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幼馴染が言うこと聞いてくれなくなってきた
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ゆっくりと扱かれるだけだと思っていたが、下着の中に入ったレンの右手は半勃ちの陰茎を激しく扱いた。精液にまみれた陰茎を緩く握った手で扱くとぢゅくぢゅくという水音と、ぐぽぐぽという空気混じりの音が響き、非常に淫猥だ。
「あっ、あっ、は、ぁ、あ、あぁーっ!? ゃ、やぁあっ、だめっ、だめぇっ! レンっ!? だめぇっ!」
すぐに絶頂を迎えそうになり、慌ててレンを止める。
「ゃ、やめてくれっ、そんなふうにされたら、すぐイって……」
『……ダメか?』
可愛らしい顔が間近で首を傾げる。
「だ、だめ……」
『どうしても、ダメか?』
茶色い瞳が潤み、伏し目になる。
『したかったんだけど……そんなに嫌なら仕方ないな…………残念だなぁ』
しゅんと落ち込んだレンを見ていると胸が締め付けられる。萌えと罪悪感に同時に襲われる。
「し、していいっ! していいから……そんな顔しないで、笑ってて……レン」
『…………いいのかっ? やったぁ、ありがとうなぁもちぃ、よくしてやるからな。後からやっぱりダメはナシだぞ?』
コロッと笑顔に戻ったレンは完全に勃起した陰茎への激しい扱きを再開した。
「ひぅっ! あぁあっ! んゃあっ、ひんんんっ! ゃ、あぁあんっ! 待って、待ってぇレンっ! やっぱだめっ、止まって……!」
『そういえば……もち、こっちして欲しいんだったな』
右手はそのまま動かしながら、左手で俺の肌着を捲り上げて乳首をつまむ。
「ひぁあんっ!」
『今日ここにはピアス着けてないんだな、穴は空けてるのに……今度見せてくれよ、もーちっ』
「わ、わかっひゃっ、わかっひゃかりゃあっ!」
シーツを掴んで身悶えているとレンは薄紅色の綺麗な唇の隙間から細長い蛇のような舌を垂らした。その二又の先端は指で弄ばれていない方の乳輪をくすぐった。
「ひぁんっ!? んぁっ、あぁあっ!? レ、レンっ? レンっ、レンがっ、ぁああっ……ぁ、ひっ! イくっ、イくぅぅぅっ!」
レンが乳首を舐めてくれたという衝撃もあって再び射精を果たすも、レンの手と口の動きは止まらない。
「ゃあぁあっ!? 止まってっ、やらぁっ、イくっ、またイくぅうっ! あぁああああっ!」
細長い舌が乳首に巻き付き、締める。ピアスホールに先端を引っ掛け、弾く。
「イ、くぅぅぅっ! ぁひんっ!? イ、イったっ、イったのにぃっ! またっ、イっちゃ、あぁああっ!」
精液を尿道へ押し込むかのように鈴口を指の腹でこね回され、潮を吹き、情けなく開脚した足を痙攣させる。
「ぁ、あぁっ、も、もぉ、らめ……きゃうんっ!? んゃっ、らめっ、それらめぇっ、かぷかぷっ、ぜったいらめっ……イくぅうっ!」
前歯が乳首の根元を挟み、乳頭が舌先でつつき回される。反対の乳首はずっと指の間で押し潰されてぐりぐりと強めの責めを受けており、もう胸も連続絶頂にハマった。特に敏感な性感帯で何度も絶頂させられ、俺は心身共に限界に近付いていく。
『も、ち』
「ひぅっ……!」
いつの間にか責めが中断されていた。しかし情けなく開脚した足は上手く動かないし、乳首と陰茎はジンジンと快感を貯め震えている。数秒か数分だけ失神していたのだろう。
『もーち、可愛い可愛い俺だけの赤ちゃん。もちは誰のものだ?』
「…………れ、ん」
『よーしよしよしその通りだ! えらいなぁ、いい子だぞもちぃ。じゃあ……形州、明日フってこれるな?』
「かた、す……? せん、ぱい?」
