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後輩をデザートとしていただいてみた

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朝食の直後、ベッドに押し倒される。これから俺は食後のデザートとしてセンパイにいただかれてしまう、そう俺がねだった。

「後輩デザート、食べてください……センパイ」

覆い被さった大きな身体、逆光により恐ろしさを増した強面、微かに感じる吐息、何もかもが興奮材料だ。

「センパイ……ん、むっ、んんっ……!」

この三白眼に見下ろされるなんて普通の奴なら死を覚悟するんだろうな、なんて優越感を覚えていた俺の口が塞がれる。

「ん、ぅっ……は、ぅっ、んんっ……」

噛み付くようなキスをされ、口腔一番の性感帯である上顎を舐められ、甘えた声と唾液が漏れる。

「ん、ぁ……んんっ……!」

絡め合った舌からは本物のデザートだったヨーグルトの風味がした。タバコの匂いが薄いのは新鮮で、何故かそれだけで嬉しく思えた。

「ん、んっ……! ん、ふぅっ、ぅ、ん……」

俺の弱点を知り尽くしているセンパイは快感と嗚咽の境を上手く責めてキスだけで俺の脳を蕩けさせていく。

「ひぇん、ぱっ……んぅっ!?」

口が離れ、話そうとした瞬間センパイの口に舌が捕まった。

「ん、んんぅっ……!」

ぱくっと咥えられた舌をぢゅうーっと吸われ、ちゅぽんっと離され、長いキスは終わりを迎えた。

「ひぇ、ぱ……ひた、ぅまく……うごか、にゃ」

「…………美味かったぞ。他のところも是非食べたい」

「ど、ぞ……ぁ、やっぱ待ってぇ、んぁ……」

頬を唇で挟まれ、またちゅうちゅうと吸われてしまう。俺に体重をかけないよう気遣いながら密着させられた巨体は僅かに前後に揺れており、ズボンの下で大きくなった陰茎が擦れて気持ちいい。

「ん、んんっ……!」

俺もセンパイも服を着たまま、センパイの強靭な腹筋に陰茎を擦って快感を得る。綺麗に割れた腹筋の段差がイイ。

「…………ノゾム」

「ふぁ、い……なんですかぁ?」

名前を呼んだくせにセンパイは何も言わず、要求を待っている俺を見つめてくすりと笑った。

「なんなんですか」

「……いや、どこを見ているのか分からないほどだったのに、呼べばこちらを向くんだな……と」

「そりゃ人間は呼ばれた方向きますよ」

当然のことなのに何がおかしいのかセンパイは楽しそうに笑っている。もっとも、その表情変化は俺くらいにしか分からない微かなものだが。

「…………耳を」

「はい……? ひゃっ!」

耳を要求されたので頭を傾けて耳を突き出すと息を吹きかけられた。シーツを掴んで抵抗しないようにし、耳責めを待つ。

「……可愛いな。どうしてそんなに目を強く閉じる」

「み、耳……くすぐったいから、です。センパイ、この後もふーふーするんでしょ」

「…………もちろん。だが……もうすぐ来ると思っている段階のお前も可愛いな、始めてしまうのももったいない」

「何言ってるんですかぁ……するなら早くしてくださいよ、俺の耳……もうその気になってるんですから」

頭を軽く揺らして耳責めを要求すると、センパイはあっさりと舌を伸ばした。舌の腹で耳たぶの三連ピアスをゆっくりと弾いた。

「ひぁぁっ……! ひゃうんっ!」

センパイの狙いはすぐに軟骨部分のピアスに移る。

「ぁ、うぅっ……ひぁうっ! ひぁああっ……!」

「…………やはり耳が一番声が高いな」

「はぁっ、はぁっ……な、何ですか、それ」

「……お前は触れる場所によって声が変わる。耳が一番高くて、その次は胸だ。高い位置にあると声も高くなるのか?」

喘ぎ声の分析をされていたと頭が理解した瞬間、顔から火が出るという慣用句を心で理解した。

「……………真っ赤だな、可愛い。ちなみに一番低い声は結腸を責めた時だな、男らしく唸ってた」

「や、やめてくださいよぉっ、そんな分析! うぅ……低い声出して可愛くなくなって申し訳ありませんでした!」

「……何言ってる。甲高い声を上げているのは俺に屈服し雄を捨てた証だから好きだが、低い声で唸るのも雄が俺に屈服していると分かっていい。芯から俺のものになろうと雌雄は勝手には変わらないからな、低い声で喘ぐ男なんて最高に情けない、好きだ」

出たよ、センパイのよく分からないフェチの長文解説。好きなこと話す時だけ饒舌なんだよな……俺のこととか。あ、自滅した、顔が熱い。

「…………頬が熱いな。料理は熱いうちに食べるのが一番だが、デザートはどうだ? 焼き菓子だとかは冷まして出すイメージがあるが、焼きたての方が美味かったりするのか?」

