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遠い異国から幼馴染を観察してみた(レン視点)
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何よりも大切な幼馴染の居場所から約一万キロの土地で、俺は水晶玉に映った彼の痴態を眺めていた。
「……っ、クソっ!」
ミチに後孔を、形州に口を犯させて喜んでいるようだ。修羅場を起こして共倒れにならないかとミチにノゾムの居場所をそれとなく知らせたのに、逆効果だった。
「望むものは見られたか……ぅわっ!? な、なんてことするんだこのクソガキ!」
「望むものなんか見られちゃねぇよエセ霊能力者!」
ノゾムの様子を見たくて現地の霊能力者に頼み、水晶玉に現在の様子を投影してもらったが納得のいかない結果だった。水晶玉が置いてある台を蹴りつけて走り、この土地での俺の居場所へ戻った。
「クソ、クソクソクソっ! 幽体離脱出来る力なんかいらねぇよっ……呪殺だ、呪い、憎しみだけで人を殺せる力が欲しかった!」
「……荒れてるね。生霊を飛ばせるのは憎しみだけで人を殺せる力……に近いと思うけど」
「師匠! アンタなら何か知ってんだろ、教えてくれよ……ほら、藁人形とかそんな感じのやつ!」
「人を呪わば穴二つ、呪詛は返ってくるモノ。生霊のがいいと思うよ」
ベッドに寝転がったまま返事をするのは白磁の美青年。白髪に赤紫の瞳をしたフィクションじみた見た目の彼が俺の霊能力の師匠だ。
「……あんまり嫉妬すると霊体がどんどん異形化するよ? 鬼だけじゃなく蛇も混じってる。日本的で結構だ、般若や真蛇は女だけがなると言われてたけど……」
「俺はノゾムの嫁だ!」
「……あ、そ」
「…………アンタのせいだぞ。アンタの犬が3Pなんてノゾムに勧めたから! ノゾムは!」
ノートパソコンに注がれていた視線が俺の方に向く。赤紫のその瞳には現実味がなく、妙な圧迫感がある。
「……躾が悪くて申し訳ないことだ。君の旦那が首塚なんて壊さなきゃ、あのバカ犬は出張しなくてよかったんだけど」
「…………すいません」
「君は恐怖で躾けられて楽だよ。あのバカ犬、鞭も蹴りも悦ぶから躾が出来なくてね」
犬というのは師匠の部下のことだ。確か、形州の従兄だったか? 彼のおかげで死なずに済んだようなものだが、ヤツは形州贔屓だ、俺の敵だ。
「……俺はいつ帰れるんですか?」
「月乃宮望に取り憑いた怪異が祓えたら、だね。僕と一緒に帰国してもらう」
「……師匠はいつ帰国を?」
「こっちの仕事が片付いたら」
師匠が眺めるノートパソコンは緊縛術の動画を再生している、とても仕事をしているようには見えない。
「……じゃあ仕事してもらえませんか」
「僕の霊能力的に、ここの怪異を片付けるのは難しくてね。君の旦那に取り憑いたのと似た、群体なんだよ。だから部下を使って追い立ててる……一箇所に集めてそこを僕が叩く」
「……追い込み漁?」
「あぁ、イルカがやる漁法に近いよ」
「…………じゃあ今は暇なんですね。そこ、座っても?」
師匠は表情を変えないままノートパソコンを閉じ、ベッドに座った。俺はその隣に腰を下ろす。
「……ノゾム。俺の、ノゾム……俺だけのものになってくれない。どうすればいいんですか……どうすれば……」
「長期的な作戦ならいいのがあるよ」
師匠は霊能力的なものだけでなく、他にも様々なことを教えてくれる。ぜひ聞かせてくれと頭を下げると師匠は冷たい目で俺を見下ろした。
「……まず、就職まで待つ」
「はい」
「生霊を使ってバレないように彼を社会的にいたぶる。会社での立場を悪くしたり、ね……特に効果的なのは借金を負わせることだ。金銭的にも責めていけ」
「は、はい……」
「ここで重要なのが彼が助けを求められない状態にしておくことだ、もちろん生霊を使って周りの者の立場を悪くしておくのも有効。連絡は遮断しろ、霊体なら容易なはずだ。霊現象も起こして精神的に疲弊させろ」
「……はい」
