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ようやく
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緊張と不安で今にも気絶してしまいそうだったけれど、シンヤが僕と繋がれた喜びと達成感から涙を一粒零し、それを拭ったことで少し冷静になれた。
僕はシンヤを愛しているし、シンヤも僕を愛している。愛し合って心が通じているのだから、身体も繋がるのは当然のことなのだ。
「はっ♡ ぁ♡ ぁああっ……♡♡」
バイブなどを咥えて熟れたシンヤの後孔はスムーズに僕の陰茎を飲み込む。シンヤが破瓜の痛みを感じていないというのは僕にとってとてもいいことだった、余裕が出来て僕もリラックスして快感を得られた。
「はぁ……シンヤくん、シンヤくんのナカすごくいい、気持ちいい…………ごめん、気持ち悪いこと言ったよね」
「んーん♡ 嬉しい……♡ ヒロくん、俺で気持ちよくなってくれてるんだ……♡♡ すっごい嬉しい♡ ねぇ……はやく全部入れて♡ くっつきたい……♡」
「う、うん……」
シンヤの後孔は奥へと誘うように吸い付いてくる。その誘いに乗り、ゆっくりと奥へと進む。掴んだ腰の細かな跳ねや、シンヤの表情……特に眉に気を配る。少しも痛がらせたくないから、痛みの反応が顕著に出るだろう眉間を注視する。
「温かい……すごい、締め付けて……なんか、もう、なんて言うか、最高」
腸壁の各所のひだや粒を弾いてシンヤに快感を与えつつ、僕も快感を得る。ゴム越しでも伝わるほどにシンヤの腸壁は僕の陰茎を丁寧に扱き、愛情を込めて締め付けてくれる。
「シンヤくんの愛を感じる……」
つい、また、気持ちの悪い発言をした。恐る恐るシンヤと目を合わせると、彼は幸せそうに微笑んでいた。
「……あはっ♡ そんなの俺もだよ……♡ ヒロくんすっごくゆっくり入れてくれてる♡ 俺初めてバイブ入れる時でもこんなにゆっくりしなかったよ? ヒロくん……♡ 大好き♡ 愛してる♡」
「シンヤくんっ……!」
「んぁっ♡♡ あっ……♡ そう、もっと奥まで♡ 俺の全部っ、ヒロくんのぉ……♡♡」
シンヤの甘えた声が陰茎の根元に響くような錯覚、射精を促すその錯覚を振り払って挿入を進め、突き当たりのような場所に着いた。
「んんんっ♡♡ んっ♡ 奥、届いた……♡ ヒロくんやっぱりおっきいよぉ……♡ 大好き♡ ねぇ、キスしよ……♡」
両手を広げるシンヤの誘いに乗りたかった。彼の腕に頭を抱かれて彼と唇を重ねたかった。けれど僕はそんな恋慕からの欲望よりも、醜い性欲を優先した。
「ひゔっ♡♡ ぅ、あっ……? ヒロくんっ、ゃ♡ もぉ入んないっ……♡」
「全部入れてって言ったのは君じゃないか、もうちょっとで全部入るんだよ、もう少しだから頑張って」
突き当たりのように感じていたが、今亀頭に触れているのは腸の曲がり角ではなく大きめの弁だ、これまで小さめの弁を二~三個越えてきたのだから、これも越えられるはずだ。シンヤは大きいと褒めるけれど、実際それほど大きくない僕の陰茎が全て入らないなんてありえない。
「入んなっ、ぁ♡ あぁあっ♡♡ ヒロぐっ、んんっ♡♡ んんんゔぅーっ……♡ んっ♡ おっ!? ほ、ぉっ……♡♡♡」
ぐぽっ、とシンヤの下腹の中で音が鳴った気がした。
「入った……! やったよシンヤくん、キスしよっか」
