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久しぶりの彼氏と上手く話せなかった
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朝食を食べ終えた俺はセンパイに今日は学校に行くつもりだと伝えた。少し早めに出て俺の家に寄り、着替えて荷物を取らせてくれと頼んだ。
「……大切なお前のためだ、何だってする。好きなだけ使ってくれ…………すまない、意地の悪い言い方だったな」
「い、いえっ……気にしないでください、俺が悪いんですし」
別れておいて利用するだなんて、俺はとんでもないクズだ。
「…………本当に、ただのパシリでもいいんだ。少しでもお前の傍に居たい、お前を守りたい。お前がフラれたらすぐに捕まえられるよう、俺を傍で使ってくれ」
「センパイ……なんでセンパイはそんなに俺のこと好きでいてくれるんですか?」
「……………………お前は、可愛い」
好きという感情はもっとも言語化が難しい、それは俺も身に染みている。質問が悪かったな。
「……そろそろ出るか?」
その後俺は家を経由して学校まで送ってもらった。ワックスで髪型を整える時間も欲しかったところだが、贅沢を言える立場ではない。
「…………帰りはどうする?」
校門を抜けたところで不意に尋ねられた。
「一人で帰ります」
「……送らせてもくれないのか? まだ茶髪は帰ってないんだ、少しくらいいいだろう?」
電車に乗ればまた痴漢に遭うかもしれないし、タクシーを使うのは経済的ではない。歩いて帰るのは現実的ではない。
「…………そもそもお前、精液を摂取しないとまずいんじゃなかったか? 茶髪はいつ戻る? そもそも、あの華奢な男が日に何発も出せるか? 足りなければ俺を呼べよ」
「えっ、で、でも」
「…………中出しされなければ祟り殺されるんだろ? 緊急避難だ、浮気じゃない……そうだろ?」
精液集めの問題を失念していた。怪異を祓った後はレンだけに絞っても問題ないが、祓われるまでは誰かに抱かれなければいけない。
「………………今更、操を立てたいなんて言うなら……別にいい。口からでもいいんだろ。悪かったな、つけ込むようなことを言って」
センパイはすぐに自分の発言を撤回してしまう。つけ込んで欲しかった、抱かれる言い訳が欲しかった、もっと本心をぶちまけて欲しかった。そんな俺の欲望が叶っても結局苦しむのはセンパイなんだろう。
「……じゃあな、ノゾム。連絡待ってる」
センパイは俺の頭を撫で、その自分の手の甲にこっそりとキスをして、三年生のクラスの方へ向かった。
俺は周囲の視線と悪意ある噂にストレスを覚えながら自分のクラスへ向かう──途中、後ろから抱きつかれた。
「な、なんだっ、誰……あっ」
引き剥がして振り向くとボサボサの黒髪があった。俺の肩を越す程度の低身長の彼は俺を見上げ、俺の名前を発声するのに何度も失敗した。
「つ、つつっ、つ、つつきっ、つ、つつ、つき」
「ミチ……! 落ち着け。おはよう」
「ぉ、お、おぉっ、お、お、はっ、おは、よっ」
「あぁ、おはようミチ。久しぶりだな、元気だったか? 誰かに何かされたりしなかったか?」
ミチと最後に会ったのは一週間以上前だった。久しぶりの俺に焦りと驚きがあるのか、いつも以上にどもっている。
「ご、ごごっ、ごめ、ぼ、ぼ僕っ、きききっ、君が酷い目にっ、ぁ、あ、遭ってる時っ、にに、に逃げてっ」
「あぁ、落ち着け落ち着け、ゆっくりな。えっと……前に学校来た時だよな、裸にされたの……ミチ、あの時先生呼んでくれたんだろ? おかげで助かったんだ、ありがとうな」
俺と話したいことがたくさんあるのだろう、焦って早口になって、更に聞き取りにくい。でもそれだけ必死に伝えようとしてくれているのだ、身振り手振りもちゃんと見て受け取らなければ。
