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頭蓋骨にヒビを入れた患者さんはお盛んらしい
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レンの吐血を浴びた俺は目や口などの粘膜にレンの血が入っていないかじっくりと検査された。一度シャワーを浴びて入院着も別のものになり、元の部屋は消毒中らしく部屋も変わった。
「……あの、レンはどこに」
「今処置中だから会えないの、面会できるようになったら言うから、今日は大人しく寝ていなさい。あなたも大怪我してるんだから」
まだ自分がどうしてここに居るか分かっていないのに、レンの非常事態まで重なって、俺の頭はもうめちゃくちゃだ。
「あ、それと、これあなたの私物……よね? 部屋にあったものよ」
看護師に渡された紙袋の中にはもち柄のパジャマを始めとした着替えが入っていた。新品の歯磨きセットもある。レンが用意してくれたのだろう。
「それと、スマホが二台……」
「ありがとうございます」
俺のスマホとレンのスマホだ。本体の色は同じだから点けてみるまでどちらか分からない。
「それじゃあ、何かあったらナースコール押すのよ」
看護師が部屋を出ていき、俺は再び一人になる。二台のスマホの電源ボタンを同時に押すと、初期設定のままのロック画面と俺の笑顔の写真のロック画面が並んだ。
「レン……」
初期設定のままの方が俺のスマホだ。レンはいつ撮ったかよく覚えていない俺の写真を設定していたらしい。黒髪の自分を見るのは久しぶりで、なんだか別人な気もした。
「パスワード……」
俺は当然のようにレンのスマホを弄ろうとしている。そんな自分に違和感を覚えることもなく、要求された6桁のパスワードを考える。
「レンの誕生日……えっと、110117」
西暦の下二桁と誕生日を入れてみたが、違う。もしやと思いながらも110409と入れてみると、ロックは解除された。
「俺の……誕生日、なんで……」
俺の写真をロック画面に設定して、俺の誕生日をパスワードに設定して……なんだよそれ、それじゃあレンが俺のことを大好きみたいじゃないか。
「…………俺が、二股してるから?」
やっぱりレンは俺がもっと早くに告白していたら付き合ってくれたんだ。俺がミチと付き合ったと知って俺を諦めたんだ。ずっと傍に居たのに自分が選ばれなかったととても傷付いたのだろう、それでも俺と友達のままでいようとしたのに俺が無神経に告白なんてしたから怒ったんだ。
きっとそうに違いない。
「れ、んっ……ごめ……ん…………」
幼い頃からずっと彼を否定し続けてきた俺は、レンの心をどれだけ傷付けてきたのだろう。俺が味わった恋の苦しさなんて、精神的苦痛なんて、レンに比べればゴミみたいなものだ。
「明日……会えるかな」
突然血を吐いたのは何故だろう、風邪の悪化? 風邪で血を吐くなんてあるのか? 喉が荒れたとか?
「大丈夫かな……レン……」
血を吐いたのが病院だったのは不幸中の幸いだ、すぐに処置が出来た。きっとすぐに元気になってくれる、今度こそ謝るんだ、今度こそ気持ちを伝えるんだ。これからは俺がレンを守るんだ。
起きたまま明日を待つのは難しい、今日はもう寝よう……いや、眠くない。せっかくレンのスマホのロックを解除できたのだし、ちょっと覗いてみよう。
「これ以上レンの地雷踏みたくないし……」
言い訳を呟いてメッセージアプリを開く、ともだち欄には俺とミチだけが居る。直近のメッセージはミチへのものだ、少し遡って七夕の分のを最初から見よう。
『七夕パーティするから来いよ』
『そうめんとケーキ用意してるぜ』
『もち呼んだら形州も来たけど』
そうめんもケーキも食べた覚えがない。七夕パーティをしようと集まったのは覚えているが……どうして頭を打ったのか全く思い出せない、ウッドデッキから落ちでもしたのか?
『今すぐ行く』
『それと』
『言いづらいんだけど』
これはミチの返信だ、当然だがメッセージではどもらないからミチらしさが薄い。
『服なら貸すよ、とびきり可愛いの』
『いいのあるんだ』
確かによかったなぁ、アレ。
『本当にありがとう』
『将来偉くなったら君の銅像立てるよ』
なんだその感謝の念の表し方は。
それからしばらく時間が空いた、俺が病院に運ばれた後のやり取りだ。これを読めば何があったか分かるかもしれない。
『とりあえず命に別状はないってさ』
『そっちどうだ?』
『警察来たか?』
警察? なんで警察なんて呼んでるんだ?
