだ。力が抜けたと言いながらため息をつき、センパイを一瞥し、またため息をついた。
「な、ななんか……つ、疲れた、休んでくる」
立ち上がったかと思えば覚束無い足取りでソファに向かった。俺もレンのいるキッチンへ向かう、夫として料理を手伝うのだ。
「レン……」
レンはフライパンでベーコンを炒めていた。用意しているだけの卵はベーコンにもう少し火が通ったら追加するのだろう。
「なぁレン」
昼食がベーコンと卵だけとは考えにくい、米かパンがあるはずだ。レンは栄養バランスにうるさいから野菜もあるかもしれない。
「レン」
俺にも手伝えることがあるはず──
「あーもーうるっさいな! 料理中のお嫁さんが一番ムカつく夫の行動教えてやっただろ!?」
「な、何が出来るわけでもないのに後ろウロチョロすること……」
「覚えてるならやるな!」
「何か、手伝いたくて……帰国したばっかで時差ボケとかもあるだろうし、レンだけにさせるなんて……」
レンはため息をついて菜箸を置き、俺の肩を掴んでキッチンから押し出した。
「もち、そんなごちゃごちゃ考えなくていい。お前は何もしなくていいし、何も考えなくていい。座って待っとけ」
「うん……レンが、そう言うなら」
レンの言うことに間違いはない。座って待っているためふらふらと歩き出したが、大きな腕に捕らえられた。見上げると唇に人差し指が触れさせられ、静かにするよう無言で伝えられた。
「…………ノゾム、もう疲れはないんだな?」
キッチンとダイニングを中途半端に分ける壁のおかげで、俺達のいる場所はレンの死角だ。
「……声、聞こえたぞ。昨日俺の誘いを断ったくせに……帰ったばかりの如月には抱かれるのか」
足の間にセンパイの足が入る。服の上からでも筋肉質だと分かる足、そのくびれ、膝が俺の陰嚢を持ち上げる。
「だ、抱かれてませんっ……レンはお嫁さんだから、俺がレンを抱くんです。さっきは……指で、されたっ、だけで」
ぐっぐっとリズムをつけて股間を押されると変な気分になってくる。
「……そうか。なら、こっちはまだ疲れているのか?」
指の動きが鈍い大きな手が俺の尻を撫で回す。レンに後孔の浅いところを責められて絶頂させられまくり、深いところが欲しくなっていたところだ。
「元気……です」
真っ赤になった顔を見られたくなくて俯く。センパイは俺の股間を押すのをやめて距離を詰め、なんの躊躇もなく陰茎を露出させた。
「……さっきのお前の声で勃った」
臍に硬い陰茎が押し付けられる。先走りの汁がシャツにシミを作る。
「…………責任を取れるな? 後ろを向け」
頷いて壁の方を向くと緩いゴムのズボンと下着をずり下ろされ、期待で熱くなっている尻を露出させられた。
「……相変わらずいい尻だ」
腰に左腕を回され、口が右手に塞がれ、後孔に陰茎が擦り付けられる。
「…………嫁にバレたくなければ声を出すな」
「んっ……んゔぅゔぅぅっ!」
今日はレンの指に軽くほぐされただけの穴に巨根がねじ込まれた。みちみちと穴が埋まる感覚も、穴が裂けそうな感覚も、ごつごつとした手に口を塞がれている陵辱感も、何もかも最高だ。
「……っ、入れるぞ」
ぐり、と結腸口を押されながら言われる。当然拒否権などない。
「ひっ……ん、ぐぅぅううっ……!」
ぐぽんっ、と結腸に入られてしまった。同時にセンパイが足を伸ばし、俺は爪先すらも床から離れた。俺の体重を支えるのは壁についた手と、俺の腰に回ったセンパイの腕と、結腸深くまで犯している陰茎の三つだ。
「…………普段より締め付けてるな。すぐに出そうだ……バレたくないからか?」
単純に腹の奥深くまで犯してくれる棒を待ち焦がれていたからだろうが、俺の心にはセンパイの言葉が染み込んでいく。
「ん、んんんっ!」
レンがすぐ傍にいるのにセンパイに抱かれている。暫定的に浮気を許されているとはいえ、その背徳感は強く、快楽のスパイスになる。
「…………動くぞ」
「んっ、ぐぅうっ、んんんぅぅっ!」
ずぶずぶと後孔に抜き挿しされる巨根は抜ける際に俺の腸壁を擦り、後孔の入口をめくり上げさせている。
「……よく吸い付くな、やはり……媚びているようにしか感じられない」
反り返った陰茎は背中側の腸壁を抉るように擦る。前立腺は圧迫されるだけで射精しそうになる快感はレンに弄られた時よりは弱い。
「んゔっ! ふっ、ぅぐっ、んんんぅっ!」
だが、代わりに背骨にごりごりと振動が伝わってくる。背骨を擦りながら進んだ陰茎が結腸口を突破し、腸の曲がりを矯正するように突き上げる。
「ィぐぅぅうんっ……! んぅゔっ!」
腹の奥深くを突かれて射精のない絶頂を果たし、その直後からまた同じ場所を責められる。絶頂直後で敏感な部分を容赦なく突き上げられ、ただビクビクと痙攣する。
「んっ、んんゔっ! ん、ふぐっ、んんぅっ!」
涙と快楽で視界がボヤけてきた。
「…………ノゾム、そろそろ出すぞ、いいな?」
口を塞がれて持ち上げられて足が浮いて、背後から突きたくられて中出しを囁かれて──最高だ。
「んっ、んぅうぅっ……!」
センパイの陰茎は俺の体内でドクドクと脈打ち、結腸口よりも奥に精液を放った。陰茎を抜かれて床に降ろされ、ぽっかり開いた穴を見せつけるように尻を突き出したままぐったりと休んでも、センパイの精液はほとんど零れてこない。それだけ奥に、それほど濃いものを出したということだ。
「……もうすぐ出来上がるんじゃないか? 座って待っているといい」
センパイは俺の服を戻すとダイニングへ俺を引っ張り、椅子へ座らせた。
「…………嫁の手料理は楽しみか?」
腸壁が痙攣して上手く思考が回らない。俺に何かを尋ねているセンパイにセンパイと同じニヤリとした笑顔を返す。
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