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セックス中に幼馴染に電話かけさせてみた
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体育倉庫の中、乾いた破裂音が響き渡る。俺がセンパイの頬を叩いた音だ、思いっきりビンタをかました音だ。
「こ、のっ……変態っ! 鬼畜! バカ! アホ! ドS! 二メートル! レンにバレたらどうしてくれるんだよっ、友達なんてレンだけなのに! 鬼! 悪魔! センパイ!」
叫び散らして息が切れて、マットに力なく横たわる。
本当はレンは気付いていたんじゃないかと考えると涙が溢れてきて、下を脱がされて開脚して指を挿入されている情けない格好だということも忘れてすすり泣いた。
「………………悪かった。そんなに嫌がるとは思わなかった」
後孔から指が抜け、大きな両手に頭を包むように撫でられて甘える。
「せんぱぁい……なんで、優しいのにぃ、なんでたまにこういうことするの。優しいんだから優しいままでいてよぉ……ばかぁ、せんぱいのばか……」
「……本当に悪かった。優しくするから……泣き止んでくれないか?」
いつの間にか陰茎が後孔に押し当てられている。涙を拭って頷くといつもより慎重に挿入され、みちみちと埋まっていく感覚をいつもより強く感じさせられた。
「ぁ、あっ……は、ぁっ……ふぅっ、ぁぁ……おっきぃ……おなか、ぱんぱん」
「…………レン、と言ったか? 本当に大切な友人なんだな」
「はい……レン、幼稚園に入る前から、仲良くて」
記憶が曖昧で当然の年齢のことなのに、レンに出会った時のことは克明に覚えている。
真夏、アイスを食べながら公園に遊びに来た日、頭がクラクラするくらいに蝉がうるさい日──レンはブランコに乗っていた。父親に背を押され、楽しそうに笑っていた。
「小学校も、中学校も、一緒にいて」
茶髪の子なんて初めて見た幼い俺は「なんて可愛らしい女の子だ」と走り出した。俺に気付いてブランコから降りたレンに笑いかけられて「絶対にお嫁さんになってもらう」と覚悟を決めて話しかけた。
「レンは……芯の強い奴で、よく虐められた俺をいつも守ってくれて」
その辺の花をちぎって渡して何度もプロポーズした。レンの父親も俺の母親も面白がっていて、レンが男だと分かったのは幼稚園になってからだった。お嫁さんになってもらえないんだと理解した時は大泣きした。
「レン、は……俺の、全部です」
十年以上ずっとレンは教えてくれた、俺にはレンしか居ないのだと。なのに俺はその教えを裏切ってレンではない人との時間を楽しく思っている。恋心を理解してからのレンとの時間は苦しすぎるんだ。
「だから……お願いだから、レンにだけはバラさないでください、レンには近付かないでください……」
初恋は神聖なものだ。叶わない儚いものだとしても、初恋の人を穢してはいけない。
「…………そうか。俺はこう思うぞ、本当に大切な友人なら隠し事はいけない、とな」
腹の心地よい圧迫感に酔って昔話をしていたから気付けなかった。いつの間にかセンパイは俺のスマホを持っていた。呼び出し音が鳴っている。
『もしもし、もち? まだ何か話したいことあったのか?』
スピーカーがオンになって、大好きな優しい声が聞こえてくる。
「え…………? や、だ……やだ、やだっ、やめて……お願い、やめてっ……」
スマホを取り返そうとした手は簡単に捕まり、スマホは俺の頭の真横に置かれる。センパイは片手で俺の両手を押さえ、空いた手で俺の腰を掴んで腰振りを始めた。
「いやだっ! やだぁあっ! ぁあっ!? ひぁっ、やぁんっ! やだっ、やらぁあっ!」
『もち!? もちっ、なんだよ、どうしたんだよ!』