「闇金に手を出したらチャンスだ、どんどん追い込め、闇金も追い込んでくれる。そして彼がどうしようもなくなったら、死ぬしかないと思い詰めたら、現れろ。その頃には君は僕の下で働いているから彼の借金なんて一括で返せる、肩代わりしてやるんだ」
「……なる、ほど」
「衣食住を整えられていない彼に言うのさ、うちに住めと。清潔な服に美味しいご飯に広い部屋……彼は恩を返したいと思うようになる。そしたら身体を要求しろ、快楽で堕とせ。もう完璧だ、社会的にも、金銭的にも、精神的にも、身体的にも、彼は君から離れられない」
「…………なるほど」
軽い気持ちで聞いたらとんでもないことを語られた。そんな作戦使いたくない。
「……俺は、ノゾムには幸せになって欲しいんです。そういうのは……ちょっと」
「知ってるかい? 疲弊した現代人は来世は「金持ちの家の猫」がいい、なんて冗談めかして言うのさ。よほど社会に貢献したいなんて思いがなければ、何もしないで生きるのが最も幸福なんだ」
最終的に自分で幸せにするなら途中でどれだけいたぶっても問題はないと? 嫌だ、落ちぶれていくノゾムなんて見たくない。死ぬ寸前まで彼を追い詰めるなんて俺には出来ない。
「でも……そんな、金で買うような真似じゃ、本当の愛情は……」
「……金で愛が手に入らないって言うの? 綺麗事、みんな好きだね」
「だって……」
「金で捕らえてセックスで堕として暴力で守るのさ、単純だろ?」
「そんなの、嫌だ……俺は、俺はライバルを蹴落とせればそれでいいんです! 俺が教えて欲しいのは、他の男より俺を見てもらう方法なんです……」
師匠は深いため息をつき、眉間に皺を寄せて俺を見下げた。
「……じゃあ消せば? 他の男達……あぁ、形州はダメだ。アレは僕の犬が可愛がってるからね」
「形州が一番の敵なんです! ミチはどうにでもなる……形州、アイツの魅力を俺は持ってない」
「犬は君が一番邪魔だって言ってたからね、随分と嫌われてたよ。ま、僕は君みたいな有能な子は好きだけど」
「…………アンタの犬に言ってくださいよ、形州に諦めさせろって」
「そしたら手首切っちゃったんだってさ。可哀想な僕のワンちゃん、電話先で泣きわめいてた。全く……本当に不愉快だよ、首塚騒動。いなければよかったのは月乃宮かもね」
「……っ、撤回しろ! ノゾムは俺の全てだ、ノゾムを否定するならアンタは俺の敵だ!」
冷徹な視線を見て勝ち目がないのだと思い出す。ノゾムのことになるとムキになってしまう、まずい……何をされるか分からない。
「…………撤回するよ、言い過ぎた」
「え?」
「……何、その間抜けヅラ」
「い、いや……殴られたりするかと」
「バカ言わないで、僕からの痛みを君ごときに与えるわけないだろ。僕からの痛みは僕の犬だけのものだ」
暴力で従わせる価値すらないと、そういうことか? まぁ、実際俺は言った直後から服従の精神に戻っていた。しっかり反抗するようなら一瞬で潰されるのだろう、羽虫のように。
そうだ、虫だ、師匠にとって俺も他の者達も虫に等しい。愛玩犬のことばかり考えているのは当然のことだ。
「僕が痛みを与えていいのはあのバカ犬だけ……あのバカ犬に痛みを与えていいのは僕だけだ。だからね、如月」
「は、はい……」
「形州國行にだけは手を出すな。あの子に何かあると僕の犬はとても痛がる。僕以外の誰かが僕の犬に痛みを与えるのは、君にとって月乃宮が他の男と寝るのに等しい」
「……はい」
「僕は僕の敵を潰すのに君のように躊躇はしない」
ベッドから立ち上がった師匠はベッドに転がっていたカラのペットボトルを拾う。
「……教えたと思うけど、君が生霊を飛ばすのが得意なように僕にも特技がある」
赤紫の視線がペットボトルに注がれる。直後、ペットボトルが弾け飛び、プラスチック片が辺りに撒き散らされる。
「攻撃的な、特技がね」
ペットボトルの蓋すらも細切れになっている。
「…………掃除機かけといて」
俺とは桁違いの霊能力を見せつけ、改めて俺に恐怖でを与え、服従を促し、師匠は部屋を出ていった。
「……イラついてるなぁ、おししょーさん」
俺はあえて笑顔を作り、逃げ出したくなるような恐怖を殺した。俺は師匠にこのまま気に入られて彼の下で働いて、たくさん稼いで、インスタント麺を硬いまま齧るノゾムに美味しいご飯をたくさん食べさせてやらなきゃならない。
