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輪姦された後輩を抱いてみた
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体育倉庫の扉が開く音に身を跳ねさせる。二メートルを超える長身が見えて安堵し、彼が扉に鍵をかけてこちらへ来るのを待つ。
「…………月乃宮? 月乃宮っ……!」
俺に走り寄ったセンパイは精液まみれの俺を見て硬直する。
「センパイ……センパイっ、俺……」
「…………誰だ」
恐ろしい三白眼を見開き、強く拳を握っている。筋が浮き出た太い腕が微かに震えているのが怖くて、言葉に詰まる。
「……誰だと聞いているんだ! 早く言え、殺してやるっ……!」
今にも殴りかかってきそうだ。殺すって──俺を?
「わ、わっ、分かりませんっ……分かりません! 頭になんか被せられて、腕縛られてっ、俺なんにも出来なくて」
多分二年の連中だとチクるつもりだったのに、センパイが怖くて目を逸らしてしまう。
「………………ちょっと待ってろ」
センパイは一度倉庫を出て二枚のタオルを濡らして持ってきた。保健室に置いてある無地のタオルだ、病院の匂いがする。
「セ、センパイ……あの」
一枚は俺に投げ渡し、もう一枚で俺の足を拭く。大きな手で力強く精液を拭い取られ、歯を食いしばって手元を睨んでいるセンパイの心情はよく分からない。
「センパイ……お、怒って、ますか?」
「…………当たり前だ」
「ご……ごめんなさいっ、ごめんなさい、俺……セ、センパイに抱かれた後、疲れて寝ちゃって、その間に縛られてっ……! ぁ、い、言い訳のつもりじゃなくて、ごめんなさいっ……」
「……お前にはそこまで怒っていない」
「え……?」
真っ直ぐに俺を見つめた切れ長の瞳からは確かに怒りは感じない。たくましい腕にぎゅっと抱き締められ、電話後にすぐ来てくれたことやタオルを取ってきてくれたこと、丁寧に精液を拭ってくれていることが何を意味するのかをゆっくりと理解する──センパイは俺をオナホと言っていてもレイプされたら心配するくらいの優しさは持ち合わせているのだ──と。
「センパイ……センパイ、優しかったんですね。アイツら、俺が痛いって言っても……やめてくれなかった。センパイは痛くないかって聞いてくれた……センパイなら、俺が痛いって言ったらやめてくれますか?」
「……あぁ」
「國行センパイ……ごめんなさい、俺センパイ酷い人だと思ってました。全然違う……センパイ、優しかった。センパイ、優しいんだ……センパイ、國行センパイ……」
精液でドロドロになったタオルが床に落ちる。俺の服も似たようなもので、それを着るのは厳しい。センパイに体操服を取ってきてもらおうかと見上げると唇を重ねられた。
「ん、んっ……せん、ぱいっ、國行センパイ……」
「……輪姦されて、イったか?」
「へ……? ぁ、はい……嫌だったし痛かったんですけど、ちょっとだけ……」
「…………足を開け」
いつの間にかセンパイは勃起した性器を露出させていた。立ったままなので左足を上げて開脚すると、ぽっかりと開いたままの穴に硬く膨らんだそれが当たる。生での挿入が始まり、快感に仰け反る。腸壁が陰茎に媚びるように吸い付いてしまう。
「……お前の所有者が誰か身体に教えてやる」
「ひぁっ、あああっ……ぁ、くっ……ん、んんっ……イ、くぅっ……!」
「…………いや、誰の持ち物かは覚えていたようだな」
根元まで挿入されるのと同時に絶頂を迎え、自分の淫らさを自覚する。センパイは俺の腰を掴んで持ち上げた、足が浮いたので彼の腰に巻き付け、腕も彼の首に巻く。
「……なら、俺以外の記憶を消してやる。上書きしてやる……お前は俺のオナホだ」