「ぼ、ぼぼっ、僕っ、ぁ、ああっ、あいつらっ、えいってしてっ、たた、倒したりしてっ、き、き君を助けなきゃっ、だだだだめだったのにっ」
「ミチはミチのやり方で俺を助けただろ? 俺も俺のやり方でミチを助けたくてアイツらの言いなりになったんだ、後悔はないよ。でも気になってることはある、ミチ……あの後、大丈夫だったか?」
言いながらミチの襟をそうっと掴み、引っ張って鎖骨周りを見た。アザなどはない。しかしこんな小範囲を確認したって安心出来ない。
「だ、だだだっ、だだ、だいじょぶっ」
ミチの言葉は信用出来ない。
「そっか、ならよかった。俺がアレやってミチのイジメを止められたんなら、俺は満足だ」
信用出来ないが、この場で脱がして傷を確認するのは不可能だ。ボサボサ頭を撫でて……あぁ、可愛いなぁ、やっぱりミチは可愛い、癒される。ずっと恋人でいたいな、可愛いミチを手放すのも泣かせるのも嫌だ。でもちゃんとフラなきゃ。
「ぁ……ね、ねねっ、根野せんせっ、せせっ、せんせ、やや、辞めたっ」
「あぁ、逮捕されたんだ。いや、不起訴だっけ……それは知らない? そっか。まぁ、もう会うことはないだろうし……」
ミチは根野には会わないだろう、俺は会うかもしれないけれど。
「そそ、そかっ……ひ、ひひっ、一人、減ったんだねっ。か、かかっ、形州にもフラれたんだったよねっ。ぁあ、後はっ、きき、如月くんを、だだだ出し抜けばっ」
可愛らしい顔で気持ち悪い笑顔を浮かべ、ミチは俺を手に入れる日が近いと喜んでいる。そんな日、来ないのに。
「なぁ……ミチ、一回電話したことあったろ? うん……あの時な、センセに捕まってたんだ。ちょっとアザつけられてな、それ見られたくなかったから会えないって言ったんだ。そもそも出られるか分かんなかったし……ごめんな、あの時……傷付けたかなってずっと気になってたんだよ」
根野の家でミチと通話した記憶を反芻し、また連絡してと言われていたことを思い出した。
「あの後、全然連絡出来なくてごめんな。スマホ壊れたり色々あって……なんて、言い訳だな、ごめん」
「つ、つつっ、つき、つ、つつ月乃宮くんっ……ぼ、ぼぼ僕っ、き君がどんなことなってるかも知らないでっ、ぼぼっ、僕こそごめんっ」
抱きついてきたミチを抱き返す。廊下を行く生徒達の視線は増え噂は勢いを増したが、今更取り繕っても無意味だろうから無視した。
「つ、つっ、つつ、月乃宮くん……そ、そそ、そろそろ教室行かないとっ」
「あぁ……そうだな、じゃあまたな」
「ま、ままっ、待ってぇっ! キ、キキ、キス! して!」
裏返った大声でのキス要求により、俺達は完全に見世物になってしまう。
「分かった……キスな」
終業式の後に呼び出して別れ話をするつもりなのに、この要求を受け入れていいのだろうか? 場を収めるためなんて割り切りたくないし、最後の思い出になんて自惚れたくない。可愛いミチと俺もキスがしたいだけだ、胸を張っては言えないけれどそれが俺の本心だ。
「んっ……」
唇を触れ合わせただけでビクッと体を跳ねさせて声を漏らしたミチが可愛くて、彼の頭を両手で支えて小さな口を犯す。大騒ぎの廊下の中、二人だけの世界に入り込んで静かに唾液を混ぜ合い、舌を絡め合う。
『裏切り者』
真後ろから聞こえた声に驚き、キスを中断して振り返る。
「つ、つつ、月乃宮くん……? ぅー……な、なな、なんか、ささ、最後雑だったよぉ……」
「ぁ、あぁ……ごめん」
背後に野次馬は大量に居たが、耳に吐息がかかるような距離で囁ける者は居なかった。
「そ、そそ、それじゃ! 後で!」
「あぁ、またな…………幻聴かな」
この世のものとは思えない恐ろしい声だった、背骨が氷柱に変わったかと勘違いするような寒気だった、あんな声ホラー映画でだって聞かない。
「はぁ……浮遊霊の声聞こえるようになったとかなら最悪……」
昨日レンに「もちは取り憑かれてから霊感増してる」と話されたことを思い出し、憂鬱になる。自分のクラスへと歩き出したその瞬間、ガシャーン! という破壊音と劈くような悲鳴が聞こえた。