「花嫁修業、頑張るぞー……おー」
修行その一は掃除だな。
「……っ、クソっ!」
ミチに後孔を、形州に口を犯させて喜んでいるようだ。修羅場を起こして共倒れにならないかとミチにノゾムの居場所をそれとなく知らせたのに、逆効果だった。
「望むものは見られたか……ぅわっ!? な、なんてことするんだこのクソガキ!」
「望むものなんか見られちゃねぇよエセ霊能力者!」
ノゾムの様子を見たくて現地の霊能力者に頼み、水晶玉に現在の様子を投影してもらったが納得のいかない結果だった。水晶玉が置いてある台を蹴りつけて走り、この土地での俺の居場所へ戻った。
「クソ、クソクソクソっ! 幽体離脱出来る力なんかいらねぇよっ……呪殺だ、呪い、憎しみだけで人を殺せる力が欲しかった!」
「……荒れてるね。生霊を飛ばせるのは憎しみだけで人を殺せる力……に近いと思うけど」
「師匠! アンタなら何か知ってんだろ、教えてくれよ……ほら、藁人形とかそんな感じのやつ!」
「人を呪わば穴二つ、呪詛は返ってくるモノ。生霊のがいいと思うよ」
ベッドに寝転がったまま返事をするのは白磁の美青年。白髪に赤紫の瞳をしたフィクションじみた見た目の彼が俺の霊能力の師匠だ。
「……あんまり嫉妬すると霊体がどんどん異形化するよ? 鬼だけじゃなく蛇も混じってる。日本的で結構だ、般若や真蛇は女だけがなると言われてたけど……」
「俺はノゾムの嫁だ!」
「……あ、そ」
「…………アンタのせいだぞ。アンタの犬が3Pなんてノゾムに勧めたから! ノゾムは!」
ノートパソコンに注がれていた視線が俺の方に向く。赤紫のその瞳には現実味がなく、妙な圧迫感がある。
「……躾が悪くて申し訳ないことだ。君の旦那が首塚なんて壊さなきゃ、あのバカ犬は出張しなくてよかったんだけど」
「…………すいません」
「君は恐怖で躾けられて楽だよ。あのバカ犬、鞭も蹴りも悦ぶから躾が出来なくてね」
犬というのは師匠の部下のことだ。確か、形州の従兄だったか? 彼のおかげで死なずに済んだようなものだが、ヤツは形州贔屓だ、俺の敵だ。
「……俺はいつ帰れるんですか?」
「月乃宮望に取り憑いた怪異が祓えたら、だね。僕と一緒に帰国してもらう」
「……師匠はいつ帰国を?」
「こっちの仕事が片付いたら」
師匠が眺めるノートパソコンは緊縛術の動画を再生している、とても仕事をしているようには見えない。
「……じゃあ仕事してもらえませんか」
「僕の霊能力的に、ここの怪異を片付けるのは難しくてね。君の旦那に取り憑いたのと似た、群体なんだよ。だから部下を使って追い立ててる……一箇所に集めてそこを僕が叩く」
「……追い込み漁?」
「あぁ、イルカがやる漁法に近いよ」
「…………じゃあ今は暇なんですね。そこ、座っても?」
師匠は表情を変えないままノートパソコンを閉じ、ベッドに座った。俺はその隣に腰を下ろす。
「……ノゾム。俺の、ノゾム……俺だけのものになってくれない。どうすればいいんですか……どうすれば……」
「長期的な作戦ならいいのがあるよ」
師匠は霊能力的なものだけでなく、他にも様々なことを教えてくれる。ぜひ聞かせてくれと頭を下げると師匠は冷たい目で俺を見下ろした。
「……まず、就職まで待つ」
「はい」
「生霊を使ってバレないように彼を社会的にいたぶる。会社での立場を悪くしたり、ね……特に効果的なのは借金を負わせることだ。金銭的にも責めていけ」
「は、はい……」
「ここで重要なのが彼が助けを求められない状態にしておくことだ、もちろん生霊を使って周りの者の立場を悪くしておくのも有効。連絡は遮断しろ、霊体なら容易なはずだ。霊現象も起こして精神的に疲弊させろ」
「……はい」
「闇金に手を出したらチャンスだ、どんどん追い込め、闇金も追い込んでくれる。そして彼がどうしようもなくなったら、死ぬしかないと思い詰めたら、現れろ。その頃には君は僕の下で働いているから彼の借金なんて一括で返せる、肩代わりしてやるんだ」
「……なる、ほど」