快楽で上手く回っていない頭にレンの声だけが響く。
『そう、形州 國行……だっけ。もちの恋人は俺だけなんだから、アイツと会ったりアイツに抱かれたり、アイツの名前呼んだりアイツ見たりアイツのこと考えたりなんて……おかしいよなぁ? もちはいい子だろ? いい子なら、キッパリ別れなきゃいけないんだぞ』
「わか、れ……なきゃ……」
『そう……別れられるな? 約束してくれ、明日別れるって』
ボーッとした頭では何も考えられず、何となく頷きそうになってしまうが、頭の中に漠然とあったセンパイという言葉と縫い跡のある褐色の手首の記憶が繋がる。
「やだ……」
『……は? ごめん、よく聞こえなかった、もう一回言ってくれるか? 形州と、別れる、よな?』
「やだ……センパイとは、別れない」
『………………なんで』
ふわりと浮かんでいたレンが俺の腹の上に座る。その重みを苦しく思いながらも、腹の圧迫は俺にとって快感で、甘い吐息を漏らした。
『手首切ったから? そういや、ミチもそんな感じだったな。怪我したのお前だけど……カッター持ってさ。何、死ぬって言えばお前は振り向くわけ』
長く鋭い爪が顎をなぞる。レンの角が目に見えて伸びていく。
『俺と約束してくれたのも……俺が死にそうだったからってだけで、お前が本当に愛してくれたわけじゃなかったんだな』
「ちっ、ちがっ……!」
声が出なくなった。体が動かない、指先すら曲げられない、金縛りだ。今回は口を閉じることも目を閉じることも許されていない。
『俺ももう一回死にそーですって言えばいいの? そーすりゃお前振り向かせられんの? そしたらまたミチか形州が似たようなことするんだろうな、お前がフラフラする数だけ俺らの自傷跡が増えるんだ』
鋭い爪が閉じられない瞳の間近で揺れる。
『……アイツらってお前の何が好きなわけ? 顔かな……じゃあ、剥がしちゃおっか』
もう片方の手が俺の髪の生え際に爪を当てる。
『ド淫乱のクソビッチのくせに処女みてぇにキレーな目かな……じゃあ両方潰しちゃおうか? なぁもち、お前が何も見えなくなっても俺はお前の傍にいるよ』
呼吸だけが荒くなっていく。瞳に触れそうな爪の先端が怖いのに瞼が動かない、涙だけが溢れていく。
『……目潰すのマジでいいかもな。だってそうすりゃお前は一人で暮らせなくなるだろ? 生まれつきならともかく、急に見えなくなったらすぐには慣れらんねぇよな。あのクソ女が面倒見るわけねぇし、一番家が近い俺のとこに来るしかなくなるんだよな』
爪の背が白目に触れる。意外なことに痛みはなく、ただ涙の分泌量が増える。
『…………耳も潰そうか。喉も潰そう。俺以外の奴と関わるとこ全部潰そうな、もち……ちょうど病院だし大丈夫だ』
顔からレンの両手が離れ、肩を力なく引っ掻かれる。ただ爪の先端が肌の上を動くだけで痛くはない。
『俺以外の奴に抱きつく腕なんか、根元からして要らねぇな。俺以外の奴んとこ走ってっちゃう足も、根元から取っちまおうな』
足の付け根も同じように爪で撫でられる。
『……一番はこの穴かな? ここはどうしようか。ぶっ壊して人工のやつ入れてもらう? んー……もっといいやり方あるような気もするんだよなぁ、でもパッとは思いつかねえな……』
ふわりと浮かび上がったかと思えばベッドの上に立ち、俺の下腹に踵を優しく落とす。踏まれるなんて嫌なはずなのに、レンにされていると思うと何故かドキドキする。
『………………つーかさ、殺せばいいのか。生霊で殺せば完全犯罪だし、形州もミチも霊感ないもんな。幽霊になったお前を飼うってのもいいかもな……俺以外には見えないし。歳取ってくのが見られないのはちょっと残念かな、でも……お前が他の男のところ行くから悪いんだぞ』