「ひっ、あ、あぁっ……ぬけ、てっ……ぁひんっ! んぁあっ! ぁあっ、あ、あぁーっ! イって、るのにっ……ぁあっ! きも、ちぃっ……ぁああっ……」
肉棒に貫かれて仰け反って喘ぐのが気持ちいい。
「……俺だけの月乃宮。ずっと俺だけを意識して、考えて……俺だけに抱かれていろ。ほら、俺の名前を呼べ」
「ぁひっ、ひっ、んんっ……くに、ゆきっ……せんぱいっ……! きも、ちっ……」
センパイの大きな体に身を任せるのが気持ちいい。
「せんぱいっ、せんぱいがいいっ……俺せんぱいに犯されるのがいいっ! 痛くないっ、きもちぃっ……しぇんぱいっ、もっとぉっ!」
「……が、いい? お前に俺以外の選択肢はない」
軽々と持ち上げられて乱暴に突き上げられているのに、どうして痛みがなく快楽がとても強いのか分からない。
「あぁっ、ぁ、イくっ、まらイぐぅっ! せんぱっ、しぇんぱいっ、おくっ、おくいまだめぇえっ!」
「……奥? 分かった」
背中を押さえられて奥ばかり重点的に突かれる。この場所はアイツらのものが届かなかった、センパイだけが突ける俺の弱点だ。
「やぁああっ……! イくっ、イくイくイくぅっ! ぅ、ふっ、ぁあっ……イくのっ、とまんないぃっ……」
「……そろそろ出すぞ」
センパイはあえて奥まで進まずに前立腺を突き上げ、そこで射精した。脈打つ陰茎の心地や精液の勢いを味わい、全身が痙攣する。
「ぁ、あぁっ……は、ぁっ…………んぁっ」
萎えても大きい陰茎がぬぽっ……と水と空気の音を立てて抜ける。精液を太腿に伝わせる情けない姿のままマットの上に仰向けにされ、未だに治まらない腸壁の痙攣に腰を揺らす。
「は、ぁっ……はぁっ、はぁっ……せん、ぱい、國行センパイ……センパイとの生、きもちいい」
センパイはマットの上に腰を下ろして俺の背に腕を回し、俺を起き上がらせると胸元に手を這わせた。指先でくるくると乳輪をなぞって焦らし、簡単に尖った乳首に優しく触れる。
「……前はなかなか勃たなかった。何かされたか?」
幽霊に授業中に触られて敏感になりましたなんて言えるわけがない。恥ずかしいが、自分でやったと言う他ない。
「自分、で……その、ちょっと、触ってみて」
「…………自分で、やったんだな? 他の男じゃないんだな?」
きゅっと摘まれて身体が震える。性器ほどの快感はないけれど、声や身体の反応を殺せるほどでもない。
「は、はい……アイツらは自分が出したいだけで、穴しかいらなかったみたいで……」
「……休みの日に俺が触ったのに反応出来なかったのを覚えていて、次までに期待に応えたかったんだな?」
「え……? ぁ、あぁ、はい……そんな感じで……ひぁっ!」
指の腹同士で優しくすり潰すようにこねられて、無意識に逃げようと身をよじる。けれど背に回されたセンパイの左腕がそれを許さず、右手が器用に乳首を弄り続ける。
「…………俺の手癖を教えておく、自分でやる時用に覚えろ」
センパイの右手が俺の右手を持ち上げ、自分の乳首を触らせる。俺の右手に重なったセンパイの右手に力加減や触り方を教えられる。
「ひっ……ぁ、ぅ、ぁ……せんぱいっ……」
「……目を閉じて、俺の顔を思い浮かべろ」
視界いっぱいのセンパイの顔から逃れ、まぶたの裏にセンパイの悪人面を描く。
「……俺の声を、俺の体温を、俺の匂いを……今覚えろ。いつも思い出すようになれ。俺の名前を呼びながらやるんだ」
「く、國行センパイっ」
「……もっと」
「國行センパイっ、國行センパイ、くにゆきっ、センパイっ……!」
胸をセンパイに弄られている妄想をしながら自分の両手で両乳首を弄り、センパイの腕の中で快感を溜めていく。
「……して欲しいことを言ってみろ」
「ひぁあっ!? ぁ、あっ……」