「ひぁっ! ぁっ……切って、レンっ、切ってぇ……電話切って……ぁあっ!? やらっ、やらぁっ、そこらめっ!」
根元まで挿入した状態で腰をぐりぐりと動かし、結腸を拡げるように責める。
「らめっ、しょこらめなのぉっ、やらぁっ、イっちゃうっ、すぐイっちゃうぅっ! やだっ、やらぁっ……切って、聞かないでぇっ、レンっ……!」
センパイに甘える声をレンにだけは聞かせたくなかったのに、口を閉じてしまえと思ってはいるのに、俺は甲高く甘えた声で喘ぎ続ける。
「…………締まりがよくなってるぞ? 友人に聞かれるのが嬉しいみたいだな」
「嬉しいわけっ、にゃっ……ぁああっ! あっ、ぁ、は、ぁ……イくぅうっ! やぁっ、それやらっ、やっ……ぁあああぁっ!?」
腰を押さえていた手が下腹に移る。前立腺がある位置をぐっと押し込まれ、仰け反って絶頂する。
『もち……なぁ、何、してるんだ?』
「イぐっ、イぐぅぅっ! やらっ、やらぁっ、レンっ、きって、きかないれぇっ! ぁひっ!? ひっ、イぐっ、まらイぐっ、やぁあぁああーっ!」
カリ首に前立腺を抉られ続け、仰け反ってガクガクと痙攣しながら絶頂を迎え、その声をレンに聞かせる。
「……月乃宮、友人に説明してやれ」
「ぃやっ、いやぁあっ! ぁあっ!? ぁ、あっ……!」
大きな手は下腹から陰茎に移る。裏側から押されて勝手に精液を漏らしている陰茎を扱かれ、小突かれている真っ最中の前立腺への快感と重なって俺の性器をとろけさせる。
「いっしょらめっ、いっしょやらぁっ、イくっ、すぐイくぅっ! いっしょやらぁああっ!」
「……今の自分の状況を言ってみろ、ならやめてやる」
「くっ、くにゆきっ、くにゆきしぇんぱいにぃっ! おしりっ、ずぼずぼしゃれてっ、イぎっ……まくって、ぇっ……きも、ひっ……きもちぃっ、きもちぃっ!」
「…………だ、そうだ。レン……だったか、聞こえたか?」
センパイがスマホを持ち上げて俺に画面を見せる。レンと通話中──レンは通話を切ってくれていなかった、あの淫らな喘ぎ声は全て聞かれていた。センパイに抱かれていると、それを悦んでいるとバレた……ならもうどうでもいいや。
「……月乃宮、お前に俺以外は必要ない。友人なんていらない。俺に抱かれることだけ考えていろ、お前は俺のなんだ?」
「おれ、はぁっ……しぇんぱいのっ、オナホれすっ……!」
「…………よくできました」
ご褒美だとでも言うようにセンパイは両手で俺の腰を掴んで浮かせ、叩きつけるように俺を犯した。激しい掘削による快楽は強過ぎて、取り繕うのを諦めた俺は淫らな叫びを上げてしまう。
「あぁああっ!? きもちぃっ! やばいっ、こわれりゅっ……ひ、ぁっ、ひぃっ、イぐっ、イぐイぐイぐぅうっ! きもちぃいっ! しぇんぱいっ、もっとぉっ! もっとずんずんしてぇっ!」
『ノゾム……? 形州にレイプ、違う……形州とセックスしてるのか? 学校で? あはは、二人とも悪いなー……』
「きもちぃいっ! おしりずぼずぼしゃれるのっ、きもひぃのぉっ! ずっとイってるっ……! ぁああっ! イぐっ、ぁあっ、は、ひっ……! イぐのっ、しゅき……せーえきとまんない……ぁ、おっ、ぁ、あぁっ……!」
『本当に気持ちよさそうだな、よかった……痛くされてないんだな? そっか……よかったよ。幸せそうで、よかった。うん、よかった、よかった……お前が幸せなら、俺は、それで』
センパイに腰を持ち上げられているからだろうか、俺が仰け反ってしまっているからだろうか、精液が腹から胸へ垂れて喉を伝っている。自分の精液を舐められる時も近い。
「しあわせっ、しゅごくっ、しあわせぇっ……! おしりっ、じゅぼじゅぼされてる時はぁっ、ずっと、しあわせなのぉっ!」
『そっか……形州のこと、好きか?』
