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監禁した教え子を風呂場で抱いてみた

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タオルで目隠しをされたまま、床に膝をついて浴槽の縁を掴む。腰を突き出して担任を誘う。

「月乃宮……」

いつの間にか見えない手は消えていた。やはりヤツらの目的は俺を男に抱かせることだ。ヤツらが過激な手に出ないうちに自分から男を誘うのが正解なのかもしれない。

「ダメだろう月乃宮、まだ頭を洗ってる途中なのに」

そう言いながらも担任は俺の尻を撫で、割れ目を開いて疼いている尻穴を眺める。

「はぁっ……月乃宮、月乃宮……こんなにヒクヒクさせて先生を欲しがってるんだね」

割り開かれた穴の縁に柔らかく濡れたものが触れる。ぬるぬると動くそれは皺の一つ一つまで丹念に調べる。

「ん……美味しい、可愛いよ月乃宮……」

まさか舐めているのか? 気持ち悪いヤツだ、そんなところを舐める担任も、舐められて快感を覚える俺も。

「せ、ん、せぇっ……早く、入れて」

「あぁ……分かってるよ、すぐ入れてあげるよ」

担任の口が離れ、代わりに陰茎が押し付けられる。目隠しをされているせいか、いつもより敏感に自分の状態が分かる。穴の縁は押し当てられた陰茎にきゅうっと吸い付いて欲しがってしまっている。

「ぁ……あっ、ぁ、あっ、ぁああっ……! 入って、くるっ……ぅ、あぁっ!」

「はぁっ……あぁ、いいよ、月乃宮……最高だ、月乃宮の穴は最高だよ、気持ちいい……」

「きもちっ、わるい……ことっ、言うなぁっ……! ぁ、あぁんっ!」

「ふふ……照れなくていいんだよ」

根元まで挿入されたそれが今度は抜けていく。腸壁のひだをカリ首に引っかけて俺の内臓を引っ張り出すように抜けていく。自分の一部が抜けるような感覚は俺に最高の快楽を与えていく。

