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焦らす方も焦れったい
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インドア派のシンヤの肌は白いが、特別色白という訳ではない。単に日焼けしていないのだ。そんな白い肌は紅潮が分かりやすい。もちろん頬が顕著だ。
「ヒロくん……? お願い……♡ めちゃくちゃにして♡♡」
シンヤの首に回した腕は彼の枕代わりになっているし、もう片方の手はブラジャー越しの乳首の愛撫で忙しい。真っ赤な頬を撫でる術はない。
「シンヤくん……君、黒髪似合ってるよ」
「な、何? 今更、突然……ありがと♡」
潤んできらめく黒い瞳、黒眉に黒髪、その統一性はプリン頭時代にはなかったものだ。僕はやはり金髪の方が萌えるが、自前の色なだけあって似合っている。
「髪も目も、ほっぺたも、全部可愛い……」
「ん……♡ ヒロくん、そんな……嬉しい♡♡」
ちゅ、と唇を押し付けた頬は熱い。僕なんかに照れてくれている証だと思うとその熱さえ愛おしくて、唇を押し付ける強さと長さは自然と増していった。
「ゃん……♡ ヒロくん、そんな顔ばっか吸わないで……♡」
要望通り吸うのをやめ、舌の腹を強く押し付けて舐め回す愛撫へ変える。
「ひゃっ……!? ヒ、ヒロくん……ぁ、犬みたいで可愛いかも……♡」
犬はこんなねちっこく舐めないだろうとシンヤの天然さを心の中で笑いつつ、彼の頭を強く抱き締め、もう片方の手で下着をズラして直接胸に触れる。
「あ……♡ やっと直接……♡」
薄手のシャツ越しだとかならそのままでもよかったけれど、乳首の保護を目的にしている下着越しに繊細な愛撫は難しい。
「ひぅっ……♡」
まず乳輪を指の腹でぐるりと撫でる。触って欲しそうに尖った乳首を無視し、乳輪の粒を弾くように指先で引っ掻く。
「ぁ♡ あっ……♡ ひ♡ ゃあっ……♡ ヒロっ、くん? ちゃんと乳首弄ってぇ……♡」
「弄ってるよ」
「そこっ、ちがう……もっと真ん中っ♡ ぷくってしてるだろぉ? それ、して欲しい……」
「真ん中かぁ……でもまずは周りからほぐさないと」
乳首に触れないように気を付けつつ、乳輪をつまんで指先の力加減に気を付け、ふにふにと弄ぶ。
「んっ♡ んんっ♡♡ それっ、乳首にして欲しいっ……ヒロくんおねがい、ヒロくぅんっ……いじわるしないで……」
涙目でそんなセリフを言われたら、今すぐにいじわるをやめたくなるし、ずっといじわるし続けたくなる。矛盾した感情が膨らんだ俺は妥協点を探した。
「ひぁあぁあっ……♡♡ あぁああっ……♡ すりすりっ♡ すりすり好きっ♡♡」
乳輪と乳首の境目を指の腹ですりすりと擦る。乳首が僅かに傾くくらいの強さで押し、指紋を感じ取らせるくらいの気概を持つ。
「は♡ ぁっ♡♡ あぁあぁんっ……♡♡♡ すりすりきもちぃいっ♡♡」
仰け反る身体にのしかかってシンヤが暴れるのを押さえつける。押さえつけられて乳首を弄られる気分はどうだろう、シンヤの反応を考えるだけで興奮してきた。
「ヒロくぅうんっ♡♡♡ すりすりっ♡ すりすり好きだけどぉっ、もっと強いの欲しいっ……♡♡」
「強いの……こう?」
すりすりと乳首を撫でるのをやめ、乳輪をぎゅっとつまむ。
「んぁあっ♡♡♡ ちがうっ……乳首に欲しいんだって……!」
「乳首かぁ……もうちょっと焦らさせて? ダメ?」
「いじわる……♡ ヒロくんがっ、そぉしたいならっ♡ ぁ♡ は♡ あぁんっ……♡♡」