「んっ、しゅきっ、しゅきぃっ、しぇんぱいしゅきっ! しぇんぱいのきもちぃのっ! かたいのっ、ごりごりきもちぃっ! ふといのれっ、ひろげられりゅのぉっ……! ながいのっ、おくまでめちゃくちゃにしゃれるのぉっ……きもちぃっ、しゅきっ、イぐぅぅっ……! しゅきぃいっ……!」
思考回路はとっくに壊れている。セックスしていることすら知られたくなかったレンに、恋心を抱いているレンに、センパイとのセックスがどれだけ気持ちいいか語ってしまう。
「はぁっ、ぁあぁーっ……! イぐっ、まらイっちゃうぅっ! しっ、しんじゃうっ、イきまくって死んじゃうぅっ……!」
「……月乃宮、そろそろ出すぞ。中と口どっちがいい?」
「中っ! 中がいいっ! 後輩オナホに中出ししてっ、くにゆきせんぱいっ……! ぁ、あっ……どくどく、きてっ……ぁあああっ……!」
腰を持ち上げられたまま最奥に精液を注がれ、精液が腸を遡ってくるのを感じる。
「ぁ、はっ……しゅごい、いっぱいきたぁ……ぁ、あっ……やばいっ、お腹びくびくして、まだイってる……」
『幸せそうでよかったよ。じゃあな、そろそろ授業だから切るぞ。遅刻してもいいからお前も出ろよな』
萎えた陰茎が抜け、空気混じりの水音を立てて精液が溢れていく。精液が流れ出すのに比例して俺は冷静さを取り戻す。
「はぁっ、はぁ……レン? レンっ……!」
センパイは通話が切れたスマホを見て絶望する俺を無視し、タバコを咥えて体育倉庫を出ていく。倉庫の扉にもたれたような音があった、倉庫からは離れないようだ。
「嘘、だろ……ふざけんなよ、ちくしょう……」
俺は未だにピクピクと震えている快楽に弱い身体を恨みながらレンに電話をかけた。しかし出てくれない、当然だ、もうチャイムが鳴った。
「レンっ……! やだっ、レン……やだぁ……レン、レンっ、レン……」
大好きなあの子に、何もかも綺麗なあの子に、神聖視すらしてしまった初恋のあの子に、俺は……
「あ、ぁっ……ぁあ、ぅぁ……や、だ、やだっ、やだ……レン……やだっ、やだ、やだぁ……」
一服を終えたセンパイが倉庫に戻ってくるまで、俺はマットの上でスマホを握り締めて泣き続けた。
「こ、のっ……変態っ! 鬼畜! バカ! アホ! ドS! 二メートル! レンにバレたらどうしてくれるんだよっ、友達なんてレンだけなのに! 鬼! 悪魔! センパイ!」
叫び散らして息が切れて、マットに力なく横たわる。
本当はレンは気付いていたんじゃないかと考えると涙が溢れてきて、下を脱がされて開脚して指を挿入されている情けない格好だということも忘れてすすり泣いた。
「………………悪かった。そんなに嫌がるとは思わなかった」
後孔から指が抜け、大きな両手に頭を包むように撫でられて甘える。
「せんぱぁい……なんで、優しいのにぃ、なんでたまにこういうことするの。優しいんだから優しいままでいてよぉ……ばかぁ、せんぱいのばか……」
「……本当に悪かった。優しくするから……泣き止んでくれないか?」
いつの間にか陰茎が後孔に押し当てられている。涙を拭って頷くといつもより慎重に挿入され、みちみちと埋まっていく感覚をいつもより強く感じさせられた。
「ぁ、あっ……は、ぁっ……ふぅっ、ぁぁ……おっきぃ……おなか、ぱんぱん」
「…………レン、と言ったか? 本当に大切な友人なんだな」
「はい……レン、幼稚園に入る前から、仲良くて」
記憶が曖昧で当然の年齢のことなのに、レンに出会った時のことは克明に覚えている。
真夏、アイスを食べながら公園に遊びに来た日、頭がクラクラするくらいに蝉がうるさい日──レンはブランコに乗っていた。父親に背を押され、楽しそうに笑っていた。
「小学校も、中学校も、一緒にいて」
茶髪の子なんて初めて見た幼い俺は「なんて可愛らしい女の子だ」と走り出した。俺に気付いてブランコから降りたレンに笑いかけられて「絶対にお嫁さんになってもらう」と覚悟を決めて話しかけた。
