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弟子と一緒に諸悪の根源の元に行ってみた
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話したくない。
「んっ……ん、んん……」
従兄のことをセンパイに教えたくない。俺のせいだと分かったら、センパイは俺を嫌うかもしれない。いつか他の人に知らされるだろうから、その時までは愛されていたい。
「ん、ぁっ……」
センパイに嫌われたくない、そんな自分勝手な理由で無言を貫こうとする俺の心の醜い部分が嫌で、醜い俺を愛して欲しくなくて、センパイの胸を押す。
「ゃ、だ」
自分勝手な醜い願望と、独りよがりの歪んだ正義感が矛盾して出力された腕の動きは酷く弱く、センパイの欲を煽った。
「……ずっと頭にあったお前に嫌われるかもしれないという不安もかなり薄れた。少し強引な真似も出来るぞ、お前はこういう俺も好きなんだろ?」
「だ、だだだっ、だ、だめーっ!」
シャツをめくり上げられた瞬間、ミチが叫んだ。
「つつ、つ、つ、月乃宮くん今疲れてるのっ! きき、昨日一晩中、そのっ、お化け倒すのしててっ! 疲れてるの! え、えっ、ええっ、えっちなことなんてしちゃだめ!」
「…………羨ましいのか?」
「ぼぼっ、僕がする気なら君が来る前からしてるだろ! きょ、きょっ、今日は休ませたげて!」
センパイは俺の顔をじっと見つめた後、深いため息をついて俺の服を整えた。
「……確かに、そんな気分にはなれなさそうな顔をしてるな。すまない、退院で浮かれて気付けなかった。察する力でこのチビ以下な自分が許せないな」
「まままっ、負けてるくせに何ぃっ! バカにすんなぁ!」
「…………ノゾム、傍に居た方がいいか? 一人がいいか?」
「ぁ、ひ、ひひ、一人にしてあげて……」
「……お前に言われるのは気に入らないが、分かった」
センパイは残念そうに眉尻を下げて立ち上がり、キッチンへ向かった。その隙にミチが俺の傍に寄る。
「せせ、せ、せんぱい似てるし……顔見たくないよね。ちち、近付けさせないから、その、今日は……ゆっくり休んで。まま、また、明日……考えよ、ね?」
「うん……」
「ぼぼ、僕も離れとくから……何かあったら呼んでねっ」
ぺたぺたと軽い足音を立ててミチが離れていく。俺は目を閉じてソファに横になった。
「……おい、この牛乳飲んでいいか」
「こ、ここ、如月くんちだし……知らないよ。って言うか、それ以上大きくなる気なの!?」
「…………普通に牛乳が好きなんだ。後で買って戻しておく、飲むぞ」
「ぁ、あぁ……しし、知らないぞ、お父さんに起こられても知らないぞ……」
ミチとセンパイの話し声が聞こえる中、瞼の裏の暗闇の中で俺はぐるぐると考えた。センパイに従兄のことをどう話すか。従兄には恋人が二人居るはずだから、その人達にどう謝るか。
「……お前どうしてここに居るんだ?」
「い、いいっ、家追い出されたんだよ!」
「…………へぇ? 大人しそうな見た目して、何やらかしたんだ」
「なな、な、何もしてない! 母さんの彼氏に蹴られて放り出されたのっ!」
従兄の恋人のうち一人は社長で、冷たい人だった。有能なドSの男性でレンの師匠だ。
もう一人は先代の社長で、今の社長の親らしい。嫁と言っていたから女性かな、どうなんだろう。霊視が得意ということ以外分からない。この人の人柄は知らない。
「……そうか。俺が友達のフリをしてやろうか? 形州 國行の友達……この地域で誰にも絡まれない魔法の言葉として有名らしいぞ」
「な、なな、何それ……」
「……そうだな、今度家に連れて行け。軽く脅してやる」
「ぁ、あぁ、ありがたいけどさ……なな、なんでそんなことするわけ。僕、ライバルだろ」
その二人に俺は罵られるだろうか、センパイは俺をどう扱うだろう。これまで通りの恋人関係は無理かもしれない。
「…………好きな人の大切な人だ。それを虐げる者は潰す」
「ほ、ほほ、本物の……不良って感じ。自分の周りの気に入ったヤツらに手ぇ出されたら、途端に牙剥く感じがさ、野生動物みたい」
「……あぁ、お前は気に入ってる。チビのくせして案外気が強い、俺に対して結構な毒を吐く」
