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後輩にピアスをプレゼントしてみた
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乳首だけで絶頂させられた後、可愛いと褒められたのが嬉しくてキスをねだった。舌ピアスの穴が完成したと分かると舌を絡ませてくれて、舌先でピアスをくいくいと動かすようなこともしてくれて、センパイの口が離れる頃には俺はすっかりとろけていた。
「しぇ……ぱ……」
「…………可愛いな」
俺に体重をかけずに跨ったセンパイに頭を撫でられる。髪を撫でられるのもいいけれど頬を撫でて欲しくて、必死に頭を傾けて頬を押し付ける。
「……お前は撫でると本当に心地よさそうにするな。そんな奴今まで居なかったぞ、変わった奴だ」
それは、俺以前のオナホのことだろうか。センパイは俺と同じ金髪ピアスの奴らを抱き、頭を撫でてきたのだろうか。センパイの優しさは俺だけのものではないのだろうか。
「…………月乃宮? どうした」
「他の男の話しないでください」
「………………ふ」
センパイは目を見開いて三白眼を更に恐ろしいものにしたが、次の瞬間には目を細めて笑った。
「……心配しなくてもお前が一番だ」
違う、そんな種類の嫉妬じゃない。センパイの手が他の男を愛撫していたという事実が何よりも嫌なんだ。
「…………新しいピアス、持ってくる」
センパイはベッドから降りて鞄を拾い、中から小箱を取り出してベッドの脇に戻ってきた。快感の余韻で起き上がれない俺の目の前で小箱を開いてくれる。
「アクセ入れですか……箱もカッコいいデザインですね」
「……お前にやる。誕生日プレゼントだ」
「センパイ……俺、誕生日四月です」
今日はセンパイが今までに抱いてきた誰かの誕生日で、俺から聞いたと勘違いしたのだろうか。
「…………三ヶ月遅れたと思え」
「なんで誕生日とか言ったんですか? 誰か……今日誕生日で、俺と間違えたんですか?」
「……前から誕生日を聞きたかったが、照れくさくて……冗談で言ってみればお前から教えてくれると…………説明させるな」
ムラのない褐色の肌、その頬がほのかに赤みを増す。
「センパイ……九日です、四月九日、センパイは?」
「…………三月五日」
「ありがとうございます、覚えておきますね」
どうしてオナホの誕生日なんて知りたがるんだろう、何かしてくれる気なのかな? 律儀な人……あぁでも、四月九日じゃセンパイはもう卒業しているかな。
「…………いいから、ピアスつけてみろ」
「あ、はい。えっと、どれがどこのですか?」
「……まず、耳のだ」
耳たぶに軟骨部分、片耳だけで六ヶ所に穴が空いている。ファーストピアスと自前の物を取られ、センパイの贈り物がつけられる。
「星と月……ですか、オシャレですね」
軟骨部分には星型、耳たぶに一つ三日月がぶら下がる。もちろんただのリング型のもあり、全て重厚感ある金色なのもあって子供っぽくはない。
「……七夕が近いからか天体モチーフのピアスの特設があった、月を見つけて……つい、な。よく似合ってるよ」
新しいピアスで飾ったばかりの耳を撫でられ、くすぐったい快感に身をよじる。
「…………次は舌だ、出せ」
ファーストピアスを外され、新しい物をつけられる。単純な金色の球体のピアスだ、上顎に押し付けて感触を楽しんでみる。
「……合わないか?」
「あ、いえ、なんか球の感じが面白くて」
「…………お前が少しでも口を開ける度、ピアスが光を反射する。俺のものだという証がチラつく」
顎に手を添えられ、目を閉じて口を薄く開ける。
「ん……んっ!? んぅっ、ん、んんんっ……!」
貪るようなキスだ、唇を唇ではむはむと挟まれ、平均よりも長いだろう舌で口内を蹂躙される。上顎を舐められ、歯の数を数えられ、そしてとうとう舌を絡める。
「んっ、ん、んっ……ん、ぁ……もっと、せんぱ……んんっ、んんーっ!」
口を完全に口で塞がれ、唾液を飲まされる。息苦しくなってきた頃に一瞬離れ、また重なって舌を絡め合う。ぐにぐにとピアスを弄られて、穴が拡げられる錯覚の怯えを無視し、ピアス一つで情熱的なキスをしてくれることに歓喜する。
「ふ、ぁっ……しぇん、ぱ……」
「…………やはり、いいな。柔らかい中に硬いものがある……今すぐめちゃくちゃに犯してやりたい」
やはりって何? 以前舌ピアスをつけている人とキスをしたことを思い出したの? 俺とキスしてるのに他の男のこと考えてたの?
