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従兄に言葉責めを教えてもらった
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ソファに座ったセンパイの上で悲鳴のような悦びの声を上げる。太腿を腹に押し付けられ、折り曲げられた足をぴこぴこ揺らしながら、膝の裏に通った腕に抱き締められて力任せに掘削される。
「イぐっ、ぅうっ、あぁああっ! もぉ、やらぁっ、しぇんぱいっ、俺イくのもぉやらぁ……ひぐっ!?」
「……俺に抱かれたくないのか?」
力任せに揺さぶられるのは止まったが、抱き締める力は強まった。腹が圧迫されてまともに呼吸が出来なくなっていく。
「ぁ、あっ……ぁ、ぅ……」
きゅうきゅうとセンパイの陰茎を締め付ける腸壁は止まっているのに不満を覚え、さっきまでのように擦り上げて欲しいと疼く。
「…………兄ちゃん?」
スマホを弄りながら俺達を見ていた従兄がスマホを置いて立ち上がる。真っ直ぐに俺に向いているはずなのに虚ろな瞳はどこを見ているのかよく分からない。
「ひっ……ぁ、みな、いれぇ……おにいしゃん、みないれ……」
快楽が弱まって羞恥心を覚えるようになり、痴態を晒す俺に近付いてくる従兄に懇願する。従兄はソファの背もたれに手を置き、俺の耳の横でおそらくセンパイの目を見て言った。
「國行、羞恥プレイなら言葉責めもした方がいいんじゃないか? 口下手め、お兄ちゃんがお手本見せてやるよ」
俺もセンパイも予想していなかった言葉だ。センパイに顔を近付けるためにかなり背を曲げていた従兄が姿勢を戻し、ソファの前に腕を組んで立つと俺を見下した。
「月乃宮様、恋人の従兄にセックス見られる気分はどうですか? 並の人間じゃ先っぽすら入らない巨根を根元まで咥え込む優秀な尻穴見られるの、どんな気分です?」
「や……! やめてっ、みないれよぉっ……」
後孔を意識させられて穴をきゅうっと狭めてしまい、センパイの陰茎に自分から媚びて快感を覚えてしまう。恥ずかしいのに快楽が増えていく。
「髪染めてピアス開けて悪ぶる浅はかな月乃宮様、虚勢を張るあなたみたいな不良は心が弱いから、雄のくせに雄に屈服しちゃうんですよ」
「ぁっ……あ、ちが……俺は、屈服なんて、そんな、の……」
腹の中の陰茎を意識する。自分よりも圧倒的に優れた雄の象徴を呑み込んだ俺はセンパイに屈服しているとしか言いようがない。
「もう排泄孔じゃありませんね、そこ。なんですか? 男根ぶち込んで気持ちよくなるための性器ですね。孕みもしないのに精液流し込まれて悦んじゃう、精神的にはとっくに雌犬な月乃宮様、もっとちゃんと自分のご主人様に媚びてみなさい」
性器……そうだ、俺の後孔はとっくの前から性器になっている。
「媚び方も分からないんですか? ダメ犬ですね。ご主人様のおっきいのに貫かれてお腹きゅんきゅんしてます、奥までガンガン突きまくって駄犬に種付けしてください、わんわん……でしょう?」
「ゃ、あっ……やら、俺、人間……」
「人間? バカ言っちゃいけませんよ。ぶっといの突っ込まれて悦んでアンアン鳴いてたじゃないですか。人間はそんな浅ましくありませんよ、人間はそんなトロ顔を他人に晒したりできません。人間は他人の前で裸になったりしないんですよ。見ている方が恥ずかしいくらいです、ほら鳴いてみなさい駄犬」
俺はそんなに酷い顔をしているのだろうか、もう燃えていると勘違いするほどに熱い顔を気にしていると従兄はそれを察知した。
「半開きの口から犬らしく涎垂らして、犬らしくはぁはぁ言って、ぽーっとした目で「犯して犯して」ってねだってますよ」
「そ、んなっ……」
「こういうのつけて欲しくてたまらないんでしょう?」
従兄は自分の首に巻いてある赤色の首輪を模したチョーカーを指差す。
「首輪巻いてもらって、紐引いてもらって、わんわんきゃんきゃん鳴かせて欲しいんでしょう? 首が絞まるってとっても気持ちいいんですよ? 欲しいでしょ? 羨ましいんでしょう? いい加減素直になったらどうです、ダメ犬」
首輪の内側に指を入れ、赤い革製の首輪を褐色肌にくい込ませる。
「さん、にー、いち、で月乃宮様は素直なわんちゃんに生まれ変わりますよ。ほら、さーん……」