「衣食住を整えられていない彼に言うのさ、うちに住めと。清潔な服に美味しいご飯に広い部屋……彼は恩を返したいと思うようになる。そしたら身体を要求しろ、快楽で堕とせ。もう完璧だ、社会的にも、金銭的にも、精神的にも、身体的にも、彼は君から離れられない」
「…………なるほど」
軽い気持ちで聞いたらとんでもないことを語られた。そんな作戦使いたくない。
「……俺は、ノゾムには幸せになって欲しいんです。そういうのは……ちょっと」
「知ってるかい? 疲弊した現代人は来世は「金持ちの家の猫」がいい、なんて冗談めかして言うのさ。よほど社会に貢献したいなんて思いがなければ、何もしないで生きるのが最も幸福なんだ」
最終的に自分で幸せにするなら途中でどれだけいたぶっても問題はないと? 嫌だ、落ちぶれていくノゾムなんて見たくない。死ぬ寸前まで彼を追い詰めるなんて俺には出来ない。
「でも……そんな、金で買うような真似じゃ、本当の愛情は……」
「……金で愛が手に入らないって言うの? 綺麗事、みんな好きだね」
「だって……」
「金で捕らえてセックスで堕として暴力で守るのさ、単純だろ?」
「そんなの、嫌だ……俺は、俺はライバルを蹴落とせればそれでいいんです! 俺が教えて欲しいのは、他の男より俺を見てもらう方法なんです……」
師匠は深いため息をつき、眉間に皺を寄せて俺を見下げた。
「……じゃあ消せば? 他の男達……あぁ、形州はダメだ。アレは僕の犬が可愛がってるからね」
「形州が一番の敵なんです! ミチはどうにでもなる……形州、アイツの魅力を俺は持ってない」
「犬は君が一番邪魔だって言ってたからね、随分と嫌われてたよ。ま、僕は君みたいな有能な子は好きだけど」
「…………アンタの犬に言ってくださいよ、形州に諦めさせろって」
「そしたら手首切っちゃったんだってさ。可哀想な僕のワンちゃん、電話先で泣きわめいてた。全く……本当に不愉快だよ、首塚騒動。いなければよかったのは月乃宮かもね」
「……っ、撤回しろ! ノゾムは俺の全てだ、ノゾムを否定するならアンタは俺の敵だ!」
冷徹な視線を見て勝ち目がないのだと思い出す。ノゾムのことになるとムキになってしまう、まずい……何をされるか分からない。
「…………撤回するよ、言い過ぎた」
「え?」
「……何、その間抜けヅラ」
「い、いや……殴られたりするかと」
「バカ言わないで、僕からの痛みを君ごときに与えるわけないだろ。僕からの痛みは僕の犬だけのものだ」
暴力で従わせる価値すらないと、そういうことか? まぁ、実際俺は言った直後から服従の精神に戻っていた。しっかり反抗するようなら一瞬で潰されるのだろう、羽虫のように。
そうだ、虫だ、師匠にとって俺も他の者達も虫に等しい。愛玩犬のことばかり考えているのは当然のことだ。
「僕が痛みを与えていいのはあのバカ犬だけ……あのバカ犬に痛みを与えていいのは僕だけだ。だからね、如月」
「は、はい……」
「形州國行にだけは手を出すな。あの子に何かあると僕の犬はとても痛がる。僕以外の誰かが僕の犬に痛みを与えるのは、君にとって月乃宮が他の男と寝るのに等しい」
「……はい」
「僕は僕の敵を潰すのに君のように躊躇はしない」
ベッドから立ち上がった師匠はベッドに転がっていたカラのペットボトルを拾う。
「……教えたと思うけど、君が生霊を飛ばすのが得意なように僕にも特技がある」
赤紫の視線がペットボトルに注がれる。直後、ペットボトルが弾け飛び、プラスチック片が辺りに撒き散らされる。
「攻撃的な、特技がね」
ペットボトルの蓋すらも細切れになっている。
「…………掃除機かけといて」
俺とは桁違いの霊能力を見せつけ、改めて俺に恐怖でを与え、服従を促し、師匠は部屋を出ていった。
「……イラついてるなぁ、おししょーさん」
俺はあえて笑顔を作り、逃げ出したくなるような恐怖を殺した。俺は師匠にこのまま気に入られて彼の下で働いて、たくさん稼いで、インスタント麺を硬いまま齧るノゾムに美味しいご飯をたくさん食べさせてやらなきゃならない。
「花嫁修業、頑張るぞー……おー」
修行その一は掃除だな。
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