「してっ、せんぱい……犯して、上も下も同時にセンパイので塞いで……」
「……そのつもりだ。だが、まだだ、まだピアスがある」
捲ったはずなのにいつの間にか戻ってしまっていた肌着がまた捲られる。
「…………そうだ、シャツを噛んでいてもらおうか」
たくし上げた状態を維持するため、肌着を噛んでいろと言われる。何の疑問も抱かずに口まで持ってこられた布を咥え、センパイを見上げる。
「……っ、煽るのが上手いな」
見ただけなのに。
「…………早くつけるぞ、力を抜け」
キスのために起こしていた身体をまた寝かせ、腹筋から力を抜く。センパイは肌着を咥えている俺を見つめて瞬きの回数を減らしている。
「?」
何をそんなに興奮しているのか分からず首を傾げると、センパイは俺の頭の横に手をついた。
「……あまり煽るな、理性が持たない」
獣欲を必死に押し殺している瞳に釘を刺され、こくこくと頷く。
「…………いい子だ」
頭の横の手が持ち上がり、臍のファーストピアスが外される。イミテーションだろう宝石がついた臍ピアスが新しくつけられ、それを軽く弄られる。
「ん……」
臍ピアスを指先で弾かれ、主張を大きくした異物感と下腹に伝わる振動に声を漏らす。
「……最後は胸だ」
小箱から出されたのは細い鎖の先端に鈴がついたもの、チリチリと可愛らしい小さな音が鳴っている。
「……チェーンと鈴は取り外し可能だ、服を着る時に邪魔なら外せ」
口を開けられないので首を縦に振って理解を示す。
薄く笑ったセンパイは俺の胸を軽く撫でて乳首を完全に勃たせ、乳首のファーストピアスをそれぞれ外し、鎖と鈴付きのピアスをつけた。
「…………もういいぞ」
肌着を離し、口に残る繊維感が嫌でもごもごと舌を動かす。そうしながら左右の乳首を繋ぐ細い鎖を見る、かなり余裕があり胸を張ってもたわんだままでいてくれそうだ。
「鎖で繋ぐんですね、なんか新鮮……」
「……この鎖には更にアタッチメントがある」
「わーぉ豪華……あんまりいい予感しませんけど」
同じ細さの鎖が首と腰に巻かれ、そこから分かれた鎖が乳首を繋ぐたわんだ鎖と繋がる。
「……ネックレス、ウエストチェーン、ニップルチェーンの融合だ。こうなってくるとシースルー素材の踊り子風の服が欲しくなってくる」
「オシャレなのは分かりますしプレゼントは嬉しいんですけど、踊り子風とかはよく分かりません」
「…………分からないか? エキゾチックな……そうだな、ハーレム文化の地方があるだろう、中東辺りか……あの辺りの」
言いたいことは分かるような、まだよく分からないような。
「それなら金髪じゃダメじゃないですか? それにエキゾチックならセンパイの方が似合いますよ、その濃い色の肌とか、切れ長の目とか小さい黒目とか……きっと金アクセ似合いますよ」
「……体に色々つけるのは嫌だ、鬱陶しい」
「散々俺にピアス増やさせておいて!」
日焼けしていない肌には色ムラがないし、顔はもちろん耳の形もいい。揺れるタイプの大きめのイヤリングなんかが似合いそうだ。
「センパイ、イヤリングとか絶対似合うと思いますよ?」
「…………嫌だ」
もしかして耳が弱かったりするのではないか、そう疑った俺は不意打ちでセンパイの耳たぶをつまんでみた。
「……離せ」
無反応だ、実は耳が弱い──なんて展開を期待していたけれど、逆転は許してくれないらしい。
「…………実はもう一つアタッチメントがあるんだが」
細い鎖の先端には鈴がついている。ウエストチェーンと呼ぶらしい腰に巻かれた鎖の中心、ちょうど臍の辺りに新しい鎖がぶら下がる。
「……ここにピアスを空ける気はないか?」
センパイは俺の勃起した陰茎を人差し指の腹で根元から撫で上げると、亀頭をつまんだ。
「ひぅっ……! ゃ、嫌ですっ、流石にそこは……!」