「知りませんよぅ! もぉ……なんで顔から上だけで、俺、こんな……」

「……顔から上だけ? そうだな、顔から上だけでイってみろ」

「は……!? んゃあぁんっ!」

かぷっと耳の縁を甘噛みされ、また甲高い声を上げてしまう。しかしセンパイは止まらず、耳の穴に舌をねじ込んできた。

「ひぅうぅっ!? んゃっ、あぁっ、らめっ……入んないぃっ、そんなおっきぃの入んないからぁっ!」

耳でぐちゅぐちゅといやらしい水音を立てられる。鼓膜近くで鳴らされる音に脳がどんどん淫らに染まっていく。耳の狭い穴に無理矢理舌先を押し込もうとするような動きにセンパイを煽るようなセリフを使ってしまった。

「……美味いな。耳は少し苦い」

舌が離れたかと思えば味の感想を語られ、耳まで熱くなったのを感じた。

「なんてこと言うんですかぁっ! もぉやだっ、舐めるの禁止!」

両手で左右の耳を覆って目も硬く閉じる。

「……ノゾム、拗ねるな。不味いだなんて言ってないだろ」

「味とか言わないでくださいよっ!」

「…………分かった。舌は使わない、それでいいんだろ?」

「ぅー……もう、仕方ないですね」

恐る恐る手を下ろす。すぐに耳を甘噛みされ、ピアスと歯がぶつかってカチカチと硬い音が鳴る。

「ひぁぅっ! ぅあっ、ぁ、ひぃっ……!」

舌と唾液による水音とはまた違う音の快感。既に限界に近かったのに新たな刺激に耐えられるわけもなく、俺はセンパイの腹筋に擦り付けながら下着の中に射精した。

「……イったな」

「はぁっ、はぁ……うぅ、センパイのバカぁ……歯ならいいって話ですかぁ? 普通、口ダメって思いません……?」

センパイは俺の話を聞かず、身体を起こして俺のズボンと下着を脱がした。ドロっと付着した白濁液を見せつけ、微笑む。

「ぅ……やめてくださいよぉっ、恥ずかしい……」

思わず顔を覆ったが、センパイが服を脱ぐ気配を感じてすぐにそちらを見る。褐色の肌が顕になっていく様はいつ見ても素晴らしい。勃った巨根が露出したらもう自然と足を開いてしまう。

「……ほぐしてろ」

「はい……」

凶器とも言える陰茎を見せつけられて逆らえる訳もなく、俺はセンパイの陰茎を見ながら後孔をほじくって自慰を始めた。

「ん、ぁっ、あぁっ、ぁんっ! んっ、んんっ!」

センパイは自身の陰茎に俺の下着を被せ、内側の精液を塗り込むように扱く。その様は酷く恥ずかしいものだったが、それだけ興奮も大きく、俺は濡れた穴をパクパクと震えさせて仰け反ってしまった。

「ぁああっ……! せん、ぱいっ、センパイ、もうくださいっ、もう十分ですから!」

「…………分かった。動くなよ、穴を拡げて待て」

センパイは白濁液にまみれた陰茎を晒し、俺が両手で拡げた穴に陰茎をあてがう。手で腰を掴むことすらせず、陰茎を押し込んでいく。

「ん、ぁっ、あぁあっ! あぁああっ! くるっ、きてるぅっ、ぶっといのぉっ、ぉ、おっ……! ぉおっ! ぜん、ぶっ……はいったぁ?」

俺に覆いかぶさってベッドに肘をついたセンパイは欲情した雄の笑顔を浮かべる。

「……入ったと思うか?」

「ん……まだです。結腸つんつんされてるだけですもん。この中、入ってください……」

「……手に力が入らず、上手く腰を押えてやれない」

センパイは再び身体を起こし、俺の足を俺の顔の横まで持ち上げさせた。当然腰も持ち上がり、後孔は上を向く。

「…………だからこうやって押し込む。足を掴んでおけ」

体重をかけて無理矢理結腸の奥へ入られる。自分の足首に爪を立ててその快楽に立ち向かったが、すぐに負けて精液を吹いた。

「イぐぅぅっ! ぁ、はぅっ、あぁうっ……奥、きたぁっ、これすき、すきぃ、けっちょおずぽずぽすきぃ」

「…………途端に変わるな。ノゾム、俺はしっかりとは掴んでやれないからな、自分で体勢を維持する努力はしろよ」

「はぁい……んぁあっ! ぁゔんっ! ぁふっ、ふぁあっ……ぁ、きゅぅゔんっ!」

俺を折り畳んでしまい、上を向いた後孔を真上から体重まで利用して掘削する。ストロークは長いのに一回一回しっかりと結腸の奥まで突かれるから、俺はすぐに人間の言葉を忘れてしまった。
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