『月乃宮くん死なないんだねよかった』
『警察来たよ、君のお父さんが対応変わってくれた』
『そうめん食べてる、美味しい。ケーキ食べていい?』
俺が病院に運ばれて警察が居る中でそうめんを食べていたのか。ミチ、結構図太いな。
『そのまま俺の彼女のフリしとけ』
『もう遅いから泊まらせてって父さんに言っとく』
『いいけどモンブランは俺のだ』
『もちは何でも食うから気にすんな』
『形州の分も食っちまえあのクソ野郎』
『そういや形州は見つかったのか?』
見つかった……? センパイはどこかへ行ってしまったのか? 俺が病院に運び込まれたらセンパイが着いてきてくれそうなものだが。
『ありがとう、ふかふかベッド最高』
『モンブランなんか食べないよ』
『盗み聞きしてるけど見つかってないみたい』
『なんかってなんだよなんかって!』
『モンブラン最高だろ!』
『アイラブモンブラン!!!』
『栗嫌いなんだもん!』
『モンブランなんかマイナーだよマイナー!』
モンブランの話はやめて俺がどうして病院に居るのか話してくれ……あぁダメだ、後は通話のみでメッセージはない。この三十分の通話、まさかモンブラン論争か?
「意識のない俺の横で……? 何してんだよレン」
いや、いい気晴らしになったかもしれない。
気を取り直して他に俺の記憶の空白を埋める情報を探そう。SNSはどうだろう、何か呟いているかもしれない。レンはSNSに疎いらしいが、一応アプリは入れてある。
「日記みたいにしてないかな……」
ROM専ではありませんようにと祈ってSNSアプリを開く。
「……え?」
フォロワーは約七千人。見知ったアイコン。見知ったハンドルネーム。
「う、そ……嘘っ、嘘だ……」
メディア欄を遡る。レンが投稿した写真を見る。
マスク姿の二つ結びの茶髪の美少女が、スカートをたくし上げたりブラの肩紐を外したり……そんな際どい写真ばかりだ。
「嘘だっ……!」
SNSを閉じ、アルバムを開く。同じだ、美少女の際どい写真ばかり。その中に俺や俺とレンのツーショット写真、スマホゲームのスクショが紛れている。
「ハスミン、レンっ、そんな、そんなっ……!」
通知音と共に通販サイトからのメールが届く。間違えて通知をタップしてしまい、レンが頼んだ服が見えてしまった。ワンピースやスカート、女性用下着などなど……全て女物だ、同じサイトからのメールを遡ったが、どれも女物の服を買った形跡だった。
「マジ、かよ……」
ハスミンは近所に住む女子高生などではなかった、隣家の幼馴染の女装姿だったのだ。レンは女の子になりたがっていた。メイクをして可愛い服を着て、ネットの中でだけ本物の女の子になっていたんだ。
「ハスミン……あぁ、そうか……ハスか。レン、蓮……訓読みと音読みね、単純……」
似ているとは思っていたけれど、同一人物だったなんて衝撃的すぎる。知らない間に入院してるしレンは吐血するしハスミンと同一人物だし……一時間足らずで色々起きすぎだろ。
しかし、色々と合点が行く。ハスミンの話をした時にレンが戸惑っていたのは俺に見つかると思っていなかったからだろう。
ミチが着ていた服はレンの姉の物にしては小さいと思っていた、レンの物だったのだ。
ハスミンと会った時に「分からないの?」とか言っていたのは……あぁ、俺、メガネ買った方がいいのかな。
「マジかよぉー……俺、逆にすごくね……? 同じ子好きになるとか……はぁっ、バカ……」
カメラロールを漁り、女装したレンの際どい写真を眺める。
「…………レン」
熱を持った足の間に手を向かわせると既に硬くなっていた。
「レンっ……マジかよぉ、レンっ、最高じゃん……! はぁもう好きっ、マジで好き、最高……レン、レンっ……」
毛布を蹴り飛ばして入院着をはだけさせ、硬く膨らんだ陰茎を扱く。裏筋やカリ首を意識して刺激するような余裕はない、興奮のままに筒状にした手を上下させるだけだ。
「可愛いっ、最高、レン好きっ、ハスミン……あぁもう可愛すぎるぅっ……! クソっ、抱く、絶対抱くっ、男のままぶち犯すし女装させてハメてやるっ」
ミニスカートにニーハイソックスの組み合わせのレンを妄想し、むちむちの太腿を揉みしだく妄想をし、あの男にしては大きな尻に今扱いている愚息をぶち込む妄想をする。