暇になった右手で足を開かせたセンパイはそのまま尻穴に指を挿入した。センパイの精液を垂れ流すそこをくちゅくちゅと掻き回され、思考がとろけていく。
「く、國行センパイの太い指でっ……俺を、イかせてください……」
太く骨ばった指は繊細に動いて腸壁のひだをくすぐりながら奥へ進み、俺の弱点を見つけて押し込んだ。体内で指を曲げられ、弱い部分をぐりぐりと弄り回され、俺は足を跳ねさせる。
「あぁああっ! ぁ、ぅああっ、ぁああっ……変になるっ、せんぱっ、センパイっ、なかっ……びりびりしてっ、きゅんきゅんしてっ……これ、なに、きもちぃっ、きもちいぃ……ん、んぅっ」
下腹から広がっていく幸せな感覚に混乱する俺の口をセンパイの唇が塞ぐ。唇を合わせるだけのキスの最中、センパイの指が激しく動き、俺は絶頂を迎えて射精した。
「……出したのか。また腹まで汚れたな、せっかく拭いてやったのに」
「は、ぁっ……はぁっ……くにゆき、センパイが……ぐちゅぐちゅ、するから」
「……俺のせいか?」
センパイは俺の背に両腕を回して俺の体勢を変えさせ、向かい合う形にした。脱力して足は開いたままで、指で絶頂させられた穴からは精液が未だにたれている。
「……違うだろ? 俺はお前の願いを叶えてやっただけだ、お前の穴が欲しがりなせいだ、そうだろ? お前は俺のことばかり考えているから、俺のが欲しくてたまらないんだ」
いつの間にか再び勃起していたセンパイの性器が穴の縁に擦り付けられる。ヒクヒクと震えて男を欲しがる穴はセンパイの亀頭にキスのように吸い付いた。
「……ほら、欲しがってる。何か言ってみろ」
「お、俺の穴は……國行センパイのを、欲しがって……ひくひくして、疼いて、たまらないんです。國行センパイ、早く俺をっ……オナホを、使ってください」
自分の手で穴を拡げて震える声でねだる。そうすると巨根が再び俺の中に収まる。
「ん、ぁああっ……! おっ、きぃ……ぁああっ!」
「……短小共の精液なんて掻き出してやる。そうして欲しいんだろ? 奴らの精液なんていらないよな、俺だけがいいんだろ?」
「ん、ぅううっ……ち、がうっ」
「…………違う?」
俺を抱いて楽しそうだったセンパイの顔が僅かに曇る。低くなった声にゾクゾクとした快感を覚えながら、甘えた声を上げる。
「掻き出すんじゃ、なくてぇっ、國行センパイのっ、ぁ……せっ、精液、流し込んでっ……センパイので満たして、他のっ、押し流してっ……」
「……俺に何発出させる気だ?」
「いっぱいっ……!」
「……ワガママなオナホだな」
「ひぁああっ!? ぁ、ぐっ、おくっ、しょこっ、されたりゃっ、しゅぐっ、イくぅぅっ……!」
下校時間まで抱かれ続け、大量の精液を腹に流し込まれた。今度はセンパイは俺が立てるようになるまで俺の傍から離れず、俺を駅まで送ってくれた。
「……本当に駅まででいいのか?」
「はい……穴とか腹とかはもう痙攣しっぱなしですけど、足は震えないので一人で帰れます」
センパイに家は教えたくない。また痴漢されるリスクはあるが、朝ほどは混んでいないだろうと楽観的に考えている。
「……何かあったら連絡しろよ」
「はい、ありがとうございます」
学校に行ったのに午後はセックス漬けだった。顔も分からない連中に輪姦された。それなのに、くたびれているのに、俺は何故か幸せな気分だった。
「…………月乃宮? 月乃宮っ……!」
俺に走り寄ったセンパイは精液まみれの俺を見て硬直する。
「センパイ……センパイっ、俺……」
「…………誰だ」
恐ろしい三白眼を見開き、強く拳を握っている。筋が浮き出た太い腕が微かに震えているのが怖くて、言葉に詰まる。
「……誰だと聞いているんだ! 早く言え、殺してやるっ……!」
今にも殴りかかってきそうだ。殺すって──俺を?