「……尿道口から入れて、亀頭の……この辺りだな、ここから出る。リング型の物にすればこのアタッチメントが使えるんだが」
どう貫くかを教えるようにセンパイの指が亀頭を撫で回す。
「……プリンスアルバートだ、これを空けてくれる男は今まで居なくてな……月乃宮、お前もダメか?」
「ダ、ダメですよ……流石に、無理です」
断りながらも今まで居なかったと聞いて俺の心は揺らいでいた。これまでずっとセンパイの元彼、いや、元オナホの存在を感じてきた。慣れた手つきや統計を話すようなセンパイに不満を覚えていた。
もしプリンスなんとかというピアスを空けたら、俺はセンパイの初めての男としてセンパイは卒業後も俺を覚えていてくれる。そう思うと少しの痛みくらいどうでもいい気がしてきた。
「…………無理強いはしない。このアタッチメントのリング型のピアスに通す留め具部分は鎖の本体にも使えるからな、少し余裕はなくなるが」
ウエストチェーンから下がった細い鎖が俺のカリ首に巻かれる。一周すると先端の留め具は鎖本体に繋がり、無理矢理ではあるが鎖は陰茎を繋いだ形になる。センパイの言う通り余裕がない、最低でも半勃ちでなければ引っ張られてしまいそうだ。
「……服の下で、は無理そうだな。このアタッチメントは室内だけでいい、今回はこの格好で抱かせてくれ」
「は、はい……俺はオナホですから、センパイの好きなようにすればいいですけど……む、無理矢理怖いところにピアス空けたって、それはセンパイの自由です」
「…………言っただろう。ピアスはお前が俺に尽くした跡だ、俺のために俺好みになろうとした努力の傷だ……俺が無理にやるのでは意味がない」
耳のピアスを増やしたのはかなり強引だったと思うのだが、俺の記憶違いかな。
「……立ってみろ、靴下も全て脱いでな」
中途半端に脱がされていた制服を脱ぎ、言われるがままに布を全て取り払ってセンパイの前に立つ。チリチリと鈴の音が鳴るのが恥ずかしい。
「…………いいな、とても……いい。期待以上だ」
左右の乳首を繋ぐ鎖には両端に鈴があり、端から二センチ程度のところにリング型のピアスと繋がる留め具がある。だから見た目には俺の乳首から鎖と鈴がぶら下がっているように見える。
「恥ずかしいっ……センパイ、そんなに見ないでください、早くヤることヤってくださいよ」
端に鈴があり、端から数センチのところに留め具があるのは陰茎に巻かれた鎖も同じだ。こちらの鈴はぶら下がらず陰茎に触れているからあまり鳴らないが、それでも恥ずかしい。
「……何言ってる、せっかくピアスを贈ってやったんだ。つけているところを見なくてどうする」
「センパイは人についたピアス触りたいだけじゃないんですかっ……?」
「…………見るのも好きだ、当然だろう」
羞恥と興奮で落ち着けず、意味もなく足を動かしたり肩を回したりする度にチリチリと可愛らしい音が鳴る。
「……いい音色だな。月乃宮、頭の後ろで手を組んで足を大きく開き、腰を振れ。演奏とダンスで俺を楽しませてみろ」
「そ、そんなっ……そんなの……!」
「…………出来ないのか?」
「で、でき……ますっ、出来ます、やります、センパイに演奏とダンスを捧げます……」
頭の後ろで手を組んで腋を晒し、担任に舐められたのを思い出して頬が熱くなる。鳴り続ける鈴の音色は当然、鎖の下着のようなアクセサリーをつけていること自体も恥ずかしい。
「お納め、くださいっ……センパイ」
それでも羞恥を押し切って足を大きく開き、陰茎も陰嚢も丸見えにして腰振りを始めた。
「しぇ……ぱ……」
「…………可愛いな」
俺に体重をかけずに跨ったセンパイに頭を撫でられる。髪を撫でられるのもいいけれど頬を撫でて欲しくて、必死に頭を傾けて頬を押し付ける。