「へ……? な、ならないっ、ならないから、やめてっ……」
「にーぃ……」
先輩は腰も腕も動かしていないのに、腸壁が勝手にぎゅうぎゅう締め付けるから下腹に快楽が溜まっている。従兄の低い声を聞いていると、俺に何の興味も抱いていない虚ろな瞳と無表情の顔を見ていると、頭がふわふわと浮かんでいく。
「ひっ……ィ……」
「いち」
「イっ、ぐぅぅっ……!」
「おめでとうございます月乃宮様、これからあなたは人目もはばからずセックスをねだる駄犬です。全裸に首輪、四つん這いがデフォルトですからね」
そんなの嫌だと思っているのに、ビクビクと震える身体は否定の声を出せない。何度口を開けたって甘えた吐息が漏れるだけだ。
「お兄ちゃん、セックスはこういう感じでやった方がいいと思うな。しっかり頑張れよ、國行」
「…………兄ちゃん」
「ん?」
言葉だけで絶頂させたくせに従兄はもう俺を見ていない。
「……兄ちゃん、全然勃ってないな」
「当たり前だろ。物理的に無理だ」
センパイの服を着ている従兄の股間は膨らんでいない。いや、立派なものがありそうな膨らみはあるけれど、勃起はしていない。
「……兄ちゃん、こいつを狙ってるんじゃないのか? さっき風呂場で……俺、そう思ったんだけど」
「なんか様子変だと思ったら勘違いしてたのか? 安心しろよ、俺お前と違って金髪に興味ないから」
「…………本当に?」
「疑り深いな……お兄ちゃんそんな子に育てた覚えないよ!」
実の兄弟ならまだしも従兄弟でそれは言えないだろう。
「……今喋ってたの、本当に俺に教えるだけのつもりだったのか? 月乃宮に関わりたかっただけじゃないのか?」
「俺はね、メイド服の似合うアルビノ美人じゃないと反応できないの」
「…………相変わらず二次元に生きているのか」
「相変わらずって何だよ、俺は三次元から出た覚えはないぞ」
二次元オタクでよくもまぁ言葉だけで絶頂させられるような話術を手に入れられたものだ。
「そもそもなぁ、お兄ちゃんが可愛い従弟の恋人狙うわけ……ごめん電話」
従兄は机の上に置いたスマホを取る。
「もしもし犬です。え? ワンコール以内に出るな気持ち悪い? 失礼しました、この駄犬をもっと罵ってください。首塚? はいはい、仕事はちゃんとやってますって、ご心配なく。はい、分かりました。はい、失礼します」
「…………兄ちゃん、仕事……?」
通話終了後、従兄の機嫌を伺うようにセンパイが小さな声で尋ねる。
「んー……来月の日程に変更あったからスケジュール表作り直してとっとと送れって社長に催促されてんの。今日中だからちょっとお兄ちゃん仕事するな」
首輪という言葉が聞こえたが、今のは言い訳だろうか? 従兄はノートパソコンを開いて仕事を始めたが、画面は俺達からは見えない。
「………………悪かったな。勘違いだった……今日は浮気してなかったんだな」
センパイは俺のうなじに唇を触れさせながら従兄との浮気を疑ったことを謝ってくれた。なんとなく温かい気分になる。
「……兄ちゃんはお前を犬だと言っていたが、お前は俺のオナホだ。忘れるなよ」
「は、い……俺は、くにゆきせんぱいの、おなほです」
オナホとの美味しいデザートを食べに行く約束、守ってくれるのかな。バカバカしいよな、厚かましいよな、恋人でもないのに話題の店に連れてけだなんて。
「…………じゃあ、分かるな? オナホはイくのは嫌だなんて言うか?」
「言いません……ごめんなしゃい……ぁ、あっ、ひ、んんっ……!」
センパイは腰を細かく揺らして俺の腹の奥をぐりぐりと責め始める。
「……そう、お前には拒否権はないし屈服という概念もない。俺の所有物だからな。お前を抱くかどうかもイかせるかどうかも俺の気分次第だ」
「ひゃ、いっ……」
「…………俺は素直に快楽を求めるのが好みだ。オナホなら持ち主の好みに合わせろ」
好みのオナホを買うのであって、オナホが好みに合わせるのはおかしい。そう否定することは許されていない。
「たくさんイかせてください、ご主人様ぁ……」
「……國行先輩」
センパイ呼び好きなのかよ、ピアスといい性癖歪みすぎだろ。
「國行、センパイ……後輩オナホがイき狂っちゃうくらい、使い込んでください」