「ちちっ、ちち、チビは余計だよっ! ど、ど、毒なんか吐いてないし……!」
もう死にたい。
「…………自分の胸に頭が来るチビをチビ以外どう言うんだ?」
「おおっ、お、お前がデカすぎるんだろぉ!?」
「……それは認めるが、お前……俺のバストトップより下に頭があるぞ」
「うるさい!」
「……乳首以下」
「黙れぇ!」
でも、あの人は自分の命を使って俺を助けてくれたんだ。だから俺は死ねない、絶対に寿命を使い切らなきゃいけない、酷い呪いだ。
俺はレンの父親が帰ってくるまでソファの上で寝転がって過ごした。だけど一睡もしなかった。
「また何か増えてるな……しかもデカいのが」
「……初めまして。形州 國行と申します」
「ぼぼっ、ぼ、僕の友達!」
「そうか……君も晩、食べていくか? 足りるかな……」
何故かセンパイは帰らず四人で食卓を囲んだ。食欲はなかったが腹が減っていたのでしっかり食べた、しっかり食べられた自分への嫌悪感で泣いた。
「そうか……君にはお父さんしか居なくて、それも酷い人なんだな。ノゾムと似てる。両親揃った平和な家庭は相当珍しいものなんだな」
「…………このお宅は」
「妻は十年以上前に他界したけれど平和ではあるよ。レンは気立てのいい子でね。妻の生き写しのような子なんだ、俺の宝だよ」
「……そうですか」
ミチに勧められて早めに風呂に入り、早めに寝た。ミチが気を回してくれたらしく、レンのベットを独り占めした。
翌朝早くに起きた俺はダイニングへ行き、ソファにうつ伏せで眠っているセンパイとその上で眠るミチを見た。親子亀のような寝相に笑ってしまい、笑った自分を嫌悪した。
「人殺しのくせに……」
普段通り過ごせてしまう自分への嫌悪感が止まらない。ダイニングへ入る気にもなれず、平穏な空気が嫌で家の外へ出た。
「眩し……」
嫌になるような快晴だ。憂鬱になる青さだ。世界の美しさは自分の心の鏡らしい、今はどんな景色も褒められる気がしない。
「あ」
黒い高級車が走ってきた。従兄の顔が脳裏に浮かび、硬直してしまう。棒立ちの俺の前に停まった車から茶髪の少年が降りてきた。
「もーちぃーっ! 生身では久しぶり! あぁ……抱き心地が違う!」
「霊体の五感は肉体に劣るからね。霊感がそれを補助しているから不便はないはずだけど……そんなに違う?」
白髪の美青年も降りてくる。この人間離れした美貌には見覚えがある、レンが送ってきた写真に映っていた、彼がレンの師匠だ、社長だ、従兄の恋人だ。
「初めまして、月乃宮 望。君のおかげで僕はたくさんストレスが溜まったよ」
「ししょー! もちに八つ当たりしないでくださいよ」
「八つ当たり? これが余計なことをしなければ僕の犬は僕から離れず、僕のストレスは常に犬で解消出来た。なのにこれが八つ当たり?」
「いや、でも! もちはそんなに悪くない……」
「悪いよ」
「そんなことない……もち? どうした、なんで泣いてるんだよ、もち……」
俺はアスファルトに膝をつき、曇った心でも美しいと思えてしまう人外じみた美貌の社長を見上げた。
「ごめんなさい……」
焼けるように熱いアスファルトに手のひらをつき、額を擦り付けた。
「ちょっ、もち! なんで土下座なんか……!」
「許可する。理由を話せ」
「俺のせいでっ……お兄さんを、真尋さんを……あなたの、恋人を……死なせてしまいました」
「えっ……? も、もち……それって、形州の兄貴か? 秘書さんか……?」
俺の身体を起こそうとするレンの力が弱まった。天邪鬼にも俺は身体を起こした、社長の表情が知りたかった。驚いているだろうと、彼の死を悲しむのだろうと、俺を憎むのだろうと、そう思っていた。
「誰? それ」
俺の予想に反し、彼は表情を全く崩していなかった。
「え……? あ、あなたの秘書……真尋さん。怪異に身体を渡して、名前を教えて、死んじゃった……」
「ま、ひ、ろ……ねぇ。そんな名前の人間、僕は知らないな。僕には恋人はいないし……」
「は……?」
状況が理解出来ない。レンを見上げたが、彼も分かっていないようで首を横に振った。
「君のところに派遣した秘書ならいるけど……」
赤紫の瞳を歪めて笑う、それでも彼の美貌は崩れず、むしろ艶やかさが増した。