「レンは……芯の強い奴で、よく虐められた俺をいつも守ってくれて」
その辺の花をちぎって渡して何度もプロポーズした。レンの父親も俺の母親も面白がっていて、レンが男だと分かったのは幼稚園になってからだった。お嫁さんになってもらえないんだと理解した時は大泣きした。
「レン、は……俺の、全部です」
十年以上ずっとレンは教えてくれた、俺にはレンしか居ないのだと。なのに俺はその教えを裏切ってレンではない人との時間を楽しく思っている。恋心を理解してからのレンとの時間は苦しすぎるんだ。
「だから……お願いだから、レンにだけはバラさないでください、レンには近付かないでください……」
初恋は神聖なものだ。叶わない儚いものだとしても、初恋の人を穢してはいけない。
「…………そうか。俺はこう思うぞ、本当に大切な友人なら隠し事はいけない、とな」
腹の心地よい圧迫感に酔って昔話をしていたから気付けなかった。いつの間にかセンパイは俺のスマホを持っていた。呼び出し音が鳴っている。
『もしもし、もち? まだ何か話したいことあったのか?』
スピーカーがオンになって、大好きな優しい声が聞こえてくる。
「え…………? や、だ……やだ、やだっ、やめて……お願い、やめてっ……」
スマホを取り返そうとした手は簡単に捕まり、スマホは俺の頭の真横に置かれる。センパイは片手で俺の両手を押さえ、空いた手で俺の腰を掴んで腰振りを始めた。
「いやだっ! やだぁあっ! ぁあっ!? ひぁっ、やぁんっ! やだっ、やらぁあっ!」
『もち!? もちっ、なんだよ、どうしたんだよ!』
「ひぁっ! ぁっ……切って、レンっ、切ってぇ……電話切って……ぁあっ!? やらっ、やらぁっ、そこらめっ!」
根元まで挿入した状態で腰をぐりぐりと動かし、結腸を拡げるように責める。
「らめっ、しょこらめなのぉっ、やらぁっ、イっちゃうっ、すぐイっちゃうぅっ! やだっ、やらぁっ……切って、聞かないでぇっ、レンっ……!」
センパイに甘える声をレンにだけは聞かせたくなかったのに、口を閉じてしまえと思ってはいるのに、俺は甲高く甘えた声で喘ぎ続ける。
「…………締まりがよくなってるぞ? 友人に聞かれるのが嬉しいみたいだな」
「嬉しいわけっ、にゃっ……ぁああっ! あっ、ぁ、は、ぁ……イくぅうっ! やぁっ、それやらっ、やっ……ぁあああぁっ!?」
腰を押さえていた手が下腹に移る。前立腺がある位置をぐっと押し込まれ、仰け反って絶頂する。
『もち……なぁ、何、してるんだ?』
「イぐっ、イぐぅぅっ! やらっ、やらぁっ、レンっ、きって、きかないれぇっ! ぁひっ!? ひっ、イぐっ、まらイぐっ、やぁあぁああーっ!」
カリ首に前立腺を抉られ続け、仰け反ってガクガクと痙攣しながら絶頂を迎え、その声をレンに聞かせる。
「……月乃宮、友人に説明してやれ」
「ぃやっ、いやぁあっ! ぁあっ!? ぁ、あっ……!」
大きな手は下腹から陰茎に移る。裏側から押されて勝手に精液を漏らしている陰茎を扱かれ、小突かれている真っ最中の前立腺への快感と重なって俺の性器をとろけさせる。
「いっしょらめっ、いっしょやらぁっ、イくっ、すぐイくぅっ! いっしょやらぁああっ!」
「……今の自分の状況を言ってみろ、ならやめてやる」
「くっ、くにゆきっ、くにゆきしぇんぱいにぃっ! おしりっ、ずぼずぼしゃれてっ、イぎっ……まくって、ぇっ……きも、ひっ……きもちぃっ、きもちぃっ!」
「…………だ、そうだ。レン……だったか、聞こえたか?」
センパイがスマホを持ち上げて俺に画面を見せる。レンと通話中──レンは通話を切ってくれていなかった、あの淫らな喘ぎ声は全て聞かれていた。センパイに抱かれていると、それを悦んでいるとバレた……ならもうどうでもいいや。