レンは踵で俺の内臓をぐりゅぐりゅと弄ぶ。うっすらと刺激される前立腺から快感を得て、息が熱くなる。
『あー、でも、こいつら邪魔だな……この手首ども先にどうにかしないと、お前持ってかれちまうかも……』
言いながらレンは足をすり抜けさせ、俺の前立腺を直接踵で踏みにじった。
『…………気持ちいいのか? この変態』
ぐりぐりと押し潰されて絶頂を迎え、金縛りで勃起すら許されない陰茎からぷしゅぷしゅと精液と潮を吹く。
『な、どっちがいい?』
踵で踏まれるのが終わって安堵していると、今度は爪先で踏まれる。足の指で拙く揉まれ、先程とはまた違った快感に何度も絶頂する。しかし痙攣も絶叫も金縛りによって許されず、俺は静かな連続絶頂を味わった。
『可愛い……やっぱりもちの可愛い身体に何かするのは嫌だなー。他の奴らに触られてる方が嫌だから、いざとなれば全部取っちまうけどさ……とりあえず今日は五体満足なままにしてやるよ』
レンは前立腺を足の指で揉みしだきながら指を鳴らした。金縛りが解け、痙攣と絶叫が許される。
「……っ、ぐぅぅううっ!? イぐっ! イぎゅぅううっ! ひぎっ、イぐっ、ゔぅううっ!」
『汚ねぇ声……可愛い』
足が離れて刺激が与えられなくなるが、俺の前立腺は刺激の余韻で震えて絶頂を続ける。
『ノゾム、ノゾム……可愛い可愛い俺だけの赤ちゃん』
絶頂し続ける俺に顔を近付け、レンは優しく微笑む。
『今日のところは色々と保留! でも、お前が俺以外を見るのは気に入らねぇから……目は、目だけは』
鋭い爪が近付いてきて咄嗟に目を閉じる。
『……金縛り、かけとくな』
瞼が動かない。目が開かない。何も見えない。
『スマホちょっと借りるぜ。じゃ、バイバイ、もち』
レンは俺のスマホを勝手に操作して自分に電話をかけ、その電波に乗って肉体へ帰って行った。どうして俺のスマホのパスコードが知られているんだろう。
いや、今はそんなことどうでもいい。目が開かなくなったのだ、大問題だ。しかし俺の身体は快楽を貪ったせいでろくに動けない、今日のところは眠るしかないようだ。
「あっ、あっ、は、ぁ、あ、あぁーっ!? ゃ、やぁあっ、だめっ、だめぇっ! レンっ!? だめぇっ!」
すぐに絶頂を迎えそうになり、慌ててレンを止める。
「ゃ、やめてくれっ、そんなふうにされたら、すぐイって……」
『……ダメか?』
可愛らしい顔が間近で首を傾げる。
「だ、だめ……」
『どうしても、ダメか?』
茶色い瞳が潤み、伏し目になる。
『したかったんだけど……そんなに嫌なら仕方ないな…………残念だなぁ』
しゅんと落ち込んだレンを見ていると胸が締め付けられる。萌えと罪悪感に同時に襲われる。
「し、していいっ! していいから……そんな顔しないで、笑ってて……レン」
『…………いいのかっ? やったぁ、ありがとうなぁもちぃ、よくしてやるからな。後からやっぱりダメはナシだぞ?』
コロッと笑顔に戻ったレンは完全に勃起した陰茎への激しい扱きを再開した。
「ひぅっ! あぁあっ! んゃあっ、ひんんんっ! ゃ、あぁあんっ! 待って、待ってぇレンっ! やっぱだめっ、止まって……!」
『そういえば……もち、こっちして欲しいんだったな』
右手はそのまま動かしながら、左手で俺の肌着を捲り上げて乳首をつまむ。
「ひぁあんっ!」
『今日ここにはピアス着けてないんだな、穴は空けてるのに……今度見せてくれよ、もーちっ』
「わ、わかっひゃっ、わかっひゃかりゃあっ!」
シーツを掴んで身悶えているとレンは薄紅色の綺麗な唇の隙間から細長い蛇のような舌を垂らした。その二又の先端は指で弄ばれていない方の乳輪をくすぐった。
「ひぁんっ!? んぁっ、あぁあっ!? レ、レンっ? レンっ、レンがっ、ぁああっ……ぁ、ひっ! イくっ、イくぅぅぅっ!」