「な、何っ……ミチっ!? ミチ! ミチっ!」
ボールでも飛んできたのか窓ガラスが割れており、その破片の中心にミチが座り込んでいた。
「……大切なお前のためだ、何だってする。好きなだけ使ってくれ…………すまない、意地の悪い言い方だったな」
「い、いえっ……気にしないでください、俺が悪いんですし」
別れておいて利用するだなんて、俺はとんでもないクズだ。
「…………本当に、ただのパシリでもいいんだ。少しでもお前の傍に居たい、お前を守りたい。お前がフラれたらすぐに捕まえられるよう、俺を傍で使ってくれ」
「センパイ……なんでセンパイはそんなに俺のこと好きでいてくれるんですか?」
「……………………お前は、可愛い」
好きという感情はもっとも言語化が難しい、それは俺も身に染みている。質問が悪かったな。
「……そろそろ出るか?」
その後俺は家を経由して学校まで送ってもらった。ワックスで髪型を整える時間も欲しかったところだが、贅沢を言える立場ではない。
「…………帰りはどうする?」
校門を抜けたところで不意に尋ねられた。
「一人で帰ります」
「……送らせてもくれないのか? まだ茶髪は帰ってないんだ、少しくらいいいだろう?」
電車に乗ればまた痴漢に遭うかもしれないし、タクシーを使うのは経済的ではない。歩いて帰るのは現実的ではない。
「…………そもそもお前、精液を摂取しないとまずいんじゃなかったか? 茶髪はいつ戻る? そもそも、あの華奢な男が日に何発も出せるか? 足りなければ俺を呼べよ」
「えっ、で、でも」
「…………中出しされなければ祟り殺されるんだろ? 緊急避難だ、浮気じゃない……そうだろ?」
精液集めの問題を失念していた。怪異を祓った後はレンだけに絞っても問題ないが、祓われるまでは誰かに抱かれなければいけない。
「………………今更、操を立てたいなんて言うなら……別にいい。口からでもいいんだろ。悪かったな、つけ込むようなことを言って」
センパイはすぐに自分の発言を撤回してしまう。つけ込んで欲しかった、抱かれる言い訳が欲しかった、もっと本心をぶちまけて欲しかった。そんな俺の欲望が叶っても結局苦しむのはセンパイなんだろう。
「……じゃあな、ノゾム。連絡待ってる」
センパイは俺の頭を撫で、その自分の手の甲にこっそりとキスをして、三年生のクラスの方へ向かった。
俺は周囲の視線と悪意ある噂にストレスを覚えながら自分のクラスへ向かう──途中、後ろから抱きつかれた。
「な、なんだっ、誰……あっ」
引き剥がして振り向くとボサボサの黒髪があった。俺の肩を越す程度の低身長の彼は俺を見上げ、俺の名前を発声するのに何度も失敗した。
「つ、つつっ、つ、つつきっ、つ、つつ、つき」
「ミチ……! 落ち着け。おはよう」
「ぉ、お、おぉっ、お、お、はっ、おは、よっ」
「あぁ、おはようミチ。久しぶりだな、元気だったか? 誰かに何かされたりしなかったか?」
ミチと最後に会ったのは一週間以上前だった。久しぶりの俺に焦りと驚きがあるのか、いつも以上にどもっている。
「ご、ごごっ、ごめ、ぼ、ぼ僕っ、きききっ、君が酷い目にっ、ぁ、あ、遭ってる時っ、にに、に逃げてっ」
「あぁ、落ち着け落ち着け、ゆっくりな。えっと……前に学校来た時だよな、裸にされたの……ミチ、あの時先生呼んでくれたんだろ? おかげで助かったんだ、ありがとうな」
俺と話したいことがたくさんあるのだろう、焦って早口になって、更に聞き取りにくい。でもそれだけ必死に伝えようとしてくれているのだ、身振り手振りもちゃんと見て受け取らなければ。
「ぼ、ぼぼっ、僕っ、ぁ、ああっ、あいつらっ、えいってしてっ、たた、倒したりしてっ、き、き君を助けなきゃっ、だだだだめだったのにっ」
「ミチはミチのやり方で俺を助けただろ? 俺も俺のやり方でミチを助けたくてアイツらの言いなりになったんだ、後悔はないよ。でも気になってることはある、ミチ……あの後、大丈夫だったか?」