「……月乃宮、お前に俺以外は必要ない。友人なんていらない。俺に抱かれることだけ考えていろ、お前は俺のなんだ?」
「おれ、はぁっ……しぇんぱいのっ、オナホれすっ……!」
「…………よくできました」
ご褒美だとでも言うようにセンパイは両手で俺の腰を掴んで浮かせ、叩きつけるように俺を犯した。激しい掘削による快楽は強過ぎて、取り繕うのを諦めた俺は淫らな叫びを上げてしまう。
「あぁああっ!? きもちぃっ! やばいっ、こわれりゅっ……ひ、ぁっ、ひぃっ、イぐっ、イぐイぐイぐぅうっ! きもちぃいっ! しぇんぱいっ、もっとぉっ! もっとずんずんしてぇっ!」
『ノゾム……? 形州にレイプ、違う……形州とセックスしてるのか? 学校で? あはは、二人とも悪いなー……』
「きもちぃいっ! おしりずぼずぼしゃれるのっ、きもひぃのぉっ! ずっとイってるっ……! ぁああっ! イぐっ、ぁあっ、は、ひっ……! イぐのっ、しゅき……せーえきとまんない……ぁ、おっ、ぁ、あぁっ……!」
『本当に気持ちよさそうだな、よかった……痛くされてないんだな? そっか……よかったよ。幸せそうで、よかった。うん、よかった、よかった……お前が幸せなら、俺は、それで』
センパイに腰を持ち上げられているからだろうか、俺が仰け反ってしまっているからだろうか、精液が腹から胸へ垂れて喉を伝っている。自分の精液を舐められる時も近い。
「しあわせっ、しゅごくっ、しあわせぇっ……! おしりっ、じゅぼじゅぼされてる時はぁっ、ずっと、しあわせなのぉっ!」
『そっか……形州のこと、好きか?』
「んっ、しゅきっ、しゅきぃっ、しぇんぱいしゅきっ! しぇんぱいのきもちぃのっ! かたいのっ、ごりごりきもちぃっ! ふといのれっ、ひろげられりゅのぉっ……! ながいのっ、おくまでめちゃくちゃにしゃれるのぉっ……きもちぃっ、しゅきっ、イぐぅぅっ……! しゅきぃいっ……!」
思考回路はとっくに壊れている。セックスしていることすら知られたくなかったレンに、恋心を抱いているレンに、センパイとのセックスがどれだけ気持ちいいか語ってしまう。
「はぁっ、ぁあぁーっ……! イぐっ、まらイっちゃうぅっ! しっ、しんじゃうっ、イきまくって死んじゃうぅっ……!」
「……月乃宮、そろそろ出すぞ。中と口どっちがいい?」
「中っ! 中がいいっ! 後輩オナホに中出ししてっ、くにゆきせんぱいっ……! ぁ、あっ……どくどく、きてっ……ぁあああっ……!」
腰を持ち上げられたまま最奥に精液を注がれ、精液が腸を遡ってくるのを感じる。
「ぁ、はっ……しゅごい、いっぱいきたぁ……ぁ、あっ……やばいっ、お腹びくびくして、まだイってる……」
『幸せそうでよかったよ。じゃあな、そろそろ授業だから切るぞ。遅刻してもいいからお前も出ろよな』
萎えた陰茎が抜け、空気混じりの水音を立てて精液が溢れていく。精液が流れ出すのに比例して俺は冷静さを取り戻す。
「はぁっ、はぁ……レン? レンっ……!」
センパイは通話が切れたスマホを見て絶望する俺を無視し、タバコを咥えて体育倉庫を出ていく。倉庫の扉にもたれたような音があった、倉庫からは離れないようだ。
「嘘、だろ……ふざけんなよ、ちくしょう……」
俺は未だにピクピクと震えている快楽に弱い身体を恨みながらレンに電話をかけた。しかし出てくれない、当然だ、もうチャイムが鳴った。
「レンっ……! やだっ、レン……やだぁ……レン、レンっ、レン……」
大好きなあの子に、何もかも綺麗なあの子に、神聖視すらしてしまった初恋のあの子に、俺は……
「あ、ぁっ……ぁあ、ぅぁ……や、だ、やだっ、やだ……レン……やだっ、やだ、やだぁ……」
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