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理科準備室で教え子とイチャついてみた

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授業は集中出来ないまま終わり、ホームルーム終了を待つ。鞄に教科書を詰めたはいいが、帰りたくない。でもセンパイはしばらく会ってくれないみたいだし、レンに恋していると気付いてしまった今レンの家になんて泊まれない。

「月乃宮、帰らないのか?」

気付けば教室には俺と担任しかいなかった。担任は掃き掃除をしている。

「すぐ帰るよ、じゃーなセンセ」

「待ちなさい月乃宮、これ」

担任の根野はいつも胸ポケットに入れているボールペンを振り、俺に見せる。意図が分からず睨みつけると担任は頬を染めて笑った。

「このボールペン、カメラになっているんだよ。保健室での……しっかり撮れていたよ、家のパソコンに送ってあるから帰ったら編集しないとね」

担任は俺の真横に立ち、肩を撫で、腰を撫で、尻を優しく揉んだ。

「月乃宮、帰りたくないなら理科準備室で休んでいかないか?」

こいつも俺をハメ撮りで脅すのか。もはや文明が憎い。

「たくさん子作りしようね。それじゃ、先に行っててくれ」

「…………分かったよ、行けばいいんだろ行けば!」

担任を殴ってカメラを奪おうと咄嗟に思い付かなかった自分自身に腹が立つ。


担任からもらった鍵で理科準備室に入り、電灯を点けて周囲を見回す。人体模型や骨格標本、薬品棚に珍妙な器具……不気味だ。分厚いカーテンを持ち上げて外を見ていると担任がやってきた。

「根野セン」

振り返ろうとしたが背後から抱き締められ、そっと窓から離れさせられた。

「月乃宮……お前とこんな関係になれるなんて夢みたいだよ。誘拐の計画を立ててたんだが、その必要もなさそうだね」

どうして今まで問題を起こさずに生きてこられたんだ?

「地毛は黒? 黒髪のお前も見てみたかったな」

「……金髪じゃ嫌?」

「いいや、どんな月乃宮も綺麗だよ」

担任は俺の髪に口元を押し付けている。匂いを嗅ぎ、頭皮にキスをしている。ワックスの匂いは気にならないのか?

「月乃宮……好きだよ、月乃宮、愛してる」

気持ち悪い。

「センセ、早くしよ」

担任の気持ち悪さを薄めるにはセックスで気を紛らわすしかない。ヤったら解放してくれるだろうし、早く終わらせるに限る。
俺は担任の腕の中で反転し、向かい合って顔を見上げた。メガネをかけた爽やかな好青年……あの気持ち悪い執着心はどこにも感じない。いや、メガネのせいで分かりにくいが蛇に似た瞳から発せられている。

「そんなに先生としたいのか? 可愛いね……もっとちゃんとおねだりしてごらん」

「え……? えっと、根野セン、セックスしよ……?」

「あぁダメダメ、もっと可愛くだよ」

難しいことを言うな、数日前までただの不良だった俺に男への媚び方なんて分からない。

「先生との赤ちゃん欲しい、先生と子作りしたい、早く先生のおちんちんちょうだい、お腹にいっぱい先生の精液欲しいの」

「は……?」

「言ってごらん」

「い、いや……俺、は……」

赤ちゃん……とかいうのは興奮のために言っているだけだよな? 本気で作れるとは思っていないよな?