「はぁあっ……やばい、どっちも楽しめるとかお得じゃんレン……うわクズ発言っ、はぁ、レン可愛い……好きっ、好き、レン、レン、レンレンレンっ……出すぞっ、中出ししてやるっ、レンっ、俺の嫁になれよレンっ!」
妄想の中で女装したレンに中出しをしてやった。現実では病院の備品を汚してしまった。
「…………ちくしょう」
射精を終えると途端に興奮が冷め、後片付けの憂鬱に襲われる。どうして手で受け止めなかった、どうしてティッシュを用意しなかった、そんな後悔にも襲われる。
「賢者タイムとかクソだわ……」
ティッシュを見つけてすぐに拭き取ったが既に染み込んでいて、消灯を知らせにやってきた看護師に土下座した。
「……あの、レンはどこに」
「今処置中だから会えないの、面会できるようになったら言うから、今日は大人しく寝ていなさい。あなたも大怪我してるんだから」
まだ自分がどうしてここに居るか分かっていないのに、レンの非常事態まで重なって、俺の頭はもうめちゃくちゃだ。
「あ、それと、これあなたの私物……よね? 部屋にあったものよ」
看護師に渡された紙袋の中にはもち柄のパジャマを始めとした着替えが入っていた。新品の歯磨きセットもある。レンが用意してくれたのだろう。
「それと、スマホが二台……」
「ありがとうございます」
俺のスマホとレンのスマホだ。本体の色は同じだから点けてみるまでどちらか分からない。
「それじゃあ、何かあったらナースコール押すのよ」
看護師が部屋を出ていき、俺は再び一人になる。二台のスマホの電源ボタンを同時に押すと、初期設定のままのロック画面と俺の笑顔の写真のロック画面が並んだ。
「レン……」
初期設定のままの方が俺のスマホだ。レンはいつ撮ったかよく覚えていない俺の写真を設定していたらしい。黒髪の自分を見るのは久しぶりで、なんだか別人な気もした。
「パスワード……」
俺は当然のようにレンのスマホを弄ろうとしている。そんな自分に違和感を覚えることもなく、要求された6桁のパスワードを考える。
「レンの誕生日……えっと、110117」
西暦の下二桁と誕生日を入れてみたが、違う。もしやと思いながらも110409と入れてみると、ロックは解除された。
「俺の……誕生日、なんで……」
俺の写真をロック画面に設定して、俺の誕生日をパスワードに設定して……なんだよそれ、それじゃあレンが俺のことを大好きみたいじゃないか。
「…………俺が、二股してるから?」
やっぱりレンは俺がもっと早くに告白していたら付き合ってくれたんだ。俺がミチと付き合ったと知って俺を諦めたんだ。ずっと傍に居たのに自分が選ばれなかったととても傷付いたのだろう、それでも俺と友達のままでいようとしたのに俺が無神経に告白なんてしたから怒ったんだ。
きっとそうに違いない。
「れ、んっ……ごめ……ん…………」
幼い頃からずっと彼を否定し続けてきた俺は、レンの心をどれだけ傷付けてきたのだろう。俺が味わった恋の苦しさなんて、精神的苦痛なんて、レンに比べればゴミみたいなものだ。
「明日……会えるかな」
突然血を吐いたのは何故だろう、風邪の悪化? 風邪で血を吐くなんてあるのか? 喉が荒れたとか?
「大丈夫かな……レン……」
血を吐いたのが病院だったのは不幸中の幸いだ、すぐに処置が出来た。きっとすぐに元気になってくれる、今度こそ謝るんだ、今度こそ気持ちを伝えるんだ。これからは俺がレンを守るんだ。
起きたまま明日を待つのは難しい、今日はもう寝よう……いや、眠くない。せっかくレンのスマホのロックを解除できたのだし、ちょっと覗いてみよう。
「これ以上レンの地雷踏みたくないし……」
言い訳を呟いてメッセージアプリを開く、ともだち欄には俺とミチだけが居る。直近のメッセージはミチへのものだ、少し遡って七夕の分のを最初から見よう。
『七夕パーティするから来いよ』
『そうめんとケーキ用意してるぜ』
『もち呼んだら形州も来たけど』
そうめんもケーキも食べた覚えがない。七夕パーティをしようと集まったのは覚えているが……どうして頭を打ったのか全く思い出せない、ウッドデッキから落ちでもしたのか?