「わ、わっ、分かりませんっ……分かりません! 頭になんか被せられて、腕縛られてっ、俺なんにも出来なくて」
多分二年の連中だとチクるつもりだったのに、センパイが怖くて目を逸らしてしまう。
「………………ちょっと待ってろ」
センパイは一度倉庫を出て二枚のタオルを濡らして持ってきた。保健室に置いてある無地のタオルだ、病院の匂いがする。
「セ、センパイ……あの」
一枚は俺に投げ渡し、もう一枚で俺の足を拭く。大きな手で力強く精液を拭い取られ、歯を食いしばって手元を睨んでいるセンパイの心情はよく分からない。
「センパイ……お、怒って、ますか?」
「…………当たり前だ」
「ご……ごめんなさいっ、ごめんなさい、俺……セ、センパイに抱かれた後、疲れて寝ちゃって、その間に縛られてっ……! ぁ、い、言い訳のつもりじゃなくて、ごめんなさいっ……」
「……お前にはそこまで怒っていない」
「え……?」
真っ直ぐに俺を見つめた切れ長の瞳からは確かに怒りは感じない。たくましい腕にぎゅっと抱き締められ、電話後にすぐ来てくれたことやタオルを取ってきてくれたこと、丁寧に精液を拭ってくれていることが何を意味するのかをゆっくりと理解する──センパイは俺をオナホと言っていてもレイプされたら心配するくらいの優しさは持ち合わせているのだ──と。
「センパイ……センパイ、優しかったんですね。アイツら、俺が痛いって言っても……やめてくれなかった。センパイは痛くないかって聞いてくれた……センパイなら、俺が痛いって言ったらやめてくれますか?」
「……あぁ」
「國行センパイ……ごめんなさい、俺センパイ酷い人だと思ってました。全然違う……センパイ、優しかった。センパイ、優しいんだ……センパイ、國行センパイ……」
精液でドロドロになったタオルが床に落ちる。俺の服も似たようなもので、それを着るのは厳しい。センパイに体操服を取ってきてもらおうかと見上げると唇を重ねられた。
「ん、んっ……せん、ぱいっ、國行センパイ……」
「……輪姦されて、イったか?」
「へ……? ぁ、はい……嫌だったし痛かったんですけど、ちょっとだけ……」
「…………足を開け」
いつの間にかセンパイは勃起した性器を露出させていた。立ったままなので左足を上げて開脚すると、ぽっかりと開いたままの穴に硬く膨らんだそれが当たる。生での挿入が始まり、快感に仰け反る。腸壁が陰茎に媚びるように吸い付いてしまう。
「……お前の所有者が誰か身体に教えてやる」
「ひぁっ、あああっ……ぁ、くっ……ん、んんっ……イ、くぅっ……!」
「…………いや、誰の持ち物かは覚えていたようだな」
根元まで挿入されるのと同時に絶頂を迎え、自分の淫らさを自覚する。センパイは俺の腰を掴んで持ち上げた、足が浮いたので彼の腰に巻き付け、腕も彼の首に巻く。
「……なら、俺以外の記憶を消してやる。上書きしてやる……お前は俺のオナホだ」
「ひっ、あ、あぁっ……ぬけ、てっ……ぁひんっ! んぁあっ! ぁあっ、あ、あぁーっ! イって、るのにっ……ぁあっ! きも、ちぃっ……ぁああっ……」
肉棒に貫かれて仰け反って喘ぐのが気持ちいい。
「……俺だけの月乃宮。ずっと俺だけを意識して、考えて……俺だけに抱かれていろ。ほら、俺の名前を呼べ」
「ぁひっ、ひっ、んんっ……くに、ゆきっ……せんぱいっ……! きも、ちっ……」
センパイの大きな体に身を任せるのが気持ちいい。