センパイ呼びが好きなら──と後輩を強調してみたら気に入ったようで、腕に込められた力が強くなった。
「ぁ、あぁああっ、ぬけ、てくっ……ひっ、んんんっ、ぁああっ!? おぐっ、ごちゅって……ひっ、まって……ぁああっ! イぐっ、イぐぅうっ! こんにゃのしゅぐイっちゃうっ!」
「……待って、と言ったか? イくのは嫌か?」
「はっ、はっ、ぁ、あっ……しゅきっ、イぐのしゅきぃいっ! おれっ、おなほ、らからぁっ、いっぱいずんずんしてっ……あぁんっ! ぁんっ! あっ、ぁああーっ!」
亀頭に結腸を押し潰される度、カリ首に前立腺を抉られる度、脳細胞が散っていくようなチカチカとした快感がある。思考はもう出来ない、俺の脳の仕事は快楽に溺れることだ。もう何も見えないし聞こえない、気持ちいいだけが感覚を支配する。
「……上出来だ。可愛いよ、月乃宮。可愛い………………好きだよ」
「あっ、ぁ、あっ、ぁぐっ、ひぁあんっ! ぁひっ、ひぁあっ!」
「………………いいよ、聞かなくて。好きだ、月乃宮……好きだ、愛してるっ……」
「あっ、ぁひっ、イぐっ、ぁあっ、あっ……!? は、ぁ、ひっ……」
俺の中を満たす肉棒がビクビクと脈打ち、粘着質な液体が流し込まれる。俺はそれに幸福を覚えながら気を失った。
「イぐっ、ぅうっ、あぁああっ! もぉ、やらぁっ、しぇんぱいっ、俺イくのもぉやらぁ……ひぐっ!?」
「……俺に抱かれたくないのか?」
力任せに揺さぶられるのは止まったが、抱き締める力は強まった。腹が圧迫されてまともに呼吸が出来なくなっていく。
「ぁ、あっ……ぁ、ぅ……」
きゅうきゅうとセンパイの陰茎を締め付ける腸壁は止まっているのに不満を覚え、さっきまでのように擦り上げて欲しいと疼く。
「…………兄ちゃん?」
スマホを弄りながら俺達を見ていた従兄がスマホを置いて立ち上がる。真っ直ぐに俺に向いているはずなのに虚ろな瞳はどこを見ているのかよく分からない。
「ひっ……ぁ、みな、いれぇ……おにいしゃん、みないれ……」
快楽が弱まって羞恥心を覚えるようになり、痴態を晒す俺に近付いてくる従兄に懇願する。従兄はソファの背もたれに手を置き、俺の耳の横でおそらくセンパイの目を見て言った。
「國行、羞恥プレイなら言葉責めもした方がいいんじゃないか? 口下手め、お兄ちゃんがお手本見せてやるよ」
俺もセンパイも予想していなかった言葉だ。センパイに顔を近付けるためにかなり背を曲げていた従兄が姿勢を戻し、ソファの前に腕を組んで立つと俺を見下した。
「月乃宮様、恋人の従兄にセックス見られる気分はどうですか? 並の人間じゃ先っぽすら入らない巨根を根元まで咥え込む優秀な尻穴見られるの、どんな気分です?」
「や……! やめてっ、みないれよぉっ……」
後孔を意識させられて穴をきゅうっと狭めてしまい、センパイの陰茎に自分から媚びて快感を覚えてしまう。恥ずかしいのに快楽が増えていく。
「髪染めてピアス開けて悪ぶる浅はかな月乃宮様、虚勢を張るあなたみたいな不良は心が弱いから、雄のくせに雄に屈服しちゃうんですよ」
「ぁっ……あ、ちが……俺は、屈服なんて、そんな、の……」
腹の中の陰茎を意識する。自分よりも圧倒的に優れた雄の象徴を呑み込んだ俺はセンパイに屈服しているとしか言いようがない。
「もう排泄孔じゃありませんね、そこ。なんですか? 男根ぶち込んで気持ちよくなるための性器ですね。孕みもしないのに精液流し込まれて悦んじゃう、精神的にはとっくに雌犬な月乃宮様、もっとちゃんと自分のご主人様に媚びてみなさい」
性器……そうだ、俺の後孔はとっくの前から性器になっている。
「媚び方も分からないんですか? ダメ犬ですね。ご主人様のおっきいのに貫かれてお腹きゅんきゅんしてます、奥までガンガン突きまくって駄犬に種付けしてください、わんわん……でしょう?」
「ゃ、あっ……やら、俺、人間……」
「人間? バカ言っちゃいけませんよ。ぶっといの突っ込まれて悦んでアンアン鳴いてたじゃないですか。人間はそんな浅ましくありませんよ、人間はそんなトロ顔を他人に晒したりできません。人間は他人の前で裸になったりしないんですよ。見ている方が恥ずかしいくらいです、ほら鳴いてみなさい駄犬」
俺はそんなに酷い顔をしているのだろうか、もう燃えていると勘違いするほどに熱い顔を気にしていると従兄はそれを察知した。