『今すぐ行く』
『それと』
『言いづらいんだけど』
これはミチの返信だ、当然だがメッセージではどもらないからミチらしさが薄い。
『服なら貸すよ、とびきり可愛いの』
『いいのあるんだ』
確かによかったなぁ、アレ。
『本当にありがとう』
『将来偉くなったら君の銅像立てるよ』
なんだその感謝の念の表し方は。
それからしばらく時間が空いた、俺が病院に運ばれた後のやり取りだ。これを読めば何があったか分かるかもしれない。
『とりあえず命に別状はないってさ』
『そっちどうだ?』
『警察来たか?』
警察? なんで警察なんて呼んでるんだ?
『月乃宮くん死なないんだねよかった』
『警察来たよ、君のお父さんが対応変わってくれた』
『そうめん食べてる、美味しい。ケーキ食べていい?』
俺が病院に運ばれて警察が居る中でそうめんを食べていたのか。ミチ、結構図太いな。
『そのまま俺の彼女のフリしとけ』
『もう遅いから泊まらせてって父さんに言っとく』
『いいけどモンブランは俺のだ』
『もちは何でも食うから気にすんな』
『形州の分も食っちまえあのクソ野郎』
『そういや形州は見つかったのか?』
見つかった……? センパイはどこかへ行ってしまったのか? 俺が病院に運び込まれたらセンパイが着いてきてくれそうなものだが。
『ありがとう、ふかふかベッド最高』
『モンブランなんか食べないよ』
『盗み聞きしてるけど見つかってないみたい』
『なんかってなんだよなんかって!』
『モンブラン最高だろ!』
『アイラブモンブラン!!!』
『栗嫌いなんだもん!』
『モンブランなんかマイナーだよマイナー!』
モンブランの話はやめて俺がどうして病院に居るのか話してくれ……あぁダメだ、後は通話のみでメッセージはない。この三十分の通話、まさかモンブラン論争か?
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「嘘だっ……!」
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「ハスミン……あぁ、そうか……ハスか。レン、蓮……訓読みと音読みね、単純……」
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しかし、色々と合点が行く。ハスミンの話をした時にレンが戸惑っていたのは俺に見つかると思っていなかったからだろう。
ミチが着ていた服はレンの姉の物にしては小さいと思っていた、レンの物だったのだ。
ハスミンと会った時に「分からないの?」とか言っていたのは……あぁ、俺、メガネ買った方がいいのかな。
「マジかよぉー……俺、逆にすごくね……? 同じ子好きになるとか……はぁっ、バカ……」
カメラロールを漁り、女装したレンの際どい写真を眺める。
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「レンっ……マジかよぉ、レンっ、最高じゃん……! はぁもう好きっ、マジで好き、最高……レン、レンっ……」
毛布を蹴り飛ばして入院着をはだけさせ、硬く膨らんだ陰茎を扱く。裏筋やカリ首を意識して刺激するような余裕はない、興奮のままに筒状にした手を上下させるだけだ。
「可愛いっ、最高、レン好きっ、ハスミン……あぁもう可愛すぎるぅっ……! クソっ、抱く、絶対抱くっ、男のままぶち犯すし女装させてハメてやるっ」
ミニスカートにニーハイソックスの組み合わせのレンを妄想し、むちむちの太腿を揉みしだく妄想をし、あの男にしては大きな尻に今扱いている愚息をぶち込む妄想をする。
「はぁあっ……やばい、どっちも楽しめるとかお得じゃんレン……うわクズ発言っ、はぁ、レン可愛い……好きっ、好き、レン、レン、レンレンレンっ……出すぞっ、中出ししてやるっ、レンっ、俺の嫁になれよレンっ!」
妄想の中で女装したレンに中出しをしてやった。現実では病院の備品を汚してしまった。
「…………ちくしょう」
射精を終えると途端に興奮が冷め、後片付けの憂鬱に襲われる。どうして手で受け止めなかった、どうしてティッシュを用意しなかった、そんな後悔にも襲われる。
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