「せんぱいっ、せんぱいがいいっ……俺せんぱいに犯されるのがいいっ! 痛くないっ、きもちぃっ……しぇんぱいっ、もっとぉっ!」
「……が、いい? お前に俺以外の選択肢はない」
軽々と持ち上げられて乱暴に突き上げられているのに、どうして痛みがなく快楽がとても強いのか分からない。
「あぁっ、ぁ、イくっ、まらイぐぅっ! せんぱっ、しぇんぱいっ、おくっ、おくいまだめぇえっ!」
「……奥? 分かった」
背中を押さえられて奥ばかり重点的に突かれる。この場所はアイツらのものが届かなかった、センパイだけが突ける俺の弱点だ。
「やぁああっ……! イくっ、イくイくイくぅっ! ぅ、ふっ、ぁあっ……イくのっ、とまんないぃっ……」
「……そろそろ出すぞ」
センパイはあえて奥まで進まずに前立腺を突き上げ、そこで射精した。脈打つ陰茎の心地や精液の勢いを味わい、全身が痙攣する。
「ぁ、あぁっ……は、ぁっ…………んぁっ」
萎えても大きい陰茎がぬぽっ……と水と空気の音を立てて抜ける。精液を太腿に伝わせる情けない姿のままマットの上に仰向けにされ、未だに治まらない腸壁の痙攣に腰を揺らす。
「は、ぁっ……はぁっ、はぁっ……せん、ぱい、國行センパイ……センパイとの生、きもちいい」
センパイはマットの上に腰を下ろして俺の背に腕を回し、俺を起き上がらせると胸元に手を這わせた。指先でくるくると乳輪をなぞって焦らし、簡単に尖った乳首に優しく触れる。
「……前はなかなか勃たなかった。何かされたか?」
幽霊に授業中に触られて敏感になりましたなんて言えるわけがない。恥ずかしいが、自分でやったと言う他ない。
「自分、で……その、ちょっと、触ってみて」
「…………自分で、やったんだな? 他の男じゃないんだな?」
きゅっと摘まれて身体が震える。性器ほどの快感はないけれど、声や身体の反応を殺せるほどでもない。
「は、はい……アイツらは自分が出したいだけで、穴しかいらなかったみたいで……」
「……休みの日に俺が触ったのに反応出来なかったのを覚えていて、次までに期待に応えたかったんだな?」
「え……? ぁ、あぁ、はい……そんな感じで……ひぁっ!」
指の腹同士で優しくすり潰すようにこねられて、無意識に逃げようと身をよじる。けれど背に回されたセンパイの左腕がそれを許さず、右手が器用に乳首を弄り続ける。
「…………俺の手癖を教えておく、自分でやる時用に覚えろ」
センパイの右手が俺の右手を持ち上げ、自分の乳首を触らせる。俺の右手に重なったセンパイの右手に力加減や触り方を教えられる。
「ひっ……ぁ、ぅ、ぁ……せんぱいっ……」
「……目を閉じて、俺の顔を思い浮かべろ」
視界いっぱいのセンパイの顔から逃れ、まぶたの裏にセンパイの悪人面を描く。
「……俺の声を、俺の体温を、俺の匂いを……今覚えろ。いつも思い出すようになれ。俺の名前を呼びながらやるんだ」
「く、國行センパイっ」
「……もっと」
「國行センパイっ、國行センパイ、くにゆきっ、センパイっ……!」
胸をセンパイに弄られている妄想をしながら自分の両手で両乳首を弄り、センパイの腕の中で快感を溜めていく。
「……して欲しいことを言ってみろ」
「ひぁあっ!? ぁ、あっ……」
暇になった右手で足を開かせたセンパイはそのまま尻穴に指を挿入した。センパイの精液を垂れ流すそこをくちゅくちゅと掻き回され、思考がとろけていく。