「アレの名前は八年前からポチだよ」
理解出来ない言葉を並べた社長は何故か自慢げな顔をしていた。
「んっ……ん、んん……」
従兄のことをセンパイに教えたくない。俺のせいだと分かったら、センパイは俺を嫌うかもしれない。いつか他の人に知らされるだろうから、その時までは愛されていたい。
「ん、ぁっ……」
センパイに嫌われたくない、そんな自分勝手な理由で無言を貫こうとする俺の心の醜い部分が嫌で、醜い俺を愛して欲しくなくて、センパイの胸を押す。
「ゃ、だ」
自分勝手な醜い願望と、独りよがりの歪んだ正義感が矛盾して出力された腕の動きは酷く弱く、センパイの欲を煽った。
「……ずっと頭にあったお前に嫌われるかもしれないという不安もかなり薄れた。少し強引な真似も出来るぞ、お前はこういう俺も好きなんだろ?」
「だ、だだだっ、だ、だめーっ!」
シャツをめくり上げられた瞬間、ミチが叫んだ。
「つつ、つ、つ、月乃宮くん今疲れてるのっ! きき、昨日一晩中、そのっ、お化け倒すのしててっ! 疲れてるの! え、えっ、ええっ、えっちなことなんてしちゃだめ!」
「…………羨ましいのか?」
「ぼぼっ、僕がする気なら君が来る前からしてるだろ! きょ、きょっ、今日は休ませたげて!」
センパイは俺の顔をじっと見つめた後、深いため息をついて俺の服を整えた。
「……確かに、そんな気分にはなれなさそうな顔をしてるな。すまない、退院で浮かれて気付けなかった。察する力でこのチビ以下な自分が許せないな」
「まままっ、負けてるくせに何ぃっ! バカにすんなぁ!」
「…………ノゾム、傍に居た方がいいか? 一人がいいか?」
「ぁ、ひ、ひひ、一人にしてあげて……」
「……お前に言われるのは気に入らないが、分かった」
センパイは残念そうに眉尻を下げて立ち上がり、キッチンへ向かった。その隙にミチが俺の傍に寄る。
「せせ、せ、せんぱい似てるし……顔見たくないよね。ちち、近付けさせないから、その、今日は……ゆっくり休んで。まま、また、明日……考えよ、ね?」
「うん……」
「ぼぼ、僕も離れとくから……何かあったら呼んでねっ」
ぺたぺたと軽い足音を立ててミチが離れていく。俺は目を閉じてソファに横になった。
「……おい、この牛乳飲んでいいか」
「こ、ここ、如月くんちだし……知らないよ。って言うか、それ以上大きくなる気なの!?」
「…………普通に牛乳が好きなんだ。後で買って戻しておく、飲むぞ」
「ぁ、あぁ……しし、知らないぞ、お父さんに起こられても知らないぞ……」
ミチとセンパイの話し声が聞こえる中、瞼の裏の暗闇の中で俺はぐるぐると考えた。センパイに従兄のことをどう話すか。従兄には恋人が二人居るはずだから、その人達にどう謝るか。
「……お前どうしてここに居るんだ?」
「い、いいっ、家追い出されたんだよ!」
「…………へぇ? 大人しそうな見た目して、何やらかしたんだ」
「なな、な、何もしてない! 母さんの彼氏に蹴られて放り出されたのっ!」
従兄の恋人のうち一人は社長で、冷たい人だった。有能なドSの男性でレンの師匠だ。
もう一人は先代の社長で、今の社長の親らしい。嫁と言っていたから女性かな、どうなんだろう。霊視が得意ということ以外分からない。この人の人柄は知らない。
「……そうか。俺が友達のフリをしてやろうか? 形州 國行の友達……この地域で誰にも絡まれない魔法の言葉として有名らしいぞ」
「な、なな、何それ……」
「……そうだな、今度家に連れて行け。軽く脅してやる」
「ぁ、あぁ、ありがたいけどさ……なな、なんでそんなことするわけ。僕、ライバルだろ」
その二人に俺は罵られるだろうか、センパイは俺をどう扱うだろう。これまで通りの恋人関係は無理かもしれない。
「…………好きな人の大切な人だ。それを虐げる者は潰す」
「ほ、ほほ、本物の……不良って感じ。自分の周りの気に入ったヤツらに手ぇ出されたら、途端に牙剥く感じがさ、野生動物みたい」
「……あぁ、お前は気に入ってる。チビのくせして案外気が強い、俺に対して結構な毒を吐く」
「ちちっ、ちち、チビは余計だよっ! ど、ど、毒なんか吐いてないし……!」
もう死にたい。