「ひ、ぅうっ……! ぁ、あぁぁっ!」

「ゆっくり抜いてあげた方が気持ちいい? 突くのは早くとゆっくりどっちがいいかな」

閉じ始めていた穴をまた開かされる。引っ張り出した内臓を押し戻すようにゆっくりと挿入されていく。

「ぁ、ああっ! ぁ、う……はや、く……はやく、して……ひぁあんっ!?」

「早くだね、分かったよ。月乃宮……たくさんイかせてあげるから、可愛い赤ちゃん孕んでね」

「あぁんっ! ぁ、あっ……ひぁんっ! ぅ、ぁああっ……おく、おくすきっ……もっと……ひぁんっ!」

洗髪途中だった俺と担任の身体は濡れていて、腰がぶつかるたびに水音が混じった。ぱちゅぱちゅと鳴る自分の尻が恥ずかしくて、顔が熱くなっていく。

「月乃宮、気持ちいい?」

「きもちぃっ……! ぅあっ、ぁ……奥までっ、擦れて……きも、ひっ……!」

「ぅんっ……先生も気持ちいいよ、月乃宮、月乃宮っ……君のナカ、先っぽにきゅっと吸い付いてきて……! 最高っ!」

奥まで突き上げられる度に臍ピアスの違和感が膨らむ。ここにピアスがあるのだと主張してくる。

「ひぁんっ! ぁああっ……だめっ、そこ、そこっ……すぐ、イっちゃうっ……ぁあっ、んやっ、ぁ、イくぅっ!」

「ここ? んっ……ここ、だね。先生も裏のところが擦れて、気持ちいい……よっ、ここ……いいね」

俺の弱点に気付いた担任は陰茎を奥まで突き入れたまま抜かずに腰をくねらせる。

「ひぁあっ!? らめっ、イった、イったとこっ、ごりごり……ぃやあぁんっ! もぉそこやらぁあっ! またっ、イくぅうっ!」

絶頂したばかりの弱点を重点的に擦り上げられ、すぐに二度目の絶頂を迎える。

「ぃやあっ! まって、せんせぇっ……! イくっ、またイくからぁっ、とまって、ゃ、あぁんっ! やぁあっ……イくっ、イくっ、イくぅぅっ!」

僅かな刺激でも強い快楽に変わってしまい、連続絶頂のスイッチが完全に入る。

「はっ……すご、い……締め付け強くなったし、痙攣、してっ……! あぁ……月乃宮、どんな可愛い顔をしてるのか見せて欲しいな」

担任の腕が片方首に回り、締めるように上を向かされ、涎を垂らして感じるだらしない口元を見られる。

「……っ、出る……!」

俺を顔を見たからだとは思いたくない、俺の身体を起こしたのが担任にも強い快楽を与えたのだろう。俺に上を向かせた直後、担任は俺の中に精液を放った。

「はぁ、はぁ……月乃宮、どうだった?」

「ん……きもち、よかった」

「気持ちよかった? なのに嫌だとか待ってとか……ふふ、本当に照れ屋さんだね。可愛いよ……」

担任は萎えた陰茎を挿入したまま俺の下腹を撫でる。臍ピアスに彼の指が引っかかり、僅かに痛む。

「もう受精したかな。月乃宮には何度も何度も中出ししてあげてるんだから、そろそろ孕んでくれてるよね」

「いや、俺、男……」

「月乃宮、排卵日とか分かる?」

本気で言っているのか、そういうプレイが好きなだけなのか、担任の異常性を味わっている真っ最中の俺には判断できない。

「……分かるわけねぇじゃん」

本気の可能性がある以上、激昴させる危険性を押してまで下手に否定するのはやめよう。

「そう……今度妊娠検査薬を買ってくるよ。できてるといいなぁ。月乃宮も二人の赤ちゃん楽しみだよね? どんな子だろう、女の子かな、男の子かな、どっちがいい?」

「どっちって……別に」

「そうだね、女の子でも男の子でも月乃宮に似て可愛いのは間違いない。月乃宮と一緒にたくさん可愛がってあげるからね」

「…………うん」

「赤ちゃんの名前は何にしようか」

ようやく萎えた陰茎が抜かれ、洗髪が再開する。

「んっ……ぅ、名前……?」

「先生の名前はかないだから……うーん、あっ、月乃宮はのぞむだったね、望みが叶うなんていい組み合わせだ」

担任は俺を誘拐するという目的を叶え、俺は望むばかりで何も手に入らない……なんて思ってみたり。

「リンスも流したし、次は体だね」

「ぁ……か、身体は自分でやるよ。ほらっ、根野センもさ、髪とか洗わなきゃだろ?」

「先生は月乃宮が浸かってる間に洗うから大丈夫だよ。ほら、身体を丸めないで」

泡まみれの手が肩に触れる。目隠しをされていて担任の手が次にどう動くかの予想が全くつかず、視覚が使えないから触覚が鋭敏になり、鳥肌が立つ。

「爪が少し伸びてるね、後で切ってあげるよ。それとももう少し伸ばしてマニキュアでも塗ろうか」

指の間を担任の指の腹が擦る。指先をつまむように洗われ、爪の間まで洗うために担任の手のひらを引っ掻かされる。

「……左手、滲みないのか?」

「心配してくれるんだね、月乃宮は優しいなぁ……ふふ、大丈夫だよ、防水だから。曲げると痛むけど月乃宮のためだからね、我慢してみせるよ」

「……ぁ、そ」

両腕を洗い終えると担任の手は身体に戻る。予想通り胸を揉むようにされ、乳首のピアスの存在が感覚の中で大きくなっていく。

「ん……ぁ、なぁっ、根野セン……胸、ピアスあるから、揉まないで……つーか、揉むもんないだろ」

「そうだね、脂肪も筋肉もない……真っ平らだ。でもこうやって揉んであげると皮が動くからね、先生の手に合わせて形が変わって可愛いんだよ」

「……キモい」

「乳首、こんなに尖って……すごく触って欲しそうにしてるね。でもまだ触らない方がいいんだっけ? 仕方ないね。ぁ、腕上げて」

言われるがままに腕を上げ、頭の後ろで組む。腋に手が進み、くすぐったさに身をよじる。

「ぅ……くすぐっ、たいっ……! はやく、終わらせてっ……!」

「汗をかくところだからね、ちゃんと洗わないと」

「んっ……ぅ、ふっ、ふふふっ、ぁははっ、や、やめっ……! ぁ、ははっ、ひっ……ふふふっ、だめっ、くるしいって、笑いすぎてっ……あははっ、ははっ、ひゃあんっ!?」

爪を立てずに指先で優しく引っ掻くように洗われ、腰をくねらせる。かと思えば人差し指全体を擦り付けて洗われ、背を反らす。

「このくらいでいいかな。腕下ろしていいよ」

泡を足して腹に進み、こちらも胸のように揉まれる。

「お腹、ふにふにだね。先生の方が腹筋あるんじゃないかな?」

「ん、なっ……こと、ねぇだろ」

へそピアスの存在が感覚の中で膨らむ。身体の外側からでも俺の腸は刺激を感じ取り、快楽として脳に送る。

「いやいや、先生はこれでもジムの会員登録だけはしてるんだよ」

行ってはいないと暗に白状している。担任は教師の中でも細身の方だ。細腰に巻いたベルトや、肩はピッタリなのに腰は余っている白衣がイイとクラスの女子が話しているのを聞いたことがある。

「お腹も洗えた。次は……」

担任の手が陰茎を掴む。

「あっ……! ぃ、や……そこはっ、自分で……する、から」

きゅっと掴まれただけなのに快感を期待して担任の手の中で硬くしてしまう自分が嫌だ。

「ダメだよ、見えないだろう? ちゃんと皮を剥いて洗ってあげないとね」

「ひぁっ!? ぁ、だ、めっ……! 剥いたの、直接とかっ……ゃ、あっ、ぁああっ……!」

担任の手つきは洗うのを主目的としていない。鈴口と裏筋ばかり責めて俺に快感を与え、ダラダラと先走りの汁を垂らすようになったら幹の部分を扱き、射精させようとしている。

「あっ、ぁ、うっ……出るっ、出ちゃう、から……!」

「いいよ、出して」

「ぅ、あっ……イくっ、出るっ……! はぁ、はぁ……あっ!? ぃやっ、やめっ、今出したっ……!」

「先生、月乃宮が潮吹きするところが見たいな」

射精直後の敏感な亀頭を包むように刺激され、強過ぎる快楽に抵抗しようと担任の手を掴むが、手を剥がすほどの力は入らない。

「イくっ、ぃやあっ、ゃ、あ、イくっ、イくイくイくぅぅっ!」

「わっ……出たね、これが潮吹き……で、いいのかな?」

担任の手は陰茎から離れたが、まだ痺れるような快感は宿ったままだ。カクカクと腰が揺れるのが情けなくて泣きたくなる。

「気持ちよかった? 月乃宮、可愛いよ」

無理矢理された優しいキスはほんのりと石鹸の味がした。
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