「ぁ、待っ……んんっ♡」
腰にシンヤの尻が触れている。根元まで繋がった喜びを分かち合うため、僕はシンヤの背と後頭部に腕を回して唇を重ねた。
僕はシンヤを愛しているし、シンヤも僕を愛している。愛し合って心が通じているのだから、身体も繋がるのは当然のことなのだ。
「はっ♡ ぁ♡ ぁああっ……♡♡」
バイブなどを咥えて熟れたシンヤの後孔はスムーズに僕の陰茎を飲み込む。シンヤが破瓜の痛みを感じていないというのは僕にとってとてもいいことだった、余裕が出来て僕もリラックスして快感を得られた。
「はぁ……シンヤくん、シンヤくんのナカすごくいい、気持ちいい…………ごめん、気持ち悪いこと言ったよね」
「んーん♡ 嬉しい……♡ ヒロくん、俺で気持ちよくなってくれてるんだ……♡♡ すっごい嬉しい♡ ねぇ……はやく全部入れて♡ くっつきたい……♡」
「う、うん……」
シンヤの後孔は奥へと誘うように吸い付いてくる。その誘いに乗り、ゆっくりと奥へと進む。掴んだ腰の細かな跳ねや、シンヤの表情……特に眉に気を配る。少しも痛がらせたくないから、痛みの反応が顕著に出るだろう眉間を注視する。
「温かい……すごい、締め付けて……なんか、もう、なんて言うか、最高」
腸壁の各所のひだや粒を弾いてシンヤに快感を与えつつ、僕も快感を得る。ゴム越しでも伝わるほどにシンヤの腸壁は僕の陰茎を丁寧に扱き、愛情を込めて締め付けてくれる。
「シンヤくんの愛を感じる……」
つい、また、気持ちの悪い発言をした。恐る恐るシンヤと目を合わせると、彼は幸せそうに微笑んでいた。
「……あはっ♡ そんなの俺もだよ……♡ ヒロくんすっごくゆっくり入れてくれてる♡ 俺初めてバイブ入れる時でもこんなにゆっくりしなかったよ? ヒロくん……♡ 大好き♡ 愛してる♡」
「シンヤくんっ……!」
「んぁっ♡♡ あっ……♡ そう、もっと奥まで♡ 俺の全部っ、ヒロくんのぉ……♡♡」
シンヤの甘えた声が陰茎の根元に響くような錯覚、射精を促すその錯覚を振り払って挿入を進め、突き当たりのような場所に着いた。
「んんんっ♡♡ んっ♡ 奥、届いた……♡ ヒロくんやっぱりおっきいよぉ……♡ 大好き♡ ねぇ、キスしよ……♡」
両手を広げるシンヤの誘いに乗りたかった。彼の腕に頭を抱かれて彼と唇を重ねたかった。けれど僕はそんな恋慕からの欲望よりも、醜い性欲を優先した。
「ひゔっ♡♡ ぅ、あっ……? ヒロくんっ、ゃ♡ もぉ入んないっ……♡」
「全部入れてって言ったのは君じゃないか、もうちょっとで全部入るんだよ、もう少しだから頑張って」
突き当たりのように感じていたが、今亀頭に触れているのは腸の曲がり角ではなく大きめの弁だ、これまで小さめの弁を二~三個越えてきたのだから、これも越えられるはずだ。シンヤは大きいと褒めるけれど、実際それほど大きくない僕の陰茎が全て入らないなんてありえない。
「入んなっ、ぁ♡ あぁあっ♡♡ ヒロぐっ、んんっ♡♡ んんんゔぅーっ……♡ んっ♡ おっ!? ほ、ぉっ……♡♡♡」
ぐぽっ、とシンヤの下腹の中で音が鳴った気がした。
「入った……! やったよシンヤくん、キスしよっか」
「ぁ、待っ……んんっ♡」
腰にシンヤの尻が触れている。根元まで繋がった喜びを分かち合うため、僕はシンヤの背と後頭部に腕を回して唇を重ねた。
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