レンが乳首を舐めてくれたという衝撃もあって再び射精を果たすも、レンの手と口の動きは止まらない。
「ゃあぁあっ!? 止まってっ、やらぁっ、イくっ、またイくぅうっ! あぁああああっ!」
細長い舌が乳首に巻き付き、締める。ピアスホールに先端を引っ掛け、弾く。
「イ、くぅぅぅっ! ぁひんっ!? イ、イったっ、イったのにぃっ! またっ、イっちゃ、あぁああっ!」
精液を尿道へ押し込むかのように鈴口を指の腹でこね回され、潮を吹き、情けなく開脚した足を痙攣させる。
「ぁ、あぁっ、も、もぉ、らめ……きゃうんっ!? んゃっ、らめっ、それらめぇっ、かぷかぷっ、ぜったいらめっ……イくぅうっ!」
前歯が乳首の根元を挟み、乳頭が舌先でつつき回される。反対の乳首はずっと指の間で押し潰されてぐりぐりと強めの責めを受けており、もう胸も連続絶頂にハマった。特に敏感な性感帯で何度も絶頂させられ、俺は心身共に限界に近付いていく。
『も、ち』
「ひぅっ……!」
いつの間にか責めが中断されていた。しかし情けなく開脚した足は上手く動かないし、乳首と陰茎はジンジンと快感を貯め震えている。数秒か数分だけ失神していたのだろう。
『もーち、可愛い可愛い俺だけの赤ちゃん。もちは誰のものだ?』
「…………れ、ん」
『よーしよしよしその通りだ! えらいなぁ、いい子だぞもちぃ。じゃあ……形州、明日フってこれるな?』
「かた、す……? せん、ぱい?」
快楽で上手く回っていない頭にレンの声だけが響く。
『そう、形州 國行……だっけ。もちの恋人は俺だけなんだから、アイツと会ったりアイツに抱かれたり、アイツの名前呼んだりアイツ見たりアイツのこと考えたりなんて……おかしいよなぁ? もちはいい子だろ? いい子なら、キッパリ別れなきゃいけないんだぞ』
「わか、れ……なきゃ……」
『そう……別れられるな? 約束してくれ、明日別れるって』
ボーッとした頭では何も考えられず、何となく頷きそうになってしまうが、頭の中に漠然とあったセンパイという言葉と縫い跡のある褐色の手首の記憶が繋がる。
「やだ……」
『……は? ごめん、よく聞こえなかった、もう一回言ってくれるか? 形州と、別れる、よな?』
「やだ……センパイとは、別れない」
『………………なんで』
ふわりと浮かんでいたレンが俺の腹の上に座る。その重みを苦しく思いながらも、腹の圧迫は俺にとって快感で、甘い吐息を漏らした。
『手首切ったから? そういや、ミチもそんな感じだったな。怪我したのお前だけど……カッター持ってさ。何、死ぬって言えばお前は振り向くわけ』
長く鋭い爪が顎をなぞる。レンの角が目に見えて伸びていく。
『俺と約束してくれたのも……俺が死にそうだったからってだけで、お前が本当に愛してくれたわけじゃなかったんだな』
「ちっ、ちがっ……!」
声が出なくなった。体が動かない、指先すら曲げられない、金縛りだ。今回は口を閉じることも目を閉じることも許されていない。
『俺ももう一回死にそーですって言えばいいの? そーすりゃお前振り向かせられんの? そしたらまたミチか形州が似たようなことするんだろうな、お前がフラフラする数だけ俺らの自傷跡が増えるんだ』
鋭い爪が閉じられない瞳の間近で揺れる。
『……アイツらってお前の何が好きなわけ? 顔かな……じゃあ、剥がしちゃおっか』
もう片方の手が俺の髪の生え際に爪を当てる。
『ド淫乱のクソビッチのくせに処女みてぇにキレーな目かな……じゃあ両方潰しちゃおうか? なぁもち、お前が何も見えなくなっても俺はお前の傍にいるよ』
呼吸だけが荒くなっていく。瞳に触れそうな爪の先端が怖いのに瞼が動かない、涙だけが溢れていく。