「く、國行センパイの太い指でっ……俺を、イかせてください……」
太く骨ばった指は繊細に動いて腸壁のひだをくすぐりながら奥へ進み、俺の弱点を見つけて押し込んだ。体内で指を曲げられ、弱い部分をぐりぐりと弄り回され、俺は足を跳ねさせる。
「あぁああっ! ぁ、ぅああっ、ぁああっ……変になるっ、せんぱっ、センパイっ、なかっ……びりびりしてっ、きゅんきゅんしてっ……これ、なに、きもちぃっ、きもちいぃ……ん、んぅっ」
下腹から広がっていく幸せな感覚に混乱する俺の口をセンパイの唇が塞ぐ。唇を合わせるだけのキスの最中、センパイの指が激しく動き、俺は絶頂を迎えて射精した。
「……出したのか。また腹まで汚れたな、せっかく拭いてやったのに」
「は、ぁっ……はぁっ……くにゆき、センパイが……ぐちゅぐちゅ、するから」
「……俺のせいか?」
センパイは俺の背に両腕を回して俺の体勢を変えさせ、向かい合う形にした。脱力して足は開いたままで、指で絶頂させられた穴からは精液が未だにたれている。
「……違うだろ? 俺はお前の願いを叶えてやっただけだ、お前の穴が欲しがりなせいだ、そうだろ? お前は俺のことばかり考えているから、俺のが欲しくてたまらないんだ」
いつの間にか再び勃起していたセンパイの性器が穴の縁に擦り付けられる。ヒクヒクと震えて男を欲しがる穴はセンパイの亀頭にキスのように吸い付いた。
「……ほら、欲しがってる。何か言ってみろ」
「お、俺の穴は……國行センパイのを、欲しがって……ひくひくして、疼いて、たまらないんです。國行センパイ、早く俺をっ……オナホを、使ってください」
自分の手で穴を拡げて震える声でねだる。そうすると巨根が再び俺の中に収まる。
「ん、ぁああっ……! おっ、きぃ……ぁああっ!」
「……短小共の精液なんて掻き出してやる。そうして欲しいんだろ? 奴らの精液なんていらないよな、俺だけがいいんだろ?」
「ん、ぅううっ……ち、がうっ」
「…………違う?」
俺を抱いて楽しそうだったセンパイの顔が僅かに曇る。低くなった声にゾクゾクとした快感を覚えながら、甘えた声を上げる。
「掻き出すんじゃ、なくてぇっ、國行センパイのっ、ぁ……せっ、精液、流し込んでっ……センパイので満たして、他のっ、押し流してっ……」
「……俺に何発出させる気だ?」
「いっぱいっ……!」
「……ワガママなオナホだな」
「ひぁああっ!? ぁ、ぐっ、おくっ、しょこっ、されたりゃっ、しゅぐっ、イくぅぅっ……!」
下校時間まで抱かれ続け、大量の精液を腹に流し込まれた。今度はセンパイは俺が立てるようになるまで俺の傍から離れず、俺を駅まで送ってくれた。
「……本当に駅まででいいのか?」
「はい……穴とか腹とかはもう痙攣しっぱなしですけど、足は震えないので一人で帰れます」
センパイに家は教えたくない。また痴漢されるリスクはあるが、朝ほどは混んでいないだろうと楽観的に考えている。
「……何かあったら連絡しろよ」
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学校に行ったのに午後はセックス漬けだった。顔も分からない連中に輪姦された。それなのに、くたびれているのに、俺は何故か幸せな気分だった。
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