「……お前は撫でると本当に心地よさそうにするな。そんな奴今まで居なかったぞ、変わった奴だ」
それは、俺以前のオナホのことだろうか。センパイは俺と同じ金髪ピアスの奴らを抱き、頭を撫でてきたのだろうか。センパイの優しさは俺だけのものではないのだろうか。
「…………月乃宮? どうした」
「他の男の話しないでください」
「………………ふ」
センパイは目を見開いて三白眼を更に恐ろしいものにしたが、次の瞬間には目を細めて笑った。
「……心配しなくてもお前が一番だ」
違う、そんな種類の嫉妬じゃない。センパイの手が他の男を愛撫していたという事実が何よりも嫌なんだ。
「…………新しいピアス、持ってくる」
センパイはベッドから降りて鞄を拾い、中から小箱を取り出してベッドの脇に戻ってきた。快感の余韻で起き上がれない俺の目の前で小箱を開いてくれる。
「アクセ入れですか……箱もカッコいいデザインですね」
「……お前にやる。誕生日プレゼントだ」
「センパイ……俺、誕生日四月です」
今日はセンパイが今までに抱いてきた誰かの誕生日で、俺から聞いたと勘違いしたのだろうか。
「…………三ヶ月遅れたと思え」
「なんで誕生日とか言ったんですか? 誰か……今日誕生日で、俺と間違えたんですか?」
「……前から誕生日を聞きたかったが、照れくさくて……冗談で言ってみればお前から教えてくれると…………説明させるな」
ムラのない褐色の肌、その頬がほのかに赤みを増す。
「センパイ……九日です、四月九日、センパイは?」
「…………三月五日」
「ありがとうございます、覚えておきますね」
どうしてオナホの誕生日なんて知りたがるんだろう、何かしてくれる気なのかな? 律儀な人……あぁでも、四月九日じゃセンパイはもう卒業しているかな。
「…………いいから、ピアスつけてみろ」
「あ、はい。えっと、どれがどこのですか?」
「……まず、耳のだ」
耳たぶに軟骨部分、片耳だけで六ヶ所に穴が空いている。ファーストピアスと自前の物を取られ、センパイの贈り物がつけられる。
「星と月……ですか、オシャレですね」
軟骨部分には星型、耳たぶに一つ三日月がぶら下がる。もちろんただのリング型のもあり、全て重厚感ある金色なのもあって子供っぽくはない。
「……七夕が近いからか天体モチーフのピアスの特設があった、月を見つけて……つい、な。よく似合ってるよ」
新しいピアスで飾ったばかりの耳を撫でられ、くすぐったい快感に身をよじる。
「…………次は舌だ、出せ」
ファーストピアスを外され、新しい物をつけられる。単純な金色の球体のピアスだ、上顎に押し付けて感触を楽しんでみる。
「……合わないか?」
「あ、いえ、なんか球の感じが面白くて」
「…………お前が少しでも口を開ける度、ピアスが光を反射する。俺のものだという証がチラつく」
顎に手を添えられ、目を閉じて口を薄く開ける。
「ん……んっ!? んぅっ、ん、んんんっ……!」
貪るようなキスだ、唇を唇ではむはむと挟まれ、平均よりも長いだろう舌で口内を蹂躙される。上顎を舐められ、歯の数を数えられ、そしてとうとう舌を絡める。
「んっ、ん、んっ……ん、ぁ……もっと、せんぱ……んんっ、んんーっ!」
口を完全に口で塞がれ、唾液を飲まされる。息苦しくなってきた頃に一瞬離れ、また重なって舌を絡め合う。ぐにぐにとピアスを弄られて、穴が拡げられる錯覚の怯えを無視し、ピアス一つで情熱的なキスをしてくれることに歓喜する。
「ふ、ぁっ……しぇん、ぱ……」
「…………やはり、いいな。柔らかい中に硬いものがある……今すぐめちゃくちゃに犯してやりたい」
やはりって何? 以前舌ピアスをつけている人とキスをしたことを思い出したの? 俺とキスしてるのに他の男のこと考えてたの?