『……目潰すのマジでいいかもな。だってそうすりゃお前は一人で暮らせなくなるだろ? 生まれつきならともかく、急に見えなくなったらすぐには慣れらんねぇよな。あのクソ女が面倒見るわけねぇし、一番家が近い俺のとこに来るしかなくなるんだよな』
爪の背が白目に触れる。意外なことに痛みはなく、ただ涙の分泌量が増える。
『…………耳も潰そうか。喉も潰そう。俺以外の奴と関わるとこ全部潰そうな、もち……ちょうど病院だし大丈夫だ』
顔からレンの両手が離れ、肩を力なく引っ掻かれる。ただ爪の先端が肌の上を動くだけで痛くはない。
『俺以外の奴に抱きつく腕なんか、根元からして要らねぇな。俺以外の奴んとこ走ってっちゃう足も、根元から取っちまおうな』
足の付け根も同じように爪で撫でられる。
『……一番はこの穴かな? ここはどうしようか。ぶっ壊して人工のやつ入れてもらう? んー……もっといいやり方あるような気もするんだよなぁ、でもパッとは思いつかねえな……』
ふわりと浮かび上がったかと思えばベッドの上に立ち、俺の下腹に踵を優しく落とす。踏まれるなんて嫌なはずなのに、レンにされていると思うと何故かドキドキする。
『………………つーかさ、殺せばいいのか。生霊で殺せば完全犯罪だし、形州もミチも霊感ないもんな。幽霊になったお前を飼うってのもいいかもな……俺以外には見えないし。歳取ってくのが見られないのはちょっと残念かな、でも……お前が他の男のところ行くから悪いんだぞ』
レンは踵で俺の内臓をぐりゅぐりゅと弄ぶ。うっすらと刺激される前立腺から快感を得て、息が熱くなる。
『あー、でも、こいつら邪魔だな……この手首ども先にどうにかしないと、お前持ってかれちまうかも……』
言いながらレンは足をすり抜けさせ、俺の前立腺を直接踵で踏みにじった。
『…………気持ちいいのか? この変態』
ぐりぐりと押し潰されて絶頂を迎え、金縛りで勃起すら許されない陰茎からぷしゅぷしゅと精液と潮を吹く。
『な、どっちがいい?』
踵で踏まれるのが終わって安堵していると、今度は爪先で踏まれる。足の指で拙く揉まれ、先程とはまた違った快感に何度も絶頂する。しかし痙攣も絶叫も金縛りによって許されず、俺は静かな連続絶頂を味わった。
『可愛い……やっぱりもちの可愛い身体に何かするのは嫌だなー。他の奴らに触られてる方が嫌だから、いざとなれば全部取っちまうけどさ……とりあえず今日は五体満足なままにしてやるよ』
レンは前立腺を足の指で揉みしだきながら指を鳴らした。金縛りが解け、痙攣と絶叫が許される。
「……っ、ぐぅぅううっ!? イぐっ! イぎゅぅううっ! ひぎっ、イぐっ、ゔぅううっ!」
『汚ねぇ声……可愛い』
足が離れて刺激が与えられなくなるが、俺の前立腺は刺激の余韻で震えて絶頂を続ける。
『ノゾム、ノゾム……可愛い可愛い俺だけの赤ちゃん』
絶頂し続ける俺に顔を近付け、レンは優しく微笑む。
『今日のところは色々と保留! でも、お前が俺以外を見るのは気に入らねぇから……目は、目だけは』
鋭い爪が近付いてきて咄嗟に目を閉じる。
『……金縛り、かけとくな』
瞼が動かない。目が開かない。何も見えない。
『スマホちょっと借りるぜ。じゃ、バイバイ、もち』
レンは俺のスマホを勝手に操作して自分に電話をかけ、その電波に乗って肉体へ帰って行った。どうして俺のスマホのパスコードが知られているんだろう。
いや、今はそんなことどうでもいい。目が開かなくなったのだ、大問題だ。しかし俺の身体は快楽を貪ったせいでろくに動けない、今日のところは眠るしかないようだ。
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