「半開きの口から犬らしく涎垂らして、犬らしくはぁはぁ言って、ぽーっとした目で「犯して犯して」ってねだってますよ」
「そ、んなっ……」
「こういうのつけて欲しくてたまらないんでしょう?」
従兄は自分の首に巻いてある赤色の首輪を模したチョーカーを指差す。
「首輪巻いてもらって、紐引いてもらって、わんわんきゃんきゃん鳴かせて欲しいんでしょう? 首が絞まるってとっても気持ちいいんですよ? 欲しいでしょ? 羨ましいんでしょう? いい加減素直になったらどうです、ダメ犬」
首輪の内側に指を入れ、赤い革製の首輪を褐色肌にくい込ませる。
「さん、にー、いち、で月乃宮様は素直なわんちゃんに生まれ変わりますよ。ほら、さーん……」
「へ……? な、ならないっ、ならないから、やめてっ……」
「にーぃ……」
先輩は腰も腕も動かしていないのに、腸壁が勝手にぎゅうぎゅう締め付けるから下腹に快楽が溜まっている。従兄の低い声を聞いていると、俺に何の興味も抱いていない虚ろな瞳と無表情の顔を見ていると、頭がふわふわと浮かんでいく。
「ひっ……ィ……」
「いち」
「イっ、ぐぅぅっ……!」
「おめでとうございます月乃宮様、これからあなたは人目もはばからずセックスをねだる駄犬です。全裸に首輪、四つん這いがデフォルトですからね」
そんなの嫌だと思っているのに、ビクビクと震える身体は否定の声を出せない。何度口を開けたって甘えた吐息が漏れるだけだ。
「お兄ちゃん、セックスはこういう感じでやった方がいいと思うな。しっかり頑張れよ、國行」
「…………兄ちゃん」
「ん?」
言葉だけで絶頂させたくせに従兄はもう俺を見ていない。
「……兄ちゃん、全然勃ってないな」
「当たり前だろ。物理的に無理だ」
センパイの服を着ている従兄の股間は膨らんでいない。いや、立派なものがありそうな膨らみはあるけれど、勃起はしていない。
「……兄ちゃん、こいつを狙ってるんじゃないのか? さっき風呂場で……俺、そう思ったんだけど」
「なんか様子変だと思ったら勘違いしてたのか? 安心しろよ、俺お前と違って金髪に興味ないから」
「…………本当に?」
「疑り深いな……お兄ちゃんそんな子に育てた覚えないよ!」
実の兄弟ならまだしも従兄弟でそれは言えないだろう。
「……今喋ってたの、本当に俺に教えるだけのつもりだったのか? 月乃宮に関わりたかっただけじゃないのか?」
「俺はね、メイド服の似合うアルビノ美人じゃないと反応できないの」
「…………相変わらず二次元に生きているのか」
「相変わらずって何だよ、俺は三次元から出た覚えはないぞ」
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「國行、センパイ……後輩オナホがイき狂っちゃうくらい、使い込んでください」
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「ぁ、あぁああっ、ぬけ、てくっ……ひっ、んんんっ、ぁああっ!? おぐっ、ごちゅって……ひっ、まって……ぁああっ! イぐっ、イぐぅうっ! こんにゃのしゅぐイっちゃうっ!」
「……待って、と言ったか? イくのは嫌か?」
「はっ、はっ、ぁ、あっ……しゅきっ、イぐのしゅきぃいっ! おれっ、おなほ、らからぁっ、いっぱいずんずんしてっ……あぁんっ! ぁんっ! あっ、ぁああーっ!」
亀頭に結腸を押し潰される度、カリ首に前立腺を抉られる度、脳細胞が散っていくようなチカチカとした快感がある。思考はもう出来ない、俺の脳の仕事は快楽に溺れることだ。もう何も見えないし聞こえない、気持ちいいだけが感覚を支配する。
「……上出来だ。可愛いよ、月乃宮。可愛い………………好きだよ」
「あっ、ぁ、あっ、ぁぐっ、ひぁあんっ! ぁひっ、ひぁあっ!」
「………………いいよ、聞かなくて。好きだ、月乃宮……好きだ、愛してるっ……」
「あっ、ぁひっ、イぐっ、ぁあっ、あっ……!? は、ぁ、ひっ……」
俺の中を満たす肉棒がビクビクと脈打ち、粘着質な液体が流し込まれる。俺はそれに幸福を覚えながら気を失った。
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