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二人でお風呂
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僕もシンヤも下着を履いたまま、僕達は陰茎と後孔を擦り付け合った。弾力のある尻に亀頭を挟んで擦って、途中でやめられるわけもなく、僕は下着の中に精液をぶちまけた。
「……っ、はぁ……ぁ、パンツも洗わなきゃ」
不愉快な感触に自分の浅慮な行いを後悔したが、とろんとした瞳のシンヤがこちらを振り返るとそんな思いは吹っ飛んだ。
「ん……♡ ヒロくん? イった? お尻に……なんかそんな感じの、伝わってきたけど」
「……うん、イった。パンツの中ぐちゃぐちゃだよ」
「ぐちゃぐちゃ……♡ ちょうだい♡」
「えっ? ほ、欲しいの……? いいけど」
まぁ僕もシンヤの精液付き下着があったら土下座してでもくれと頼んだだろうから、下着を欲しがる気持ちは分かる。
「えっと……脱ぐ、ね」
「ありがと♡♡」
下着を脱いで渡すとシンヤは嬉しそうに頬を赤らめて顔の傍へ持っていった。下着を欲しがる気持ちは分かると言ったが、本人の目の前で下着を楽しむ勇気は僕にはない。
「まだあったかい……♡♡」
「まぁ……脱ぎたて、だからね」
「すっごい精液の匂いする♡♡」
「出したて、だからね……」
頬に寄せて温度や匂いを楽しんでいるシンヤの目の前で、僕はどういう顔をしていればいいのだろう。悩んでいるとシンヤは僕の下着の内側に舌を這わせようとした。
「……っ!? シンヤくんそれはダメ!」
「あっ……パンツぅ……」
咄嗟に取り上げると悲しそうな顔をしたので、思わず返してしまいそうになったが、僕は心を鬼にして手を後ろに回した。
「ダ、ダメ……流石に、汚いから」
「なんで? いつも飲んだり入れたりしてるじゃん……」
「とにかくダメ! もう、お風呂入るよ、シンヤくんも服脱いで!」
「…………はーい」
残念そうにしながらもシンヤは服を脱いでいく。シャツと下着のみの姿はフェティッシュで大変素晴らしいもので、裸になると艶やかさが半減した気さえした。
「あ、お湯はりもしてくれたんだ♡ ありがと♡」
「してよかった? そっか……よかったよ」
二人で裸で浴室に入る。浴室の持つ独特の空気感に羞恥心が誤魔化されていく。
「ヒロくんヒロくん、頭洗わせて♡ ヒロくんの可愛い頭洗いたーい♡♡」
「別にいいけど……僕の頭可愛いって何」
「丸っこくて可愛い♡♡」
「んー……? じゃあ、頭洗いっこしようか」
シンヤの前に回って腰を下ろすと、まずシャワーを浴びせられる。ぐっしょりと濡れた髪はぴったりと肌に張り付き、視界が黒く染まる。
「ヒロくんの重たい前髪ほんと好き♡♡ 頭後ろからとか上からとか見ると、マジ丸っこくて可愛いし♡ たまに寝癖ぴょこぴょこしてんのたまんない♡」
「そ、そっか……」
「髪の量多い♡ 頭皮洗うの大変じゃない? すっごい密集してる♡ 頭日焼けしなさそう♡」
「普通だと思うけど……」
他人の指に頭皮を優しく揉み込むように洗ってもらうのは、とても気持ちのいい行為だ。だが、シンヤはそれを僕を褒めながら行うので、嬉しいけれどどうにもリラックスは出来なかった。
「……っ、はぁ……ぁ、パンツも洗わなきゃ」
不愉快な感触に自分の浅慮な行いを後悔したが、とろんとした瞳のシンヤがこちらを振り返るとそんな思いは吹っ飛んだ。
「ん……♡ ヒロくん? イった? お尻に……なんかそんな感じの、伝わってきたけど」
「……うん、イった。パンツの中ぐちゃぐちゃだよ」
「ぐちゃぐちゃ……♡ ちょうだい♡」
「えっ? ほ、欲しいの……? いいけど」
まぁ僕もシンヤの精液付き下着があったら土下座してでもくれと頼んだだろうから、下着を欲しがる気持ちは分かる。
「えっと……脱ぐ、ね」
「ありがと♡♡」
下着を脱いで渡すとシンヤは嬉しそうに頬を赤らめて顔の傍へ持っていった。下着を欲しがる気持ちは分かると言ったが、本人の目の前で下着を楽しむ勇気は僕にはない。
「まだあったかい……♡♡」
「まぁ……脱ぎたて、だからね」
「すっごい精液の匂いする♡♡」
「出したて、だからね……」
頬に寄せて温度や匂いを楽しんでいるシンヤの目の前で、僕はどういう顔をしていればいいのだろう。悩んでいるとシンヤは僕の下着の内側に舌を這わせようとした。
「……っ!? シンヤくんそれはダメ!」
「あっ……パンツぅ……」
咄嗟に取り上げると悲しそうな顔をしたので、思わず返してしまいそうになったが、僕は心を鬼にして手を後ろに回した。
「ダ、ダメ……流石に、汚いから」
「なんで? いつも飲んだり入れたりしてるじゃん……」
「とにかくダメ! もう、お風呂入るよ、シンヤくんも服脱いで!」
「…………はーい」
残念そうにしながらもシンヤは服を脱いでいく。シャツと下着のみの姿はフェティッシュで大変素晴らしいもので、裸になると艶やかさが半減した気さえした。
「あ、お湯はりもしてくれたんだ♡ ありがと♡」
「してよかった? そっか……よかったよ」
二人で裸で浴室に入る。浴室の持つ独特の空気感に羞恥心が誤魔化されていく。
「ヒロくんヒロくん、頭洗わせて♡ ヒロくんの可愛い頭洗いたーい♡♡」
「別にいいけど……僕の頭可愛いって何」
「丸っこくて可愛い♡♡」
「んー……? じゃあ、頭洗いっこしようか」
シンヤの前に回って腰を下ろすと、まずシャワーを浴びせられる。ぐっしょりと濡れた髪はぴったりと肌に張り付き、視界が黒く染まる。
「ヒロくんの重たい前髪ほんと好き♡♡ 頭後ろからとか上からとか見ると、マジ丸っこくて可愛いし♡ たまに寝癖ぴょこぴょこしてんのたまんない♡」
「そ、そっか……」
「髪の量多い♡ 頭皮洗うの大変じゃない? すっごい密集してる♡ 頭日焼けしなさそう♡」
「普通だと思うけど……」
他人の指に頭皮を優しく揉み込むように洗ってもらうのは、とても気持ちのいい行為だ。だが、シンヤはそれを僕を褒めながら行うので、嬉しいけれどどうにもリラックスは出来なかった。
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