「してっ、せんぱい……犯して、上も下も同時にセンパイので塞いで……」
「……そのつもりだ。だが、まだだ、まだピアスがある」
捲ったはずなのにいつの間にか戻ってしまっていた肌着がまた捲られる。
「…………そうだ、シャツを噛んでいてもらおうか」
たくし上げた状態を維持するため、肌着を噛んでいろと言われる。何の疑問も抱かずに口まで持ってこられた布を咥え、センパイを見上げる。
「……っ、煽るのが上手いな」
見ただけなのに。
「…………早くつけるぞ、力を抜け」
キスのために起こしていた身体をまた寝かせ、腹筋から力を抜く。センパイは肌着を咥えている俺を見つめて瞬きの回数を減らしている。
「?」
何をそんなに興奮しているのか分からず首を傾げると、センパイは俺の頭の横に手をついた。
「……あまり煽るな、理性が持たない」
獣欲を必死に押し殺している瞳に釘を刺され、こくこくと頷く。
「…………いい子だ」
頭の横の手が持ち上がり、臍のファーストピアスが外される。イミテーションだろう宝石がついた臍ピアスが新しくつけられ、それを軽く弄られる。
「ん……」
臍ピアスを指先で弾かれ、主張を大きくした異物感と下腹に伝わる振動に声を漏らす。
「……最後は胸だ」
小箱から出されたのは細い鎖の先端に鈴がついたもの、チリチリと可愛らしい小さな音が鳴っている。
「……チェーンと鈴は取り外し可能だ、服を着る時に邪魔なら外せ」
口を開けられないので首を縦に振って理解を示す。
薄く笑ったセンパイは俺の胸を軽く撫でて乳首を完全に勃たせ、乳首のファーストピアスをそれぞれ外し、鎖と鈴付きのピアスをつけた。
「…………もういいぞ」
肌着を離し、口に残る繊維感が嫌でもごもごと舌を動かす。そうしながら左右の乳首を繋ぐ細い鎖を見る、かなり余裕があり胸を張ってもたわんだままでいてくれそうだ。
「鎖で繋ぐんですね、なんか新鮮……」
「……この鎖には更にアタッチメントがある」
「わーぉ豪華……あんまりいい予感しませんけど」
同じ細さの鎖が首と腰に巻かれ、そこから分かれた鎖が乳首を繋ぐたわんだ鎖と繋がる。
「……ネックレス、ウエストチェーン、ニップルチェーンの融合だ。こうなってくるとシースルー素材の踊り子風の服が欲しくなってくる」
「オシャレなのは分かりますしプレゼントは嬉しいんですけど、踊り子風とかはよく分かりません」
「…………分からないか? エキゾチックな……そうだな、ハーレム文化の地方があるだろう、中東辺りか……あの辺りの」
言いたいことは分かるような、まだよく分からないような。
「それなら金髪じゃダメじゃないですか? それにエキゾチックならセンパイの方が似合いますよ、その濃い色の肌とか、切れ長の目とか小さい黒目とか……きっと金アクセ似合いますよ」
「……体に色々つけるのは嫌だ、鬱陶しい」
「散々俺にピアス増やさせておいて!」
日焼けしていない肌には色ムラがないし、顔はもちろん耳の形もいい。揺れるタイプの大きめのイヤリングなんかが似合いそうだ。
「センパイ、イヤリングとか絶対似合うと思いますよ?」
「…………嫌だ」
もしかして耳が弱かったりするのではないか、そう疑った俺は不意打ちでセンパイの耳たぶをつまんでみた。
「……離せ」
無反応だ、実は耳が弱い──なんて展開を期待していたけれど、逆転は許してくれないらしい。
「…………実はもう一つアタッチメントがあるんだが」
細い鎖の先端には鈴がついている。ウエストチェーンと呼ぶらしい腰に巻かれた鎖の中心、ちょうど臍の辺りに新しい鎖がぶら下がる。
「……ここにピアスを空ける気はないか?」
センパイは俺の勃起した陰茎を人差し指の腹で根元から撫で上げると、亀頭をつまんだ。