「…………そっ、そんなこと言うくらいなら帰る!」

担任の腕の中から逃れようともがく。担任は俺の足の間に足を入れた、膝で俺の股間を持ち上げてぐりぐりと動かしている。

「ごめんな、月乃宮。月乃宮は恥ずかしがり屋なのを忘れていたよ、大丈夫……先生と月乃宮しかいないよ。言ってくれたらとっても気持ちよくしてあげる」

「ぁ、ぅ……」

少し足で刺激されただけで俺の性器は膨らんでいる。性欲が湧き上がって下腹が疼いている。

「せ、せんせっ……との、赤ちゃん、欲しい……」

「……うん」

「せんせぇ……とっ、子作り、したい…………もっ、もういいだろ!? この変態っ……!」

股間から足が離れる。ようやくその気になったのかと安堵して後ろを向く。ズボンをズラされて指を挿入され、丁寧にほぐされ、自然と腰を突き出してしまう。

「んぁっ、あぁあっ……ねぇっ、もぉいい、指もういいから」

「先生の何が欲しいんだ? 何を言えばいいかは教えてあげただろう?」

諦めていなかったのか。

「ほら、言いなさい」

「ん、ぁっ、あぁ……ん、んぅっ……」

前立腺には触れずに腸壁を撫で擦り、ひだを弾く。焦れったさが溜まり、腸壁が敏感になっていく。担任の指の形を覚えてしまう。

「んっ、ふっ……ぅううっ、せんせぇ……早く、ぉ……おち……んぅうっ……早くちょうだいっ! 早く、入れてぇっ……」

「どうして入れて欲しいのかも言えるね?」

「おなかに、いっぱい……せんせ、の……せーえき、欲しいっ……から」

「よくできました」

「んぁああっ! あ、あぁっ……ふとっ、ぁ、んんっ……ぁ、あぁっ、おっきいのっ、きもちぃっ……」

一気に根元まで突き入れられ、カーテンの上から窓に手をついて喘ぐ。尻を突き出して媚びた声を上げる俺の姿は情けないものだろう。

「あぁんっ! せんせっ、きもちぃっ、もっとぉっ、もっとなか擦ってぇっ!」

もう堕ちるところまで堕ちてやる。気持ちいいんだから仕方ない、好きな子に告白さえ出来ないんだからどうでもいい、俺にはもうセックスしかない。

「可愛いよ、月乃宮……ほら、こっちも触ってあげる」

腰を掴んでいた担任の手が片方、俺の陰茎を掴んだ。扱きながら突かれて俺は容易に絶頂を迎え、壁と床を白濁液で汚した。

「ひぁあんっ! イった……ぁあっ! イってすぐにっ、両方っ……らめぇっ!」

「らめ? ふふ……言えてないよ、可愛いね」

「あっ、ぁ、あぁっ! りょぉほっ、きもちっ……イくっ、またイくっ!」

前立腺から響く快楽を陰茎を扱かれて増幅され、精液を漏らす。

「先生もそろそろ……」

「んぁっ! ぁああっ! ひ、ぁっ、またっ、イくぅぅっ!」

「たっくさん中に出してあげるから、しっかり受精してね」

「へっ……? ぁ、やぁあっ! あ、あっ……どくどく、してる……せんせぇ……」

俺を貫いている肉棒が脈打ち、俺の中に精液を大量に流し込んだ。萎えた陰茎が抜かれても下腹全体がピクピクと震えているような快感が残る。

「月乃宮、そのままの体勢でいなさい」

言われなくてもしばらくは動けない、窓に手をついて腰を突き出した体勢のままでいる。

「先生の精液が出てしまってはいけないからね、しっかり栓をしないと」

担任は鞄から男根に似た形の機械らしきものを取り出し、根元に縄を巻き付けている。

「せんせ……それ、何?」

「バイブだよ、こうして使うんだ」

バイブにローションをまぶすと俺の後孔に押し付けた。挿入されるのだと悟ってヒクヒクと穴の縁が震えているのが分かる。

「ひ、ぁ…………ぁああっ!? あ、ぁ……なに、これっ……全然、違う……」

ずぷぷっ……と無機質な玩具が俺の中に沈む。肉棒とは違う硬さ、温度、圧迫感……たまらない。担任はバイブの根元に巻いた縄を俺の腰に結び、バイブが抜けないように固定した。

