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甘ったるい前戯
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シンヤの後孔に口付けた。尻肉を掴んでいなければ閉じてしまいそうなほど尻に力が入っていたが、後孔に唇を触れさせたままちゅうっと吸ったり、後孔の皺を伸ばすように舐めてみると喘ぎ声と共に力が抜けていった。
「んゃあぁ……♡♡」
猫が伸びをするように突き出された尻はもうきゅっと閉じる力を失い、後孔は僕の口が離れた後ぱくぱくと物欲しそうに震えていた。
「もぉ……お尻なんて汚いのに」
「汚くないよ、石鹸の匂いすごくする、丁寧に洗ってくれたんだなって分かる。でも、やり過ぎはダメだよ。割れ目ちょっと赤くなってる。結構擦っただろ」
「……ヒロくん、前に舐めたから」
「僕のため? そっか……ありがとう。じゃあ遠慮なく舐めさせてもらうね。僕はちょっと汗の味するくらいが好きだから、荒れるまで洗わなくていいんだよ、本当に」
シンヤは恥ずかしそうに枕を抱き締めて顔を隠した。そんな仕草は僕を煽るだけだと分かっているのだろうか? 僕はシンヤが枕に顔を押し付けているように、シンヤの尻の谷間に顔をうずめた。
「ひぁっ♡♡ ぁ♡ やぁ……♡♡ ヒロくんっ♡ の、べろがぁ……♡♡」
「ん……僕の、どう?」
「にゅるにゅるしてる……♡」
「気持ち悪くない?」
答えは分かり切っている。僕は珍しく自信に満ち溢れていたので尋ねた後に再び後孔にキスをした。
「んんっ♡♡ きもちぃ……♡ すき♡」
ディープキスをするように後孔の中に舌をねじ込む。トイレットペーパーすら触れないだろう腸壁を舐め、皮膚と粘膜の舐め心地の違いを堪能する。
「ぁああっ♡♡♡ はいって、きてるぅっ……♡ だめ♡ すきっ♡♡ 汚いのにっ、ダメなのにぃ……♡ 俺、ヒロくんにお尻舐められんのすっごい好きぃっ♡♡ だめ、なのにぃ……♡♡ ゃ、だ♡ もぉ俺にヒロくんのべろ教えないでぇ……」
僕に出会ったその時から僕に尽くすことばかり考えてきたシンヤが、後孔への舌を用いた愛撫という僕に尽くされる行為を好むのは素晴らしいことだ。誰にも同意されないだろうしされたくもないけれど、あえて言おう、僕は今感動している。
「あっ♡♡ ぁあぁっ♡ きもちぃ……♡ お尻っ、とけちゃう……♡♡」
後孔を舐めるのは完全な奉仕のように見えるだろうが、シンヤの熟れた処女穴は柔らかさとキツさを兼ね備えていて、挿入した舌を絶妙な力加減で締め付けて吸ってくるからキスをしているような快感が僕にもある。陰茎でこの最高の締め付けを味わったら僕は五秒と経たずに射精してしまうだろう。
「あ♡ ぁっ♡ だめ♡ イく♡ イくっ♡♡ イっちゃう♡♡ イくぅううっ♡♡♡」
「ん……」
腸壁の痙攣を感じ終えてから舌をちゅぽんっと引き抜く。尻だけを突き上げた姿勢のままくったりと絶頂の余韻に浸るシンヤはあまりにも扇情的だ。
「……シンヤくん」
名前を呼ぶと腰の横に置かれていた手がぱっと開く。そういう意図で呼んだんじゃないんだけどなと思いつつ、僕はシンヤの手に手を重ねて指を絡め、彼と恋人でいる現在の幸福を噛み締めた。
「んゃあぁ……♡♡」
猫が伸びをするように突き出された尻はもうきゅっと閉じる力を失い、後孔は僕の口が離れた後ぱくぱくと物欲しそうに震えていた。
「もぉ……お尻なんて汚いのに」
「汚くないよ、石鹸の匂いすごくする、丁寧に洗ってくれたんだなって分かる。でも、やり過ぎはダメだよ。割れ目ちょっと赤くなってる。結構擦っただろ」
「……ヒロくん、前に舐めたから」
「僕のため? そっか……ありがとう。じゃあ遠慮なく舐めさせてもらうね。僕はちょっと汗の味するくらいが好きだから、荒れるまで洗わなくていいんだよ、本当に」
シンヤは恥ずかしそうに枕を抱き締めて顔を隠した。そんな仕草は僕を煽るだけだと分かっているのだろうか? 僕はシンヤが枕に顔を押し付けているように、シンヤの尻の谷間に顔をうずめた。
「ひぁっ♡♡ ぁ♡ やぁ……♡♡ ヒロくんっ♡ の、べろがぁ……♡♡」
「ん……僕の、どう?」
「にゅるにゅるしてる……♡」
「気持ち悪くない?」
答えは分かり切っている。僕は珍しく自信に満ち溢れていたので尋ねた後に再び後孔にキスをした。
「んんっ♡♡ きもちぃ……♡ すき♡」
ディープキスをするように後孔の中に舌をねじ込む。トイレットペーパーすら触れないだろう腸壁を舐め、皮膚と粘膜の舐め心地の違いを堪能する。
「ぁああっ♡♡♡ はいって、きてるぅっ……♡ だめ♡ すきっ♡♡ 汚いのにっ、ダメなのにぃ……♡ 俺、ヒロくんにお尻舐められんのすっごい好きぃっ♡♡ だめ、なのにぃ……♡♡ ゃ、だ♡ もぉ俺にヒロくんのべろ教えないでぇ……」
僕に出会ったその時から僕に尽くすことばかり考えてきたシンヤが、後孔への舌を用いた愛撫という僕に尽くされる行為を好むのは素晴らしいことだ。誰にも同意されないだろうしされたくもないけれど、あえて言おう、僕は今感動している。
「あっ♡♡ ぁあぁっ♡ きもちぃ……♡ お尻っ、とけちゃう……♡♡」
後孔を舐めるのは完全な奉仕のように見えるだろうが、シンヤの熟れた処女穴は柔らかさとキツさを兼ね備えていて、挿入した舌を絶妙な力加減で締め付けて吸ってくるからキスをしているような快感が僕にもある。陰茎でこの最高の締め付けを味わったら僕は五秒と経たずに射精してしまうだろう。
「あ♡ ぁっ♡ だめ♡ イく♡ イくっ♡♡ イっちゃう♡♡ イくぅううっ♡♡♡」
「ん……」
腸壁の痙攣を感じ終えてから舌をちゅぽんっと引き抜く。尻だけを突き上げた姿勢のままくったりと絶頂の余韻に浸るシンヤはあまりにも扇情的だ。
「……シンヤくん」
名前を呼ぶと腰の横に置かれていた手がぱっと開く。そういう意図で呼んだんじゃないんだけどなと思いつつ、僕はシンヤの手に手を重ねて指を絡め、彼と恋人でいる現在の幸福を噛み締めた。
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