「…………自分の胸に頭が来るチビをチビ以外どう言うんだ?」
「おおっ、お、お前がデカすぎるんだろぉ!?」
「……それは認めるが、お前……俺のバストトップより下に頭があるぞ」
「うるさい!」
「……乳首以下」
「黙れぇ!」
でも、あの人は自分の命を使って俺を助けてくれたんだ。だから俺は死ねない、絶対に寿命を使い切らなきゃいけない、酷い呪いだ。
俺はレンの父親が帰ってくるまでソファの上で寝転がって過ごした。だけど一睡もしなかった。
「また何か増えてるな……しかもデカいのが」
「……初めまして。形州 國行と申します」
「ぼぼっ、ぼ、僕の友達!」
「そうか……君も晩、食べていくか? 足りるかな……」
何故かセンパイは帰らず四人で食卓を囲んだ。食欲はなかったが腹が減っていたのでしっかり食べた、しっかり食べられた自分への嫌悪感で泣いた。
「そうか……君にはお父さんしか居なくて、それも酷い人なんだな。ノゾムと似てる。両親揃った平和な家庭は相当珍しいものなんだな」
「…………このお宅は」
「妻は十年以上前に他界したけれど平和ではあるよ。レンは気立てのいい子でね。妻の生き写しのような子なんだ、俺の宝だよ」
「……そうですか」
ミチに勧められて早めに風呂に入り、早めに寝た。ミチが気を回してくれたらしく、レンのベットを独り占めした。
翌朝早くに起きた俺はダイニングへ行き、ソファにうつ伏せで眠っているセンパイとその上で眠るミチを見た。親子亀のような寝相に笑ってしまい、笑った自分を嫌悪した。
「人殺しのくせに……」
普段通り過ごせてしまう自分への嫌悪感が止まらない。ダイニングへ入る気にもなれず、平穏な空気が嫌で家の外へ出た。
「眩し……」
嫌になるような快晴だ。憂鬱になる青さだ。世界の美しさは自分の心の鏡らしい、今はどんな景色も褒められる気がしない。
「あ」
黒い高級車が走ってきた。従兄の顔が脳裏に浮かび、硬直してしまう。棒立ちの俺の前に停まった車から茶髪の少年が降りてきた。
「もーちぃーっ! 生身では久しぶり! あぁ……抱き心地が違う!」
「霊体の五感は肉体に劣るからね。霊感がそれを補助しているから不便はないはずだけど……そんなに違う?」
白髪の美青年も降りてくる。この人間離れした美貌には見覚えがある、レンが送ってきた写真に映っていた、彼がレンの師匠だ、社長だ、従兄の恋人だ。
「初めまして、月乃宮 望。君のおかげで僕はたくさんストレスが溜まったよ」
「ししょー! もちに八つ当たりしないでくださいよ」
「八つ当たり? これが余計なことをしなければ僕の犬は僕から離れず、僕のストレスは常に犬で解消出来た。なのにこれが八つ当たり?」
「いや、でも! もちはそんなに悪くない……」
「悪いよ」
「そんなことない……もち? どうした、なんで泣いてるんだよ、もち……」
俺はアスファルトに膝をつき、曇った心でも美しいと思えてしまう人外じみた美貌の社長を見上げた。
「ごめんなさい……」
焼けるように熱いアスファルトに手のひらをつき、額を擦り付けた。
「ちょっ、もち! なんで土下座なんか……!」
「許可する。理由を話せ」
「俺のせいでっ……お兄さんを、真尋さんを……あなたの、恋人を……死なせてしまいました」
「えっ……? も、もち……それって、形州の兄貴か? 秘書さんか……?」
俺の身体を起こそうとするレンの力が弱まった。天邪鬼にも俺は身体を起こした、社長の表情が知りたかった。驚いているだろうと、彼の死を悲しむのだろうと、俺を憎むのだろうと、そう思っていた。
「誰? それ」
俺の予想に反し、彼は表情を全く崩していなかった。
「え……? あ、あなたの秘書……真尋さん。怪異に身体を渡して、名前を教えて、死んじゃった……」
「ま、ひ、ろ……ねぇ。そんな名前の人間、僕は知らないな。僕には恋人はいないし……」
「は……?」
状況が理解出来ない。レンを見上げたが、彼も分かっていないようで首を横に振った。
「君のところに派遣した秘書ならいるけど……」
赤紫の瞳を歪めて笑う、それでも彼の美貌は崩れず、むしろ艶やかさが増した。
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