「少し待ってね」

穴から垂れた精液や俺が出した精液、その他の体液を拭うとズボンを戻された。

「うん、完璧だ。もう姿勢を戻してもいいよ」

「は、ぁ……ぁ、あっ……」

直立し、体内の無機物に大きな違和感を覚える。

「ちゃんと服を着ているのに、可愛くとろけた顔……その真相は」

担任がポケットに手を入れると玩具が振動し、俺の腸内を掻き回した。

「ぁあぁああっ!? ひぃっ、ゃああっ! あぁああっ!」

体内に別の生き物がいるような気分だ。ぐねぐねと曲がって表面のイボで腸壁を叩かれ、足腰がガクガクと震え出す。

「あぁああぁーっ! 止めてっ、止めてぇえっ! 変になるっ、おかしくなるぅっ! イくっ、ずっとイぐぅぅっ! ゃあああーっ!」

「可愛いよ、とっても可愛い……」

担任はバイブの振動を止めることなく俺を抱き締め、キスをした。

「ん、んぅっ……はぁっ、とめへぇっ、イぐっ、ずっと……イって、俺っ、こわれりゅっ……!」

「発情した犬みたいに腰を振っちゃって。淫乱な子だね、月乃宮は」

「とめてっ、とめてぇえっ! イぐっ、イぐのぉっ! とまん、にゃっ、ぁああぁああーっ……!」

下腹全体を揺さぶられるような快楽に溺れ、俺は担任にもたれかかるように倒れた。意識を失ってしまったようで、次の瞬間には車の中にいた。

「ここ……どこ」

「月乃宮、起きたか。先生の車の中だよ」

家まで送ってもらえるのか? 誘拐されているのか?

「後三十分くらいあるかな……音楽やラジオだけじゃ車内は退屈だろう?」

信号で停まって手が空いた担任はポケットに手を入れた。

「ひぁっ!? ぁああっ! ぁ、くぅっ……! ぅううっ!」

気絶している間は止まっていたバイブがまた動き出す。座っているから立っていた時とは違った位置にくい込み、新しい快楽が与えられる。

「お腹の中でたーっぷり先生の精液を掻き混ぜて、可愛い赤ちゃんを作るんだよ、月乃宮」

「んぅーっ!? んぅっ、んっ、ぁあああっ!」

ただ座っているだけなのに喘ぐのが悔しくて歯を食いしばったが、ダメだ。バイブの振動には勝てない。

「いっぱいイけばイくほど可愛い赤ちゃんになるからね」

「あぁああっ……とめてっ、とめてぇえっ! おなかっ、ぐちゃぐちゃになるぅっ! もぉっ、もぉイけないっ、もぉむりぃぃっ!」

「月乃宮みたいに可愛い僕達の赤ちゃん……楽しみだね」

信号待ちの間は助手席で悶える俺を眺めて楽しみ、走行中は俺の嬌声を聞いて楽しんでいた。

「月乃宮、月乃宮、着いたよ」

俺はもう全身を痙攣させ、唾液を首まで伝わせていた。バイブが止まっても快楽は止まらない。

「お、れっ……の、家……?」

「帰る前にバイブを抜かないとね。お尻をこっちへ突き出して」

シートベルトを外し、座席の上で四つん這いになる。ズボンがずり下ろされ、俺は窓の外の自宅を眺めながらバイブを引き抜かれて絶頂した。

「んぁあっ! あっ、ぁ……ぁ…………はぁーっ……はぁーっ……せん、せ……」

「また明日、学校でね」

ベルトを締めながら担任を見つめ、不意に思いついて彼の手を握る。

「センセ……明日、迎えに来て。俺、前電車乗った時、痴漢されて……怖くて」

ただ犯されただけで終わってたまるか、犯された分だけ利用してやる。

「痴漢……!? 分かった、これから毎朝迎えに行くよ。辛かったね、怖かっただろう? 先生のことが大好きな月乃宮が先生以外の男に触られるなんて……! 酷い屈辱だったろう。もう大丈夫だよ」

これで電車に乗らなくて済む。時間を決めたらキスをして車を降り、覚束無い足取りと暗澹たる思いで家に帰った。
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