シンヤの優しさに甘え、僕は欲の赴くままに彼を焦らした。喘ぐ彼の声も表情も艶やかで、僕は股間に再び熱が溜まる感覚を覚えた。
「ヒロくん……? お願い……♡ めちゃくちゃにして♡♡」
シンヤの首に回した腕は彼の枕代わりになっているし、もう片方の手はブラジャー越しの乳首の愛撫で忙しい。真っ赤な頬を撫でる術はない。
「シンヤくん……君、黒髪似合ってるよ」
「な、何? 今更、突然……ありがと♡」
潤んできらめく黒い瞳、黒眉に黒髪、その統一性はプリン頭時代にはなかったものだ。僕はやはり金髪の方が萌えるが、自前の色なだけあって似合っている。
「髪も目も、ほっぺたも、全部可愛い……」
「ん……♡ ヒロくん、そんな……嬉しい♡♡」
ちゅ、と唇を押し付けた頬は熱い。僕なんかに照れてくれている証だと思うとその熱さえ愛おしくて、唇を押し付ける強さと長さは自然と増していった。
「ゃん……♡ ヒロくん、そんな顔ばっか吸わないで……♡」
要望通り吸うのをやめ、舌の腹を強く押し付けて舐め回す愛撫へ変える。
「ひゃっ……!? ヒ、ヒロくん……ぁ、犬みたいで可愛いかも……♡」
犬はこんなねちっこく舐めないだろうとシンヤの天然さを心の中で笑いつつ、彼の頭を強く抱き締め、もう片方の手で下着をズラして直接胸に触れる。
「あ……♡ やっと直接……♡」
薄手のシャツ越しだとかならそのままでもよかったけれど、乳首の保護を目的にしている下着越しに繊細な愛撫は難しい。
「ひぅっ……♡」
まず乳輪を指の腹でぐるりと撫でる。触って欲しそうに尖った乳首を無視し、乳輪の粒を弾くように指先で引っ掻く。
「ぁ♡ あっ……♡ ひ♡ ゃあっ……♡ ヒロっ、くん? ちゃんと乳首弄ってぇ……♡」
「弄ってるよ」
「そこっ、ちがう……もっと真ん中っ♡ ぷくってしてるだろぉ? それ、して欲しい……」
「真ん中かぁ……でもまずは周りからほぐさないと」
乳首に触れないように気を付けつつ、乳輪をつまんで指先の力加減に気を付け、ふにふにと弄ぶ。
「んっ♡ んんっ♡♡ それっ、乳首にして欲しいっ……ヒロくんおねがい、ヒロくぅんっ……いじわるしないで……」
涙目でそんなセリフを言われたら、今すぐにいじわるをやめたくなるし、ずっといじわるし続けたくなる。矛盾した感情が膨らんだ俺は妥協点を探した。
「ひぁあぁあっ……♡♡ あぁああっ……♡ すりすりっ♡ すりすり好きっ♡♡」
乳輪と乳首の境目を指の腹ですりすりと擦る。乳首が僅かに傾くくらいの強さで押し、指紋を感じ取らせるくらいの気概を持つ。
「は♡ ぁっ♡♡ あぁあぁんっ……♡♡♡ すりすりきもちぃいっ♡♡」
仰け反る身体にのしかかってシンヤが暴れるのを押さえつける。押さえつけられて乳首を弄られる気分はどうだろう、シンヤの反応を考えるだけで興奮してきた。
「ヒロくぅうんっ♡♡♡ すりすりっ♡ すりすり好きだけどぉっ、もっと強いの欲しいっ……♡♡」
「強いの……こう?」
すりすりと乳首を撫でるのをやめ、乳輪をぎゅっとつまむ。
「んぁあっ♡♡♡ ちがうっ……乳首に欲しいんだって……!」
「乳首かぁ……もうちょっと焦らさせて? ダメ?」
「いじわる……♡ ヒロくんがっ、そぉしたいならっ♡ ぁ♡ は♡ あぁんっ……♡♡」
シンヤの優しさに甘え、僕は欲の赴くままに彼を焦らした。喘ぐ彼の声も表情も艶やかで、僕は股間に再び熱が溜まる感覚を覚えた。
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