「ひぅっ……! ゃ、嫌ですっ、流石にそこは……!」
「……尿道口から入れて、亀頭の……この辺りだな、ここから出る。リング型の物にすればこのアタッチメントが使えるんだが」
どう貫くかを教えるようにセンパイの指が亀頭を撫で回す。
「……プリンスアルバートだ、これを空けてくれる男は今まで居なくてな……月乃宮、お前もダメか?」
「ダ、ダメですよ……流石に、無理です」
断りながらも今まで居なかったと聞いて俺の心は揺らいでいた。これまでずっとセンパイの元彼、いや、元オナホの存在を感じてきた。慣れた手つきや統計を話すようなセンパイに不満を覚えていた。
もしプリンスなんとかというピアスを空けたら、俺はセンパイの初めての男としてセンパイは卒業後も俺を覚えていてくれる。そう思うと少しの痛みくらいどうでもいい気がしてきた。
「…………無理強いはしない。このアタッチメントのリング型のピアスに通す留め具部分は鎖の本体にも使えるからな、少し余裕はなくなるが」
ウエストチェーンから下がった細い鎖が俺のカリ首に巻かれる。一周すると先端の留め具は鎖本体に繋がり、無理矢理ではあるが鎖は陰茎を繋いだ形になる。センパイの言う通り余裕がない、最低でも半勃ちでなければ引っ張られてしまいそうだ。
「……服の下で、は無理そうだな。このアタッチメントは室内だけでいい、今回はこの格好で抱かせてくれ」
「は、はい……俺はオナホですから、センパイの好きなようにすればいいですけど……む、無理矢理怖いところにピアス空けたって、それはセンパイの自由です」
「…………言っただろう。ピアスはお前が俺に尽くした跡だ、俺のために俺好みになろうとした努力の傷だ……俺が無理にやるのでは意味がない」
耳のピアスを増やしたのはかなり強引だったと思うのだが、俺の記憶違いかな。
「……立ってみろ、靴下も全て脱いでな」
中途半端に脱がされていた制服を脱ぎ、言われるがままに布を全て取り払ってセンパイの前に立つ。チリチリと鈴の音が鳴るのが恥ずかしい。
「…………いいな、とても……いい。期待以上だ」
左右の乳首を繋ぐ鎖には両端に鈴があり、端から二センチ程度のところにリング型のピアスと繋がる留め具がある。だから見た目には俺の乳首から鎖と鈴がぶら下がっているように見える。
「恥ずかしいっ……センパイ、そんなに見ないでください、早くヤることヤってくださいよ」
端に鈴があり、端から数センチのところに留め具があるのは陰茎に巻かれた鎖も同じだ。こちらの鈴はぶら下がらず陰茎に触れているからあまり鳴らないが、それでも恥ずかしい。
「……何言ってる、せっかくピアスを贈ってやったんだ。つけているところを見なくてどうする」
「センパイは人についたピアス触りたいだけじゃないんですかっ……?」
「…………見るのも好きだ、当然だろう」
羞恥と興奮で落ち着けず、意味もなく足を動かしたり肩を回したりする度にチリチリと可愛らしい音が鳴る。
「……いい音色だな。月乃宮、頭の後ろで手を組んで足を大きく開き、腰を振れ。演奏とダンスで俺を楽しませてみろ」
「そ、そんなっ……そんなの……!」
「…………出来ないのか?」
「で、でき……ますっ、出来ます、やります、センパイに演奏とダンスを捧げます……」
頭の後ろで手を組んで腋を晒し、担任に舐められたのを思い出して頬が熱くなる。鳴り続ける鈴の音色は当然、鎖の下着のようなアクセサリーをつけていること自体も恥ずかしい。
「お納め、くださいっ……センパイ」
それでも羞恥を押し切って足を大きく開き、陰茎も陰嚢も丸見えにして腰振りを始めた。
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