言いながらミチの襟をそうっと掴み、引っ張って鎖骨周りを見た。アザなどはない。しかしこんな小範囲を確認したって安心出来ない。
「だ、だだだっ、だだ、だいじょぶっ」
ミチの言葉は信用出来ない。
「そっか、ならよかった。俺がアレやってミチのイジメを止められたんなら、俺は満足だ」
信用出来ないが、この場で脱がして傷を確認するのは不可能だ。ボサボサ頭を撫でて……あぁ、可愛いなぁ、やっぱりミチは可愛い、癒される。ずっと恋人でいたいな、可愛いミチを手放すのも泣かせるのも嫌だ。でもちゃんとフラなきゃ。
「ぁ……ね、ねねっ、根野せんせっ、せせっ、せんせ、やや、辞めたっ」
「あぁ、逮捕されたんだ。いや、不起訴だっけ……それは知らない? そっか。まぁ、もう会うことはないだろうし……」
ミチは根野には会わないだろう、俺は会うかもしれないけれど。
「そそ、そかっ……ひ、ひひっ、一人、減ったんだねっ。か、かかっ、形州にもフラれたんだったよねっ。ぁあ、後はっ、きき、如月くんを、だだだ出し抜けばっ」
可愛らしい顔で気持ち悪い笑顔を浮かべ、ミチは俺を手に入れる日が近いと喜んでいる。そんな日、来ないのに。
「なぁ……ミチ、一回電話したことあったろ? うん……あの時な、センセに捕まってたんだ。ちょっとアザつけられてな、それ見られたくなかったから会えないって言ったんだ。そもそも出られるか分かんなかったし……ごめんな、あの時……傷付けたかなってずっと気になってたんだよ」
根野の家でミチと通話した記憶を反芻し、また連絡してと言われていたことを思い出した。
「あの後、全然連絡出来なくてごめんな。スマホ壊れたり色々あって……なんて、言い訳だな、ごめん」
「つ、つつっ、つき、つ、つつ月乃宮くんっ……ぼ、ぼぼ僕っ、き君がどんなことなってるかも知らないでっ、ぼぼっ、僕こそごめんっ」
抱きついてきたミチを抱き返す。廊下を行く生徒達の視線は増え噂は勢いを増したが、今更取り繕っても無意味だろうから無視した。
「つ、つっ、つつ、月乃宮くん……そ、そそ、そろそろ教室行かないとっ」
「あぁ……そうだな、じゃあまたな」
「ま、ままっ、待ってぇっ! キ、キキ、キス! して!」
裏返った大声でのキス要求により、俺達は完全に見世物になってしまう。
「分かった……キスな」
終業式の後に呼び出して別れ話をするつもりなのに、この要求を受け入れていいのだろうか? 場を収めるためなんて割り切りたくないし、最後の思い出になんて自惚れたくない。可愛いミチと俺もキスがしたいだけだ、胸を張っては言えないけれどそれが俺の本心だ。
「んっ……」
唇を触れ合わせただけでビクッと体を跳ねさせて声を漏らしたミチが可愛くて、彼の頭を両手で支えて小さな口を犯す。大騒ぎの廊下の中、二人だけの世界に入り込んで静かに唾液を混ぜ合い、舌を絡め合う。
『裏切り者』
真後ろから聞こえた声に驚き、キスを中断して振り返る。
「つ、つつ、月乃宮くん……? ぅー……な、なな、なんか、ささ、最後雑だったよぉ……」
「ぁ、あぁ……ごめん」
背後に野次馬は大量に居たが、耳に吐息がかかるような距離で囁ける者は居なかった。
「そ、そそ、それじゃ! 後で!」
「あぁ、またな…………幻聴かな」
この世のものとは思えない恐ろしい声だった、背骨が氷柱に変わったかと勘違いするような寒気だった、あんな声ホラー映画でだって聞かない。
「はぁ……浮遊霊の声聞こえるようになったとかなら最悪……」
昨日レンに「もちは取り憑かれてから霊感増してる」と話されたことを思い出し、憂鬱になる。自分のクラスへと歩き出したその瞬間、ガシャーン! という破壊音と劈くような悲鳴が聞こえた。
「な、何っ……ミチっ!? ミチ! ミチっ!」
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